
Mikko Patama「Helsinki 1967 Tube/Ribbon Edition」は、1967年製のアップライトピアノをサンプリングした無料ピアノ音源です。
真空管コンデンサーマイクとステレオリボンマイクによる2種類のサウンドを収録しており、それぞれを単独で使用したり、ブレンドしたりできます。
ヴィンテージピアノの自然な響きを活かしながら、楽曲に合わせて音の輪郭やステレオの広がりを調整できるのが魅力です。
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionとは?

Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionは、フィンランドで1967年に製造されたアップライトピアノを収録した、Decent Sampler用のサンプルライブラリです。
収録されたピアノは、製作者Mikko Patamaの家族が長年所有してきた楽器で、2023年にリハーサルスペースでサンプリングされました。
長年使用されてきたピアノならではの個性を持ち、特に中音域のハンマーには摩耗による独特のアタックがあります。
今回のTube/Ribbon Editionでは、2種類のマイクを使って、その響きを異なる角度から収録しています。
1967年製アップライトピアノを収録
フィンランドのNurmijärviで製造された、歴史あるアコースティックピアノを使用しています。
2種類のマイクサウンド
モノラルのTubeとステレオのRibbonを切り替えたり、組み合わせたりできます。
自然な演奏表現
35鍵分のサンプリングと5段階のベロシティレイヤーにより、鍵盤を弾く強さによる音色の変化を表現できます。
TubeとRibbonの2種類のマイクサウンド
本製品の大きな特徴は、収録に使用した2種類のマイクを自由に組み合わせられることです。
Tubeは音の輪郭と存在感を重視したモノラルサウンド、Ribbonは柔らかなアタックと広いステレオ感を持つサウンドです。
どちらか一方を使うだけでなく、両方をブレンドすることで、楽曲に合わせたピアノの音作りができます。
Tube:ミックスの中でも存在感を出しやすいモノラルサウンド
Tubeには、カスタマイズされたCV-12真空管コンデンサーマイクを使用しています。
ピアノの低い位置から収録することで、摩耗したハンマーの強いアタックを抑えながら、豊かで輪郭のある音色に仕上げています。
モノラルならではのまとまり
音が左右に大きく広がらないため、ほかの楽器が多いアレンジにも組み込みやすいサウンドです。
明瞭で存在感のある音色
バンドサウンドや複数の楽器を重ねた楽曲でも、ピアノの輪郭を保ちたい場面に向いています。
Ribbon:柔らかく広がりのあるステレオサウンド
Ribbonには、ステレオリボンマイクを使用しています。
演奏者に近い位置から収録しており、リボンマイクの特性によってハンマーのアタックが柔らかくなっています。
丸みのある自然な響き
強すぎるアタックを抑えた、落ち着いたピアノサウンドを作れます。
広いステレオイメージ
左右に広がる響きが特徴で、ピアノを中心にしたアレンジや、空間を感じさせたい楽曲に適しています。
TubeとRibbonをブレンドして音色を調整
2種類のマイクを組み合わせると、Tubeの明瞭さとRibbonの柔らかな広がりを両立できます。
例えば、ピアノの輪郭を強調したい場合はTubeを中心に、自然なステレオ感を加えたい場合はRibbonの割合を増やすといった使い方が考えられます。
マイクのバランスを変えるだけで、同じピアノでも楽曲の中での聴こえ方を調整できるのが便利です。
自然な演奏を支えるサンプリング仕様
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionでは、以前のライブラリからサンプリング内容が拡充されています。
収録鍵数が26鍵から35鍵に増え、各鍵盤には5段階のベロシティレイヤーを用意しています。
さらに、リリース音やハンマーのノイズも収録し、アップライトピアノの細かな演奏表現に対応しています。
35鍵分のサンプリング
複数の鍵盤を個別に収録することで、音域ごとのピアノの特徴を捉えています。
5段階のベロシティレイヤー
鍵盤を弱く弾いたときと強く弾いたときの音色の違いを表現できます。
リリースサンプル
35鍵それぞれのリリース音を収録し、鍵盤を離した際の響きも再現しています。
ハンマーノイズとラウンドロビン
ピアノ内部の機械的な音や、同じ鍵盤を繰り返し演奏した際の変化も取り入れています。
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionの活用法
2種類のマイクによる音色の違いを活かせば、ピアノを主役にした楽曲から、ほかの楽器を重ねたアレンジまで幅広く取り入れられます。
特に、ヴィンテージアップライトピアノの素朴な響きを活かしたい場面に向いています。
インディー・アコースティック系の楽曲
Tubeを中心に使い、ギターやボーカルと組み合わせることで、輪郭のあるピアノパートを作れます。
Lo-Fi・落ち着いた雰囲気の楽曲
Ribbonの柔らかなアタックを活かし、温かみのあるピアノフレーズやコード演奏に取り入れられます。
映画・ゲーム音楽
Ribbonのステレオ感を活かした静かなシーンや、Tubeを使ったシンプルなピアノフレーズなど、場面に合わせた使い分けが可能です。
楽器数の多いアレンジ
Tubeのモノラルサウンドを使えば、ピアノの左右への広がりを抑えながら、ほかの楽器と組み合わせられます。
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionがおすすめな人
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionは、ヴィンテージアップライトピアノの音色を求める人や、マイクの違いによる音作りを楽しみたい人に適しています。
ヴィンテージピアノの響きが好きな人
1967年製のアップライトピアノが持つ、独特のアタックや自然な響きを楽曲に取り入れたい人。
ピアノのステレオ感を調整したい人
モノラルとステレオの音を組み合わせ、楽曲に合わせて音の広がりを調整したい人。
自然な演奏表現を重視する人
ベロシティレイヤーやリリース音など、アコースティックピアノの細かな表現を求める人。
インディー・Lo-Fi・映像音楽を制作する人
素朴で柔らかなピアノの響きを、楽曲の雰囲気作りに活かしたい人。
一方、コンサートグランドピアノの壮大な響きや、複数のピアノモデルを切り替えられる音源を探している場合は、用途が異なります。
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionの対応環境
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionは、Decent Sampler用のサンプルライブラリです。
対応サンプラー
Decent Sampler
ライブラリ容量
2GB未満
サンプル形式
Decent SamplerのFLAC対応を活用したライブラリです。
利用するには、Decent Samplerを用意する必要があります。
まとめ:Mikko Patama「Helsinki 1967 Tube/Ribbon Edition」1967年製アップライトピアノを収録!真空管とリボンマイクの音をブレンドできる無料ピアノ音源|DTMプラグインセール
Helsinki 1967 Tube/Ribbon Editionは、1967年製アップライトピアノの個性的な響きを収録したピアノ音源です。
真空管コンデンサーマイクとステレオリボンマイクの音を自由に組み合わせられるため、楽曲に合わせて音の輪郭や広がりを調整できます。
1967年製アップライトピアノの自然な響き
長年使用されてきた楽器ならではの音色を収録しています。
TubeとRibbonによる2種類のサウンド
明瞭なモノラルと柔らかなステレオを使い分けられます。
35鍵・5段階のベロシティレイヤー
演奏の強弱や鍵盤を離した際の音まで表現できます。
幅広い制作シーンで活用
インディー、Lo-Fi、映画・ゲーム音楽などのピアノパートに取り入れられます。
ヴィンテージピアノの質感を活かしながら、マイクの組み合わせで音色を調整したい人は、ぜひチェックしてみてください。
