
REMS「SampleTuned」は、大量のサンプルをキーや音の種類ごとに色分けし、ひとつのカラーマップ上で整理・検索できるプラグインです。
五度圏を利用したキー検索や、ドラム・ベース・シンセなどの分類に対応。
サンプルの試聴やループの絞り込みもできるため、楽曲に合う音を効率よく探せます。
この記事では、SampleTunedの主な機能や音楽制作での活用法、対応環境について紹介します。
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SampleTunedとは?サンプルを視覚的に整理できるプラグイン

SampleTunedは、手持ちのサンプルライブラリをキーや音の種類に応じて分類し、カラーマップ上に表示するユーティリティプラグインです。
一般的なフォルダ形式のサンプル管理とは異なり、音の特徴を視覚的に確認しながら目的のサンプルを探せるのが特徴です。
ドラムやベース、シンセ、ボーカルなどを種類別に配置し、キーごとに異なる色で表示。
大量のサンプルを扱う制作環境でも、楽曲に合う素材を探しやすくなります。
キーごとに色分けして表示
各キーに異なる色を割り当て、サンプルをカラーマップ上に配置します。
音の高さに関する情報を視覚的に把握できます。
音の種類に応じた分類
ドラム、ベース、808、シンセ、パッド、鍵盤、ボーカル、FXなどを種類別に整理します。
探している音のカテゴリーを見つけやすい構造です。
マウス操作による試聴
カラーマップ上のサンプルにマウスカーソルを重ねると、その場で音を確認できます。
ファイルをひとつずつ開く手間を減らせます。
五度圏を利用して楽曲に合うキーのサンプルを探せる
SampleTunedは、五度圏をベースにしたキー検索機能を搭載しています。
キーはCamelot方式に似た円形の配置で表示され、隣り合うキーの色が滑らかにつながる仕組みです。
ホイールやグリッドから目的のキーを選択すると、そのキーに対応するサンプルを探せます。
さらに、関係調や五度関係にあるキーも強調表示するため、選択したキー以外の素材も候補として確認できます。
五度圏によるキー選択
円形のホイールからキーを選び、対応するサンプルを探せます。
相性のよいキーを強調表示
関係調や五度関係にあるキーも表示されます。
異なるキーのサンプルを組み合わせたいときに役立ちます。
色による視覚的な判別
キーごとに色が設定されているため、サンプルの分布をひと目で確認できます。
音の種類やループの違いでサンプルを絞り込める
SampleTunedでは、サンプルの種類を同心円状のリングに分けて配置します。
中心にはドラム、その外側にはベースや808、さらにシンセ、パッド、鍵盤、ボーカル、FXなどが並ぶ構造です。
キーだけでなく音の種類も位置で判断できるため、目的のカテゴリーを探しやすくなっています。
また、ワンショットとループを区別するフィルターも搭載。
ファイル名や音声そのものから判別し、必要な素材を絞り込めます。
リング状のカテゴリー表示
音の種類ごとに配置することで、カラーマップ上の位置からサンプルを探せます。
ワンショットとループの判別
単発のサウンドとループ素材を、ファイル名や音声から判別します。
用途に応じた絞り込みが可能です。
キーを持たないサンプルにも対応
ハイハットやクラップ、テクスチャーなどはマップの中心に配置されます。
表示・非表示も切り替えられます。
SampleTunedを音楽制作でどう活用する?
SampleTunedは、サンプルを大量に所有している人や、ループ素材を組み合わせて楽曲を制作する人に役立つツールです。
特に、楽曲のキーに合うサンプルを探したい場面や、ドラムとベースなど異なる種類の素材をまとめて確認したい場面で活用できます。
カラーマップ上で候補を探し、その場で試聴できるため、音を選ぶまでの作業を効率化できます。
楽曲のキーに合うベースを探す
制作中の楽曲に合わせてキーを選択し、ベースや808のサンプルを確認します。
キー情報を頼りに候補を絞り込めます。
ドラムのワンショットを探す
ドラムカテゴリーからキックやスネアなどの素材を探し、マウス操作で試聴します。
複数の候補を確認しながら音を選べます。
ループ素材を使った楽曲制作
ループフィルターを利用し、ベースやシンセなどのループ素材を探します。
楽曲の雰囲気に合うフレーズを選ぶ際に便利です。
Ableton Liveでサンプルを使用する
選んだサンプルをAbletonへ直接ドラッグできます。
検索から試聴、DAWへの取り込みまでをスムーズにつなげられます。
SampleTunedがおすすめな人
SampleTunedは、サンプルの数が増えて目的の音を探すのに時間がかかっている人に向いています。
特に、キーや音の種類を基準にサンプルを選びたい場合は、カラーマップによる整理方法が役立ちます。
一方、サンプルをほとんど使わない人や、フォルダ管理だけで十分に整理できている人は、導入するメリットが小さいかもしれません。
大量のサンプルを所有している人
複数のサンプルパックに含まれる素材を、キーや種類を基準に探したい人に向いています。
ループ素材をよく使う人
ベースやシンセなどのループを、楽曲のキーに合わせて探したい人に便利です。
Ableton Liveを使用している人
サンプルを試聴して、そのままAbletonへドラッグする操作を活用できます。
視覚的にサンプルを整理したい人
ファイル名やフォルダ構造だけに頼らず、色や配置から音を探したい人に適しています。
SampleTunedのシステム要件
SampleTunedは、macOS、Windows、Linuxに対応しています。
対応OS
macOS(Apple Silicon / Intel)
Windows 10 / 11(64-bit)
Linux(x86_64)
プラグイン形式
VST3
インストール方法
ダウンロードしたZIPファイルを展開し、SampleTuned.vst3をVST3フォルダにコピーします。
その後、DAWでプラグインの再スキャンを実行してください。
macOSのVST3フォルダは以下です。
~/Library/Audio/Plug-Ins/VST3
※VST3形式のため、AU形式のみを使用する環境では注意が必要です。
まとめ|大量のサンプルを色と配置で整理し、楽曲に合う音を探しやすくするツール
SampleTunedは、キーや音の種類を基準にサンプルを整理し、視覚的に検索できるユーティリティプラグインです。
五度圏によるキー検索やリング状のカテゴリー表示、ワンショットとループの判別など、サンプル探しをサポートする機能を備えています。
キー別のカラーマップ表示
各キーを色分けし、サンプルの分布を視覚的に確認できます。
音の種類に応じた分類
ドラム、ベース、シンセ、ボーカルなどをリング状に整理できます。
五度圏を利用した検索
楽曲のキーや関係調を基準に、使いたいサンプルを探せます。
試聴とAbletonへのドラッグ操作
サンプルをその場で確認し、Abletonへ直接取り込めます。
大量のサンプルから目的の音を探す作業に時間がかかっているなら、SampleTunedの視覚的な検索方法を試してみてはいかがでしょうか。
価格:€10.00 → 無料配布
