
Illegal State of Mind「Dub Brigade」は、古いアナログBBDディレイのような、暗く温かい反復音を作れる無料ディレイプラグインです。
シンプルなエコーだけでなく、フィードバックによる自己発振や、テープエコーのようなピッチ変化まで楽しめます。
ダブらしいディレイ表現を取り入れたい人はもちろん、一般的なデジタルディレイとはひと味違う音がほしいときにもチェックしたいプラグインです。
暗く温かいBBDスタイルのディレイサウンド

Dub Brigadeの大きな特徴は、古いアナログBBDディレイをイメージした反復音です。
Toneフィルターがフィードバックループ内に配置されており、ディレイを繰り返すたびに音が少しずつ暗く、帯域の狭いサウンドへ変化していきます。
主な特徴は次のとおりです。
- 暗く温かいBBDスタイルの反復音
- 単発のエコーから自己発振まで対応
- モノラル/ステレオトラックに対応
- ゼロレイテンシー
- フリータイムとテンポ同期を切り替え可能
- 1/1〜1/32Tの音価に対応
- 音が止まったあとも最大10秒間ディレイテールが継続
クリアな反復音を正確に重ねるタイプではなく、繰り返すことで音色そのものが変化していくディレイです。
Feedbackを上げて自己発振させられる
Dub Brigadeは、フィードバックを積極的に使った音作りにも対応しています。
Feedbackを中央付近まで上げるとリピート音が減衰しにくくなり、さらに上げることで自己発振が始まります。
- Feedbackで反復量をコントロール
- 高い設定では自己発振
- Bass Feedbackで反復音に戻す低域を調整
- Toneでフィードバックする音の帯域を変化
- 高いFeedback設定ではToneが自己発振のピッチにも影響
ダブでよく使われる、ディレイが徐々に膨らんでいくような表現を作れます。
出力は0dBFSでリミッティングされますが、自己発振を試す場合はモニター音量を下げてから操作するのが安全です。
Repeat Rateを動かしてピッチを曲げられる
Repeat Rateでは、約997ms〜100msの範囲でリピート間隔を調整できます。
再生中にこのノブを動かすと、リピート音のピッチも変化します。
- 約997ms〜100msでディレイタイムを調整
- 再生中の操作でピッチが変化
- テープエコーのようなピッチベンド表現
- Syncを使ったDAWテンポとの同期
- ストレート・付点・3連符を含む16種類の音価に対応
固定したディレイタイムで使うだけでなく、Repeat Rate自体を動かしてエフェクトとして使えるのも特徴です。
ModulationやToneでリピート音を作り込める
ディレイ音の揺れや音色を調整するためのコントロールも用意されています。
- Tone:フィードバックループ内のバンドパスフィルターを調整
- Modulation:ディレイタイムに揺れを加える
- Slow:LFOを約4倍遅くし、より深いモジュレーションを適用
- Tone Mod:LFOでToneフィルターも変化
- Compander:ディレイ前で圧縮し、ディレイ後で伸張
- Stereo Width:リピート音のステレオ幅を調整
- Dry/Wet:原音とリピート音のバランスを調整
軽い揺れからコーラスのような動き、強めのビブラートまで作れるため、ディレイ音に動きを加えたいときにも使えます。
対応環境
Dub BrigadeはVST3形式の64bitプラグインです。
対応環境は次のとおりです。
- Windows
- Linux
- VST3
- 64bit
- モノラル/ステレオ対応
macOS版については記載されていません。
インストールは「Dub Brigade.vst3」フォルダをVST3フォルダへコピーし、DAW側でプラグインを再スキャンします。
まとめ:Illegal State of Mind「Dub Brigade」暗く温かいBBDディレイサウンドを再現!自己発振にも対応する無料ディレイプラグイン|DTMプラグインセール
Dub Brigadeは、アナログBBDディレイらしい暗く温かい反復音と、フィードバックを利用した大胆な音作りを楽しめる無料ディレイプラグインです。
- 暗く温かいBBDスタイルのディレイ
- 繰り返すほど音色が暗く変化
- Feedbackを使った自己発振
- Repeat Rate操作によるピッチ変化
- テンポ同期に対応
- モジュレーションやTone Modを搭載
- リピート音のステレオ幅を調整可能
- Windows/Linux対応の無料VST3
単純にエコーを加えるだけでなく、ディレイそのものを動かして音作りに取り入れたい人と相性のよいプラグインです。
特にダブ系のフィードバック表現や、少し荒々しいアナログ風ディレイを取り入れたい場合に試しやすい一本です。
