
Doobieは、4ヘッドテープディレイを中心に、リバーブやフェイザー、ピッチシフターを組み合わせて自由な音作りができるディレイプラグインです。
エフェクトの接続順まで柔軟に変更できるため、定番のダブサウンドからアンビエントや実験的なサウンドまで幅広く対応します。
この記事では、Doobieの特徴や搭載機能、活用できるシーンについて詳しく紹介します。
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Doobie:4ヘッドテープディレイと自由なルーティングを搭載した高機能ディレイプラグイン

Doobieは、テープディレイを中心にさまざまな空間系エフェクトを組み合わせられるプラグインです。
一般的なディレイとは違い、信号の流れそのものを自由に変更できます。
主な特徴は以下のとおりです。
- 4ヘッドテープディレイ
- 5種類のディレイキャラクター
- 8種類のリバーブ
- 6ステージフェイザー
- ピッチシフター
- モジュレーションマトリクス
- MIDIノート入力対応
- 約80種類のファクトリープリセット
- VST3・Audio Unit・スタンドアロン対応
- オープンソースソフトウェア
最大の特徴は自由なルーティング
Doobie最大の魅力は、エフェクトの接続順を自由に変更できることです。
通常のディレイプラグインでは、エフェクトの順番は固定されています。
しかしDoobieでは、フェイザーやリバーブ、ピッチシフターを好きな位置へ配置できます。
設定できる場所は以下の3種類です。
- テープディレイの前(Pre)
- テープディレイの後(Post)
- フィードバックループ内(In Feedback)
このルーティングによって、音の変化が大きく変わります。
例えばリバーブをフィードバックループ内へ配置すると、ディレイが繰り返されるたびにリバーブが重なっていきます。
フェイザーも同様に、繰り返し処理されることで徐々に厚みが増し、独特の揺らぎを生み出します。
ケーブルを差し替えるような感覚で信号経路を変更できる点は、Doobieならではの特徴です。
4ヘッドテープディレイを搭載
Doobieには4つのテープヘッドが用意されています。
それぞれ独立して細かく設定できます。
調整できる内容は以下のとおりです。
- 音量
- パン
- ディレイタイム
- タイミング補正(Slip)
Slip機能では、各ヘッドを最大±200msまでずらせます。
左右の広がりを演出したり、少しタイミングを崩した自然なディレイを作ったりできます。
同期モードでは拍に合わせたディレイが利用でき、フリーモードでは自由な時間設定も可能です。
5種類のディレイキャラクター
Doobieには5種類のディレイタイプが収録されています。
それぞれ音の個性が大きく異なります。
- Digital
- 色付けの少ないクリアなディレイ
- Tape
- ワウ・フラッターやテープサチュレーションを再現
- BBD
- アナログディレイ特有の暗く温かいサウンド
- Diffuse
- ディレイとリバーブの中間のような広がり
- Pitch
- リピートするたびに音程が変化する特殊なディレイ
用途に合わせてキャラクターを切り替えられるため、ダブだけでなくアンビエントや実験的なサウンドメイクにも向いています。
8種類のリバーブ
Doobieには8種類のリバーブアルゴリズムを搭載しています。
収録されている主なリバーブは以下のとおりです。
- Spring
- Plate
- Hall
- Shimmer
- Spring→Plate
- Spring+Plate
- Convolution
- Gated
Convolutionリバーブでは48種類のインパルスレスポンスを収録しています。
さらに、自分で用意したインパルスレスポンスを読み込むことも可能です。
フェイザーとピッチシフターも搭載
Doobieには6ステージ構成のフェイザーが搭載されています。
ルーティングによって音の変化が大きく変わります。
例えば、
- Postではディレイ音だけにフェイザーをかける
- Preでは入力音にフェイザーをかける
- Feedbackでは繰り返し処理によって揺れが徐々に深くなる
といった使い分けができます。
ピッチシフターは上下24半音まで設定できます。
さらにMIDIノートモードを利用すると、鍵盤演奏によって音程をリアルタイムでコントロールできます。
ハーモナイザーのような使い方も可能です。
テープならではの質感を再現
Doobieはアナログテープらしい質感にもこだわっています。
利用できる機能は以下のとおりです。
- サチュレーション
- Wow
- Flutter
- AGEコントロール
AGEを上げると、テープの経年変化を再現できます。
具体的には、
- ノイズが増える
- 高域が少しずつ減衰する
- 音量が不安定になる
- テープ搬送の揺らぎが増える
といった変化が加わります。
フィードバックを繰り返すほど変化が積み重なり、より味のあるサウンドになります。
モジュレーション機能も充実
Doobieにはモジュレーションマトリクスが搭載されています。
LFOやエンベロープフォロワーを利用し、多数のパラメータを動かせます。
主な対象は以下のとおりです。
- ディレイタイム
- フィルター
- フェイザー
- ステレオ幅
- ヘッドレベル
- パン
- 各種エフェクトパラメータ
動いている範囲は画面上に表示されるため、現在どのように変化しているかも把握しやすくなっています。
ライブパフォーマンス向けの機能
ライブ演奏やダブミックス向けの機能も数多く搭載されています。
代表的な機能は以下のとおりです。
- Ping-Pongディレイ
- Freeze
- Feedback Kill
- サイドチェインダッキング
- オートレベル機能
Freezeではディレイ音を無限に保持できます。
Feedback Killでは残響だけを素早く止められるため、ダブミックスらしい演出も簡単です。
オートレベル機能は、過剰なフィードバックによる音量の暴走を抑えてくれます。
約80種類のプリセットを収録
Doobieには約80種類のファクトリープリセットが収録されています。
ジャンルも幅広く用意されています。
- Classic Dub
- Tape Echo
- Spring Reverb
- Ambient
- Hall
- Shimmer
- Vocal FX
- Phaser
- Pitch
- Clean Delay
- Gated
- Plate
- Space Echo
Rhodesやボーカル、ギター、ベースなど、さまざまな素材に合わせたプリセットが用意されています。
最初から完成度の高いサウンドを試せるため、音作りの参考にもなります。
CPU負荷を抑えた設計
Doobieは高機能でありながらCPU負荷を抑えて設計されています。
4ヘッドディレイ、フェイザー、コンボリューションリバーブ、モジュレーションなどを同時に使用しても、比較的軽快に動作します。
そのため、センドやバスへ複数立ち上げるような使い方にも向いています。
対応環境
Doobieは以下の環境で利用できます。
- macOS(Apple Silicon・Intel)
- Linux x86_64
- VST3
- Audio Unit
- スタンドアロン版
ソースコードも公開されており、自分でビルドして利用することも可能です。
まとめ:DatanoiseTV「Doobie」4ヘッドテープディレイを中心に8種類のリバーブやフェイザーを搭載、自由なルーティングで幅広いサウンドメイクが楽しめる多機能ディレイ|DTMプラグインセール
Doobieは、テープディレイをベースにリバーブやフェイザー、ピッチシフターを自由に組み合わせられる多機能エフェクトプラグインです。
特にフィードバックループ内へエフェクトを組み込める自由度の高さは大きな魅力です。
4ヘッドテープディレイや豊富なリバーブ、アナログテープの質感、モジュレーション機能まで備えているため、ダブだけでなくアンビエントやエレクトロニカ、サウンドデザインなど幅広い音楽制作で活躍します。
一般的なディレイでは物足りない人や、音作りを深く楽しみたい人におすすめできるプラグインです。
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