
「Starbreath」は、サンプルを使わずにフルート、リード、ブラスなどの管楽器を再現する物理モデリング音源です。
息やリード、唇などの動きをリアルタイムで計算することで、演奏の強弱に応じて音色そのものが変化します。
EWIやAerophoneなどのウインドコントローラーだけでなく、MIDIキーボードでも演奏可能です。
Starbreathの特徴

Starbreathの大きな特徴は、録音された楽器サンプルを再生するのではなく、管楽器が音を出す仕組みそのものをモデリングしていることです。
息の強さなどが物理モデルへ反映されるため、弱く吹いた音を単純に小さくするのではなく、演奏の強弱に合わせて音色も変化します。
- サンプルを使わない物理モデリング方式
- 息、管、リード、唇などの動きをリアルタイム計算
- 息の強さに応じて音色が変化
- ピッチベンドやビブラートに対応
- レガート、タンギング、グライドなどの演奏表現に対応
- MIDI Learnによるコントローラーの割り当てが可能
フルート・リード・ブラスなどの管楽器を収録
Starbreathでは、一般的なフルートやトランペットだけでなく、尺八やバンスリ、ドゥドゥクなども演奏できます。
それぞれの楽器に合わせた物理モデルが使われています。
- Native American-style flute
- 尺八
- バンスリ
- コンサートフルート
- パンフルート
- クラリネット
- ドゥドゥク
- トロンボーン
- トランペット
- ワウワウミュート付きトランペット
さらに、Singing Bowl、Tanpura、Breath Pad、Duduk Damなどのドローンも用意されています。
EWIやAerophoneで息を使った演奏ができる
Starbreathは、ウインドコントローラーを使った演奏を重視して設計されています。
息の入力を利用して音色をコントロールできるため、管楽器らしい強弱やニュアンスを付けながら演奏できます。
- Akai EWI
- Roland Aerophone
- 各種MIDIコントローラー
- MIDIキーボード
EWIが必須というわけではありません。
MIDIキーボードでは鍵盤を押す強さでブレスをコントロールし、モジュレーションホイールでビブラートを加えられます。
3D空間と6種類のルームを搭載
Starbreathは楽器を鳴らすだけでなく、音を配置する空間まで作り込めます。
各ボイスを3D空間へ配置し、ヘッドホンではバイノーラル出力による立体的な広がりを楽しめます。
- Kiva
- Wood Hall
- Cathedral
- Cave
- Forest
- Canyon
- Shimmer
- Freeze
- ボイスの立体的な配置
ハーモニーボイスを周囲へ移動させることもできるため、通常の管楽器音源とは違ったアンビエント的な音作りにも活用できます。
最大4声を追加できるハーモナイザー
ハーモナイザーを使えば、演奏した1音から複数のハーモニーを作れます。
最大4つのハーモニーボイスを追加でき、それぞれを空間内へ配置できます。
- 最大4つのハーモニーボイスを追加
- Quartal Stack
- So What Chord
- Sus
- Maj9などのボイシング
- ハーモニーボイスを3D空間へ配置可能
ソロの管楽器だけでなく、コード感を持った広がりのあるサウンドを作りたい場合にも使える機能です。
無料期間と対応環境
Starbreathは、2027年1月31日まで無料でダウンロードできます。
無料期間中にダウンロードしたバージョンは、その後も保持して使用できます。
対応環境は次のとおりです。
- Windows 10以降
- macOS 10.13以降
- Linux
- CLAP
- VST3
- Audio Unit(macOS)
- スタンドアロンアプリ
macOS版はApple SiliconとIntelの両方に対応しています。
なお、現時点ではAppleやMicrosoftの開発者証明書による署名が行われていないため、初回起動時にOSから警告が表示される場合があります。
まとめ:「Starbreath」サンプル不使用で管楽器を再現!息・リード・唇までリアルタイム計算するフルート・リード・ブラスを収録した物理モデリング音源|DTMプラグインセール
Starbreathは、サンプルを再生する一般的な管楽器音源とは異なり、管楽器の発音構造をリアルタイムで計算する物理モデリング音源です。
主な特徴をまとめると、
- サンプルを使わず管楽器を物理モデリング
- 息の強弱によって音色そのものが変化
- フルート、尺八、バンスリ、クラリネット、ドゥドゥク、トランペットなどを収録
- EWIやAerophoneによるブレスコントロールに対応
- MIDIキーボードでも演奏可能
- 3D空間、6種類のルーム、Shimmer、Freezeを搭載
- 最大4声を追加できるハーモナイザーを搭載
- Windows、macOS、Linuxに対応
特に、ウインドコントローラーを使って管楽器らしいニュアンスを付けたい人には、注目したい音源です。
MIDIキーボードでも試せるので、物理モデリングによる管楽器表現を体験してみたい人もチェックしてみてください。
