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wheatBread1306「Dispenser」最大8段のオールパスフィルターとAVX2による高速並列処理を採用したステレオフェーズディスパーサー

【無料配布】wheatBread1306「Dispenser」がリリース & 無料配布!

wheatBread1306「Dispenser」最大8段のオールパスフィルターとAVX2による高速並列処理を採用したステレオフェーズディスパーサー|DTMプラグインセール

Dispenserは、最大8段のオールパスフィルターを搭載したステレオフェーズディスパーサープラグインです。

AVX2による高速処理やDrift機能、サンプル単位のパラメータースムージングなどを備え、位相変化を細かくコントロールできます。

この記事では、Dispenserの特徴や主な機能、各パラメーターについて分かりやすく解説します。

CONTENTS

Dispenser:8段のオールパスフィルターを搭載したステレオフェーズディスパーサープラグイン

wheatBread1306「Dispenser」最大8段のオールパスフィルターとAVX2による高速並列処理を採用したステレオフェーズディスパーサー|DTMプラグインセール

Dispenserは、ステレオオーディオ向けのフェーズディスパーサーエフェクトです。

オールパスフィルターを複数段接続し、音量を変えずに位相だけを変化させる処理を行います。

主な特徴は次のとおりです。

  • ステレオフェーズディスパーサーとして動作
  • JUCEフレームワークで開発
  • VST3プラグインに対応
  • スタンドアロンアプリケーションとしても利用可能
  • 最大8段のオールパスフィルターを搭載

シンプルな構成ながら、細かな位相コントロールができる設計になっています。

Dispenserの特徴

Dispenserには、音質や操作性を高めるための機能が数多く搭載されています。

主な機能を順番に見ていきましょう。

最大8段のオールパスフィルターを搭載

Dispenserでは、最大8段のオールパスフィルターを直列に接続できます。

各段には8個のフィルターが用意されており、Stack設定によって使用する段数を変更できます。

特徴は次のとおりです。

  • 最大8段のフィルターを直列接続
  • 1段ごとに8個のフィルターを搭載
  • Stack設定で有効な段数を変更可能
  • 位相変化の強さを調整できる

AVX2による高速処理

フィルター処理にはAVX2命令を利用しています。

256bitのYMMレジスタを使い、8個のフィルターを同時に演算する設計です。

これにより、効率的なオーディオ処理を実現しています。

主なポイントは次のとおりです。

  • AVX2に最適化
  • 256bitのYMMレジスタを利用
  • 8個のフィルターを並列処理
  • サンプルごとに高速演算を実行

パラメーターを滑らかに変化

パラメーターにはサンプル単位のスムージング処理が採用されています。

急激に設定を変更した場合でも、滑らかに値が変化します。

そのため、オートメーションやリアルタイム操作でも自然な動作が期待できます。

特徴は次のとおりです。

  • サンプル単位でパラメーターを補間
  • オートメーションに対応
  • 急激な変化を抑えられる
  • 滑らかなモジュレーションが可能

Drift機能で自然な広がりを追加

各フィルター段には、それぞれ異なる周波数オフセットを与えられます。

これにより、固定的なサウンドではなく、広がりのある位相変化を作り出せます。

主な特徴は次のとおりです。

  • 段ごとに異なる周波数変化を設定
  • 音の広がりを演出
  • 単調になりにくい位相変化
  • ステレオ感の調整にも活用可能

入出力ゲインを調整可能

フィルター処理の前後にはゲインコントロールを搭載しています。

用途に合わせて入力・出力レベルを細かく調整できます。

利用できる機能は次のとおりです。

  • Pre Gainを搭載
  • Post Gainを搭載
  • フィルター前後で音量調整が可能

0dBクリッピング機能

必要に応じて、出力段でハードクリッピングを有効にできます。

0dBを超えた信号を制限したい場合に利用できます。

機能は次のとおりです。

  • 0dBでハードクリップ
  • オン・オフを切り替え可能
  • Post Gainの後段で動作

プラグイン設定を自動保存

プラグインの状態は自動で保存・復元できます。

JUCEのAudioProcessorValueTreeStateを利用しているため、DAW上でも設定を維持できます。

主な特徴は次のとおりです。

  • 設定を自動保存
  • 自動で復元
  • DAWとの連携に対応

レイテンシーを自動反映

Stackの設定を変更すると、レイテンシー情報も自動で更新されます。

使用するフィルター段数に合わせて、プラグインが適切な処理遅延を報告します。

パラメーター一覧

Dispenserでは、シンプルながら実用的なパラメーターが用意されています。

Stack

使用するフィルター段数を設定します。

  • 設定範囲:1〜8
  • 初期値:1
  • 段数が増えるほどフィルター処理が強くなる

Frequency

フィルターの中心周波数を設定します。

  • 設定範囲:40Hz〜20,000Hz
  • 初期値:1,000Hz
  • 位相変化の中心となる周波数を調整

Resonance

フィルターの共振量を設定します。

  • 設定範囲:0.1Q〜10Q
  • 初期値:0.707Q
  • フィルター特性を調整

Drift

各フィルター段へ加える周波数変化量を設定します。

  • 設定範囲:0〜1
  • 初期値:0
  • 段ごとの周波数差を調整

Pre Gain

フィルターへ入力する前の音量を調整します。

  • 設定範囲:-∞〜+12dB
  • 初期値:0dB

Post Gain

フィルター通過後の音量を調整します。

  • 設定範囲:-∞〜+12dB
  • 初期値:0dB

Clip at 0dB

ハードクリッピング機能のオン・オフを切り替えます。

  • Off
  • On

オーディオ信号の流れ

Dispenserでは、入力から出力まで次の順番でオーディオ処理が行われます。

  • Input
  • Pre Gain
  • オールパスフィルター
  • Post Gain
  • 0dBクリッパー(有効時)
  • Output

フィルター処理の前後でゲインを調整できるため、用途に合わせたレベル管理がしやすくなっています。

対応環境

Dispenserをビルドするには、いくつかの開発環境が必要です。

必要な環境は次のとおりです。

  • CMake 3.28以降
  • C++23対応コンパイラー
  • Git
  • 初回設定時にネットワーク接続
  • VST3対応DAW

WindowsではMSVCまたはClang-clを利用したビルドを前提としています。

リリースビルドではAVX2最適化が有効になります。

プロジェクト構成

ソースコードは役割ごとに整理されています。

主なディレクトリ構成は次のとおりです。

  • Source/:ソースコード全体
  • PluginProcessor:オーディオ処理とパラメーター管理
  • PluginEditor:プラグイン画面
  • Parameters:各種パラメーター定義
  • DSP:フィルター・ゲイン・クリッピング処理
  • GUI:UIコンポーネントとJUCEデザイン
  • CMakeLists.txt:ビルド設定

機能ごとに分割されているため、ソースコードも追いやすい構成になっています。

ライセンス

Dispenser本体のソースコードはMITライセンスで公開されています。

一方で、開発にはJUCEフレームワークを使用しています。

そのため、利用する際はJUCEのライセンス条件についても確認しておくと安心です。

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まとめ:wheatBread1306「Dispenser」最大8段のオールパスフィルターとAVX2による高速並列処理を採用したステレオフェーズディスパーサー|DTMプラグインセール

Dispenserは、最大8段のオールパスフィルターを利用できるステレオフェーズディスパーサープラグインです。

AVX2による並列処理やサンプル単位のパラメータースムージングなど、内部処理にも工夫が取り入れられています。

主な特徴をまとめると次のとおりです。

  • ステレオフェーズディスパーサー
  • 最大8段のオールパスフィルター
  • AVX2による高速処理
  • Drift機能による自然な位相変化
  • Pre Gain・Post Gainを搭載
  • 0dBクリッピングに対応
  • VST3プラグインとスタンドアロン版を提供
  • JUCEを利用して開発

位相変化を細かくコントロールできる設計になっており、オーディオ処理の仕組みに興味がある人にとっても読み応えのあるオープンソースプロジェクトです。

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