
UH LABO.「UH CoreEQ」は、音声を解析し、調整すべき周波数帯域を色で知らせてくれる無料EQプラグインです。
最大24バンドのEQに加え、共振や音のぶつかりを視覚的に確認できるアシスト機能を搭載しています。
「どの周波数を削ればいいのか分からない」という悩みを減らし、ボーカルや楽器のミックス、録音、配信などでの音質調整をサポートします。
UH CoreEQとは?問題のある周波数帯域を色で知らせる無料EQ

UH CoreEQは、音声を再生するだけで調整候補となる周波数帯域を解析し、色分けして表示するEQプラグインです。
一般的なEQでは、耳で音を確認したり、スペクトルを見たりしながら調整箇所を探します。
UH CoreEQには「ANALYZE」機能があり、音声を解析して共振や音色の偏り、他の音との干渉などを視覚的に確認できます。
さらに、最大24バンドのEQやM/S処理、フィルターの描画機能も備えており、解析から実際の音質調整まで1つのプラグインで進められます。
音声を解析するANALYZE機能
ボタンを押して音声を再生すると、調整候補となる周波数帯域を継続的に解析します。
6色のアシスト表示
共振や音のぶつかりなどを色分けし、調整する場所を判断しやすくします。
最大24バンドのEQ
複数の周波数帯域を個別に調整でき、細かな音作りにも対応します。
ニアゼロレイテンシー設計
処理による遅延を小さく抑えた設計で、録音中や配信中の音質調整にも活用できます。
ANALYZE機能で調整すべき周波数帯域を6色で可視化
UH CoreEQの大きな特徴が、音声解析によるアシスト機能です。
ANALYZEを有効にして音声を再生すると、問題となりやすい周波数帯域を探し、色で表示します。
単純に音量の大きい周波数を示すだけでなく、共振や音色の偏り、サイドチェイン信号との干渉など、異なる種類の問題を区別できる点が特徴です。
また、解析対象に合わせてTRACK・MIX・MASTERを選択でき、提案の細かさもQUICK・NORMAL・DEEPの3段階から設定できます。
赤:共振・鳴き
特定の周波数が強く響いている部分を示します。
耳につく共振を探す際の手がかりになります。
オレンジ:広い周波数帯域の盛り上がり
広い範囲で音が強くなっている部分を示します。
音のバランスを確認する際に役立ちます。
黄:音色の出っ張り
音色の中で目立っている周波数帯域を示します。
楽器やボーカルの音色を整える際に活用できます。
紫:サイドチェイン信号とのぶつかり
別の音と周波数が重なっている部分を表示します。
キックとベースなど、複数の音の干渉を調べる際に便利です。
青:サイドチェイン信号に隠れる帯域
他の音によって目立ちにくくなっている周波数帯域を確認できます。
水色:低域のサイド成分
低域のSide成分が多すぎる帯域を示します。
ステレオの低域バランスを確認する際に役立ちます。
解析結果は調整の判断材料となるため、表示された帯域をすべて削る必要はありません。
実際の音を聴きながら、必要な部分を調整することが大切です。
最大24バンドと8種類のフィルターで細かな音質調整が可能
UH CoreEQは、最大24バンドを使用できるパラメトリックEQとしても機能します。
グラフをクリックするだけでバンドを追加でき、必要な周波数帯域を個別に調整できます。
8種類のフィルターを搭載しているため、特定の周波数をピンポイントで調整するだけでなく、低域や高域のバランスを広く変えることも可能です。
各バンドにはStereo・Left・Right・Mid・Sideのチャンネル設定があり、ステレオ全体だけでなく、左右や中央、側面の成分を分けたEQ処理にも対応します。
8種類のフィルター
Bell / Low Shelf / High Shelf / Low Cut / High Cut / Notch / Band Pass / Tiltを使用できます。
カットフィルターの設定
Butterworth・Chebyshev・Right Angleの3種類から形状を選択でき、スロープは6〜96dB/octに対応します。
バンドごとのチャンネル設定
Stereo・Left・Right・Mid・Sideを選択し、必要な成分だけを調整できます。
Ctrl+クリックによるバンド作成
スペクトルの山を削るためのEQバンドを、その場で作成できます。
DRAW機能
グラフ上に線を描くと、その形に合わせてEQバンドが自動配置されます。
GLOBAL TILT
周波数特性全体の傾きをまとめて調整できます。
SOLO・DELTA・AUTO GAINでEQの調整結果を確認
EQの調整では、周波数を変えることだけでなく、調整によって音がどう変化したのかを確認することも重要です。
UH CoreEQには、特定のバンドの音やEQ処理によって変化した成分を聴くための機能が搭載されています。
また、EQ処理による音量差を自動補正するAUTO GAINも利用できるため、調整前後を比較しやすくなります。
SOLO
特定のEQバンドに対応する音を個別に確認できます。
DELTA
EQ処理によって変化した成分だけを聴けます。
削った音や変化した部分を確認する際に便利です。
AUTO GAIN
EQ処理によって生じる音量差を自動補正します。
音量の違いに影響されにくい状態で比較できます。
MONITOR
STEREO・MONO・MID・SIDEの4種類からモニター方法を選択できます。
スペクトルアナライザー
EQ処理前後のスペクトルを確認できます。
ピークホールドやフリーズ機能も搭載しています。
UH CoreEQを音楽制作でどう活用できる?
UH CoreEQは、ボーカルや楽器の個別トラックから、ミックス全体の音質調整まで幅広く活用できます。
特に、音の問題を耳だけで判断するのが難しい場面では、ANALYZE機能による色分け表示が作業の手がかりになります。
また、サイドチェインによる周波数の干渉表示やM/S処理にも対応しているため、複数の音が重なるミックス作業にも役立ちます。
ボーカルの共振を確認する
ボーカルトラックを解析し、赤く表示された共振帯域を確認します。
耳につく響きがある場合は、該当する周波数を調整することで音色を整えられます。
キックとベースのぶつかりを調べる
サイドチェイン機能を使い、2つの音が干渉している周波数帯域を確認します。
低域の整理を進める際の判断材料になります。
ギターやシンセの音色を整える
8種類のフィルターやDRAW機能を活用し、不要な帯域のカットや音色のバランス調整を行えます。
ミックス全体の周波数バランスを確認する
MIXやMASTERの解析モードを利用し、全体の音色バランスを確認できます。
GLOBAL TILTによる広い範囲の調整も可能です。
録音・配信時の音質調整に使う
ニアゼロレイテンシー設計を活かし、マイク音声などのリアルタイム処理に利用できます。
実際の動作や遅延は使用環境によって異なります。
UH CoreEQがおすすめな人
UH CoreEQは、EQの操作に慣れていない初心者から、細かな周波数調整を行いたいユーザーまで活用できるプラグインです。
特に、調整すべき帯域を視覚的に確認したい人に向いています。
一方、解析結果をもとに自動でEQ処理を完成させるプラグインではないため、最終的な調整は自分で行う必要があります。
EQでどこを削ればよいか迷っている人
ANALYZE機能を使い、調整候補となる周波数帯域を確認できます。
ボーカルや楽器の共振を見つけたい人
共振や音色の出っ張りを色で確認し、必要な部分を調整できます。
複数トラックの音のぶつかりを整理したい人
サイドチェイン信号との干渉を確認でき、ミックス作業に活用できます。
M/S処理や細かなEQ調整を使いたい人
最大24バンドとバンドごとのチャンネル設定により、柔軟な周波数調整が可能です。
Windowsで使える無料EQを探している人
VST3対応のWindows環境で利用できます。
UH CoreEQのシステム要件・対応環境
UH CoreEQは、Windows専用のVST3プラグインです。
Mac版には対応していないため、Logic ProなどのMac用DAWでは使用できません。
対応OS
Windows(64bit)
プラグイン形式
VST3
対応トラック
モノラル・ステレオ
対応DAWの例
Windows版Ableton Live(VST3対応)
非対応環境
Mac・Logic Proには非対応です。
Pro ToolsはVST3を直接読み込めないため、そのままでは使用できません。
ダウンロードファイル
ZIP形式。
VST3プラグイン本体、ユーザーガイド、インストール・アップデート方法、専用Discordサーバー情報のPDFが含まれています。
なお、すべてのWindows環境やDAWでの動作が保証されているわけではありません。
導入前に使用環境を確認してください。
まとめ|音声解析と24バンドEQで周波数調整をサポート
UH CoreEQは、音声解析によって調整候補となる周波数帯域を色で示し、EQ作業をサポートする無料プラグインです。
共振や音のぶつかりを視覚的に確認できるだけでなく、最大24バンドのEQやM/S処理、調整結果の確認機能も搭載しています。
6色の音声解析アシスト
共振・音色の偏り・他トラックとの干渉などを視覚的に確認できます。
最大24バンド・8種類のフィルター
周波数帯域を細かく調整し、さまざまな音作りに対応します。
DRAW・GLOBAL TILT機能
EQカーブの作成や全体の周波数バランス調整をサポートします。
SOLO・DELTA・AUTO GAIN
EQによる変化を聴き比べながら、調整結果を確認できます。
録音・配信にも対応した設計
ニアゼロレイテンシー設計により、リアルタイムの音声処理にも活用できます。
EQでどの帯域を調整すればよいか迷うことが多い人や、音の問題を視覚的に確認しながらミックスを進めたい人は、チェックしてみてください。
