
D16 Group「Echolite」は、シンプルな操作で多彩なエコーを作れる無料のステレオディレイプラグインです。
DAWのテンポ同期、4種類のフィルター、ステレオスプレッドを搭載し、エコーのタイミングや音色、左右の広がりを細かく調整できます。
ボーカルやギター、シンセサイザーなど、さまざまな楽器の音作りに活用できるエフェクトです。
この記事では、Echoliteの主な機能や活用法、おすすめな人、システム要件について解説します。
D16 Group「Echolite」とは?無料で使えるシンプルなステレオディレイ

D16 Group「Echolite」は、直感的な操作でエコーを加えられる無料のディレイプラグインです。
ディレイタイムやフィードバックといった基本的な機能に加え、ステレオスプレッドやマルチモードフィルターを搭載しています。
操作画面はシンプルに整理されており、複雑な設定を覚えなくても、エコーのタイミングや音色を調整できる設計です。
トラックに直接挿入するインサート方式と、FXセンドを使ったエフェクト処理の両方に対応しています。
無料で使えるステレオディレイ
基本的なエコーから、左右に広がるディレイまで制作できます。
DAWテンポ同期
楽曲のテンポに合わせてエコーのタイミングを設定できます。
ステレオスプレッド
左右のディレイに時間差をつけ、音の広がりを調整できます。
4種類のフィルター
エコーの周波数成分を加工し、明るさや質感を変化させられます。
シンプルな操作画面
主要なパラメーターをひとつの画面で操作できます。
Echoliteの主な機能と特徴

Echoliteの主な機能と特徴は、以下の通りです。
ディレイタイムとフィードバックでエコーを細かく調整
Echoliteでは、Delay TimeとFeedbackを使って、エコーの間隔や繰り返しの長さを調整できます。
短いディレイで音に厚みを加えたり、フィードバックを増やして長い余韻を作ったりと、用途に合わせた設定が可能です。
さらに、Pre Delayを使えば、フィードバックループに入る前の遅延時間を個別に設定できます。
Delay Time
エコーの間隔を0.1〜400msの範囲で調整できます。
Pre Delay
フィードバックループに入るまでの時間を0〜400msの範囲で設定できます。
Feedback
エコーを繰り返す量を調整し、余韻の長さをコントロールできます。
DAWテンポ同期でリズミカルなディレイを制作
Echoliteは、DAWのテンポに合わせてディレイタイムを同期できます。
Sync機能を有効にすると、Delay TimeとPre Delayを音符単位で設定できるため、楽曲のリズムに合わせたエコーを簡単に作れます。
通常の音符だけでなく、付点音符や三連符にも対応している点が特徴です。
DAWテンポ同期
楽曲のBPMに合わせてディレイタイムを設定できます。
音符単位の設定
1/64音符から4小節までの範囲でタイミングを選択できます。
Full
通常の音符の長さでディレイを設定します。
Dotted
付点音符の長さを使い、独特のリズム感を持つエコーを作れます。
Triplet
三連符のタイミングでエコーを繰り返し、リズムに変化を加えられます。
例えば、シンセのアルペジオに付点音符のディレイを加えると、元の演奏とは異なるタイミングで反復音が重なります。
シンプルなフレーズにリズムの動きを加えたい場面でも便利です。
ステレオスプレッドで左右に広がるエコーを制作
Stereo Spreadは、左右のディレイチャンネルに時間差をつける機能です。
左右のエコーが鳴るタイミングをずらすことで、中央に集中した反復音とは異なる、ステレオ感のあるディレイを作れます。
設定値によって左右のどちらが先に鳴るかを調整できるため、楽曲に合わせてエコーの広がり方を変化させられます。
左右の時間差を調整
左チャンネルと右チャンネルのディレイタイミングをずらせます。
ステレオ感のコントロール
エコーの左右の広がり方を調整できます。
幅広い楽器に活用
ギターのアルペジオやシンセパッドなど、空間的な広がりを加えたい音に活用できます。
4種類のフィルターでエコーの音色を加工
Echoliteには、ディレイの反復音を加工するマルチモードフィルターが搭載されています。
フィードバックループから出た音にフィルターを適用し、特定の周波数帯域を調整できます。
原音とは異なる音色のエコーを作れるため、ディレイが目立ちすぎる場合や、独特の質感を加えたい場面にも便利です。
ローパスフィルター(LP)
高域を抑え、落ち着いた音色のエコーを作れます。
バンドパスフィルター(BP)
特定の周波数帯域を中心に残し、特徴的な音色に加工できます。
ハイパスフィルター(HP)
低域を抑え、軽やかなエコーを作れます。
バンドリジェクトフィルター(BR)
特定の周波数帯域を取り除き、音色に変化を加えられます。
さらに、CutoffとResonanceでフィルターの特性を調整でき、Slopeは12dB/octと24dB/octから選択できます。
原音とエフェクト音のバランスを調整
Echoliteには、原音とエフェクト音のバランスを調整するFXコントロールが用意されています。
ディレイを控えめに加えたい場合から、エフェクト音を中心に使いたい場合まで、用途に応じた調整が可能です。
FX
原音とディレイ音のミックスバランスを調整できます。
FXロック
プリセットを切り替えてもFXの設定値を維持できます。
Output Volume
プラグインから出力する音量を調整できます。
インサートで使う場合は原音とのバランスを調整し、FXセンドで使う場合はエフェクト音を中心に設定するなど、制作環境に合わせて使い分けられます。
プリセット管理とMIDI Learnにも対応
Echoliteは、音作りの設定をプリセットとして保存できます。
プリセットブラウザーには検索機能やタグによる絞り込み機能があり、設定を整理しながら利用できます。
また、MIDI Learnにも対応しているため、MIDIコントローラーからパラメーターを操作することも可能です。
プリセットの保存・読み込み
自分で作成したディレイ設定を保存し、別のプロジェクトでも利用できます。
プリセット検索
名前やタグを使って設定を探せます。
お気に入り登録
よく使うプリセットを管理できます。
MIDI Learn
MIDIコントローラーの操作子にプラグインのパラメーターを割り当てられます。
画面サイズの変更
複数のUIサイズとHiDPI表示に対応しています。
Echoliteの使い方・活用法|ボーカル・ギター・シンセの音作り
Echoliteは、エコーのタイミング、音色、左右の広がりを調整できるため、さまざまな制作シーンに活用できます。
特に、DAWテンポ同期とステレオスプレッドを組み合わせると、シンプルなフレーズにもリズムや空間的な変化を加えられます。
ボーカルに自然なエコーや長い余韻を加える
ボーカルにディレイを使う場合は、歌声の明瞭さを保ちながら、フレーズの後ろにエコーを加える方法が考えられます。
短いディレイと控えめなフィードバックを組み合わせれば、反復音を目立たせすぎずに空間的な印象を加えられます。
また、フィードバックを増やすことで、フレーズの終わりに長い余韻を作ることも可能です。
短いディレイ
ボーカルに控えめなエコーを加えたい場合に活用できます。
フィードバック調整
フレーズの終わりに残るエコーの長さをコントロールできます。
ローパスフィルター
エコーの高域を抑え、原音との音色の違いを作れます。
ギターのアルペジオにリズミカルな広がりを加える
クリーンギターのアルペジオには、テンポ同期ディレイが活用できます。
例えば、8分音符や付点8分音符のタイミングでエコーを加えると、元の演奏に反復音が重なり、フレーズのリズムが変化します。
ステレオスプレッドを組み合わせれば、左右のエコーに時間差をつけることも可能です。
テンポ同期ディレイ
ギターの演奏とエコーのタイミングを合わせられます。
付点音符の設定
アルペジオに異なるリズムの反復音を重ねられます。
ステレオスプレッド
左右に時間差のあるエコーを加えられます。
シンセサイザーに動きのあるディレイを加える
シンセのリードやアルペジオにもEcholiteを活用できます。
DAWテンポに同期させることで、シンプルなメロディや短いフレーズにリズミカルな反復音を加えられます。
さらに、フィルターを使ってエコーの音色を変えれば、原音とは異なる質感の反復音を重ねることも可能です。
リードシンセ
メロディの後ろにテンポ同期したエコーを加えられます。
アルペジオ
付点音符や三連符を使い、リズムの変化を演出できます。
フィルター加工
反復音の周波数成分を調整し、原音と異なる音色を作れます。
アンビエントやシネマティックな空間演出
アンビエントやシネマティック系の楽曲では、長いエコーやステレオの広がりを利用した音作りにも活用できます。
シンセパッドや単音のフレーズにディレイを加え、フィードバックを調整することで、音が繰り返しながら残る空間を演出できます。
ステレオスプレッドやフィルターを組み合わせれば、反復音の広がりと音色をさらに調整できます。
長めのエコー
フレーズの余韻を伸ばし、空間的な印象を加えられます。
ステレオスプレッド
左右のエコーに時間差をつけ、ステレオ感を調整できます。
フィルター
エコーの高域や低域を調整し、楽曲の雰囲気に合わせた音色を作れます。
Echoliteは初心者でも扱いやすい?
Echoliteは、ディレイの基本操作をひとつの画面にまとめたシンプルなプラグインです。
まずはDelay Timeでエコーの間隔を決め、Feedbackで繰り返しの長さを調整するだけでも、基本的なディレイを作れます。
楽曲のテンポに合わせたい場合はSyncを有効にし、音符単位でタイミングを設定すると分かりやすいでしょう。
慣れてきたらステレオスプレッドやフィルターを使い、エコーの音色や広がりを調整できます。
基本操作が分かりやすい
Delay TimeとFeedbackを中心に、エコーの基本的な設定を行えます。
テンポ同期が便利
BPMからディレイタイムを計算しなくても、音符単位で設定できます。
プリセットを利用できる
用意された設定を読み込み、そこからパラメーターを調整できます。
細かな音作りにも対応
基本操作に慣れた後は、フィルターやステレオスプレッドを組み合わせられます。
ディレイの仕組みを学びながら音作りをしたい初心者にも、扱いやすい構成です。
Echoliteがおすすめな人・向いていない人
Echoliteは、複雑な操作をせずにエコーを加えたい人や、無料でステレオディレイを導入したい人に適しています。
テンポ同期やフィルターも搭載しているため、基本的なディレイだけでなく、音色やステレオ感を調整したい場合にも活用できます。
Echoliteがおすすめな人
無料のディレイプラグインを探している人
追加の費用をかけずに、ステレオディレイを導入できます。
シンプルな操作を重視する人
主要なパラメーターをひとつの画面で操作できます。
テンポ同期ディレイを使いたい人
通常音符・付点音符・三連符に対応したエコーを作れます。
ステレオ感を調整したい人
左右のエコーに時間差をつけて、音の広がりを変えられます。
エコーの音色を加工したい人
4種類のフィルターを使って、反復音の周波数特性を調整できます。
Echoliteが向いていない人
複数のディレイラインを個別に操作したい人
Echoliteは、シンプルなディレイエンジンを中心とした構成です。
複雑なモジュレーション機能を重視する人
LFOなどを使った高度なモジュレーション機能は、主要機能として搭載されていません。
ディレイ以外の空間系エフェクトもまとめて使いたい人
Echoliteはディレイを中心としたエフェクトのため、リバーブなどは別のプラグインと組み合わせる必要があります。
Echoliteのシステム要件・対応環境
Echoliteは、WindowsとMacに対応するエフェクトプラグインです。
VST2・VST3・AU・AAX形式に対応していますが、スタンドアロンでは動作しないため、対応するDAWなどのホストアプリケーションが必要です。
Windows
Windows 7以降。
Intel x86 / AMD x86対応。
VST2・VST3・AAX(32bit / 64bit)。
Mac
Mac OS X 10.13〜macOS 26。
Intel x86 / Apple Silicon対応。
VST2・VST3・AU・AAX(64bitのみ)。
対応サンプルレート
44.1kHz以上。
動作形式
プラグイン専用。スタンドアロン非対応。
まとめ:D16 Group「Echolite」無料でエコーのタイミング・音色・広がりを調整できるディレイ|DTMプラグインセール
D16 Group「Echolite」は、シンプルな操作性と音作りの自由度を両立した無料のステレオディレイプラグインです。
基本的なディレイ機能に加え、DAWテンポ同期、ステレオスプレッド、4種類のフィルターを搭載しています。
DAWテンポ同期
通常音符・付点音符・三連符に対応し、楽曲のリズムに合わせたエコーを制作できます。
ステレオスプレッド
左右のディレイタイミングをずらし、音の広がりを調整できます。
4種類のフィルター
反復音の周波数成分を加工し、さまざまな音色のエコーを作れます。
Pre DelayとFeedback
エコーの開始タイミングや余韻の長さを細かく調整できます。
シンプルな操作性
初心者でも基本的なディレイから試しやすく、必要に応じて細かな音作りにも対応できます。
ボーカルやギター、シンセサイザーなどにエコーを加えたい人はもちろん、無料で扱いやすいディレイを探している人にも適したプラグインです。





