
Serumで使っているお気に入りのプリセットを、Vitalでも使えたら便利だと感じたことはありませんか。
serum2vitalは、Serum 1・Serum 2のプリセットをVital形式へ変換できる無料のオープンソースツールです。
まとめて変換できるため、SerumからVitalへ移行したい人や、既存のプリセット資産を活かしたい人に役立ちます。
この記事では、serum2vitalの特徴やできること、基本的な使い方をわかりやすく紹介します。
serum2vital:SerumのプリセットをVitalへ変換できる無料ツール
serum2vitalは、Serum用プリセットをVital用プリセットへ変換するPython製のコマンドラインツールです。
対応しているプリセット形式は次のとおりです。
- Serum 1(.fxp)
- Serum 2(.SerumPreset)
- Vital(.vital)へ変換
SerumとVitalは似たシンセサイザーですが、プリセットに互換性はありません。
そのため、通常は同じ音色をVitalで使うには手作業で再現する必要があります。
serum2vitalを使えば、できるだけ元の音色に近い状態でVital用プリセットへ変換できます。
serum2vitalの特徴
serum2vitalには、次のような特徴があります。
- Serum 1とSerum 2の両方に対応
- Vital用プリセットをまとめて作成できる
- ウェーブテーブルやLFO、エンベロープなど幅広い設定を変換
- エフェクトやモジュレーションも可能な範囲で再現
- フォルダ単位で一括変換できる
- オープンソースなので無料で利用できる
大量のプリセットを一度に変換できるため、SerumライブラリをVitalへ移行したい場合にも使いやすいツールです。
どこまで変換できる?
serum2vitalは、単純にファイル形式を変更するだけではありません。
音色を構成する多くのパラメータを解析し、Vitalで再現できるよう変換します。
主な対応項目は次のとおりです。
- オシレーター
- ウェーブテーブル
- サブオシレーター
- ノイズ
- エンベロープ
- LFO
- フィルター
- Warp
- モジュレーションマトリクス
- マクロ
- エフェクト
プリセットによっては一部の機能が近い設定へ置き換えられる場合もありますが、多くの音色はそのまま活用できます。
完全に同じ音になる?
完全に同じ音になるわけではありません。
SerumとVitalでは搭載している機能や内部処理が異なるためです。
ただし、serum2vitalは元の音に近づけることを目的として作られており、多くのプリセットは高い再現性で変換できます。
変換できなかった機能や近似変換になった項目は、レポートで確認できます。
基本的な使い方
serum2vitalはコマンドラインから実行します。
流れはとてもシンプルです。
- Pythonをインストールする
- serum2vitalをインストールする
- Serumのプリセットフォルダを指定する
- 出力先を指定する
- Vital形式へ変換する
変換後は、生成されたVital用プリセットをVitalのプリセットフォルダへコピーすれば利用できます。
大量のプリセットも一括で処理できます。
プリセットを整理して保存できる
serum2vitalには、変換したプリセットを自動で整理する機能もあります。
例えば次のようなカテゴリへ分類できます。
- BASS
- LEAD
- PAD
- PLUCK
- KEYS
- DRUM
- FX
さらに、
- REESE
- SUPERSAW
- PIANO
- RISER
などの音色タイプまで自動判定して保存できます。
プリセットが数千種類ある場合でも探しやすく整理できます。
こんな人におすすめ
serum2vitalは、次のような人に向いています。
- SerumからVitalへ移行したい
- Serumのプリセット資産を活かしたい
- Vitalでも同じような音色を使いたい
- 大量のプリセットを一括変換したい
- 無料で使える変換ツールを探している
まとめ:Ben Tesser「serum2vital」Serum 1・Serum 2のプリセットをVital形式へまとめて変換できる無料のオープンソースツール|DTMプラグインセール
serum2vitalは、Serum 1・Serum 2のプリセットをVital形式へ変換できるオープンソースのツールです。
ウェーブテーブルやLFO、フィルター、エフェクトなど、多くの設定をまとめて変換できます。
完全に同じ音になるわけではありませんが、手作業で音色を作り直す手間を大幅に減らせるのが大きな魅力です。
SerumからVitalへの移行を考えている人や、既存のプリセットを活用したい人にとって、試してみる価値のあるツールといえるでしょう。
