
VOIDWORMは、入力音の変化に合わせて歪み方が変化するWindows向けディストーションプラグインです。
4つのリアクターによる独自の信号処理を採用しており、一般的なディストーションとは異なるサウンドメイクを楽しめます。
この記事では、VOIDWORMの特徴や機能、プリセット、対応環境について詳しく紹介します。
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VOIDWORM:入力音に反応して変化するWindows向けディストーションプラグイン

VOIDWORMは、入力された音を解析しながら複数の処理を組み合わせてサウンドを作るディストーションプラグインです。
一般的な歪みエフェクトとは異なり、ダイナミクスやトランジェント、倍音バランスなどを解析して処理内容が変化します。
主な特徴は次のとおりです。
- 入力音に反応して歪み方が変化するソースリアクティブ設計
- 4つのリアクターを並列で動作
- VST3プラグインとスタンドアロンアプリを用意
- Windows x64環境に対応
- C++17とJUCE 8.0.8で開発
- オープンソースソフトウェアとして公開
4つのリアクターで異なる歪みを作る
VOIDWORMのサウンドは、4つのリアクターが並列で処理を行い、それらを合成して完成します。
それぞれ役割が異なるため、低音を強調したい場合や、荒々しい質感を加えたい場合など、目的に応じて細かく調整できます。
MASS
MASSは低域の厚みや重量感を担当します。
主な役割は次のとおりです。
- 基音を強化
- 低次倍音を付加
- 低域の圧力感を演出
- 重厚なサウンドを作る
FURNACE
FURNACEは激しい歪みや粗さを生み出すリアクターです。
次のようなサウンドメイクに向いています。
- グラインド感のある歪み
- ファズのような質感
- フォールディングによる複雑な倍音
- 攻撃的な中域のキャラクター
ARC
ARCは入力音から金属的な響きや電気的な質感を作り出します。
特徴は次のとおりです。
- インターモジュレーションを生成
- 金属的な倍音を追加
- 電気的な質感を演出
- 独特な響きを加える
FEEDBACK
FEEDBACKは非線形フィードバックによって不安定な質感を加えます。
主な特徴は次のとおりです。
- 短時間のフィードバック処理
- 不安定な質感を追加
- ノイズ感のあるサウンドを演出
- 独特なテクスチャを作る
サウンドを細かくコントロールできる
VOIDWORMはリアクターごとに多くのパラメーターを備えています。
各リアクターを個別に調整できるため、目的に合わせたサウンドメイクが可能です。
調整できる内容は次のようになっています。
- オン・オフ切り替え
- エフェクト量
- Solo再生
- ハイパスフィルター
- ローパスフィルター
- 2つのフォーカスバンド
- リアクター固有のキャラクター設定
さらに全体の音作りでは、次のパラメーターも利用できます。
- DRIVE
- BREACH
- TEAR
- ROT
- OVERLOAD
- SURGE
- WELD
- LOW
- MID
- HIGH
- RANGE
- OUTPUT
- MIX
これらを組み合わせることで、軽い歪みから激しいサウンドまで幅広く作れます。
入力音を解析してサウンドが変化する
VOIDWORMでは、入力された音を解析しながら処理を進めます。
解析対象には次のような要素があります。
- ダイナミクス
- トランジェント
- サステイン
- 周波数バランス
解析結果に応じて4つのリアクターが反応するため、同じ設定でも演奏内容や素材によってサウンドが変化します。
プリセットを豊富に収録
VOIDWORMには49種類のファクトリープリセットが用意されています。
11種類のプリセットファミリーに分類されており、用途に応じて選択できます。
プリセットファミリーは次のとおりです。
- INIT
- IMPACT
- GRIND
- MASS
- FURNACE
- ARC
- FEEDBACK
- TEAR
- WELDED
- COLLAPSE
- EXTREME
また、代表的なプリセットとして次のものが収録されています。
- Void Hammer
- Core Breach
- Iron Maw
- Machine Wound
- Steel Teeth
これらを出発点として、自分好みのサウンドへ調整できます。
ユーザープリセットにも対応
ファクトリープリセットだけでなく、自分で作成した設定も保存できます。
利用できる機能は次のとおりです。
- 保存
- 読み込み
- 上書き保存
- 名前変更
- 削除
- 検索
ファクトリープリセットとユーザープリセットは共通ブラウザーで管理できるため、目的のサウンドを探しやすくなっています。
インターフェースもカスタマイズできる
VOIDWORMは操作性にも配慮されています。
作業環境に合わせて画面表示を変更できるほか、外観も切り替えられます。
主な機能は次のとおりです。
- スケーラブルなワークスペース
- リアルタイム検索
- 独立したメーター設定
- コンパクトな入力ゲート
- 12種類のフェイスプレート
フェイスプレートは次の12種類を収録しています。
- UV STEEL
- HELLFORGE STEEL
- KRYPT CYAN
- XENO ACID
- VOID AMBER
- TOXIC BRASS
- PLASMA BLUE
- NUCLEAR LIME
- BLOOD COPPER
- ASHEN GOLD
- GLACIER TEAL
- RUPTURE RED
オーバーサンプリングにも対応
音質を重視した設定として、オーバーサンプリング機能も利用できます。
選択できる倍率は次のとおりです。
- 1×
- 2×
- 4×
- 8×
さらにHQ処理モードも搭載しており、用途に応じて品質と処理負荷のバランスを選べます。
対応環境
VOIDWORMの対応環境は次のとおりです。
- Windows x64
- VST3
- スタンドアロンアプリ
- JUCE 8.0.8
- C++17
スタンドアロン版では、DAWを使用せずに単体で起動できます。
また、Audio/MIDI設定もアプリ内から行えます。
ライセンス
VOIDWORMはGNU Affero General Public License v3.0(AGPL v3.0)のもとで公開されています。
オリジナルのソースコードやプロジェクトアセットはオープンソースとして提供されています。
なお、JUCEをはじめとするサードパーティ製コンポーネントについては、それぞれのライセンスが適用されます。
まとめ:LWNX DSP「VOIDWORM」入力音を解析してリアルタイムにサウンドが変化する4リアクター搭載のWindows向けディストーション|DTMプラグインセール
VOIDWORMは、入力音に反応して歪み方が変化するソースリアクティブ設計を採用したWindows向けディストーションプラグインです。
4つのリアクターを組み合わせる独自の処理により、単純な歪みだけではなく、重量感や金属的な響き、不安定なテクスチャまで幅広いサウンドを作れます。
49種類のプリセットやユーザープリセット機能、12種類のテーマ、オーバーサンプリングなども搭載しており、サウンドメイクを細かく追い込みたいユーザーにも使いやすい構成となっています。
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