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Arturia「Augmented 8 Series」は、アコースティック楽器のサンプルとシンセシスを組み合わせた8種類のハイブリッド音源をまとめたバンドルです。
StringsやBrassといったオーケストラ楽器だけでなく、ピアノ、マレット、中国伝統楽器、中東楽器まで収録。
中心となるMorphコントロールを動かすことで、生楽器らしいサウンドからシンセを融合したサウンドへ変化させられます。
映画・ゲーム音楽のように、アコースティックな質感を残しながら独自のサウンドを作りたいときにも活用できるコレクションです。
Augmented 8 Series:アコースティックからシンセへ変化!Morphで音色を動かせる、Strings・Voices・Brass・民族楽器など8種類のハイブリッド音源バンドル

Augmented 8 Seriesは、ArturiaのAugmentedシリーズ8製品をまとめたハイブリッド音源バンドルです。
一般的な生楽器音源とは異なり、アコースティック楽器のサンプルと複数のシンセエンジンを組み合わせられるのが特徴。
リアルな楽器音を出発点として、シンセパッドやテクスチャなどへ発展させられます。
主な特徴は次のとおりです。
- 8種類のAugmentedシリーズを収録
- アコースティックサンプルとシンセシスを融合
- Strings・Voices・Brass・Woodwindsなどを収録
- Piano・Malletsもカバー
- 中国伝統楽器を扱うYangtzeを収録
- 中東楽器を扱うPersiaを収録
- Morphによって音色をリアルタイムに変化
- Virtual Analog・Granular・Wavetable・Harmonicなどのシンセエンジンを搭載
- 最大4つのサウンドソースを組み合わせ可能
- 16ステップのアルペジエーターを搭載
- MPE対応
- NKS対応
単純に8種類の生楽器音源をまとめたバンドルではありません。
「生楽器をシンセサウンドへ拡張する」という共通したコンセプトを持つ8音源をまとめて導入できます。
Augmented 8 Seriesに収録されている8種類の音源

Augmented 8 Seriesには、それぞれ異なる楽器をテーマにした8種類の音源が収録されています。
オーケストラ系から民族楽器まで幅広くカバーしているため、楽曲に合わせて異なる音源を使い分けられます。
Augmented Strings
Augmented Stringsは、ストリングスとシンセシスを組み合わせたハイブリッド音源です。
Violin・Viola・Cello・Double Bassなど、ソロとアンサンブルのアコースティックストリングスをベースにしています。
- Violin
- Viola
- Cello
- Double Bass
- ソロ/アンサンブルのストリングス
- シンセレイヤーとの組み合わせ
- シネマティックなアトモスフィアの作成
通常のストリングスとして鳴らすだけでなく、シンセを加えて広がりのあるパッドやテクスチャへ発展させられるのがポイントです。
Augmented Voices
Augmented Voicesは、人間の声とシンセシスを組み合わせたボーカル系ハイブリッド音源です。
ソロボーカルやコーラスなどを素材として、幻想的なパッドやシンセを融合したボーカルサウンドを作れます。
- ヒューマンボイス
- コーラステクスチャ
- ソロボーカルサンプル
- アナログ/デジタルシンセとの融合
- ボーカルパッド
- リードレイヤー
- フォルマントなどの調整
声をそのまま再現することだけが目的ではなく、楽曲の背景に広がるボーカルテクスチャを作りたい場合にも活用できます。
Augmented Brass
Augmented Brassは、オーケストラブラスとシンセシスを融合した音源です。
ブラスセクションやソロホーンをベースとして、シネマティックなスウェルやヒット、シンセブラスなどを作れます。
- オーケストラブラス
- ソロホーン
- ブラススウェル
- ブラスヒット
- シンセブラス
- GrowlやResonanceなどの調整
迫力のあるブラスを鳴らすだけでなく、シンセを重ねた現代的なシネマティックサウンドへ変化させられます。
Augmented Woodwinds
Augmented Woodwindsは、木管楽器とシンセシスを組み合わせたハイブリッド音源です。
Flute・Clarinet・Bassoon・Oboeなどをベースに、繊細な木管サウンドからアンビエントなテクスチャまで作れます。
- Flute
- Clarinet
- Bassoon
- Oboe
- Granular/Wavetableシンセとの組み合わせ
- Breath Noiseの調整
- Key Clickの調整
- Octave Layering
木管楽器の柔らかな質感を残しながら、シンセレイヤーを加えて背景音やパッドとして使うこともできます。
Augmented Grand Piano
Augmented Grand Pianoは、Steinway Model Dのマルチサンプルとシンセシスを組み合わせたピアノ音源です。
通常のピアノサウンドを出発点として、GranularやWavetableシンセを加えたハイブリッドな鍵盤サウンドを作れます。
- Steinway Model Dをベースにしたピアノ
- Granularシンセシス
- Wavetableシンセシス
- Hammer Noiseの調整
- Pedal Resonanceの調整
- Lo-Fiテクスチャ
- スコアリング向けパッド
ピアノのフレーズから徐々にシンセテクスチャへ変化させるなど、一般的なピアノ音源とは異なる使い方ができます。
Augmented Mallets
Augmented Malletsは、マレット系楽器とシンセシスを組み合わせた音源です。
Marimba・Vibraphone・Celeste・Tubular Bellsを収録し、アコースティックな打楽器から金属的なテクスチャまで作れます。
- Marimba
- Vibraphone
- Celeste
- Tubular Bells
- Damping調整
- Mallet Hardness調整
- Transient調整
- シンセシスとの融合
メロディやリズムを演奏するだけでなく、残響やシンセレイヤーを組み合わせた幻想的なサウンドにも向いています。
Augmented Yangtze
Augmented Yangtzeは、中国の伝統楽器と現代的なシンセシスを組み合わせたハイブリッド音源です。
弦楽器から管楽器まで複数の中国伝統楽器を収録しています。
- Erhu
- Pipa
- Guqin
- Dizi
- Xiao
- Yangqin
- 伝統的なアーティキュレーション
- シンセモジュレーションとの組み合わせ
民族楽器の特徴的な音色を活かしつつ、現代的なシンセサウンドを組み合わせたい場合に使いやすい音源です。
Augmented Persia
Augmented Persiaは、中東の伝統楽器とシンセシスを融合したハイブリッド音源です。
Oud・Tar・Sazなどの撥弦楽器に加え、Neyのような管楽器も収録しています。
- Oud
- Tar
- Saz
- Ney
- Microtonal Tuning
- Pluck Articulation
- Breath関連の調整
- シンセシスとの融合
伝統的な音色をそのまま使うだけでなく、映画やゲーム音楽などで独自の世界観を作る素材としても活用できます。
Morphでアコースティックからシンセへ音色を変化
Augmentedシリーズを象徴する機能が、中央に配置されたMorphコントロールです。
Morphを動かすことで複数のパラメーターを同時に変化させ、アコースティックな音色からシンセを強く感じるサウンドまで連続的に移動できます。
- 最大8つのパラメーターを同時にコントロール
- アコースティックとシンセのバランスを変化
- 演奏しながらリアルタイムに操作可能
- パッドやテクスチャの時間変化にも活用可能
たとえばピアノらしい音から徐々にシンセテクスチャへ移行したり、ストリングスにシンセレイヤーを加えてサウンドを大きく変化させたりできます。
1つの音色の中で変化を作れるため、映画・ゲーム音楽などの場面展開にも取り入れやすい機能です。
最大4つのサウンドソースを組み合わせられるハイブリッド構造
各Augmented音源はLayer AとLayer Bによるデュアルレイヤー構造を採用しています。
さらに各レイヤーで最大2つのエンジンを扱えるため、1つのパッチで最大4つのサウンドソースを組み合わせられます。
- Layer A+Layer Bのデュアルレイヤー
- 各レイヤーで最大2つのエンジンを使用
- 最大4つのサウンドソースを同時使用
- アコースティックサンプルとシンセを組み合わせ可能
- フィルターやマクロによる音色調整
アコースティック楽器を中心にシンセを薄く重ねることも、シンセを前面に出して生楽器の質感だけを残すこともできます。
この構造によって、同じ楽器をベースにしても異なる方向へ音を作り込めます。
複数のシンセエンジンで生楽器をさらに加工
Augmentedシリーズでは、生楽器のサンプルに複数タイプのシンセシスを組み合わせられます。
収録されているシンセエンジンには、次のような方式があります。
- Virtual Analog
- Granular
- Wavetable
- Harmonic
- Simpler
たとえばGranularを使って生楽器の輪郭を崩したテクスチャを作ったり、Wavetableを重ねて電子的な成分を追加したりできます。
「生楽器かシンセか」のどちらかを選ぶのではなく、両方を1つの音色として扱えるのがAugmentedシリーズの特徴です。
モジュレーションとアルペジエーターで動きのあるサウンドを作れる
細かなサウンドデザインを行いたい場合は、Advanced Viewからモジュレーション機能を利用できます。
- 2基のLFO
- 2基のFunction Generator
- Randomizer
- Keyboard Tracking
- 16ステップのアルペジエーター
- Chance Lane
持続音にモジュレーションを加えて揺らぎを作ったり、アルペジエーターによってコードからリズミカルなフレーズを作ったりできます。
特にパッドやテクスチャでは、音を鳴らし続けているだけでも変化するサウンドを作りやすくなっています。
内蔵エフェクトで音色を仕上げられる
各音源にはエフェクトも搭載されています。
音源内部で空間系や歪みなどを加えられるため、DAW側で複数のエフェクトを追加しなくても音色を作り込めます。
- EQ
- Delay
- Reverb
- Distortion
- Bitcrushingなど
- 各レイヤーに2つのエフェクトスロット
アコースティック楽器を自然に仕上げるだけでなく、シンセレイヤーと合わせて積極的に音を加工する用途にも使えます。
Augmented 8 Seriesの使い方・楽曲制作でどう使う?
Augmented 8 Seriesは、リアルな楽器を再現するだけの音源ではありません。
アコースティックな質感を残しながら、通常の生楽器では作りにくいサウンドへ発展させたい場面で特徴を活かせます。
映画・ゲーム音楽で場面に合わせて音色を変化させる
Morphを使えば、同じ音色の中でアコースティックからシンセへ徐々に変化させられます。
静かな場面では生楽器の成分を中心にして、緊張感が高まるにつれてシンセやテクスチャの要素を強くするといった使い方が考えられます。
- ストリングスからシンセパッドへ変化
- ピアノから抽象的なテクスチャへ変化
- ブラスにシンセレイヤーを加えてインパクトを強化
- WoodwindsやVoicesでアンビエントな背景を作成
1つの音色を固定して鳴らすのではなく、場面に合わせて音そのものを動かせるのがポイントです。
中国・中東楽器をハイブリッドな劇伴に取り入れる
YangtzeとPersiaが含まれているため、西洋オーケストラ以外の音色も取り入れられます。
民族楽器の音色をそのまま使うだけでなく、シンセシスを組み合わせることで現代的なサウンドへ発展させられます。
- 中国伝統楽器を使った映画・ゲーム音楽
- 中東をイメージしたシーン
- 民族楽器を取り入れたアンビエント
- シンセと民族楽器を融合したハイブリッドスコア
伝統楽器の質感を残しながら、現実には存在しない音色を作りたいときにも活用できます。
ポップスやエレクトロニックのレイヤーとして使う
Augmentedシリーズはシネマティック用途だけに限定されません。
Voicesをパッドとして重ねたり、Grand Pianoにシンセレイヤーを加えたり、Malletsをリズミカルなフレーズに使ったりできます。
- ボーカルパッドを背景に追加
- ピアノ+シンセのレイヤーサウンド
- Malletsによるアルペジオ
- Stringsを使った広がりのあるパッド
通常のシンセとは異なるアコースティックな質感を加えたい場合にも選択肢になります。
Augmented 8 Seriesがおすすめな人
Augmented 8 Seriesは、リアルな生楽器とシンセサウンドの両方を制作に取り入れたい人と相性のよいバンドルです。
特に次のような人に向いています。
- 映画・ゲーム音楽を制作する人
- シネマティックサウンドを作りたい人
- 生楽器とシンセをレイヤーしたい人
- 音色を時間とともに変化させたい人
- ストリングス・ブラス・木管などをまとめて使いたい人
- ピアノやマレット系のハイブリッド音色もほしい人
- 中国・中東の伝統楽器を取り入れたい人
- プリセットから素早く音作りを始めたい人
- モジュレーションを使って細かくサウンドデザインしたい人
8音源で扱う楽器の種類が異なるため、複数ジャンルの音色をまとめて揃えたい場合にも使いやすい構成です。
Augmented 8 Seriesが向いていない可能性がある人
一方で、生楽器のリアルな再現だけを求めている場合は、用途を確認しておいたほうがよいでしょう。
Augmentedシリーズは、アコースティック楽器とシンセシスを融合して音を拡張することが大きな特徴だからです。
- 生楽器のリアルな再現だけを最優先したい人
- オーケストラの細かな奏法を打ち込みたい人
- 8種類のうち特定の楽器カテゴリーしか使わない人
- シンセレイヤーを使った音作りを必要としていない人
- Morphやモジュレーションによる音色変化を使わない人
リアルなオーケストラ演奏の再現を目的とした専用音源とは、方向性が異なります。
「生楽器を素材として、さらに音を変化させたいか」が選ぶ際のポイントになります。
Augmented 8 Seriesのシステム要件
Augmented 8 Seriesは、WindowsとmacOSの両方に対応しています。
各音源につき4〜6GB程度のストレージ容量が必要です。
- Windows: Windows 10以降
- macOS: macOS 11以降
- プラグイン形式: VST、VST3、AU、AAX
- Standalone: 対応
- NKS: 対応
- ストレージ: 各音源4〜6GB程度
8音源すべてを導入する場合は、事前にストレージの空き容量も確認しておくと安心です。
まとめ:Arturia「Augmented 8 Series」アコースティックからシンセへ変化!Morphで音色を動かせる、Strings・Voices・Brass・民族楽器など8種類のハイブリッド音源バンドル|DTMプラグインセール
Augmented 8 Seriesは、ストリングスやブラスなどのオーケストラ楽器から、ピアノ、マレット、中国・中東の伝統楽器までをカバーした8種類のハイブリッド音源バンドルです。
最大の特徴は、生楽器のサンプルとシンセシスを別々に扱うのではなく、1つの音色として融合できること。
- 8種類のハイブリッド音源を収録
- アコースティックサンプルとシンセシスを融合
- Strings・Voices・Brass・Woodwindsをカバー
- Grand Piano・Malletsも収録
- 中国伝統楽器のYangtzeを収録
- 中東楽器のPersiaを収録
- Morphでアコースティックからシンセへ連続的に変化
- 最大4つのサウンドソースを組み合わせ可能
- 複数のシンセエンジンを搭載
- モジュレーションや16ステップアルペジエーターを搭載
- MPE・NKSに対応
特に魅力的なのは、アコースティック楽器を完成された音として使うだけでなく、そこから音作りを始められるところです。
生楽器の質感を残したシンセパッドや、民族楽器を取り入れたハイブリッドテクスチャなど、一般的な生楽器音源とは違った方向へサウンドを広げられます。
映画・ゲーム音楽をはじめ、エレクトロニックやポップスなどでも、生楽器とシンセの境界を行き来する音作りを取り入れたい人に注目してほしいコレクションです。
