
Textursphere「Texturium」は、複数の楽器音源を1台のMIDIキーボードからまとめて演奏・制御できる無料のMIDIオーケストレーションプラグインです。
DAW内の複数トラックを連携させ、MIDIレイヤーの切り替えやアルペジエーター、オーケストラアレンジの自動生成などを行えます。
映画音楽やゲーム音楽など、複数の楽器を組み合わせる音楽制作に活用できるツールです。
Texturiumとは?複数の楽器をまとめて制御する無料MIDIプラグイン

Texturiumは、DAW内の複数の楽器音源を連携させ、MIDI演奏をまとめてコントロールするためのプラグインです。
通常、複数の音源を使ってオーケストラを制作する場合、楽器ごとにMIDIトラックを用意し、それぞれの演奏データを管理する必要があります。
Texturiumでは、各トラックに配置したインスタンスをリンクすることで、複数の楽器を1台のキーボードから制御できます。
演奏中にMIDIレイヤーを切り替えたり、複数の音源を組み合わせたりできるため、楽器編成を考えながらフレーズを作りたい場面に便利です。
複数インスタンスのリンク
DAW内の異なるトラックに配置したTexturiumを連携させ、一括で制御できます。
リアルタイムのレイヤー切り替え
リンクしたインスタンスのMIDIレイヤーを、演奏中にまとめて切り替えられます。
複数トラックへのMIDI出力
リンクしたインスタンス間でMIDI出力を同期し、複数の楽器を組み合わせた演奏に対応します。
なお、Texturiumは楽器音源ではなく、MIDIを制御するプラグインです。
実際に音を鳴らすには、別途ソフトウェア音源などを使用します。
Texturiumの主な機能
Texturiumには、複数音源の制御に加えて、演奏やアレンジを補助する機能が搭載されています。
アルペジエーターやボイスリーディングを使ったフレーズ制作から、音の強弱の調整、演奏設定の切り替えまで対応。
さらに、アルゴリズムによってオーケストラアレンジを生成する機能も備えています。
アルペジエーター
スケールロック、ボイスリーディング、ポリフォニックモードに対応しています。
コードをもとにしたフレーズ制作に活用できます。
ボイスリーディング
コードが変化する際の各声部の動きを自動的に調整し、滑らかなコード進行をサポートします。
Voicing Lab
8×8のカスタムグリッドやVoice Latch、Chord Stability、Retrigger Policyなどを使い、リアルタイムにボイシングを調整できます。
Velocity Curve Editor
2Dグラフを使ってベロシティの変化を調整できます。
5種類のプリセットも用意されています。
Trills & Ornaments
調号に従ったバロック様式のトリルを自動生成できます。
追加のノートを入力せずに装飾音を加えられます。
16種類のシーン
異なる設定を16種類保存し、Page Up/Page Downキーで切り替えられます。
ライブパフォーマンスでの設定変更にも便利です。
Percussion Mode
任意の鍵盤を任意のトラックとMIDIノートに割り当てられます。
通常のオーケストレーション処理を通さず、MIDIを振り分けるモードです。
Generate Texture|オーケストラアレンジを自動生成
Generate Textureは、アルゴリズムを使ってオーケストラアレンジを生成する機能です。
ムード・形状・密度を指定することで、それらの条件に応じたアレンジを生成できます。
例えば、映画音楽の背景に流れるオーケストラの動きや、ゲーム音楽の場面を支えるテクスチャを考える際に活用できます。
ムードの設定
生成するアレンジの雰囲気を指定できます。
形状の設定
アレンジの展開に関わる形状を指定できます。
密度の設定
生成するアレンジの密度を調整できます。
アレンジのアイデア作り
設定した条件をもとにアレンジを生成し、楽曲制作の出発点として活用できます。
一からすべてのフレーズを考える方法とは異なり、生成されたアレンジを参考にしながら楽曲を組み立てられる点が特徴です。
Texturiumの活用法|どんな音楽制作に向いている?
Texturiumは、複数の楽器を組み合わせる制作や、リアルタイムに演奏設定を変更したい場面に向いています。
特に、オーケストラ音源を使った楽曲制作では、複数のパートを連携させながら演奏できることが魅力です。
映画音楽・ゲーム音楽のオーケストラ制作
ストリングスやブラス、木管楽器などの音源を組み合わせ、1台のキーボードから複数のパートを演奏する使い方が考えられます。
レイヤーを切り替えながら、楽曲の展開に合わせた編成を試せます。
アンビエント・シネマティック音楽の制作
Generate Textureを使い、楽曲の背景を支えるオーケストラアレンジのアイデアを作れます。
複数の音源を重ねたテクスチャ制作にも活用できます。
シンセサイザーを組み合わせた音作り
複数のシンセサイザーをMIDIで連携させ、レイヤー演奏を行う使い方も考えられます。
異なる音色を組み合わせながら、演奏中にレイヤーを切り替えたい場面に便利です。
ライブパフォーマンス
16種類のシーンを利用し、演奏する楽曲や場面に合わせて設定を切り替えられます。
複数の楽器を使用するライブセットにも活用できるでしょう。
Texturiumは初心者でも扱いやすい?
Texturiumは、MIDIキーボードから複数の音源を操作できる便利なツールですが、導入時にはMIDIルーティングの基本的な知識が役立ちます。
複数のトラックにインスタンスを配置し、それぞれをリンクして使用するため、普段からDAWでソフトウェア音源を扱っている人のほうが仕組みを理解しやすいでしょう。
一方、アルペジエーターやアレンジ生成など、フレーズ制作を補助する機能も用意されています。
MIDIルーティングの理解
複数の音源を連携させるため、DAWのMIDI入出力設定を理解しておくとスムーズです。
演奏補助機能の活用
アルペジエーターやボイスリーディングを使い、フレーズやコード進行の制作を補助できます。
チュートリアルの利用
製品サイトにはチュートリアルが用意されており、導入時の操作確認に利用できます。
Texturiumがおすすめな人・向いていない人
Texturiumは、複数の音源を組み合わせた演奏やアレンジ制作を行う人に向いています。
特に、オーケストラ音源を多数使用する制作環境では、MIDIレイヤーをまとめて制御できる点が魅力です。
おすすめな人
- 映画音楽やゲーム音楽を制作している人
- 複数のオーケストラ音源をまとめて演奏したい人
- MIDIレイヤーをリアルタイムに切り替えたい人
- アルペジエーターやボイスリーディングを活用したい人
- 自動生成機能からアレンジのアイデアを得たい人
- 複数音源を使ったライブパフォーマンスを行いたい人
向いていない人
- プラグイン単体で楽器の音を鳴らしたい人
- MIDIルーティングを使わずに制作したい人
- 単一の楽器音源だけで制作を完結させたい人
Texturiumの導入方法
Texturiumは、アカウント登録後にライセンスキーを取得し、インストーラーから導入する仕組みです。
導入手順
- Textursphereのサイトでアカウントを作成する
- 無料の永続ライセンスキーを取得する
- インストーラーをダウンロードする
- インストール後にライセンスキーを入力して認証する
対応形式
VST3プラグイン、スタンドアロンアプリケーション。
ライセンス認証
最大3台のマシンでアクティベートできます。
まとめ:Textursphere「Texturium」複数の楽器を1台のキーボードで演奏!MIDIレイヤーの切り替えやオーケストラアレンジの生成に対応する無料プラグイン|DTMプラグインセール
Texturiumは、複数の楽器音源をまとめて演奏・制御できるMIDIオーケストレーションプラグインです。
DAW内のインスタンスを連携させることで、複数トラックのMIDI演奏を管理でき、レイヤーの切り替えやアレンジ生成にも対応しています。
複数音源の一括制御
1台のMIDIキーボードから複数の楽器をまとめて演奏できます。
リアルタイムのレイヤー切り替え
楽曲の展開に合わせて、MIDIレイヤーを変更できます。
アレンジ制作を補助する機能
アルペジエーターやボイスリーディング、自動アレンジ生成を利用できます。
ライブ演奏にも対応
16種類のシーンを使い、演奏中に設定を切り替えられます。
オーケストラ音源を組み合わせた楽曲制作や、複数のシンセサイザーを使ったレイヤー演奏など、MIDIを活用する制作環境で試してみたいプラグインです。
