
VXN2は、6オペレーター方式を採用したFMシンセサイザーです。
32種類のFMアルゴリズムや最大8ボイスのスタック機能、充実したモジュレーション機能を搭載しており、本格的なFMサウンドを自由に作り込めます。
この記事では、VXN2の特徴や機能、対応環境について詳しく紹介します。
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VXN2:6オペレーターFMシンセ

VXN2には、FM音源ならではの音作りをさらに広げる機能が多数搭載されています。
主な特徴は次のとおりです。
- 6オペレーターFMシンセサイザー
- CLAP・VST3プラグインに対応
- macOS・Windows対応
- ブラウザ版を無料で試せる
- 最大8レイヤーのボイススタック
- 32種類のFMアルゴリズムを搭載
- オペレーターごとの細かな編集が可能
- 16スロットのモジュレーションマトリクス
- フィルターや空間系エフェクトを搭載
- 最大16ボイスのポリフォニーに対応
6オペレーターFMシンセを搭載
VXN2は、6基のサイン波オシレーターを使って音を生成するFMシンセサイザーです。
FM方式は、サイン波同士を変調することで複雑な倍音を生み出します。
そのため、一般的な減算方式では作りにくいサウンドを得られます。
例えば、次のような音作りが得意です。
- ベル
- エレクトリックピアノ
- ガラスのような質感のベース
- 金属的なリード
- パーカッシブなシンセサウンド
減算シンセとは異なる個性的な音色を作りたい人に適しています。
32種類のFMアルゴリズムを搭載
VXN2には32種類のFMアルゴリズムが用意されています。
アルゴリズムとは、6つのオペレーターをどのようにつなぐかを決めるルーティングのことです。
アルゴリズムを変更しても、各オペレーターで設定したパラメーターはそのまま保持されます。
そのため、音作りの途中でもさまざまな構成を試しやすく、効率よくサウンドデザインを進められます。
また、各アルゴリズムには自己フィードバックを行うオペレーターが1つ用意されています。
フィードバック量を上げることで、純粋なサイン波からノイズに近い質感まで変化させることが可能です。
最大8ボイスのボイススタックに対応
VXN2の大きな特徴が、最大8レイヤーまで重ねられるボイススタック機能です。
1つの鍵盤を押すだけで複数の音を同時に鳴らし、厚みのあるサウンドを作れます。
ボイススタックでは、さまざまな広がり方を設定できます。
- デチューンで自然な厚みを加える
- ステレオ空間へ均等に広げる
- 中央付近へ集めて密度を高める
- ランダムに配置して自然な揺らぎを作る
- 位相をずらして柔らかい立ち上がりにする
さらに、スタックの広がり自体をモジュレーションソースとして利用できます。
例えば、次のような使い方が可能です。
- パンを変化させてステレオ感を広げる
- モジュレーターの音量を変化させる
- オペレーターのピッチを変化させる
1つの音の中で複数の音色変化を作り出せる点が特徴です。
オペレーターごとの細かな音作りが可能
6つのオペレーターは、それぞれ独立して細かく設定できます。
各オペレーターには4ステージエンベロープを搭載しています。
そのため、キャリアとモジュレーターを時間差で変化させるようなFMらしい複雑な音色変化も作れます。
調整できる項目も豊富です。
- レシオ設定
- 微調整(Fine)
- Fixedモードによる固定周波数
- ベロシティ感度
- キーボードスケーリング
ベルやマレット、金属音など、FMシンセらしいサウンドを細かく作り込めます。
豊富なモジュレーション機能

VXN2には充実したモジュレーション機能が搭載されています。
自由度が高く、音に細かな動きを加えられます。
主なモジュレーション機能は次のとおりです。
- テンポ同期対応のグローバルLFO
- ボイスごとに動作するLFO
- ディレイ・フェードイン付きLFO
- ピッチエンベロープ
- 汎用エンベロープ
- 16スロットのモジュレーションマトリクス
モジュレーションの適用先も幅広く用意されています。
- オペレーターのピッチ
- レベル
- パン
- フィルター
- ボイススタック
- エフェクト
カーブもリニア、指数、対数、バイポーラなど複数の種類から選択できます。
フィルターとエフェクトも充実
VXN2には、FM音源の音作りをさらに広げるフィルターとエフェクトが搭載されています。
フィルターにはオーバーサンプリング対応のラダーフィルターを採用しています。
必要なときだけ有効にできるため、FM本来のサウンドをそのまま活かすことも可能です。
フィルターでは次のような設定に対応しています。
- ローパス
- ノッチ
- 12dB / 24dBスロープ
- ドライブ
- セルフオシレーション
さらに、エフェクトも標準搭載されています。
- コンプレッサー
- フェイザー
- ディレイ
- リバーブ
コンプレッサーが先に処理されるため、FM特有の鋭いアタックを整えた上で空間系エフェクトをかけられます。
最大16ボイスのポリフォニー
VXN2は最大16ボイスの同時発音に対応しています。
また、ソロモードも搭載しています。
ソロモードでは次の機能を利用できます。
- レガート演奏
- ポルタメント
リードやベースなど、単音演奏向けの音色にも対応できます。
ブラウザですぐに試せる
VXN2はWebブラウザ版も提供されています。
Chrome、Microsoft Edge、Firefoxに対応しており、インストールやアカウント登録は必要ありません。
パソコンのキーボードやMIDIキーボードを使って、そのまま演奏できます。
ブラウザ版でも、プラグイン版と同じ操作性やサウンドを体験できるため、導入前に使用感を確認したい場合にも便利です。
インストール方法
VXN2は、ダウンロードしたファイルを展開し、プラグインフォルダーへコピーして利用します。
対応フォーマットは次の2種類です。
- CLAP
- VST3
対応OSは以下のとおりです。
- macOS
- Windows
インストール後は、使用しているDAWでプラグインの再スキャンを行うことで利用できます。
なお、macOSではダウンロードしたプラグインに隔離属性が付与される場合があります。
その場合は、隔離属性を解除するとDAWから認識されます。
Windowsでは初回起動時にSmartScreenの警告が表示される場合がありますが、そのまま実行して利用できます。
まとめ:Vulpus Labs「VXN2」6オペレーターFM音源・最大8ボイススタック・16スロットのモジュレーションマトリクスを搭載した高機能FMシンセ|DTMプラグインセール
VXN2は、6オペレーターFM音源の自由度と扱いやすさを両立したシンセサイザーです。
最大8ボイスのスタック機能や32種類のアルゴリズム、充実したモジュレーション機能によって、FMシンセらしい複雑なサウンドを効率よく作り込めます。
さらに、ブラウザ版も用意されているため、インストールせずに実際のサウンドや操作感を確認できます。
FMシンセに興味がある人はもちろん、本格的な音作りを楽しみたい人にもおすすめできるソフトウェアシンセサイザーです。
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