
もっと自由にサンプルを操れたら…
そんな願いを持つ音楽制作者にとって、Dawesome Novumはまさに理想のツールです。
この記事では、Dawesome Novumの魅力や仕組み、使い方のポイントをわかりやすく紹介します。
音作りの可能性を広げたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
価格:$179.00
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Dawesome Novumの基本構造と革新性とは


Dawesome Novumは、サンプルを加工するだけのツールではありません。
1つのオーディオ素材を、音色や時間的な変化に応じて6つのレイヤーに自動で分解し、それぞれを独立して編集できます。
そのため、従来のシンセサイザーやサンプラーとは一線を画す柔軟性と表現力を実現しています。
分解された各レイヤーは視覚的にもわかりやすく表示され、まるで色を塗るように音を扱うことが可能です。
6レイヤーの分解構造:
1つのサンプルが音色ごとに6つに分かれ、それぞれを独立して加工できる
エンベロープやフィルターも各レイヤーごとに調整可能
タイム軸と音色の分離編集:
音の「何が」「いつ」鳴るかを個別にコントロールできる
長く続く音の後半だけに効果を加えるなど、細かな演出が可能
NMF技術の応用:
非負値行列因子分解という音響処理アルゴリズムで、音を構造的に分解
再構成時にも高い音質を維持できる
視覚的なサウンドデザイン:
色のついたレイヤー表示で、音の性質を直感的に把握できる
「見てわかる」から初心者にも扱いやすい
複雑な音作りを簡潔に実現:
複数のレイヤーを重ねることで、厚みや動きのある音を簡単に作れる
既存のプリセットから要素だけを抜き出して活用することも可能
Dawesome Novumとはどんなソフトウェア?

Dawesome Novumは、ドイツの開発者Peter Vが手がけた革新的なソフトシンセです。
「1つのサンプルから無限の音を引き出す」をテーマに、従来のグラニュラーシンセとは異なる手法を多数取り入れています。
その結果、複雑で有機的なサウンドも直感的に作り出すことが可能となりました。
初心者にも扱いやすい一方で、プロの制作現場でも十分に耐えうる機能性を備えています。
ドラッグ&ドロップ操作:
サンプルやプリセットを視覚的に移動・編集でき、複雑な工程を簡略化できる
直感的な操作性が音作りのスピードを上げてくれる
6レイヤー分解と独立編集:
サンプルを自動で6分割し、各パートの音色やエンベロープを個別に加工できる
不要な成分だけを削除することも可能
Timbre Flowerと色ベースの編集:
音色のキャラクターを“色”として視覚表示し、直感で変化を加えられる
ノイズ系、柔らかい音、シンセライクな音へスムーズに移行できる
クロスシンセシス対応:
異なるサンプル同士の“音色”と“エンベロープ”を入れ替えて新しい音を作れる
他素材との組み合わせで個性的なサウンドが生まれる
MPE完全対応:
対応MIDIデバイスを使うことで、音に触れるような繊細なコントロールが可能になる
特に音の滑らかな変化や表現を求める作曲家に最適
プリズムのように音を分解するとは?

Dawesome Novumの最大の特徴のひとつは、「音のプリズム化」ともいえる分解技術です。
これは、1つの音声素材を時間軸と周波数成分に分けて構造的に解析し、6つのレイヤーに分解するという方法です。
この技術を可能にしているのがNMF(非負値行列因子分解)という機械学習ベースの処理で、音の“骨格”とも言える部分を抽出して再構築することができます。
このように、音の性質を「視覚化」することで、従来よりもはるかに感覚的に音作りができるようになります。
時間と音色の構造的分離:
時間的な動きと音の質感を独立させて扱えるため、細部まで自由にコントロールできる
一部だけを差し替えたり変化させる編集がやりやすい
視覚的なサウンドマッピング:
各レイヤーに色がついて表示され、どの音がどの役割を担っているかが一目でわかる
特定のレイヤーだけを加工するのが非常に簡単
色彩に応じた音の性質変化:
音の明るさ、ノイズ成分、シンセ感などを色で判断し、直感的に調整可能
視覚と聴覚を連動させた編集が可能になる
素材の再構築自由度の高さ:
異なるサンプルから部分的に音色やエンベロープを移植できる
組み合わせ方によって無限に近い音作りができる
操作へのストレスが少ない:
複雑な編集をグラフィカルに処理できるため、作業時間を短縮しつつ創造性を保てる
初心者でも失敗を恐れずに試せる環境が整っている
Tracktion「Dawesome Novum」の価格

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サンプルを6つのレイヤーに分解する仕組み

Dawesome Novumでは、サンプルをそのまま再生するのではなく、自動的に6つの音響レイヤーへと分解されます。
この分解処理は、音色と時間的変化の特性を抽出し、それぞれを独立した要素として扱えるようにするものです。
そのため、音のアタック部分だけを変えたり、ノイズ成分を他の素材と入れ替えたりするような編集が、非常に簡単に行えます。
こうして、ひとつの素材から無限に近いバリエーションを生み出すことができるのです。
6レイヤーの自動分解処理:
オーディオを読み込むと、NMF技術により周波数成分と時間的な特徴が分離され、6つの音の要素に分割される
これにより、複数のレイヤーごとに音の持つ役割を直感的に理解・操作できる
音色(Timbre)と時間軸(Envelope)の分離:
音色はレイヤー内の“質感”、エンベロープは時間的な“流れ”として処理される
それぞれを個別に編集できるため、自由度が格段に高まる
レイヤーごとの個別コントロール:
フィルター、ボリューム、ピッチ、パンなどを各レイヤーに対して設定できる
不要な要素をミュートしたり、1レイヤーのみを加工して変化を加えることも可能
処理された音の視覚化:
波形表示に重ねてレイヤーがカラーで表示され、どの部分がどのレイヤーに割り当てられているかが一目で分かる
音の全体像を視覚的に把握しながら編集ができる
高精度な分解アルゴリズム:
元のサンプルの音質を保ちながら、特徴的な成分を精密に分ける処理が行われる
そのため、分解後でも“素材の個性”を活かしたまま音作りができる
各レイヤーが持つ役割とは
Dawesome Novumでは、1つのサンプルを自動的に6つのレイヤーに分解しますが、これらのレイヤーは単なるコピーではありません。
音の構成要素ごとに分けられた結果、それぞれに「異なる役割」が割り当てられます。
たとえば、あるレイヤーはアタック成分(立ち上がり)を、別のレイヤーは残響のような持続音を、また別のレイヤーはノイズや高周波成分を担っていることがよくあります。
このように音を役割ベースで扱えることで、目的に応じた加工がしやすくなります。
アタック成分のレイヤー:
ドラムの「打撃音」やピアノの「鍵盤を叩いた瞬間」など、一瞬のエネルギーを含む音が割り当てられる
これを調整することで、音のインパクトや鋭さをコントロールできる
持続音・本体成分のレイヤー:
楽器の「鳴り続ける音」やボイスの「安定した部分」が含まれやすい
ここを加工することで、音の太さや存在感を調整できる
残響・テール成分のレイヤー:
音の終わりに残る余韻や、環境音的な広がりが割り当てられる傾向がある
空間感をコントロールしたり、スムーズなフェードアウトを演出できる
ノイズ成分のレイヤー:
ホワイトノイズやブレス音など、音の粗さやザラつきが含まれる
削ることでクリーンな音に、強調することで荒々しい質感に変えられる
高周波・明るさ成分のレイヤー:
きらびやかさや煌めきといった要素が含まれ、音の明るさに直結する
フィルターと併用することで印象を大きく変化させられる
予測不能な特殊成分のレイヤー:
音源によっては解析により生まれた“予想外”の要素がこのレイヤーに集まることもある
面白い効果音や意図外の素材として活用するのに適している
HOMOGENIZE機能の効果と使いどころ
HOMOGENIZE(ホモジナイズ)機能は、Dawesome Novumの中でも特にユニークな処理のひとつです。
レイヤーを編集する際に、音がバラバラになったように聞こえることがありますが、これは分解時に音の“位相情報”が乱れることが原因です。
HOMOGENIZEをオンにすることで、この位相のズレを整え、滑らかでまとまりのある音に仕上げることができます。
このおかげで、細かい音の違和感を減らしながら、よりクリーンで自然な仕上がりが可能になります。
音の一体感を向上させる:
複数のレイヤーが微妙にズレて不協和音のようになる現象を防ぎ、元のサンプルに近いまとまりのある音に調整できる
特に和音や持続音で効果が大きい
トランジェントの処理を滑らかにする:
急激な音の変化(トランジェント)を持つ素材で、歯切れの悪い音になるのを抑えられる
アタックが不自然に聞こえる時の補正にも最適
エンベロープ編集の前処理に適している:
エンベロープを大きく変える場合、音の質感が破綻しやすいが、事前にHOMOGENIZEを使うと滑らかな変化を保てる
音を柔らかくしたいときにも効果的
低品質サンプルの補正にも使える:
ノイズやエラーを含む素材を少しでも扱いやすくする補正として活用できる
荒れた録音を滑らかにするための応急処置にも使える
グラニュラー感を抑えたいときに有効:
粒状感が目立ちすぎる場合、HOMOGENIZEを使うことで“粒感”をなめらかにして音の密度を高められる
アンビエント系の滑らかなパッド音に仕上げる際に役立つ
Novumの音作りを支える主な機能

Dawesome Novumは、サンプルの分解だけでなく、その後の「音作り」を支える多彩な機能も充実しています。
特に特徴的なのが、Timbre FlowerやSYNTIFY、クロスシンセシスなど、従来のシンセにはない独自の音響処理です。
そのため、一般的なフィルターやエフェクトでは生み出せないような、深くて表情豊かな音を直感的に作り出すことが可能です。
音楽制作における「実験」と「コントロール」の両立を可能にする、まさにクリエイティブなためのツールと言えるでしょう。
Timbre Flowerによる音色変化:
1つの音色に対し、スペクトル上で“明るく”“ノイジーに”“柔らかく”といった方向に変化させることができる
中心から上下左右にドラッグするだけで直感的に音色の表情をコントロール可能
SYNTIFYによる音の再構成:
サンプルの構造を「非線形状態空間」として捉え、音をシンセ風に変化させる独自アルゴリズム
実音素材を“モジュラーシンセっぽい”音に変化させるような加工が可能
クロスシンセシスのドラッグ操作:
別のプリセットから「音色だけ」または「エンベロープだけ」を取り出して、自分の音に重ねることができる
ドロップする位置によって何を交換するかが決まり、感覚的に操作できる
高度なモジュレーション機能:
LFOやエンベロープ、MIDI CCなどをほぼすべてのパラメータに自由に割り当て可能
モジュレーター自体を他のモジュレーターで動かすなど、複雑な動きも実現できる
MPE対応による演奏表現の拡張:
MPE対応MIDIデバイスで各ノートに個別のパラメータ変化を与えられる
フィルターや音色に対して滑らかで繊細なコントロールができ、演奏性が大きく向上する
Timbre Flowerの仕組みと活用方法
Timbre Flowerは、Dawesome Novumの音色編集において最もユニークかつ直感的なツールのひとつです。
これは、1つのレイヤー内の音色(timbre)をスペクトル上の座標として視覚的に配置し、中心点を基準に上下左右へ動かすことで、音の質感を変化させられる機能です。
そのため、EQやフィルターのような理論的な調整ではなく、視覚と感覚に任せたサウンドメイクが可能になります。
「柔らかくしたい」「ザラつきを増やしたい」「もっと合成音っぽくしたい」といった目的を、マウス操作だけで実現できるのが特徴です。
右方向:ノイジーな音色へ変化
高周波が強調され、ざらつきのある音になる
フィールドレコーディングや金属音などに有効
左方向:滑らかでまとまりのある音色
ノイズ成分が抑えられ、より安定したトーンになる
ボーカル素材やパッド系サウンドに最適
上方向:ソフトで暗い音に変化
高域が抑えられ、柔らかく落ち着いた質感になる
バッキング用の控えめな音を作るのに向いている
下方向:シンセっぽい加工音に変化
非自然な倍音が追加され、電子的な印象が強くなる
効果音やリードサウンド向きのキャラクターになる
中心点:元の音色に最も近い状態
Timbre Flowerによる変化が加わっていない状態
音の基準点として使いながら、バリエーションを探る基礎になる
SYNTIFYとは?他シンセとの違い
SYNTIFYは、Dawesome Novumに搭載された独自の音響処理機能で、サンプルをまるで“シンセで作ったような音”に変換できる非常にユニークなツールです。
一般的なシンセサイザーがオシレーターから音を合成するのに対し、SYNTIFYは既存のサンプルを変換し、時間軸や音色の構造そのものを非線形な空間で再構成します。
このため、リアルな素材をベースにしつつも、モジュラーシンセやアナログシンセのような攻撃的・人工的な質感を加えることができるのが特徴です。
音に“異物感”や“変異性”を与えたいときに非常に効果的です。
非線形空間での音響変換:
音の時間変化と周波数情報を抽象空間で再解釈し、物理的ではない動きへ変換できる
既存の素材がまったく別物のように変貌する
2種類のSYNTIFYモード:
Mode Aは柔らかく空間的な変化、Mode Bはより激しく、シンセ的な印象が強まる
素材や用途に応じて切り替えて活用できる
実音素材を“合成音”に変える手段:
ボーカル、環境音、弦楽器など、元がリアルな素材でもエレクトロニックな質感に変化させられる
その結果、実験的な音作りに最適
他のフィルターやFXとの組み合わせが強力:
SYNTIFY単体では得られない質感も、COMBフィルターやエフェクトを併用することでさらに複雑に加工可能
音の立体感や空気感をデザインできる
音作りの“迷子”を楽しめる機能:
音がどう変わるかを予測しにくい分、偶発的なインスピレーションを得やすい
クリエイティブな“遊び”を重視する場面で活躍する
クロスシンセシスの使い方と効果
クロスシンセシスは、Dawesome Novumにおいて“音色”と“時間的変化”を他のパッチから組み合わせることで、まったく新しい音を作り出す革新的な機能です。
通常、1つのサンプルはそのまま再生されますが、Novumでは「教会の鐘の音色に808のリズムを与える」といった、異なる素材同士の融合が可能になります。
そうすることで、従来のシンセでは考えられなかったような音響表現を、感覚的に作ることができます。
操作もドラッグ&ドロップだけで完結するため、初心者でもすぐに試せるのが大きな魅力です。
TimbreとEnvelopeの自由な交換:
別のパッチから音色だけ、あるいはエンベロープだけを引き出して今の音に適用できる
音の質感と動きを分離して再構成するような操作が可能
ドラッグする位置で適用内容が決まる:
波形の中央へドロップすれば両方を交換、上部なら音色のみ、下部ならエンベロープのみ
視覚的な操作で迷わず使える仕様になっている
複数レイヤーへの一括適用も可能:
一度の操作で全6レイヤーに別パッチの成分を上書きできる
時短で大胆な音の変化を加える際に便利
部分適用で音の個性を保つ:
パッチを展開して個別のレイヤーを確認し、1レイヤーだけ差し替えることも可能
元の音の雰囲気を残しながら変化を加えられる
音の再利用性が大幅に向上する:
お気に入りのパッチを「素材」として使い回せるため、制作スピードが上がる
他の音源に影響を受けた音作りがしやすくなる
Dawesome Novumの使い方:基本操作と音作りの流れ

Dawesome Novumは多機能ですが、操作そのものは非常にシンプルです。
インストールからパッチの読み込み、サンプルの分解、編集、保存まで、すべての工程が直感的なインターフェースで行えます。
そのため、複雑なマニュアルを読み込むことなく、触りながら音を作っていける設計になっています。
ここでは、初めての方でも迷わないように、基本的な操作の流れを順を追ってご紹介します。
インストールと認証:
公式サイトからインストーラーをダウンロードし、OSに応じて実行
DAW上でNovumを立ち上げ、「UNLOCK」をクリックしてTracktionアカウントで認証を行う
サウンドパックの導入:
初回起動後は、別途配布されている「BASICS」サウンドパックをダウンロード
展開したフォルダをNovumの画面にドラッグ&ドロップすれば、パッチが自動で読み込まれる
サンプルの読み込みと分解:
任意のWAVファイルをNovumの波形表示エリアへドラッグ
これにより、サンプルが6レイヤーに分解され、エンベロープと音色が自動生成される
レイヤーごとの編集:
それぞれのレイヤーでフィルターやグレイン設定、音色変化を個別に適用
「ソロ」「ミュート」機能でレイヤーを比較しながら調整できる
保存とプリセット管理:
編集した音は画面右上の「SAVE」ボタンで保存
カテゴリやフィルタ名で整理された状態で自分だけの音色を管理できる
Novumの導入方法と基本設定
Dawesome Novumは、公式サイトからインストーラーをダウンロードすればすぐに使い始めることができます。
インストール作業は非常に簡単で、DAWの知識があれば特別な設定をしなくてもスムーズに起動できます。
そのため、他の複雑なプラグインに比べて導入のハードルは低く、試用版も90日間利用できるので、まずは触ってみることができます。
また、初期状態では音色が読み込まれていないため、基本サウンドパック(BASICS)の導入も必須となります。
対応OSとプラグイン形式:
macOS 10.13以降(IntelおよびApple Silicon対応)/Windows 10,11に対応
VST3形式、MacではAUにも対応しており、主要なDAWで動作確認済み
インストール方法:
Tracktion公式サイトからNovumのインストーラーをダウンロード
Windowsは.exe、Macは.pkgファイルをダブルクリックしてインストールを進める
アクティベーション手順:
DAW上でNovumを立ち上げ、「UNLOCK」ボタンをクリック
Tracktionのアカウント情報を入力すれば認証完了。体験版もこの方法で開始可能
基本サウンドパックの導入:
「BASICS」フォルダをダウンロードして解凍し、Novum本体にドラッグ&ドロップ
プリセットのブラウザに表示され、すぐに利用できるようになる
初期設定のカスタマイズ:
ウィンドウサイズの変更、ツールチップ表示、MIDI設定などは画面右上のメニューから変更可能
DAWとの同期設定やMIDIルーティングも柔軟に対応している
サンプルの分解と音色加工のステップ
Dawesome Novumの真骨頂は、1つのサンプルを6つのレイヤーに分解し、それぞれを個別に操作できる点にあります。
サンプルをドラッグ&ドロップするだけで自動的に分解され、音色とエンベロープがそれぞれ視覚化されます。
この機能により、従来の波形編集やマッピングでは不可能だった、構造的かつ直感的な音作りが可能になります。
音色の質感を変える、時間的な動きを再設計するなど、サンプルから“楽器”を生み出すような使い方ができます。
サンプルの読み込み:
任意の.wavファイルをNovumの波形エリアへドラッグ
読み込んだ瞬間に音が6つのレイヤーに分解され、それぞれが色分けされて表示される
分解結果の確認と選別:
画面下部の各レイヤーをクリックして、個別に音を再生・確認できる
不要なレイヤーはミュート、必要な成分だけを活かすといった取捨選択が可能
TimbreとEnvelopeの独立編集:
音の質感(Timbre)と時間的変化(Envelope)を別々に加工できる
たとえば、別のパッチから柔らかいEnvelopeを流用することで、独特のニュアンスが加わる
フィルターとFXの活用:
各レイヤーに対してフィルター(アナログモデル・コンブ)を適用し、音の性格を整える
全体の出力後にFXセクションでリバーブやシマーなどを加えることで深みを演出できる
HOMOGENIZEの使用タイミング:
分解後に音の質感が不自然な場合はHOMOGENIZEを有効にすることで滑らかに
特にトランジェント素材やノイズが強い素材には効果的
プリセットのカスタマイズと保存方法
Dawesome Novumでは、すべての編集内容をプリセットとして保存できるため、作った音をすぐに再利用できます。
プリセットは単なる設定の保存ではなく、サンプルの構造・分解結果・レイヤーごとのパラメータすべてを含んだ“音のスナップショット”です。
そのため、細かいサウンドデザインを行った後でも、一発で同じ音を呼び出すことが可能になります。
保存は画面右上の「SAVE」ボタンから行え、管理もしやすいように名前やカテゴリーを設定することができます。
編集内容の保存方法:
画面右上にある「SAVE」ボタンがオレンジ色になっていれば未保存状態
クリックすると名前入力欄が表示され、任意のプリセット名で保存できる
フィルタや検索による整理:
プリセットにタグを付けたり、名前に特徴を入れることで検索性を高められる
大量に保存しても、フィルタ機能でジャンルやキーワード検索が可能
サウンドパックの作成:
複数のプリセットをまとめて1つのパックにして配布・共有することもできる
「COLLECT SAMPLES」機能を使えば、関連するサンプルデータも一括収集可能
一部だけ別プリセットを流用する方法:
他のプリセットの一部(例:Envelopeだけ)を現在の音にドラッグして差し替えることができる
再保存すればオリジナルの進化形として管理できる
保存時の注意点:
必要がない限り「EMBED SAMPLE」はオフにしておくのがおすすめ
オンにするとファイルサイズが大きくなり、DAWの読み込みが重くなる場合がある
Dawesome Novumはどんな人におすすめか
Dawesome Novumは単なるサンプラーやシンセサイザーではありません。
既存の音源に飽きたクリエイターに対し、「音そのものを再発見できる」ような体験を提供するツールです。
そのため、ただ音を鳴らすだけでは満足できない、音作りの深い領域に入りたい方にぴったりです。
また、操作が視覚的で直感的なので、サウンドデザイン初心者にも扱いやすく、気軽に“偶然の産物”を楽しめます。
実験的な音作りを追求するサウンドデザイナー:
音を細かく分解し、意図的に再構築できるため、実験音楽や映像音響に最適
ノイズや環境音を素材に“全く別の音”を作り出す用途に強い
オリジナルなシンセサウンドを作りたいDTMer:
ありきたりな音では物足りない人にとって、音源に“生命”を与えるような加工が可能
合成と分解を自由に行き来できることで、個性的なシンセベースやリードを作れる
ゲーム・映画などの効果音を制作するクリエイター:
効果音の素材を再構築し、異世界感やSF的な質感を演出しやすい
Timbre FlowerやSYNTIFYによって、音に未知の響きを付加できる
アンビエント・ドローン系を得意とする作曲家:
レイヤーごとの変化とフィルター処理で、空間的・幻想的な音を簡単に構築できる
長時間変化し続ける音を作りやすい
直感操作を重視するMPE対応キーボードユーザー:
MPEによって鍵盤1音ごとに個別の変化を加えることができ、演奏表現の幅が広がる
感情表現やニュアンスを重視するプレイヤーに向いている
導入前に知っておきたい注意点と弱点
Dawesome Novumは革新的で魅力的な音作りの可能性を秘めたツールですが、導入前に知っておくべき注意点や弱点もあります。
あらかじめこれらを理解しておけば、購入後の「思っていたのと違った」というギャップを避けられ、より効果的に活用することができます。
特に、サンプラーやシンセに対する慣れ具合によって感じ方が変わる部分もあるため、自分の用途に合うかどうかを見極めてから導入するのがおすすめです。
複雑なエディットは“慣れ”が必要:
レイヤー数が多く、自由度が高い分、全体の構造を把握するのに時間がかかる
最初は迷いやすいため、少しずつ機能を試して慣れていくのがベスト
日本語マニュアルが存在しない:
英語のUIとマニュアルしか提供されていないため、基本的な英語読解力が必要
一部専門用語の意味が分かりにくいと感じる場面もある
高負荷な処理によるCPU使用率:
SYNTIFYやレイヤーごとの複雑なモジュレーションを多用すると、CPU負荷が高くなる
古いPC環境では動作が不安定になる可能性もある
シンプルな操作だけでは“普通の音”になりにくい:
分解された音は構造的に加工されているため、通常のサンプラーのように扱うと違和感が出ることがある
その特性を理解したうえで“効果的な使いどころ”を見極める必要がある
自作サウンドの整理が手間になることも:
自由度が高い分、プリセットが増えてくると管理が煩雑になりがち
タグやファイル名を工夫して整理する意識が求められる
まとめ:Tracktion「Dawesome Novum」1つのサンプルを6つの独立レイヤーに分解する革命的音響テクノロジー!プリズムが光を分光するように音色と時間軸ダイナミクスを自在に操る次世代クリエイティブ・サンプリング・ユニバース|DTMプラグインセール
今回の記事では、Dawesome Novumの革新的な機能や使い方、どんな人に向いているかまで詳しく解説しました。
以下に要点をまとめます。
- サンプルを6つの独立したレイヤーに自動分解できる
- Timbre FlowerやSYNTIFYなど、独自の音響処理が可能
- ドラッグ&ドロップで直感的にクロスシンセシスができる
- 音作りの自由度が非常に高く、実験的な制作にも最適
- 初心者でも扱いやすいUI設計と視覚的操作
- 実際の用途に合わせた使い方も柔軟に対応できる
- 導入前にはCPU負荷や英語UIといった注意点も理解が必要
このように、Dawesome Novumは単なる音源ではなく、「音の構造を操るツール」です。
既存の枠にとらわれず、自分だけの音を探求したい方にとって、非常に価値ある選択肢になるでしょう。
ぜひ一度、実際に試してそのポテンシャルを体感してみてください。
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