
Bomboは、キックサウンドの制作に特化した無料のプラグインです。
シンセとサンプルを組み合わせた音作りに加え、FXラックの順番を自由に変更できる独自の設計を採用しています。
この記事では、Bomboの特徴や搭載機能、対応環境まで詳しく紹介します。
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Bombo:自由にFXチェーンを組み替えられるオープンソースのキックデザイナー
Bomboは、キックサウンドの制作に特化したプラグインです。
シンプルなキックから、歪みや空間系エフェクトを使ったハードなサウンドまで幅広く作成できます。
主な特徴は次のとおりです。
- キック専用のサウンドデザインプラグイン
- シンセ音源とサンプルを組み合わせて音作りができる
- FXラックの順番を自由に変更できる
- モノフォニック設計
- スタンドアロンでも動作
- オープンソース(GPLv3)
シンセとサンプルを組み合わせた2ボイス構成
Bomboの音源部は、2つのボイスで構成されています。
低域を担当するシンセサブボイスと、サンプルスロットを組み合わせることで、1つのキックを作り上げます。
サンプルスロットにはワンショットサンプルを読み込めるほか、2つ目のシンセレイヤーとして使用することも可能です。
主な仕様は次のとおりです。
- シンセサブボイスを搭載
- サンプルを読み込み可能
- サンプルスロットを追加のシンセレイヤーとしても利用可能
- クロスフェードで両方の音を自然にブレンドできる
FXラックを自由に並び替えられる
Bombo最大の特徴が、リアルタイムで並び替えられるFXラックです。
一般的なプラグインではエフェクトの順番は固定されていますが、Bomboではドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
並び替えた瞬間に信号経路も自動で再構築されるため、音の変化をすぐ確認できます。
搭載されているFXは以下の5種類です。
- Drive
- テンポ同期ディレイ
- マルチアルゴリズムリバーブ
- レゾナントフィルター
- サイドチェインダッカー
例えば、
- リバーブの後にDriveを配置する
- ディレイの前にフィルターを置く
- 好みに合わせて自由な順番に組み替える
といった柔軟な音作りが可能です。
エフェクトごとにミュートできる
各エフェクトには個別のミュート機能があります。
セクションヘッダーをクリックするだけで、そのエフェクトだけを信号経路から外せます。
比較試聴や音作りの確認が簡単に行えます。
10種類のファクトリープリセットを収録
最初から10種類のキックプリセットを収録しています。
収録されているプリセットは次のとおりです。
- Hardtech
- Reverze
- Juicy
- Chunky
- Crusher
- Hammer
- Hardkick
- Horror
- Pew
- Superwet
クリーンな低音キックから、ハードテクノ向けの激しいサウンドまで幅広く用意されています。
スキンを切り替えられる
Bomboは見た目も変更できます。
標準では、使い込まれた兵器をイメージしたフォトリアルなデザインを採用しています。
さらに、実行中でも切り替えられる複数のスキンが用意されています。
利用できるスキンは次のとおりです。
- フォトリアルデザイン
- フラットデザイン
- ブループリントデザイン
切り替え時に再読み込みは必要ありません。
ループ再生とDICE機能を搭載
Bomboには、音作りを素早く行うための機能も搭載されています。
ループ再生に対応しているため、繰り返し再生しながら音を調整できます。
また、DICEボタンを押すと、新しいキックサウンドをランダム生成できます。
主な機能は以下のとおりです。
- ワンショット再生
- ループ再生
- DAWテンポ同期
- DICEボタンによるランダム生成
アイデアが浮かばないときの音作りにも便利です。
キートラッキングに対応
キートラッキング機能を有効にすると、キックの基本ピッチがMIDIノートに合わせて変化します。
鍵盤全体で演奏できるため、通常のキックだけではなく、独特なシンセサウンドとして活用することも可能です。
WAV・AIFFへ書き出し可能
完成したキックは、そのままオーディオファイルとして保存できます。
BNCコントロールから直接レンダリングでき、FXを含めた最終的なサウンドを書き出せます。
対応フォーマットは以下の2種類です。
- WAV
- AIFF
プラグイン外で録音する必要はありません。
あえて搭載していない機能
Bomboには、あえて採用していない仕様もあります。
設計思想として、キックデザインに集中できるシンプルな構成になっています。
搭載していないものは次のとおりです。
- 固定されたFXチェーン
- ポリフォニック再生
- 詳細なマニュアル
FXチェーンは自由に組み替えることを前提としており、モノフォニック専用のキックデザイナーとして設計されています。
対応フォーマット・対応OS
Bomboの対応環境は以下のとおりです。
プラグイン形式
- VST3
- AU
- CLAP
- スタンドアロン
対応OS
- Windows(x86_64)
- macOS(Apple Silicon・Intel)
- Linux(x86_64)
Logic ProではAU版が利用できます。
そのほかにも、Reaper、Bitwig Studio、Ableton Live、Cubase、Studio One、FL Studio、Renoise、Ardourなどで利用できます。
まとめ:Hyperfocus DSP「Bombo」シンセとサンプルを組み合わせてキックをデザインできるキックデザイナープラグイン|DTMプラグインセール
Bomboは、キック制作に特化したオープンソースのプラグインです。
最大の特徴は、FXラックを自由に並び替えられるリアルタイムの信号経路変更機能です。
さらに、シンセとサンプルを組み合わせた2ボイス構成や、ランダム生成機能、キートラッキング、オーディオ書き出し機能など、キック制作を効率化する機能を数多く備えています。
一般的なキックプラグインとは異なる柔軟なルーティングを試してみたい人に適した一本です。
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