
Autodafe「Mega Drum Machines 2」は、170種類のヴィンテージドラムマシンキットを収録した無料のドラム音源プラグインです。
定番のクラシックモデルから珍しいドラムマシンまで幅広く収録し、さまざまなリズムサウンドを楽曲制作に取り入れられます。
音色調整やMIDIマッピングに加え、8系統のステレオ・マルチアウトにも対応。
シンプルなビート制作から、パーツごとに細かく音を作り込むミキシングまで活用できるドラム音源です。
Mega Drum Machines 2とは?170種類のドラムマシンを収録した無料プラグイン

Mega Drum Machines 2は、2017年に登場した「Mega Drum Machines」を全面的に作り直したドラム音源です。
新しいネイティブオーディオエンジンを採用し、操作画面や機能も大幅に刷新されています。
最大の特徴は、170種類ものドラムマシンキットを1つのプラグインで扱えること。
ヴィンテージ機材や希少なドラムマシンのサウンドを、実機を用意することなく楽曲制作に取り入れられます。
170種類のドラムマシンキット
定番のクラシックモデルから珍しい機種まで、幅広いドラムサウンドを収録しています。
5つのドラムグループ
Kick、Snare、Hats、Cymbals、Tomsに分類され、パーツごとに音色を調整できます。
16個のトリガーパッド
画面上のパッドやMIDIキーボードからドラムサウンドを演奏できます。
サンプルライブラリを内蔵
必要なファクトリーサンプルがプラグインに組み込まれているため、別途サンプルフォルダを用意する必要はありません。
なお、無料版と開発支援用のサポーター版は同じ内容で、無料版にも機能制限はありません。
170種類のドラムマシンを素早く切り替えてサウンドを探せる
Mega Drum Machines 2では、170種類のドラムマシンがメーカーやモデルごとに整理されています。
画面左側のライブラリからキットを選択するだけで、すぐにサウンドを切り替えられる仕組みです。
検索機能も備えているため、収録数が多くても目的のキットを探しやすくなっています。
キット検索
メーカー名やモデル名を入力して、目的のドラムマシンを検索できます。
お気に入り登録
よく使うキットをFavoritesに登録し、素早く呼び出せます。
Previous / Next
前後のキットを切り替えながら、サウンドを比較できます。
16パッド+追加ページ
1ページに16個のパッドを表示し、音数の多いキットではPAGE 2を利用できます。
例えば、楽曲のリズムパターンをMIDIで作成しておき、キットを切り替えながら音色を探すといった使い方が考えられます。
ピッチ・パン・音量を調整してドラムサウンドを作り込める
Mega Drum Machines 2は、収録サンプルを再生するだけの音源ではありません。
キック、スネア、ハイハット、シンバル、タムの5グループに、それぞれ独立したコントロールを搭載しています。
Tune(ピッチ調整)
グループ内のサウンドの音程を変更できます。
キックの高さを調整して、ベースとのバランスを整える使い方も可能です。
Pan(定位調整)
左右の定位を変更できます。
ハイハットやシンバルの配置を調整し、ステレオ感のあるドラムパターンを作れます。
Volume(音量調整)
各グループの音量を個別に設定できます。
キックを強調したり、ハイハットを控えめにしたりと、楽曲に合わせたバランス調整が可能です。
Mute / Solo
特定のグループだけを再生したり、ミュートしたりできます。
音作りやミキシング時の確認に便利です。
Velocity Curve
MIDIベロシティに対する音量の反応をSoftからHardまで調整できます。
グループ単位での調整ですが、基本的な音作りに必要な機能がそろっています。
8系統のステレオ・マルチアウトでパーツ別にミキシング
Mega Drum Machines 2は、**8系統のステレオ出力(合計16チャンネル)**に対応しています。
対応DAWでは、キックやスネアなどのグループを別々のチャンネルへ出力できるため、より細かなミキシングが可能です。
例えば、次のような使い方ができます。
キック
専用チャンネルへ出力し、EQやコンプレッサーで低音の質感を調整。
スネア
別チャンネルでコンプレッションやリバーブを加え、存在感を調整。
ハイハット・シンバル
高域のバランスやステレオの広がりを個別にコントロール。
タム
独立したチャンネルで音量や空間処理を調整。
各グループのOutputメニューから出力先を選択し、DAW側で対応する出力を有効にする仕組みです。
なお、スタンドアロンで使用する場合は、各グループが通常のステレオ出力にまとめられます。
Mega Drum Machines 2の活用法|どんな楽曲制作に使える?
170種類のドラムマシンを収録しているため、電子音楽を中心にさまざまな制作で活用できます。
特に、ドラムマシン特有のリズムサウンドを楽曲に取り入れたい場合に便利です。
エレクトロニックミュージックのビート制作
ドラムマシンのサウンドを使って、テクノやエレクトロなどのリズムトラックを制作できます。
レトロな雰囲気の楽曲制作
ヴィンテージドラムマシンの音色を使い、クラシックな電子音楽の雰囲気を演出できます。
ロックやポップスのリズムアレンジ
生ドラムとは異なる質感を加えたい場面で、ドラムマシンのサウンドをアクセントとして使用できます。
複数のキットを比較しながら音作り
MIDIパターンを用意し、キットを切り替えながら楽曲に合うサウンドを探せます。
また、マルチアウトを活用すれば、DAW側のエフェクトでドラムサウンドをさらに加工できます。
収録サウンドをそのまま使うだけでなく、楽曲に合わせて音作りを進められる点も魅力です。
Mega Drum Machines 2は初心者でも使いやすい?
Mega Drum Machines 2は、基本的な操作が分かりやすいドラム音源です。
ライブラリからキットを選び、画面上のパッドをクリックするだけでサウンドを確認できます。
MIDIキーボードやパッドコントローラーを接続すれば、直接演奏することも可能です。
シンプルな操作画面
キット選択、パッド演奏、音色調整などの機能が画面内に整理されています。
MIDI Learnに対応
MIDIコントローラーの鍵盤やパッドを使って、各サウンドのノート割り当てを変更できます。
画面サイズの変更に対応
インターフェースは拡大・縮小でき、Fitボタンでコンパクトな表示に戻せます。
スタンドアロンで使用可能
対応OSでは、DAWを起動せずにドラムサウンドを演奏できます。
まずはキットを選んで音を鳴らし、慣れてきたらMIDIマッピングやマルチアウトを活用するとよいでしょう。
Mega Drum Machines 2がおすすめな人・向いていない人
Mega Drum Machines 2は、さまざまなドラムマシンのサウンドを手軽に扱いたい人に向いています。
特に、音色を比較しながらビートを作りたい人や、DAWで細かくミキシングしたい人に適した音源です。
おすすめな人
- ヴィンテージドラムマシンの音色を幅広く試したい人
- エレクトロニックミュージックやレトロなビートを制作する人
- 多数のドラムキットを1つのプラグインで管理したい人
- マルチアウトを使ってパーツ別にミキシングしたい人
- 無料で使えるドラム音源を探している人
向いていない人
- 生ドラムのリアルな演奏表現を重視する人
- 1音ずつ独立した細かな音色調整を重視する人
- ドラムパターンの自動生成機能を中心に音源を選びたい人
Mega Drum Machines 2は、収録済みのドラムマシンサウンドを演奏・調整することに重点を置いたプラグインです。
Mega Drum Machines 2のシステム要件・対応環境
Mega Drum Machines 2は、macOS、Windows、Linuxに対応しています。
macOS
macOS 11以降。
Apple SiliconとIntelの両方に対応。
Standalone、AU、VST3形式。
Windows
64-bit対応。
Standalone、VST3形式。
Linux
64-bit対応。
Standalone、VST3形式。
macOS版はAppleによる署名と公証にも対応しています。
まとめ|170種類のヴィンテージドラムマシンを自由に活用できる無料音源
Mega Drum Machines 2は、170種類のドラムマシンキットを収録し、幅広いリズムサウンドを制作に取り入れられる無料プラグインです。
キットの切り替えや音色調整に加え、マルチアウトにも対応しているため、シンプルなビート制作から細かなミキシングまで活用できます。
170種類のドラムマシンキット
定番から希少なヴィンテージモデルまで幅広く収録。
グループ別の音色調整
ピッチ、パン、音量を調整し、楽曲に合わせたサウンドを制作。
8系統のステレオ・マルチアウト
キックやスネアなどを別々のDAWチャンネルで処理可能。
16パッドとMIDI Learn
画面上のパッドやMIDIコントローラーから演奏でき、ノート割り当ても変更可能。
無料版でも機能制限なし
すべての機能を無料で利用できます。
ヴィンテージドラムマシンのサウンドを楽曲に取り入れたい人や、さまざまな電子ドラムの音色を試したい人は、ぜひチェックしてみてください。
