
Vinci Sounds「Score Pilot」は、映画音楽やトレーラー向けのMIDIフレーズを生成できる作曲支援プラグインです。
34種類の音楽スタイルと8つの音楽レイヤーを搭載し、コード進行やメロディをもとに楽曲のアレンジを組み立てられます。
気に入ったパートを残しながら別のアレンジを試せるため、作曲のアイデアを広げたいときにも便利です。
この記事では、Score Pilotの主な特徴や音楽制作での活用法、対応環境について紹介します。
価格:$25.00 → 無料配布
Score Pilotとは?映画音楽やトレーラー制作を支援するMIDIジェネレーター
Score Pilotは、映画・テレビ・トレーラー音楽の制作に向けて開発された、オフライン動作のMIDIジェネレーターです。
コード進行を入力したり、既存のMIDIメロディを読み込んだりすることで、楽曲のアレンジを組み立てられます。
34種類のジャンル・ムードプロファイルを収録しており、控えめなドキュメンタリー音楽から、リズミカルで迫力のあるハイブリッドトレーラーまで、さまざまな制作スタイルに対応します。
生成したMIDIはDAWへ書き出せるため、手持ちの音源を使って自由に仕上げられるのも特徴です。
34種類の音楽スタイル
ドキュメンタリー向けの控えめな伴奏から、ハイブリッドトレーラーまで、楽曲の雰囲気に合わせてスタイルを選択できます。
コード進行やメロディを活用
自分で作ったコード進行やMIDIメロディを使って、アレンジを発展させられます。
コード進行を提案する機能も搭載しています。
オフラインでMIDIを生成
インターネット接続に依存せず動作し、アカウント登録や生成回数の制限もありません。
8つの音楽レイヤーを組み合わせてアレンジを構築
Score Pilotでは、8つの音楽レイヤーを使って楽曲を組み立てられます。
コード進行を支えるハーモニーから、リズムを生み出すパーカッション、楽曲に動きを加えるオスティナートまで、役割の異なるパートを組み合わせられるのが特徴です。
すべてのパートを使う必要はなく、必要なレイヤーを中心にアレンジを考えることもできます。
Harmony(ハーモニー)
コード進行を支える和声パートです。
楽曲全体の響きや雰囲気を形作ります。
Ostinato(オスティナート)
短いフレーズを繰り返すパートです。
ストリングスなどを使ったリズミカルなアレンジに活用できます。
Bass(ベース)
楽曲の低音を支えるパートです。
コード進行に合わせたベースラインを構築できます。
Melody(メロディ)
楽曲の中心となる旋律を担当します。
Counterline(対旋律)
メインメロディを補完する別の旋律です。
アレンジに変化を加えたいときに役立ちます。
Percussion(パーカッション)
打楽器によるリズムパートです。
楽曲の勢いや緊張感を演出する際に活用できます。
Pulse(パルス)
一定のリズムや反復によって、楽曲に動きを加えるパートです。
Transitions(トランジション)
楽曲の場面転換や展開を支えるパートです。
気に入ったフレーズを固定して別のアレンジを生成
Score Pilotの特徴的な機能が、音楽レイヤーのロックとバリエーション生成です。
例えば、気に入ったメロディができた場合、そのパートを固定したまま、ベースやオスティナートなどの別パターンを試せます。
最初からすべてを作り直す必要がないため、残したいアイデアを維持しながらアレンジの方向性を探れます。
レイヤーのロック機能
気に入ったパートを固定し、ほかのレイヤーを変更できます。
New variation機能
別のアレンジを生成し、楽曲の新しい展開を試せます。
リズムや表現の調整
Density(密度)、Tension(緊張感)、Swing(スウィング)、Humanization(人間らしい揺らぎ)を調整できます。
8種類の拍子に対応
6/8拍子や7/8拍子を含む8種類の拍子を扱えます。
一般的な4拍子以外の楽曲制作にも利用できます。
生成したMIDIをLogic ProなどのDAWで編集できる
Score Pilotは、生成したアレンジをMIDIデータとして書き出せます。
マルチトラックMIDIに対応しているため、複数の音楽レイヤーをDAWへ取り込み、それぞれに異なる音源を割り当てられます。
例えば、ハーモニーにはストリングス、オスティナートには短い弦楽器の音、ベースには低音系の音源を使用するといったアレンジが可能です。
マルチトラックMIDI書き出し
複数のパートをまとめて書き出し、DAW上で個別に編集できます。
単一パートの書き出し
ベースラインやオスティナートなど、必要なパートだけを取り出せます。
手持ちの音源を活用
Logic ProなどのDAWでMIDIを編集し、オーケストラ音源やシンセサイザーを使って楽曲を仕上げられます。
Score Pilotを音楽制作でどう活用する?
Score Pilotは、ゼロから楽曲を組み立てる場面だけでなく、すでにあるメロディやコード進行を発展させたいときにも活用できます。
特に、映像の雰囲気に合わせて複数のアレンジを比較したい場合や、短いフレーズから楽曲全体の構成を考えたい場合に便利です。
映画・ドラマの劇伴制作
シーンに合わせたスタイルを選び、コード進行をもとに伴奏やメロディを組み立てられます。
控えめなアレンジから緊張感のある展開まで、異なる方向性を試せます。
トレーラー音楽の制作
オスティナート、パルス、パーカッションを組み合わせ、リズミカルな楽曲の土台を作れます。
TensionやDensityを調整しながら、楽曲の勢いや密度を変えられます。
既存メロディのアレンジ
自作のMIDIメロディを読み込み、その旋律を残したまま伴奏やベースラインを考えられます。
メロディは完成しているものの、アレンジが決まらない場面にも役立ちます。
作曲アイデアの発展
コード進行の提案やバリエーション生成を利用して、普段とは異なるアレンジを探せます。
気に入ったフレーズだけをDAWへ取り込み、自分の楽曲に組み込む使い方も可能です。
Score Pilotが向いている人・向いていない人
Score Pilotは、MIDI生成を活用してアレンジの選択肢を増やしたい人に向いています。
一方で、完成したオーディオ素材をそのまま使いたい人や、音色そのものを生成するプラグインを探している人は、用途の違いを理解しておく必要があります。
向いている人
- 映画音楽やトレーラー音楽を制作している人
- コード進行からアレンジを組み立てたい人
- 自作メロディに合う伴奏を探したい人
- オスティナートやベースラインのアイデアを増やしたい人
- 生成したMIDIを手持ちの音源で自由に編集したい人
向いていない人
- 完成したオーディオ楽曲を自動生成したい人
- MIDI編集を行わずに楽曲を完成させたい人
- 楽器の音色そのものを収録した音源ライブラリを探している人
- 開発途中のプレビュー版を使用したくない人
Score Pilotのシステム要件
Score Pilotは、macOSとWindowsに対応しています。
macOS
Intel Mac、Apple Silicon Macに対応。
AU、VST3、スタンドアロン形式。
Windows
Windows x64に対応。
VST3、スタンドアロン形式。
バージョン
0.1.3
注意事項
現在のバージョンは、署名されていないエンジニアリングプレビュー版です。
正式リリース版とは異なる開発段階のため、導入前に確認しておきましょう。
まとめ|MIDI生成とレイヤー編集で映画音楽のアレンジ制作を支援
Vinci Sounds「Score Pilot」は、コード進行やメロディをもとに、映画音楽やトレーラー向けのMIDIアレンジを生成できる作曲支援プラグインです。
34種類の音楽スタイルと8つの音楽レイヤーを搭載し、気に入ったパートを残しながら別のアレンジを試せます。
34種類のスタイル
ドキュメンタリー向けの劇伴からハイブリッドトレーラーまで対応。
8つの音楽レイヤー
ハーモニー、メロディ、ベース、オスティナートなどを組み合わせて楽曲を構築。
レイヤーの固定と再生成
気に入ったフレーズを維持しながら、別のアレンジを試せる。
MIDI書き出し
生成したパートをDAWへ取り込み、手持ちの音源で自由に編集できる。
オフライン動作
アカウント登録や生成回数の制限なしで利用可能。
特に、自分で作ったメロディやコード進行を活かしながら、アレンジの幅を広げたい人に適したツールです。
映画音楽やトレーラー制作で新しいフレーズを探したい人は、チェックしてみてください。
価格:$25.00 → 無料配布
