
Shearwaveは、Casio CZシリーズで採用されたフェーズディストーションシンセシスを現代向けに再構築したソフトシンセです。
独特な倍音変化を生かしたサウンドメイクに加え、柔軟なモジュレーションや充実したエフェクトも搭載しています。
この記事では、Shearwaveの特徴や機能、どのような音作りに向いているのかを詳しく紹介します。
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Shearwave|CZ系フェーズディストーションシンセを現代的に進化させたソフトシンセ

Shearwaveは、往年のCZシリーズを思わせるフェーズディストーションサウンドを現代的なワークフローで扱えるシンセサイザーです。
主な特徴は次のとおりです。
- フェーズディストーションシンセシスを採用
- 4基のオシレーターを搭載
- 5種類のウェーブシェイプを収録
- DCW(Distortion Amount)による倍音コントロール
- デュアルフィルター搭載
- 12スロットのモジュレーションマトリクス
- 9スロットのエフェクトチェーン
- 8バンドEQとコンプレッサーを内蔵
- アルペジエーターを搭載
- MPEに対応
- 32種類のファクトリープリセットを収録
フェーズディストーションシンセシスとは
Shearwaveは、一般的な減算方式やFM方式とは異なるフェーズディストーション方式を採用しています。
通常のシンセサイザーでは、明るい波形をフィルターで削ったり、オシレーター同士を変調させたりして音色を作ります。
一方でShearwaveは、ウェーブテーブルを読み取る速度そのものを変化させることで倍音を生成します。
その結果、
- ガラスのように透明感のあるプラック
- 荒々しいベース
- 共鳴感のあるリード
- 時間とともに変化する複雑な倍音
といったサウンドを自然に作り出せます。
DCWで倍音を自在にコントロール
Shearwaveの中心となるパラメーターがDCW(Distortion Amount)です。
DCWを操作すると、サイン波から倍音豊かなサウンドまで滑らかに変化します。
音色の明るさを調整するだけではなく、CZシリーズ特有の個性的なキャラクターを生み出す重要な役割を持っています。
できることは次のとおりです。
- サイン波から明るい音色まで連続的に変化
- 倍音量をリアルタイムで調整
- フェーズディストーションらしい個性的な音作り
DCWはモジュレーションにも対応
DCWは固定値だけでなく、さまざまなモジュレーションソースで動かせます。
これにより、時間とともに変化する表情豊かなサウンドを簡単に作れます。
対応するモジュレーション例は次のとおりです。
- エンベロープ
- LFO
- ベロシティ
- アフタータッチ
- マクロコントロール
音の明るさが演奏に合わせて変化する、CZシリーズらしいサウンドも再現できます。
4オシレーターと5種類のウェーブシェイプ
Shearwaveは4基のオシレーターを搭載しています。
5種類のウェーブシェイプを組み合わせることで、多彩な音色を構築できます。
さらに、スイープするサイン波を利用した共鳴タイプの波形も収録されています。
主なポイントはこちらです。
- 最大4オシレーター
- 5種類の波形
- 共鳴タイプのウェーブシェイプを搭載
- 厚みのあるレイヤーサウンドを作成可能
デュアルフィルターを搭載
Shearwaveには、Music Sound Softwareシリーズ共通のデュアルフィルターエンジンが搭載されています。
2つのフィルターを組み合わせることで、音色を細かく調整できます。
特徴は次のとおりです。
- デュアルフィルター構成
- 各フィルターで12種類のタイプを選択可能
- 多彩なフィルターサウンドを作成
12スロットのモジュレーションマトリクス
柔軟なルーティングが可能な12スロットのモジュレーションマトリクスを搭載しています。
LFOやエンベロープなどを自由に割り当てられるため、複雑な音の変化も簡単に作れます。
主な接続先は次のとおりです。
- オシレーター
- フィルター
- エフェクト
- 各種シンセパラメーター
9スロットのエフェクトチェーン
Shearwaveには、並び順を自由に変更できる9スロットのエフェクトチェーンを搭載しています。
シンセ単体で完成度の高いサウンドメイクが可能です。
特徴は次のとおりです。
- 最大9種類のエフェクトを使用可能
- エフェクト順を自由に変更
- Music Sound Softwareシリーズ共通のエフェクトエンジンを採用
8バンドEQとコンプレッサー

音作りだけでなく、最終的な音質調整まで行える機能も備えています。
内蔵されている機能は次のとおりです。
- 8バンドパラメトリックEQ
- マスタリング向けコンプレッサー
シンセサウンドをそのまま仕上げやすい構成になっています。
アルペジエーターとコードモード
演奏機能としてアルペジエーターも搭載しています。
コードモードにも対応しているため、演奏しながらフレーズ作成を進めやすくなっています。
主な機能はこちらです。
- アルペジエーター
- コードモード
- パフォーマンス向けの音色制作
MPEに対応
MPE(MIDI Polyphonic Expression)に対応しています。
対応コントローラーを使用すると、音ごとに独立した表現が可能です。
例えば、
- ピッチ
- ビブラート
- フィルター
- 倍音変化
などを音単位で細かくコントロールできます。
32種類のファクトリープリセット
最初から32種類のプリセットを収録しています。
フェーズディストーションならではのサウンドを幅広く体験できます。
収録されている音色の例は次のとおりです。
- ガラスのようなプラック
- 力強いベース
- 共鳴感のあるリード
- 表情豊かなシンセサウンド
Music Sound Softwareシリーズ共通の設計
Shearwaveは単独のシンセではなく、Music Sound Softwareシリーズと共通のアーキテクチャを採用しています。
そのため、シリーズを使っているユーザーは同じ操作感で利用できます。
共通となる機能は次のとおりです。
- プリセットシステム
- モジュレーションマトリクス
- エフェクトチェーン
- ユーザーインターフェース
サイズ変更できるインターフェース
画面サイズは自由に変更できます。
作業環境に合わせて見やすい大きさで操作できるため、大型モニターからノートPCまで快適に利用できます。
対応プラットフォーム
Shearwaveは複数のプラグイン形式に対応しています。
現在の対応状況は次のとおりです。
- macOS対応(Apple Silicon・Intel Universal Binary)
- VST3
- AU
- スタンドアロン版
- Windows版は今後対応予定
なお、現時点では以下の環境には対応していません。
- iOS
- Android
- Linux
- ChromeOS
まとめ:Music Sound Software「Shearwave」フェーズディストーションシンセシスを現代的に進化させたソフトシンセ|DTMプラグインセール
Shearwaveは、Casio CZシリーズで知られるフェーズディストーションシンセシスを現代的に進化させたソフトシンセです。
DCWによる独特な倍音コントロールを中心に、4オシレーター、デュアルフィルター、充実したモジュレーション機能、9スロットのエフェクトチェーンまで搭載しており、本格的な音作りに対応します。
クラシックなCZサウンドを再現したい人はもちろん、一般的な減算方式やFMシンセとは異なるキャラクターを求める人にも魅力的なシンセサイザーです。
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