
ボーカルをもっと厚く、広がりのあるサウンドに仕上げたい人に向けたプラグインが「Medallo Doubler 4-Voice」です。
1つのボーカルトラックから4つの独立したダブルボイスを生成し、自然な広がりと存在感を加えられます。
リードボーカルやサビ、アドリブなど、さまざまな場面で活躍するボーカルダブラーです。
Medallo Doubler 4-Voice|1テイクのボーカルを4ボイスへ広げるダブラー・スタッカープラグイン

Medallo Doubler 4-Voiceは、1つのボーカルトラックから4つの独立したダブルボイスを作り出せるボーカルダブラー・スタッカープラグインです。
単純に音声をコピーするのではなく、それぞれのボイスが異なるピッチやディレイ、フォルマント、ステレオ定位で動作します。
2000年代のラップやレゲトンでよく聴かれた、厚みと広がりのあるボーカルスタックを再現できるのが特徴です。
リードボーカルの存在感を保ちながら、自然な厚みや奥行きを加えられます。
次のような用途に向いています。
- リードボーカルの厚みを増やしたい
- フックやサビを迫力のあるサウンドにしたい
- アドリブを左右へ広げたい
- 1テイクだけでコーラスのような広がりを作りたい
- ラジオ向けのワイドなボーカルサウンドを目指したい
自然な4ボイススタックを実現する仕組み
Medallo Doubler 4-Voiceの大きな特徴は、4つのボイスがそれぞれ独立して動き続けることです。
各ボイスには常時「Wow & Flutter」が加えられており、ディレイタイムも常にわずかに変化します。
さらに、その変化する速度もボイスごとにランダム化されています。
そのため、4つのボイスが同じ動きを繰り返すことはありません。
Depthノブを0%に設定していても自然な揺らぎが残るため、機械的なコピーとは異なる、生きたボーカルスタックになります。
特徴をまとめると以下の通りです。
- 4ボイスすべてが独立して変化する
- ディレイタイムが常に微妙に揺れる
- ボイスごとに変化速度が異なる
- 静的なコピーではなく自然な厚みを作れる
- コーラスのような不自然さを抑えたサウンドになる
Voiceセクションの主な機能
Voiceセクションでは、V1〜V4まで4つのボイスを個別に編集できます。
各ボイスを細かく調整できるため、左右の広がりや厚み、キャラクターまで自由に作り込めます。
GAIN
各ボイスの音量を調整します。
スタック全体の存在感をコントロールしながら、リードボーカルとのバランスを整えられます。
- 各ボイスごとの音量を個別調整
- ボーカルの厚みを細かくコントロール
- リードを邪魔しないバランスを作りやすい
PAN
各ボイスの左右定位を設定します。
大きく左右へ振ればワイドなサウンドになり、中央付近へ集めればモノラルでもまとまりやすいサウンドになります。
- 左右へ広げて立体感を演出
- センター寄りで自然なダブリング
- 用途に応じてステレオ感を調整
DELAY
各ボイスへディレイを追加します。
短い設定では定番のダブルトラック効果になり、長めに設定するとスラップバックや空間的な広がりも作れます。
- ダブルトラック風の厚みを追加
- スラップバック効果を演出
- 空間表現としても活用可能
DETUNE
各ボイスのピッチをわずかに変化させます。
ほんの少し音程をずらすことで、本当に別テイクを重ね録りしたような自然な厚みを生み出します。
- 各ボイスを個別にデチューン
- 重ね録りのような質感を再現
- 自然な厚みを加えられる
FORMANT
フォルマントを変更し、声のキャラクターを変化させます。
音程は変えずに声質だけを変化させられるため、男女の声質変化やキャラクター作りにも役立ちます。
この機能は「HQ FORMANTS」を有効にすると利用できます。
- 音程を変えずに声質だけ変更
- 太く落ち着いた声にもできる
- 明るく鋭い声質にも調整可能
DEPTH
追加のピッチモジュレーション量を設定します。
低めでは自然な揺れ、高めではコーラスエフェクトに近い広がりになります。
- ピッチ変化量を調整
- 自然な揺れから深いコーラスまで対応
- ボイスの動きを強調できる
RATE
DEPTHで加えたモジュレーション速度を設定します。
ゆっくりした揺れにも、速いビブラートのような動きにも調整できます。
- モジュレーション速度を変更
- ゆるやかな揺れを作れる
- 細かい揺れにも対応
ON
各ボイスの有効・無効を切り替えます。
必要なボイス数だけ使いたい場合にも便利です。
- ボイスごとにオン・オフ可能
- 必要な数だけ使用できる
- アレンジに合わせて柔軟に設定
Master FXセクション
Master FXでは、スタック全体の仕上がりを調整できます。
リードとのバランスやアナログ感、最終的な出力までまとめて管理できます。
DRY / WET
原音と加工後のバランスを調整します。
- 原音とのブレンドを調整
- フルスタックから自然な厚みまで対応
- リードボーカルとのバランスを整えやすい
WARMTH
アナログ風サチュレーションを追加します。
倍音を加えて、より密度の高いまとまりのあるサウンドになります。
- アナログライクな質感を追加
- ボーカルをミックスへ馴染ませやすい
- デジタル特有の硬さを抑えられる
OUTPUT
最終出力レベルを調整します。
- 全体音量を調整
- ミックス全体とのレベル合わせに便利
HQ FORMANTS
高品質なフォルマント処理を有効にします。
有効時はFORMANTノブが利用でき、より自然な声質変化を実現します。
無効時はフォルマント処理を行わない軽量モードとして動作します。
- 高品質フォルマント処理
- 自然な声質変化を実現
- CPU負荷を抑えたい場合は無効化可能
CENTER PAN
4つのボイスをすべてセンターへ配置します。
リードの真後ろへ厚みを追加したい場合や、モノラル環境との互換性を重視する場合に便利です。
- 全ボイスを中央へ配置
- モノラル互換性を維持
- リードを中心に厚みを追加
IN(Bypass)
エフェクト全体のオン・オフを切り替えます。
加工前後をすぐ比較できます。
- エフェクト全体をバイパス
- A/B比較が簡単に行える
Mac版のインストールについて
macOSでは、初回起動時にGatekeeperによってプラグインがブロックされる場合があります。
これはAppleの開発者証明書で署名されていないためです。
その場合は以下の手順で起動できます。
- プラグインまたはアプリを右クリックして「開く」を選択
- または「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」から「このまま開く」を選択
- 初回のみ許可すれば、その後は通常どおり利用可能
まとめ:Jesus Oyola「Medallo Doubler 4-Voice」1テイクのボーカルを厚み・広がり・立体感のある4ボイスへ仕上げるボーカルダブラー|DTMプラグインセール
Medallo Doubler 4-Voiceは、1つのボーカルトラックから自然な4ボイススタックを作成できるボーカルダブラーです。
各ボイスが独立して動くため、単純なコピーでは得られないリアルな厚みと広がりを実現できます。
ピッチやフォルマント、ディレイ、パンニングまで細かく調整できるため、リードボーカルからフック、アドリブ、コーラスまで幅広く活用できるプラグインです。
