
PRITEZZA「KMIDI Player」は、MIDIファイルの再生やプレイリスト管理、演奏内容の視覚的な確認ができるWindows用MIDIプレーヤーです。
16チャンネルの鍵盤表示や4種類のピアノロールを搭載しており、どの音がどのタイミングで演奏されているのかを画面上で確認できます。
テンポ変更やA-Bループ、チャンネルごとのミュートにも対応。
MIDIファイルを整理したい人はもちろん、既存のMIDIデータを使って演奏フレーズを研究したい人にも便利なソフトです。
KMIDI Playerとは?MIDIの再生・管理・演奏確認ができるプレーヤー

KMIDI Playerは、Standard MIDI File(.mid)を再生するためのWindows専用ソフトです。
Windows標準のMicrosoft GS Wavetable Synthをはじめ、外部MIDI音源やソフトウェアシンセサイザーを利用してMIDIファイルを再生できます。
特徴は、プレイリストを中心としたファイル管理機能と、演奏内容を視覚的に確認できる表示機能を組み合わせていること。
一般的な音楽プレーヤーのように曲を聴きながら、MIDIデータに含まれる各パートの動きも確認できます。
16チャンネルの演奏モニター
各チャンネルの鍵盤、ペダル、ピッチベンド、音量メーターを表示。
複数の楽器がどのように演奏されているのかを確認できます。
4種類のピアノロール表示
Side、Falling、3D、Circleの4種類を搭載。
演奏中のノートを異なる視点から視覚化できます。
プレイリストによるファイル管理
MIDIファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで追加。
曲順の変更やプレイリストの保存にも対応しています。
日本語・英語の切り替え
インターフェースは日本語と英語に対応。
初回起動時は日本語で表示されます。
4種類のピアノロールでMIDI演奏を視覚化
KMIDI Playerには、演奏中のノートを表示する4種類のピアノロールが用意されています。
MIDIファイルを再生すると、音符の動きが画面に表示され、ノートが鍵盤に到達するタイミングで視覚効果が加わります。
音を聴くだけでは把握しにくいフレーズの流れを、目で追えるのが魅力です。
Side(サイド表示)
横方向に流れるピアノロール表示。
音程やノートの長さ、フレーズの動きを確認する際に利用できます。
Falling(落下表示)
ノートが鍵盤に向かって落ちてくる表示方式。
どの鍵盤がどのタイミングで演奏されるのかを視覚的に把握できます。
3D(立体表示)
ノートの動きを立体的に表現する表示方式。
通常のピアノロールとは異なる視点から演奏を楽しめます。
Circle(円形表示)
演奏内容を円形のレイアウトで表現。
MIDIデータの動きを独特なビジュアルで確認できます。
また、歌詞やマーカーの表示にも対応しています。
MIDI再生を細かく調整できる便利な機能
KMIDI Playerは、単にMIDIファイルを再生するだけでなく、再生速度やキー、チャンネルごとの出力を調整できます。
気になるフレーズを繰り返し聴いたり、特定の楽器だけを確認したりと、MIDIデータの分析にも活用できる機能がそろっています。
テンポ変更
再生テンポを25〜400%の範囲で調整可能。
速いフレーズをゆっくり再生して、音の動きを確認できます。
キー変更
±12半音の範囲でキーを変更。
異なる音程でフレーズを聴きたいときに便利です。
A-Bループ
指定した区間を繰り返し再生。
気になる演奏部分を集中的に確認できます。
チャンネル別のミュート・ソロ
16チャンネルそれぞれにミュートやソロを設定可能。
特定の楽器パートだけを聴いたり、ほかのパートを一時的に消したりできます。
音量・オクターブ・トランスポーズ調整
チャンネルごとに音量や音程を調整。
MIDI出力チャンネルの変更にも対応しています。
プレイリスト機能で大量のMIDIファイルを整理
MIDIファイルを多数保存している人にとって、プレイリスト管理機能もKMIDI Playerの魅力です。
ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで登録でき、曲順を変更しながら連続再生できます。
お気に入りの曲を評価して分類したり、条件に合う曲だけを再生したりすることも可能です。
5段階の評価機能
各曲に1〜5段階の星評価を設定。
評価が3以上の曲だけを再生するなど、好みに合わせた絞り込みができます。
5種類の再生モード
1曲再生、1曲リピート、全曲再生、全曲リピート、シャッフル再生に対応しています。
プレイリストの保存・読み込み
M3U形式のプレイリストを保存・読み込み可能。
TMIDI Playerのプレイリスト(.TO2)の読み込みにも対応しています。
終了時の状態を保存
ソフトを終了するとプレイリストを自動保存。
次回起動時に以前のリストを復元できます。
KMIDI Playerの活用法|MIDIフレーズの研究や楽器パートの確認に
KMIDI Playerは、MIDIファイルを聴くだけでなく、既存の演奏データを研究する際にも活用できます。
特に、複数の楽器パートが含まれるMIDIファイルでは、チャンネル別の表示やミュート機能が役立ちます。
ピアノやシンセのフレーズを研究する
ピアノロールでノートの動きを確認しながら再生。
テンポを落とせば、速いフレーズの音程やタイミングも追いやすくなります。
ドラムやベースなど特定のパートを確認する
チャンネル別のソロ機能を使い、確認したいパートだけを再生。
複数の楽器が重なったMIDIファイルでも、各パートの演奏内容を個別に確認できます。
楽曲のアレンジを研究する
16チャンネルの演奏モニターを使い、各パートが演奏されるタイミングを確認。
楽器の入り方やフレーズの重なりを調べる際に便利です。
MIDI素材を整理する
複数のMIDIファイルをプレイリストに登録し、連続再生しながら内容を確認。
気に入ったファイルには星評価を付けて整理できます。
KMIDI Playerがおすすめな人・向いていない人
KMIDI Playerは、MIDIファイルの再生や管理、演奏内容の確認を中心に使いたい人に向いています。
一方、MIDIノートを直接編集したり、楽曲を制作したりするためのDAWとは役割が異なります。
おすすめな人
- MIDIファイルをまとめて管理したい人。
- ピアノロールで演奏内容を確認したい人。
- MIDIフレーズや楽器の演奏パターンを研究したい人。
- 特定のチャンネルだけを再生して確認したい人。
- インストール不要のMIDIプレーヤーを探しているWindowsユーザー。
向いていない人
- MIDIノートを直接編集したい人。
- MIDIの打ち込みや楽曲制作を中心に行いたい人。
- Macで使用できるMIDIプレーヤーを探している人。
- MP3やWAVなどのオーディオファイルを中心に再生したい人。
MIDIファイルを編集するならDAW、既存のMIDIファイルを再生・確認するならKMIDI Playerという使い分けが適しています。
KMIDI Playerのシステム要件・対応ファイル形式
KMIDI PlayerはWindows専用ソフトです。
| 項目 | 対応内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10(バージョン1903以降)、Windows 11 |
| CPU | x64(64-bit) |
| 実行環境 | .NET Framework 4.8 |
| MIDI出力 | MIDI出力デバイスが必要 |
| 対応MIDI | Standard MIDI File(.mid)、Format 0 / 1 |
| プレイリスト | .m3u / .m3u8 |
| 言語 | 日本語・英語 |
Windows標準のMicrosoft GS Wavetable Synthでも再生できますが、発音までに遅延が発生する場合があります。
なお、Format 2のMIDIファイルやRIFF MIDI(.rmi)、RCP、MMLなどには対応していません。
KMIDI Playerの導入方法
KMIDI Playerは、インストーラーを使わずに起動できます。
ダウンロード
GitHubのReleasesページからZIPファイルをダウンロードします。
ファイルの展開
ダウンロードしたZIPファイルを任意のフォルダに展開します。
ソフトの起動
展開したフォルダ内の「KMidiPlayer.exe」をダブルクリックして起動します。
MIDI出力の設定
設定メニューから使用するMIDI出力デバイスを選択します。
MIDIファイルの再生
MIDIファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで追加。
再生したい曲をダブルクリックすると演奏が始まります。
まとめ|MIDIファイルを聴きながら演奏内容まで確認できるWindows用プレーヤー
KMIDI Playerは、MIDIファイルの再生・管理と、演奏内容の視覚的な確認を組み合わせたWindows用MIDIプレーヤーです。
16チャンネルの演奏モニター
鍵盤や音量メーター、ペダルなどの情報をチャンネルごとに確認できます。
4種類のピアノロール
Side、Falling、3D、Circleの表示方式でMIDI演奏を視覚化できます。
柔軟な再生コントロール
テンポ変更、キー変更、A-Bループ、チャンネル別ミュートなどに対応しています。
プレイリスト管理
星評価やシャッフル再生を使い、複数のMIDIファイルを整理できます。
インストール不要
ZIPファイルを展開し、実行ファイルを起動するだけで使用できます。
MIDIファイルを聴くだけでなく、演奏フレーズを研究したり、楽器ごとの動きを確認したりしたい人にとって、便利な選択肢となるでしょう。
