
Viral Samples「Call & Response MIDI」は、「Call(呼びかけ)」と「Response(応答)」という2つのフレーズを組み合わせて、MIDIフレーズを生成する作曲支援ツールです。
単純に音をランダム配置するのではなく、Callで提示したモチーフに対してResponseが応答するようにフレーズを生成するのが特徴。
メロディや対旋律、アシッド系ベースラインなどのアイデアを素早く作りたいときに活用できます。
Call & Response MIDIの特徴

Call & Response MIDIでは、2つのレーンを連動させながら、掛け合うようなMIDIフレーズを生成できます。
主な特徴は次のとおりです。
- CallとResponseによる2レーン構成
- 40種類のMusical Styleを収録
- 38種類のResponse Strategyを搭載
- 35種類のスケールに対応
- MIDIノートを直接編集できる2Dピアノロール
- 303系アナログモデリングシンセを内蔵
- 8つのプリセットスロットを搭載
- Style・Strategy・Scale・Motifを個別にロック可能
- CallとResponseを切り替えられる3種類の表示モード
- 生成したMIDIをDAWへドラッグ&ドロップ可能
生成に任せるだけではなく、気に入った要素を残しながら別の部分を変えていけるため、フレーズのアイデアを探す用途にも使いやすい設計です。
CallとResponseの掛け合いからフレーズを生成
中心となるのが、Conversational Dialogue Engineです。
Callが最初の音楽的なモチーフを提示し、それに対してResponseが異なる方法で応答します。
Responseには次のような方法が用意されています。
- Mirror
- Invert
- Retrograde
- Question-Answer
- Syncopation
- Octave Leap
2つの独立したフレーズを作るのではなく、片方のフレーズを受けて、もう片方が返すという関係性を作れるのがポイントです。
リードメロディと対旋律の組み合わせや、繰り返しながら変化するフックなどを考える際にも活用できます。
40スタイル・38種類のResponse Strategyを搭載
Call & Response MIDIには、40種類のMusical Styleと38種類のResponse Strategyが用意されています。
対応するスタイルには、
- Acid
- Techno
- House
- Synthwave
- Neo-Soul
- Ambient
などがあります。
特定のジャンルだけに限定されたMIDIジェネレーターではなく、電子音楽から落ち着いた楽曲まで幅広い方向からフレーズを探せます。
35種類のスケールからフレーズを作れる
35種類のMusical Scaleを搭載しています。
一般的なダイアトニック系だけでなく、次のようなスケールも選択可能です。
- Pentatonic
- Blues
- Hirajoshi
- Insen
- Hungarian Minor
- Byzantine
キーやスケールを変更すると、現在のノートも音程関係やメロディの輪郭を保ちながら自動的に移調されます。
生成したフレーズを残したまま、異なるキーやスケールを試せる仕組みです。
ピアノロールで生成したMIDIを編集
生成されたフレーズは、内蔵の2Dピアノロールから調整できます。
- ノートを上下にドラッグして音程を変更
- 左右に移動して発音位置を変更
- ダブルクリックでノートを追加・削除
- ノート右端をドラッグしてゲート長を変更
自動生成された結果をそのまま使う必要はありません。
気に入ったフレーズをベースに、必要な部分だけ自分で変更できます。
303系シンセでフレーズをすぐに確認
303系のアナログモデリングシンセを内蔵しています。
- レゾナント・ローパスフィルター
- エンベロープディケイ
- アクセント
- スライド
といった機能を備えており、特にアシッド系ベースラインを試すときに便利です。
外部音源へルーティングしなくても、生成したフレーズをその場で確認できます。
気に入った設定を残しながらフレーズを探せる
Style、Strategy、Scale、Motifには、それぞれロック機能が用意されています。
たとえば「スケールとモチーフは気に入ったので残したい」という場合は、その項目だけ固定してほかの設定を変更できます。
また、現在の状態はA〜Hの8つのプリセットスロットへ保存可能。
いくつかのパターンを作って比較しながらフレーズを探せます。
生成したMIDIをDAWへドラッグ&ドロップ
完成したMIDIは、DAWのタイムラインへ直接ドラッグ&ドロップできます。
書き出し方法は4種類です。
- Combined:CallとResponseをまとめて出力
- Call Only:Callだけを出力
- Response Only:Responseだけを出力
- Split MIDI Channels:MIDIチャンネル1と2に分けて出力
CallとResponseを別々の音源へ割り当てたい場合にも対応できます。
たとえばCallをリードシンセ、Responseを別のシンセやベースへ割り当てるなど、生成後にDAW側で音色やアレンジを組み立てられます。
Call & Response MIDIはこんなときに使いやすい
Call & Response MIDIは、作曲のアイデアをゼロから考えるところで手が止まったときに取り入れやすいツールです。
特に次のような用途が考えられます。
- メロディのアイデアを探す
- リードに対する対旋律を作る
- アシッド系ベースラインを作る
- 2つの音色が掛け合うフレーズを作る
- 普段とは違うスケールからアイデアを探す
- 生成されたMIDIをベースに自分で編集する
完全に自動で曲を完成させるというより、CallとResponseから作曲のきっかけを作り、DAWで自分の楽曲へ発展させる使い方に向いています。
使用環境・対応フォーマット
macOSとWindowsの両方に対応しています。
macOS
- macOS 10.15 Catalina〜macOS 15 Sequoia以降
- Apple Silicon M1〜M4 / Intel対応
- Universal 2 Binary
- VST3
- AU
- Standalone
Windows
- Windows 10 / 11(64bit)
- x86_64
- VST3
- Standalone
Ableton Live、FL Studio、Logic Pro、Cubase / Nuendo、Studio One、Reaper、Bitwig Studioなど、主要な64bit DAWで動作確認されています。
まとめ:Viral Samples「Call & Response MIDI」2つのフレーズを掛け合わせてメロディやベースラインを生成するMIDI作曲ツール|DTMプラグインセール
Call & Response MIDIは、2つのMIDIフレーズの掛け合いから、メロディやベースラインのアイデアを作れる作曲支援ツールです。
- CallとResponseが連動してフレーズを生成
- 40種類のスタイルと38種類のResponse Strategyを搭載
- 35種類のスケールに対応
- ピアノロールから生成結果を編集可能
- 303系シンセでその場で試聴
- 気に入ったパラメーターだけロック可能
- 生成したMIDIをDAWへドラッグ&ドロップ
単純なランダム生成ではなく、「ひとつのフレーズに対して、もうひとつのフレーズがどう返すか」からアイデアを広げられるのが大きな特徴です。
メロディが思いつかないときや、既存のフレーズに対する対旋律を考えたいときなど、作曲のスタート地点を作るツールとして活用できます。
