
TugImgSynth 2.0.0は、画像を読み込んで音へ変換できるユニークなシンセサイザーです。
2.0では静止画だけでなく、動画やアニメーションGIF、さらにライブカメラにも対応。
写真や映像を「見るもの」ではなく、「音を作る素材」として使えます。
TugImgSynth 2.0.0とは
TugImgSynth 2.0.0は、画像の明るさをスキャンし、その情報から波形を作って演奏できるシンセサイザーです。
一般的なシンセのように最初から用意された波形だけで音を作るのではなく、自分で用意した画像を音作りの出発点にできます。
主な特徴は次のとおりです。
- 静止画から波形を生成
- 動画やアニメーションGIFに対応
- 連番画像を読み込み可能
- ライブカメラの映像を利用可能
- 画像上に自由なスキャンパスを描画
- Spectralモードを搭載
- 画像自体をモジュレーションソースとして利用
- 最大32ボイスに対応
写真やイラスト、映像など、目で見える素材から音色を探していけるのが大きな特徴です。
静止画だけでなく、動画やGIFも音源にできる
TugImgSynth 2.0.0では、動く映像も音作りに利用できます。
- 動画ファイル
- アニメーションGIF
- 連番の静止画
- ライブカメラ映像
動画にはPlay、Frame、Speed、In/Outなどのコントロールが用意され、再生する範囲や速度を調整できます。
DAWのテンポへの同期にも対応。
さらにFrameやSpeedなどをモジュレーションできるため、映像の変化を利用して動きのある音色を作れます。
画像の好きな場所をスキャンして音にできる
画像をどう読み取るかも細かく設定できます。
DRAW PATHを使えば、マウスで画像上に好きな形のスキャンパスを描くことが可能です。
- 自由なスキャンパスを描画
- 用意されたスキャン形状を使用
- Morphで複数のスキャン結果を移動
- Positionで読み取る位置を変化
- 画像の端を越えたパスをWrap/Fold
同じ画像を使っていても、読み取る場所や経路を変えることで異なる波形を作れます。
「どんな画像を使うか」だけでなく、「画像のどこを読むか」まで音作りの一部になります。
Spectralモードで画像を倍音として読み取れる
Spectralモードでは、画像を通常の波形としてではなく、スペクトルとして読み取ります。
- Partials
- Phase Spread
- Warp
- Smear
- Lo/Hi Cut
などを使って倍音構造を調整できます。
同じ画像でも通常のスキャンとは異なる方法で音へ変換できるため、一枚の画像から複数の方向へ音色を展開できます。
モジュレーションをケーブルでつなげる
TugImgSynth 2.0.0では、モジュレーションシステムも大きく作り直されています。
LFOやエンベロープなどを動かしたいコントロールへドラッグすると接続でき、その関係が画面上にケーブルとして表示されます。
利用できる主なモジュレーションソースは、
- LFO
- エンベロープ
- MIDIソース
- マクロ
- 画像
などです。
画像のスキャン位置にある明るさ自体もモジュレーションソースとして利用できます。
画像を波形にするだけでなく、その画像から音色を動かす仕組みまで作れるシンセです。
レゾネーターやアルペジエーター、エフェクトも搭載
画像から生成した音は、TugImgSynth 2.0.0内でさらに加工できます。
- Modal Resonator
- Arpeggiator
- Delay
- Chorus
- Reverb
- Filter
- 最大3つのUnison
Modal Resonatorでは、出力された音を複数の共鳴モードへ通し、弦のような響きやベル、金属的な響きなどへ変化させられます。
画像から波形を作って終わるのではなく、その先のサウンドデザインまでひとつのシンセ内で進められます。
TugImgSynth 2.0.0はこんな人に向いている
一般的なシンセとは違う方法で音を探したい人と相性のよいシンセです。
特に、
- 写真やイラストからオリジナルの音を作りたい
- 動画から時間変化するサウンドを作りたい
- 実験的なサウンドデザインを楽しみたい
- シネマティックやグリッチ系の音作りに活用したい
- 映像と音を連動させた表現を試したい
- 普段とは違う発想でシンセを触ってみたい
といった人はチェックしてみるとよいでしょう。
自分で撮影した写真や映像が、そのまま音作りの素材になるところがTugImgSynthならではの面白さです。
TugImgSynth 2.0.0の対応環境
TugImgSynth 2.0.0はMacとWindowsに対応しています。
- macOS:VST3/AU
- Apple Silicon対応
- Intel Mac対応
- Windows:VST3
- ウィンドウサイズ変更対応
- MTS-ESPマイクロチューニング対応
macOS向けプラグインは署名・Apple公証済みとなっています。
TugImgSynth 2.0.0まとめ
TugImgSynth 2.0.0は、画像を波形へ変換して演奏するという独自の発想を、動画やライブカメラまで広げたシンセサイザーです。
- 静止画をスキャンして波形を生成
- 動画・GIF・連番画像に対応
- ライブカメラ映像も音源として利用可能
- 自由なスキャンパスを描画
- Spectralモードで画像を倍音として利用
- 画像自体をモジュレーションソースにできる
- レゾネーターやアルペジエーター、エフェクトを搭載
自分で撮影した写真、描いたイラスト、動画、目の前のカメラ映像。
普段は「見るもの」だった素材を「音を作るもの」へ変えられるのが、TugImgSynth 2.0.0の魅力です。
