
Metering Cockpitは、ラウドネスやスペクトラム、ダイナミクスなど、ミックスやマスタリングに欠かせない情報を1画面で確認できるメータリングプラグインです。
この記事では、主な機能や特徴、活用できる場面について詳しく紹介します。
Metering Cockpit:ラウドネス・スペクトラム・ダイナミクスを1画面で確認できる無料メータリングプラグイン

Metering Cockpitは、ミックスに必要な情報をひとつの画面で確認できることが大きな特徴です。
複数のプラグインを切り替える必要がなく、音の変化を見失わずに作業できます。
主な特徴は次のとおりです。
- ラウドネス・レベル・ダイナミクス・スペクトラム・波形を同時表示
- BS.1770-4準拠のラウドネスメーターを搭載
- True PeakやLRA(ラウドネスレンジ)を測定可能
- ステレオ相関メーターを搭載
- ラウドネス履歴を時系列で確認できる
- 高精度なフラクショナルオクターブアナライザーを搭載
- リファレンストラックとのA/B比較に対応
4つの表示を1画面に集約
Metering Cockpitでは、重要なメーターを横並びで表示します。
画面を切り替えることなく、複数の情報を同時に確認できます。
表示できる内容は以下のとおりです。
- ラウドネス
- レベル
- ダイナミクス
- スペクトラム
- ステレオ波形
- ステレオ相関
さらに、次の情報もまとめて表示できます。
- Integrated Loudness
- Short-Term Loudness
- Max True Peak
- Loudness Range(LRA)
ピークメーターとダイナミクスメーターは同じdBスケール上に表示されるため、レベルとダイナミクスの関係も直感的に把握できます。
BS.1770-4準拠のラウドネス測定
ラウドネスは、放送やストリーミングサービスで使用されているBS.1770-4規格に対応しています。
複数のラウドネス指標を同時に測定できます。
測定できる内容は次のとおりです。
- Momentary(400ms)
- Short-Term(3秒)
- Integrated Loudness
- Loudness Range(LRA)
- True Peak(4倍オーバーサンプリング)
True Peakはセッション全体の最大値を保持します。
また、プラグイン画面を閉じても測定は継続されます。
Crest Factorでダイナミクスを確認
ダイナミクスは、Crest Factorとして表示されます。
数値だけではなくバー表示でも確認できるため、ダイナミックレンジの広さを直感的に把握できます。
バーの色も状態に応じて変化します。
- ダイナミックレンジが広い場合は緑色
- ピーク付近まで圧縮されている場合は赤色
さらに次の情報も表示されます。
- Peak値
- Crest Factor
- 左右チャンネルごとの状態
- ステレオ相関(-1〜+1)
レベルメーターと同じスケールで表示されるため、ピークとダイナミクスを比較しやすくなっています。
ラウドネス履歴を時系列で表示
ラウドネスの変化は履歴としてグラフ表示できます。
時間の経過とともに音量がどのように変化しているかを確認できます。
表示できる履歴は以下から選択できます。
- Momentary
- Short-Term
- Integrated
表示時間は15秒〜5分まで変更できます。
さらに、目標ラウドネスを示すターゲットラインはドラッグして自由に調整できます。
無音区間はグラフから消えず、そのまま空白として表示されるため、楽曲内の休符やブレイクも確認しやすくなっています。
フラクショナルオクターブアナライザー
スペクトラムアナライザーは、音のバランスを細かく確認できます。
低域不足や中域のこもり、高域のきつさなども視覚的に把握しやすくなります。
分析モードは幅広く用意されています。
- 1/1オクターブ
- 1/2オクターブ
- 1/3〜1/24オクターブ
- リニアFFT表示
解析精度も設定によって変わります。
- 1/3オクターブまでは8192ポイント
- 1/6オクターブ以上では16384ポイント
さらに、次の表示にも対応しています。
- 最大値ホールド
- スロープ表示
- ディケイ表示
細かい帯域まで確認したい場合にも役立ちます。
モニタリング機能も充実
Metering Cockpitには、測定だけでなくモニタリング機能も搭載されています。
数値を確認しながらリスニングできるため、作業効率が向上します。
主な機能は次のとおりです。
- リファレンストラックとのA/B比較
- リファレンス専用の音量調整
- LOW・MID・HIGH帯域のソロ再生
- クロスオーバー位置をドラッグで調整
- アナライザー上の帯域だけをソロ再生
アナライザーでは、マウスポインターを特定の帯域に合わせるだけで、その帯域だけを聴き分けることもできます。
主な仕様
Metering Cockpitの主な仕様をまとめます。
- ラウドネス:Momentary、Short-Term、Integrated(BS.1770-4)
- Loudness Range:EBU Tech 3342対応
- Peak:Sample Peak・True Peak(4倍オーバーサンプリング)
- ダイナミクス:Crest Factor表示
- ステレオ相関:-1〜+1
- スペクトラム解析:1/1〜1/24オクターブ、リニアFFT
- ラウドネス履歴:15秒〜5分
- ステレオオシロスコープ搭載
- リファレンストラック再生対応
- LOW・MID・HIGHソロ再生対応
- 通常時はオーディオ信号を変更しない
- リサイズ可能なインターフェース
- macOS(VST3・AU)、Windows(VST3)対応
まとめ:Jeesonic「Metering Cockpit」ラウドネス・レベル・ダイナミクス・スペクトラム・波形を1画面で確認できる無料メータリングプラグイン|DTMプラグインセール
Metering Cockpitは、ラウドネス・レベル・ダイナミクス・スペクトラム・波形を1画面にまとめて表示できるメータリングプラグインです。
BS.1770-4準拠のラウドネス測定やTrue Peak、LRA、高精度なフラクショナルオクターブアナライザーに対応しており、ミックスやマスタリングに必要な情報を効率よく確認できます。
リファレンストラックとの比較や帯域ごとのモニタリング機能も備えているため、耳とメーターの両方を活用しながら、より正確な音作りを進められます。
