
SEMEDO PULSEPOCKETは、トランジェントを維持しながら、ヒット後のサステインや余韻をコントロールできるオーディオプラグインです。
ドラムやベース、808、ループなどのリズム素材をタイトにまとめたいときに活躍します。
この記事では、SEMEDO PULSEPOCKETの特徴や主な機能、対応環境まで詳しく紹介します。
SEMEDO PULSEPOCKET:トランジェントを活かして音を引き締めるポケットプロセッサー

SEMEDO PULSEPOCKETは、Windows・macOS対応のDAW向けトランジェント/ポケットプロセッサープラグインです。
音のヒットやトランジェントを検出し、最初のアタックを維持したまま、その後に続くサステインやボディ成分を短時間だけ抑えます。
これにより、音同士の重なりを減らしながら、存在感やパンチを損なわずにミックスを整理できます。
主な用途は次のとおりです。
- ドラムのアタックを際立たせる
- ベースとキックの住み分けを作る
- 808の低域を整理する
- ループ素材をタイトにする
- ミックス全体の混雑感を軽減する
- グルーブ感を向上させる
SEMEDO PULSEPOCKETの特徴
SEMEDO PULSEPOCKETは、アタックを残しながら余韻だけをコントロールできる点が最大の特徴です。
一般的なダイナミクス処理とは異なるアプローチで、音の抜けや分離感を改善します。
主な特徴は以下のとおりです。
- トランジェントを自動検出
- アタックを保護しながら処理
- サステインやボディだけを短時間抑制
- ドラムのパンチ感を維持
- ミックスの余裕を作りやすい
- ループ素材のまとまりを改善
- パラレル処理にも対応
主な機能
SEMEDO PULSEPOCKETには、細かな調整を行えるパラメーターが多数用意されています。
ヒット後にどれだけサステインやボディを抑えるかを調整します。
- ポケット効果の深さを設定
- 音の余韻を整理
- タイトなサウンドを作りやすい
Recover
処理後に元の音量へ戻る速さを調整します。
- 短くすると素早く復帰
- 長くすると余韻を長めに抑制
- グルーブ感の調整にも便利
Select
処理範囲を調整します。
- 幅広く処理
- 狙った成分だけを処理
- 音源に合わせて調整可能
Hold
アタックを保護する時間を設定します。
- 最初のインパクトを維持
- パンチ感を失いにくい
- 自然なトランジェントを実現
Punch
トランジェントの存在感を強調します。
- アタック感を向上
- ドラムを力強く演出
- 打撃音を目立たせる
Sens
トランジェント検出の感度を調整します。
- 小さなヒットも検出
- 強いアタックだけを検出
- 素材に合わせて最適化
Mix
ドライ音とウェット音のバランスを調整します。
- パラレル処理が簡単
- 原音とのブレンドが可能
- 自然な仕上がりを作れる
Output
最終的な出力レベルを調整します。
- 音量補正
- レベル合わせ
- ゲイン調整
Auto Mode
低域・中域・高域のバランスを自動で調整します。
- 自動バランス処理
- 調整時間を短縮
- 幅広い素材に対応
Delta Mode
処理によって除去された成分だけを確認できます。
- 削られた音だけを再生
- 処理内容を把握しやすい
- 調整の確認に便利
サイドチェイントリガー機能
SC TRIGは、サイドチェイン入力をトリガーとして利用する機能です。
サイドチェインの音声自体は出力されず、トリガー情報だけを利用します。
例えば、キックをトリガーにしてベースを一時的に引っ込めるような処理が可能です。
一般的なサイドチェインコンプレッサーとは異なり、トリガー信号を再生せずにポケット処理だけを行えます。
また、現在の状態は次の表示で確認できます。
- SC OFF
- SC ON
- SC READY
- SC HIT
視覚的に確認できるモニター機能
SEMEDO PULSEPOCKETは、処理状況を視覚的に確認できる表示機能も搭載しています。
音の変化を耳だけでなく画面でも把握できるため、調整しやすいのが特徴です。
表示される内容は以下のとおりです。
- 入力信号
- 処理後の信号
- トランジェント位置
- ポケット処理の動作
- LOW・MID・HIGHのアクティビティメーター
プリセットを収録
用途別のプリセットも収録されています。
最初から目的に近い設定で試せるため、細かな調整を行う前のスタート地点として便利です。
対応ジャンルは次のようになっています。
- ドラム
- ベース
- 808
- ドラムループ
- ボーカル
- ミックスバス
- サイドチェイン風の処理
こんな人におすすめ
SEMEDO PULSEPOCKETは、音を潰さずに整理したい人に向いています。
特に、低域やリズムパートが混み合いやすいミックスでは効果を発揮します。
おすすめできる人は以下のとおりです。
- ドラムをもっと前に出したい
- キックとベースを分離したい
- 808を整理したい
- ループ素材を引き締めたい
- グルーブ感を改善したい
- サイドチェイン風の動きを作りたい
- ミックスの余裕を増やしたい
対応環境
SEMEDO PULSEPOCKETは、主要なDAWで利用できるオーディオプラグインです。
Windows
- VST3対応
- 64bit版
- EXEインストーラーを用意
macOS
- AU対応(Logic Pro)
- VST3対応
- Apple Silicon・Intelの両方に対応したUniversal版
スタンドアロン版は用意されておらず、DAW内で使用するプラグインとして動作します。
また、WebViewやWebView2ランタイムは必要ありません。
まとめ:Semedo Audio「SEMEDO PULSEPOCKET」トランジェントを維持したままサステインをコントロールし、ドラムや808、ベースをタイトにまとめられるオーディオプラグイン|DTMプラグインセール
SEMEDO PULSEPOCKETは、トランジェントを維持したまま余韻だけをコントロールできるポケットプロセッサープラグインです。
音全体を圧縮するのではなく、ヒット後のスペースだけを整理することで、ドラムやベースの分離感、グルーブ感、パンチ感を向上させます。
ドラム、808、ループ、ベースなどのリズム素材をよりタイトに仕上げたい人はもちろん、ミックス全体に余裕を作りたい場合にも活躍するプラグインです。
