
Unform Audio「Loop Machine」は、DJスタイルのループロールやビートリピートをDAW上で作れるエフェクトプラグインです。
再生中のオーディオをキャプチャーしてループさせ、Lengthを動かすことでリピートを徐々に細かくできます。
EDMのドロップ前で勢いを付けたり、イントロやアウトロに変化を加えたりと、シンプルな操作でトランジションを作りたいときに便利です。
Loop Machineとは?
Loop Machineは、再生中のオーディオを取り込み、テンポに合わせて繰り返すループエフェクトです。
大きな特徴は、キャプチャーしたループの長さを「Length」でリアルタイムに変化させられること。
ループを徐々に短くするとリピートが速くなり、DJプレイで使われるようなループロールやスタッターを作れます。
- テンポに合わせたループキャプチャー
- DJスタイルのループロール
- 高速なビートリピート/スタッター
- EDMのビルドアップやドロップ前の演出
- イントロ・アウトロのトランジション
- オートメーションによるループ変化
- オーディオトラック、グループ、バス、マスターで使用可能
複雑な編集をするというより、曲を再生しながら直感的に展開を作っていくタイプのエフェクトです。
Lengthを動かしてループを徐々に細かくできる
Loop Machineの中心となるのが「Length」です。
Fullではキャプチャーしたループをそのまま再生し、Lengthを動かしていくとループが短くなり、リピートする間隔も速くなります。
- Full:キャプチャーしたループを通常再生
- Lengthを動かす:ループが徐々に短くなる
- さらに細かくする:高速なリピート/スタッターへ変化
Lengthはオートメーションにも対応しています。
ドロップ前でFullから細かい分割へ向かって動かせば、徐々に加速していくようなビルドアップを作れます。
RangeとLaunchでループする範囲とタイミングを決める
「Range」では、Loop Machineがキャプチャーするオーディオの長さを設定します。
短い値なら細かなグリッチやフィル、長い値ならフレーズ全体を使ったビルドアップに向いています。
- 1/2:短いフィル
- 1:1小節のループ
- 2/4:長めのビルドアップ
「Launch」では、Loopを押してから実際にループを開始するタイミングを設定できます。
- Follow:Rangeに合わせて開始
- Instant:押したタイミングですぐに開始
- 1/4:次のビートで開始
- 1/2:次の半小節で開始
- 1 Bar:次の小節で開始
最初は「Follow」を使うと、タイミングを合わせやすくなります。
SmoothとFXでループの質感を調整できる
ループのキャラクターを調整するために「Smooth」と「FX」も用意されています。
Smoothをオンにするとループのつなぎ目が柔らかくなり、より滑らかなリピートを作れます。
反対にオフにすると、輪郭のあるアグレッシブなスタッターを作りやすくなります。
- Smooth:ループのつなぎ目を柔らかくする
- FX:Lengthが短くなるにつれてビルドアップに追加の変化を加える
- FX OFF:シンプルなループリピートとして使用
曲調やトランジションの強さに合わせて切り替えられます。
Loop Machineをドロップ前で使う方法
基本的な使い方はシンプルです。
マスターやグループ、バス、オーディオトラックにLoop Machineを挿し、繰り返したい部分をキャプチャーします。
- Loop Machineをトラックやバスなどに挿す
- Rangeを選択
- Launchを設定
- 繰り返したい部分の少し前でLoopをオン
- Lengthを徐々に動かしてリピートを細かくする
- ドロップでLoopをオフにして通常再生へ戻す
特にEDMでは、ドロップ直前でLengthをオートメーションさせる使い方が分かりやすいでしょう。
ビートリピートを細かくしながら緊張感を高め、Loopを解除した瞬間にドロップへ入る流れをDAW内で作れます。
Loop Machineが向いている人
Loop Machineは、複雑な設定よりも素早くトランジションを作りたい人に向いています。
- EDMのビルドアップを作りたい
- ドロップ前に変化を付けたい
- DJスタイルのループロールを楽曲へ取り入れたい
- スタッターやビートリピートを手軽に使いたい
- オートメーションでトランジションを作りたい
- マスターやグループ全体にループエフェクトをかけたい
特に「ドロップ前が少し物足りない」という場面で、すぐ試せるタイプのエフェクトです。
Loop Machineのシステム要件
Loop MachineはmacOSとWindowsに対応しています。
macOS
- AU/VST3
- Apple Silicon対応
- Intel Mac対応
Windows
- VST3
- Windows 10/11
- 64bit DAW
- WebView2 Runtimeが必要
Windowsでは、プラグインのUI表示にWebView2 Runtimeを使用します。
Loop Machineまとめ
Loop Machineは、ループの長さをリアルタイムに変化させながら、DJスタイルのビートリピートやスタッターを作れるエフェクトです。
- 再生中のオーディオをテンポに合わせてループ
- Lengthでリピートを徐々に高速化
- EDMのビルドアップやドロップ前に活用
- Smoothでループのつながりを調整
- FXでビルドアップに追加の変化を加えられる
- マスター、バス、グループ、オーディオトラックで使用可能
特に分かりやすいのが、ドロップ前でLengthを徐々に動かす使い方です。
ループを細かくしながら緊張感を高め、そのまま次の展開へつなげたいときに使いやすいシンプルなループエフェクトです。
