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【第2回】AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

AIを使えば、誰でも簡単に曲を作れる時代になりました。

ただ、AIが作った曲をそのまま配信サイトへ公開することについては、各サービスでルールが整備され始めています。

そこで必要になるのが、AIが作った曲を、自分の手で少しずつ作り替えていく作業です。

大まかな流れは、次の3ステップです。

  1. ステム分離(この記事)
  2. MIDI化
  3. 自分の好きな音源で鳴らす

今回は、この最初のステップ「ステム分離」について、初心者向けにわかりやすく解説します。

【この記事は、AIで作った曲を編集して仕上げていく全7回シリーズの一部です】

「何から始めればいい?」という方は、まず全体の流れから確認してみてください。

AIで作った曲を「自分の曲」にしていく全7ステップを見る

このシリーズの流れ

STEP 1 AI音楽の配信ルールを知る
STEP 2 AI曲をステムに分ける ← 今この記事
STEP 3 DAWを用意する
STEP 4 MIDIの基本を知る
STEP 5 AI曲のステムをMIDIに変換する
STEP 6 MIDIを好きな音源で鳴らす
STEP 7 ミックスして1曲として書き出す

CONTENTS

ステムって何?

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

まずは、「ステム」という言葉だけ覚えておきましょう。

ステム(Stem)とは、ボーカルだけ、ドラムだけ、ベースだけというように、楽器ごと・パートごとに分けた音のことです。

難しく考える必要はありません。

「楽器ごとに分けた音」と思えば大丈夫です。

では、なぜ、わざわざ楽器ごとに分ける必要があるのでしょうか。

なぜステム分離が必要なの?

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

AIが作った曲は、お弁当のようなものです。

お弁当には、ご飯や唐揚げ、卵焼き、ウインナーなど、いろいろなおかずが入っています。

「唐揚げだけ別のおかずに変えたい」と思ったら、唐揚げだけ取り出して入れ替えればいいですよね。

音楽も同じです。

1曲の中には、ボーカルやドラム、ベース、ピアノなど、たくさんの音が入っています。

でも、完成した曲は、それらが全部混ざって1つの音になっています。

そのままでは、「ドラムだけ変える」「ベースだけ作り直す」といった編集はできません。

だから最初に、楽器ごとの音に分ける必要があります。

この作業がステム分離です。

ステム分離すると何ができる?

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

ステム分離をすると、1つの曲が、それぞれのパートに分かれます。

例えば、

  • ボーカル
  • ドラム
  • ベース
  • ギター
  • ピアノ

といったように、楽器ごとのデータになります。

こうすると、

  • ドラムだけ別の演奏にする
  • ベースだけ作り直す
  • ボーカルを外して演奏だけ使う

といった編集ができるようになります。

つまり、ステム分離は、AIが作った曲を自分らしい曲へ作り替えるためのスタート地点です。

ステム分離する方法は3つあります

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

ステム分離には、大きく分けて3つの方法があります。

どの方法を選んでも、「曲を楽器ごとに分ける」という目的は同じです。

まずは、それぞれの特徴を見てみましょう。

方法1:AIサービスの機能を使う

一番手軽なのは、AIサービスに搭載されているステム分離機能を使う方法です。

例えば、SUNO AIにはステム分離機能が用意されています。

SUNOで作った曲なら、そのままボーカルやドラムなどに分けられるので、まず試してみたい人には便利な方法です。

方法2:DAWの機能を使う

最近は、DAW(音楽編集ソフト)にもステム分離機能を搭載したものが増えています。

例えば、

などです。

これらのDAWなら、曲を読み込んでステム分離を実行するだけで、楽器ごとのデータを作成できます。

一方で、LUNAのように、標準ではステム分離機能を搭載していないDAWもあります。

その場合は、次に紹介する「専用ツール」や「プラグイン」を使えば、同じようにステム分離できます。

DAWって何?

DAWについては、別の記事で初心者向けに詳しく解説しています。

「無料と有料は何が違うの?」「最初にどれを選べばいい?」という疑問も、あわせて紹介しています。

方法3:専用ツール・プラグインを使う

ステム分離だけを行う専用ツールや、DAWに追加して使うプラグインもたくさんあります。

ステム分離機能がないDAWを使っている場合はもちろん、「もっときれいに分離したい」というときにもおすすめです。

私は普段、この2つを使っています

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普段の作業では、私はLogic Proの標準機能を使うことがほとんどです。

操作がシンプルで、普段からLogicを使っていることもあり、特に不便を感じたことはありません。

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

一方で、より高い精度でステム分離したいときは、RipX DAWを使っています。

実際に使ってみると、細かな音まできれいに分離できる場面が多く、「もう少し分離品質を上げたい」というときに活躍しています。

おすすめのステム分離ツール

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

おすすめのステム分離ツールを紹介します。

無料で使えるツール

まずは無料で試してみたい人には、次のツールがおすすめです。

どれも無料で試せるので、「まずはステム分離を体験してみたい」という人にぴったりです。

より高機能な有料ツール

より高品質なステム分離をしたい場合は、こちらがおすすめです。

特にRipX DAWは、ステム分離だけでなく、オーディオをMIDIへ変換する機能も搭載しています。

AI楽曲を本格的に作り替えたい人なら、長く活躍してくれるツールです。

ツールによって、分離結果は少し違います

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

ステム分離は、どのツールを使っても基本的な流れは同じです。

ただし、分離した音のきれいさには違いがあります。

例えば、

  • ボーカルがきれいに分かれるもの
  • ドラムの分離が得意なもの
  • 他の楽器の音が混ざりにくいもの

など、それぞれ少しずつ特徴があります。

また、ステム分離は100%完璧ではありません。

曲によっては、ボーカルに他の楽器の音が少し残ったり、ドラムに別の音が混ざったりすることもあります。

「このツールが絶対に一番良い」というよりも、自分の曲との相性もあるので、まずは無料で試し、必要になったら有料ツールを検討するのがおすすめです。

ステム分離の次は「MIDI化」

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

ステム分離で、ボーカルやドラムなどを楽器ごとに分けることができました。

ただ、この段階では、まだAIが演奏した音のままです。

次は、それぞれのパートをMIDIというデータへ変換し、自分の好きな音源や演奏に置き換えていきます。

ここまでできると、AIが作った曲を、自分らしい曲へ大きく作り替えられるようになります。

MIDIについては、次の記事で初心者向けに詳しく解説しています。

AIで作った曲を自分の曲にする第一歩!ステム分離とは?初心者向けにやさしく解説

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