
YUAY PLUGINS「Yuay MIDI Port」は、歌声やギターなどの単音フレーズをリアルタイムでMIDIに変換するプラグインです。
歌ったメロディや楽器の演奏を使ってシンセサイザーを鳴らせるため、鍵盤以外の方法でメロディを入力したい人にも適しています。
ボーカルと楽器に対応した2種類のモードを搭載し、音程の検出感度やMIDIの出力範囲も調整可能です。
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Yuay MIDI Portとは?歌声や楽器をMIDIに変換するプラグイン

Yuay MIDI Portは、マイクや楽器から入力した音声を解析し、リアルタイムでMIDIノートに変換するオーディオMIDI変換プラグインです。
最大の特徴は、歌声や楽器の演奏をそのままシンセサイザーのMIDI入力に利用できること。
例えば、思いついたメロディをハミングで入力したり、ギターで弾いたフレーズを別の音色で演奏したりできます。
主な特徴は以下のとおりです。
- リアルタイムMIDI変換: 歌声や楽器の単音をMIDIノートとして出力。
- 2種類の入力モード: ボーカル向けのVocalモードと楽器向けのInstrumentモードを搭載。
- 演奏表現に対応: ベロシティやエクスプレッション情報を出力。
- MIDI CC出力: 入力音の強弱をMIDIコントロール情報に変換可能。
- 音域の制限: MIDIノートの出力範囲を指定でき、不要な音域への出力を抑制。
- 視覚的なフィードバック: 検出した音程の表示と、ノートに反応するカタツムリのアニメーションを搭載。
なお、Yuay MIDI Portは単音入力専用です。
コード演奏など、複数の音を同時にMIDIへ変換する用途には対応していません。
Yuay MIDI Portの主な機能
Yuay MIDI Portの主な機能は、以下の通りです。
Vocal・Instrumentの2種類のモード
Yuay MIDI Portには、入力する音源に合わせて切り替えられる2種類のモードがあります。
Vocalモード
歌声やハミングのメロディをMIDIノートに変換します。
音程の変化を半音単位で追跡するため、声を使ったシンセの演奏に活用できます。
Instrumentモード
ギターなどの単音演奏をMIDIに変換するモードです。
細かな音程変化をピッチベンドとして出力でき、対応するシンセで演奏表現を再現できます。
Instrumentモードでピッチベンドを使用する場合は、シンセ側のベンドレンジを合わせる必要があります。
初期設定は±12半音です。
MIDI変換の感度や音域を調整
入力音の状態に合わせて、MIDI変換の動作を細かく調整できます。
- Sensitivity: 音の立ち上がりや連続したアタックに対する検出感度を調整。
- Threshold: 入力音を検出するしきい値を設定し、背景ノイズによる誤検出を抑制。
- Pre-Gain: 入力信号のレベルを調整。
- Octave: MIDI出力のオクターブを調整。
- Quick Mode: 音程の確認時間とノートのリリースを短くし、応答速度を優先。
- Range: 出力するMIDIノートの最低音と最高音を指定。
Quick Modeは反応を速くする一方、不確かな入力を除外する処理が少なくなります。
演奏内容に合わせて切り替えることで、反応速度と検出の安定性を調整できます。
演奏の強弱をMIDI CCに変換
Yuay MIDI Portは、入力音の強弱をMIDI CCとして出力するモジュレーション機能も備えています。
CC番号は0〜119から選択可能です。
例えば、シンセ側でMIDI CCをフィルターなどに割り当てれば、声や楽器の強弱を音色の変化に利用できます。
実際の効果は、使用するシンセのMIDIマッピングによって異なります。
Yuay MIDI Portの活用法
Yuay MIDI Portの活用法は、以下の通りです。
歌声やハミングでシンセを演奏する
メロディを思いついたとき、鍵盤を使わずに声でシンセを演奏できます。
マイクに向かって歌った音程をMIDIへ変換し、DAW上のシンセサイザーに送信する仕組みです。
鍵盤演奏に慣れていない人や、鼻歌からメロディを考えることが多い人にとって、便利な入力方法になるでしょう。
ギターのフレーズを別の音色で演奏する
ギターで弾いた単音フレーズをMIDIに変換し、シンセサイザーで鳴らす使い方もできます。
普段からギターでメロディを考える人なら、慣れた演奏方法をそのままMIDI入力に活用できます。
シンセリードなど、ギターとは異なる音色でフレーズを試したい場面にも適しています。
演奏の強弱を音色の変化に活用する
MIDI CC出力を利用すれば、音程だけでなく演奏の強弱もシンセのコントロールに活用できます。
例えば、入力音のダイナミクスに合わせてフィルターを変化させるなど、演奏に連動した音色表現が可能です。
Ableton Liveでの基本的な使い方
Yuay MIDI Portは、Ableton LiveでのMIDIルーティングに対応しています。
基本的な設定手順は以下のとおりです。
- オーディオトラックにYuay MIDI PortのVST3を挿入。
- マイクまたは楽器の入力を設定し、Masterを有効にする。
- VocalまたはInstrumentモードを選択。
- 別のMIDIトラックにシンセサイザーを読み込む。
- MIDIトラックの「MIDI From」で入力元のオーディオトラックを選択し、次の選択欄でYuay MIDI Portを指定。
- MIDIトラックのMonitorを「In」に設定。
設定後は、マイクや楽器から入力した単音フレーズを使ってシンセを演奏できます。
最初はPre-Gainを1.00に設定し、ThresholdやSensitivityを調整するとよいでしょう。
Yuay MIDI Portがおすすめな人
Yuay MIDI Portは、鍵盤以外の演奏方法をMIDI入力に取り入れたい人に適したプラグインです。
特におすすめなのは、以下のような人です。
- 歌声やハミングを使ってシンセを演奏したい人。
- ギターの単音フレーズをMIDIに変換したい人。
- 鍵盤演奏が苦手で、別のMIDI入力方法を探している人。
- 演奏の強弱をMIDI CCとして活用したい人。
- Ableton LiveでリアルタイムのオーディオMIDI変換を試したい人。
一方、コード演奏をMIDIに変換したい人には向いていません。
また、変換時の遅延は入力する音程やオーディオインターフェース、DAWのバッファ設定などによって変わります。
特に低音は音程の検出に時間がかかるため、演奏時の反応を確認することが大切です。
Yuay MIDI Portのシステム要件・対応環境
対応OS
macOS(Apple Silicon/arm64)
バージョン
0.7
プラグイン形式
VST3/Audio Unit(AU)
その他
スタンドアロン版を収録。
動作確認済みDAW
Ableton Live 12.4.6(VST3)
Windows、Intel Mac、その他のDAWについては、現バージョンでの動作検証が行われていません。
また、現在のビルドはAppleの公証(Notarization)を受けていないため、インストール時にはmacOSのセキュリティ設定に注意が必要です。
まとめ|歌声や楽器をMIDI入力に活用できるオーディオMIDI変換プラグイン
Yuay MIDI Portは、歌声やギターなどの単音フレーズをリアルタイムでMIDIに変換し、シンセサイザーの演奏に利用できるプラグインです。
主な特徴をまとめると、以下のとおりです。
- 歌声や楽器の単音をリアルタイムでMIDIに変換。
- ボーカルと楽器に対応する2種類の入力モード。
- 感度や音域を調整してMIDI出力をコントロール。
- 演奏の強弱をMIDI CCとして出力可能。
- Ableton LiveでのMIDIルーティングに対応。
- Apple Silicon搭載Mac向けに提供。
鍵盤以外の方法でメロディを入力したい人や、普段の歌声・ギター演奏をシンセサイザーに活用したい人にとって、制作の選択肢を広げてくれるツールです。
価格:$9.00 → 無料配布
