
サイドチェインの表現にこだわりたい人に向けて開発された「SERPENT BETA 1」。
一般的なボリュームダッキングだけでなく、低域専用のダッキングやリングモジュレーションを利用した独自のサイドチェインにも対応しています。
この記事では、SERPENT BETA 1の特徴や主な機能をわかりやすく紹介します。
SERPENT BETA 1:3種類のサイドチェインを搭載した無料プラグイン

サイドチェインといえば、キックに合わせてベースやシンセの音量を下げる「ボリュームダッキング」が一般的です。
SERPENT BETA 1は、それだけではありません。
音量全体を下げる通常のダッキングに加え、低域だけを処理する「SUBダッキング」や、リングモジュレーションを利用した独自のサイドチェインまで搭載しています。
サイドチェインを細かく作り込みたい人や、一般的なコンプレッサーでは表現できない効果を試したい人に向いているプラグインです。
SERPENT BETA 1の主な特徴
SERPENT BETA 1では、一般的なサイドチェインよりも幅広い処理を行えます。
主な特徴はこちらです。
- ボリューム・SUB・リングモジュレーションの3種類のダッキングに対応
- エンベロープを自由に編集可能
- オーディオ入力とMIDIトリガーの両方に対応
- 10msルックアヘッドによる自然なダッキング
- リアルタイムで波形を確認しながら調整できる
- Gateモードによる特殊なサイドチェインにも対応
特に、低域だけを処理できるSUBダッキングと、リングモジュレーションを利用したRM Sidechainingは、ほかのサイドチェインプラグインではあまり見かけない機能です。
3種類のサイドチェインを搭載
SERPENTには、用途に合わせて使い分けられる3種類のサイドチェインが用意されています。
Volume Ducking
一般的なサイドチェインです。
キックなどに合わせて音量を下げることで、ミックスの抜けを良くできます。
- 3ポイントのカーブエディターを搭載
- ダッキング量を細かく調整可能
- 自然なポンピングを作りやすい
SUB Ducking
低域だけをダッキングする機能です。
音全体の音量は変えず、キックとベースがぶつかる帯域だけを整理できます。
- ベースの存在感を残しやすい
- 中高域への影響が少ない
- 専用エンベロープで細かく調整できる
RM Sidechaining
リングモジュレーションを利用した独自のサイドチェインです。
単純に音量を下げるのではなく、音色そのものを変化させられます。
- 通常のサイドチェインでは作れない質感を演出
- ボリュームダッキングと組み合わせ可能
- DriveやSmoothingで効果を細かく調整できる
調整機能も充実
SERPENTは、ダッキングのタイミングや反応も細かく調整できます。
主な機能は以下のとおりです。
エンベロープ編集
3ポイントのカーブエディターを使って、ダッキングの形を自由に作成できます。
オーディオ・MIDIトリガー
オーディオ入力だけでなく、MIDIノートでもサイドチェインを動作させられます。
リアルタイム波形表示
再生中だけでなく停止中でも波形を確認できるため、視覚的に調整しやすくなっています。
Gateモード
通常のダッキングとは逆の動作を行う特殊なモードです。
並列処理を利用したサイドチェインにも活用できます。
インストール方法
SERPENT BETA 1を利用するには、plugdata 0.9.3以降が必要です。
インストール方法は非常にシンプルです。
- plugdata 0.9.3以降をインストールする
- SERPENTの「.plugdata」ファイルをドラッグ&ドロップする
これだけで使用できます。
まとめ:Nasko「SERPENT BETA 1」ボリュームダッキング・SUBダッキング・リングモジュレーションを1つに搭載した多機能サイドチェインプラグイン|DTMプラグインセール
SERPENT BETA 1は、一般的なボリュームダッキングだけでなく、低域専用のSUBダッキングや、リングモジュレーションを利用したRM Sidechainingまで搭載した多機能なサイドチェインプラグインです。
エンベロープ編集やMIDIトリガー、リアルタイム波形表示なども備えており、細かなサイドチェイン設定を行いたい人にも向いています。
一般的なサイドチェインプラグインよりも調整できる項目は多めですが、基本的な操作は分かりやすく、さまざまな制作スタイルに取り入れやすいプラグインです。
