
YS Plugins「Digital EQ」は、アナログEQのような音色加工とデジタルならではの柔軟な調整機能を組み合わせた無料のマルチEQプラグインです。
Pultecスタイルの低域調整やAPI 550スタイルのEQに加え、倍音生成、ダイナミックEQ、コンプレッサーなどを搭載。
音質補正から積極的な音作りまで、1つのプラグインで幅広い処理を行えます。
※YouTubeの説明欄にダウンロードリンクあり
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YS Plugins「Digital EQ」とは?アナログの音色加工とデジタルEQを組み合わせた無料プラグイン

YS Plugins「Digital EQ」は、EQ、サチュレーション、ダイナミクス処理、出力制御を1つの画面にまとめたエフェクトプラグインです。
複数のプラグインを組み合わせなくても、周波数バランスの調整から倍音の付加、不要な共振の抑制まで対応できます。
主な特徴は次のとおりです。
- Pultecスタイルの低域調整
アナログEQのような低域セクションを搭載。キックやベースの低音を調整する際に活用できます。 - API 550スタイルのProportional Q
EQのゲイン量に応じて帯域幅が変化する仕組み。音色を整える際に、ブーストやカットの強さとフィルターの効き方を連動させられます。 - 6つのEQバンド
4つのベル型バンドと2つのハイシェルフを搭載。周波数帯域ごとの細かな音質調整に対応します。 - 偶数倍音・奇数倍音の生成
2種類の倍音を個別に生成でき、アナログ機器のような音色加工が可能。EQ処理と組み合わせて音の質感を調整できます。 - 2バンドのダイナミクス処理
レゾナンス抑制、ディエッサー、ダイナミックEQ、2バンドコンプレッサーとして使用できます。 - 出力制御機能
リミッター、RMS/VUメーター、低域のモノラル確認機能を搭載。ミックスやマスタリング時の出力チェックにも役立ちます。
Pultec風の低域調整とAPI 550スタイルのEQ
Digital EQの特徴のひとつが、アナログEQを意識した周波数調整機能です。
Pultecスタイルの低域セクションとAPI 550スタイルのProportional Qを組み合わせ、さまざまな音作りに対応します。
- Pultecスタイルの低域セクション
低音の量感や周波数バランスを調整するための機能。キックの低域を整えたり、ベースの音作りに活用したりできます。 - Proportional Q
EQのゲイン量に応じてQ(帯域幅)が変化する方式。API 550スタイルの動作をボタンで切り替えられます。 - Gain Scaleの反転
EQのブーストとカットを切り替える機能。同じ設定値で「持ち上げる場合」と「削る場合」を比較できるため、音作りの方向性を判断しやすくなります。
偶数倍音・奇数倍音を個別に生成するアナログ風サチュレーション
Digital EQには、偶数倍音と奇数倍音を別々に生成する機能があります。
周波数バランスを調整するだけでなく、音の質感そのものを変えたい場面にも活用できます。
- 偶数倍音の生成
真空管を意識した倍音処理。音に厚みや温かみを加えるような音作りに利用できます。 - 奇数倍音の生成
テープを意識した倍音処理。音の輪郭や存在感を調整する用途に活用できます。 - 2種類の倍音を組み合わせる
偶数倍音と奇数倍音を処理チェーン内の異なる位置で生成。それぞれの特徴を組み合わせながら音色を調整できます。
2バンドのダイナミクス処理で共振や耳障りな成分を抑える
Digital EQには、2バンドのダイナミクスモジュールが搭載されています。
特定の周波数が強くなったときだけ処理するダイナミックEQから、2バンドコンプレッサーまで対応する柔軟な設計です。
- レゾナンス抑制
特定の周波数に発生する強い共振を抑える用途。楽器やボーカルの耳障りな成分を調整できます。 - ディエッサー
ボーカルの「サ行」などで目立つ歯擦音を抑える処理。高域全体を削るのではなく、必要なタイミングで調整できます。 - ダイナミックEQ
入力信号の変化に応じてEQ処理を行う機能。常に周波数をカットする通常のEQとは異なり、音の状態に合わせた補正が可能です。 - 2バンドコンプレッサー
2つの周波数帯域に対してダイナミクス処理を行えます。帯域ごとの音量変化を整えたい場面に便利です。 - 周波数に連動するアタック・リリース
処理する周波数に合わせてアタックとリリースの時間を調整する仕組み。周波数ごとに細かな時間設定を行う手間を減らせます。
用途別のプリセットも用意されているため、目的に合った設定から調整を始められます。
Delta・Solo機能でEQ処理による音の変化を確認
EQを調整していると、実際にどの成分を削っているのか分かりにくくなることがあります。
Digital EQには、処理内容を耳で確認するためのDelta・Solo機能が搭載されています。
- Delta機能
プラグイン全体で加えた処理の差分を確認する機能。元の音に対して何が変化したのかを聴きながら判断できます。 - Solo機能
特定の帯域に注目して処理内容を確認。位相反転を利用し、取り除いた成分を耳でチェックできます。
周波数アナライザーの表示だけに頼らず、実際の音を聴きながら調整できる点が特徴です。
Digital EQの活用法|キック・ベース・ボーカル・ミックス
Digital EQは、楽器単体の音作りからミックス全体の調整まで活用できます。
EQとダイナミクス処理を組み合わせることで、複数のプラグインを使わずに音を整えられます。
- キックの低域調整
Pultecスタイルの低域セクションを使い、キックの低音を調整。必要に応じてダイナミクス処理を組み合わせる方法もあります。 - ベースの音色加工
EQで低域や中域のバランスを整え、倍音生成で音の質感を調整。ベースの存在感をコントロールしたい場面に活用できます。 - ボーカルの歯擦音対策
ダイナミクスモジュールをディエッサーとして使用。サ行などの高域成分が目立つタイミングを狙って抑えられます。 - ドラムバスの音作り
EQによる周波数調整と倍音生成を組み合わせ、ドラム全体の音色を加工。必要に応じて2バンドコンプレッサーも利用できます。 - ミックス・マスタリング
周波数バランスの調整に加え、RMS/VUメーターやリミッターで出力を確認。低域のモノラル確認機能も利用できます。
Digital EQがおすすめな人
Digital EQは、一般的なEQに加えて、倍音生成やダイナミクス処理もまとめて使いたい人に向いています。
特に次のような方におすすめです。
- 無料で多機能なEQを探している人
EQ、サチュレーション、ダイナミクス処理、リミッターを1つのプラグインで利用できます。 - アナログスタイルの音作りに興味がある人
Pultec風の低域調整やAPI 550スタイルのProportional Q、倍音生成を試せます。 - ダイナミックEQを使ってみたい人
レゾナンス抑制やディエッサーなど、複数の用途に対応するダイナミクスモジュールを搭載。 - EQによる音の変化を耳で確認したい人
Delta・Solo機能を利用し、加工によって変化した成分を確認できます。 - 複数のエフェクトをまとめて管理したい人
周波数調整から音色加工、出力制御まで1つの画面で操作できます。
一方、EQだけをシンプルに操作したい人には、機能が多く感じられるかもしれません。
Digital EQのシステム要件・対応プラグイン形式
Digital EQには、モノラル版とステレオ版が用意されています。
- 対応OS
Windows(64bit) - プラグイン形式
VST3 - 収録バージョン
モノラル版・ステレオ版
まとめ|アナログ風の音作りからダイナミクス処理まで対応する無料マルチEQ
YS Plugins「Digital EQ」は、アナログEQのような音色加工とデジタルならではの柔軟な処理を組み合わせた無料プラグインです。
周波数バランスを整えるだけでなく、倍音生成やダイナミクス処理まで1つの画面で操作できます。
- アナログスタイルのEQ
Pultec風の低域調整とAPI 550スタイルのProportional Qを搭載。 - 柔軟な音色加工
偶数倍音と奇数倍音を個別に生成し、音の質感を調整できます。 - 多用途なダイナミクス処理
レゾナンス抑制、ディエッサー、ダイナミックEQ、2バンドコンプレッサーに対応。 - 処理内容を耳で確認
Delta・Solo機能によって、加工した成分や取り除いた成分を確認できます。 - 出力管理にも対応
リミッター、RMS/VUメーター、低域のモノラル確認機能を搭載。
無料でアナログスタイルのEQやダイナミックEQを試してみたい方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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