
Caesura「Impronta」は、NAM・AIDA-Xのニューラルキャプチャーに対応した無料のギターアンププラグインです。
実際のアンプやペダルを再現したキャプチャーを読み込み、好みのギターサウンドを作れます。
さらに、2台のアンプを同時に鳴らす機能や、もう1人のギタリストが演奏しているようなサウンドを作る機能も搭載。
ロックやメタルのリズムギター、厚みのあるステレオギターの制作などに活用できます。
Improntaとは?

Improntaは、実際のギターアンプやエフェクトペダルの特性を学習したニューラルキャプチャーを再生できるプラグインです。
Neural Amp Modeler(NAM)の「.nam」ファイルと、AIDA-Xの「.aidax」ファイルに対応しています。
キャビネットのインパルスレスポンス(IR)も読み込めるため、アンプとキャビネットを組み合わせた音作りが可能です。
NAM・AIDA-Xに対応
実機アンプやペダルを再現したキャプチャーを読み込み、さまざまなギターサウンドを作れます。
キャビネットIRを読み込み可能
WAV形式のIRを使い、キャビネットの響きを加えられます。
キャプチャーの音量を自動調整
異なるキャプチャーを読み込んだ際に音量を自動で合わせるため、音量差に左右されずに音色を比較できます。
キャプチャーライブラリを搭載
単体ファイルやZIPパックを読み込み、検索やお気に入り登録で管理できます。
なお、アンプやペダルのキャプチャーは付属していません。
使用するキャプチャーは別途用意する必要があります。
2台のアンプを組み合わせる「TWO AMPS」
Improntaの特徴のひとつが、2種類のアンプキャプチャーを同時に使用できる「TWO AMPS」です。
1回のギター演奏を2台のアンプに通し、それぞれのサウンドを組み合わせられます。
例えば、異なる歪みのキャプチャーを左右に配置することで、音色に変化を持たせたステレオギターを作ることが可能です。
2種類のキャプチャーを同時使用
異なるアンプやペダルのキャプチャーを組み合わせて音作りできます。
自動でタイミングと音量を調整
2つのアンプサウンドを自動的に整列させ、音量も合わせます。
SPREADでステレオ幅を調整
2つのアンプを中央に重ねたり、左右に広げたりできます。
同じ演奏を2台のアンプで鳴らす仕組みなので、実際に2回演奏するダブルトラッキングとは異なります。
もう1人のギタリストを加える「TWO PLAYERS」
「TWO PLAYERS」は、もう1人のギタリストが一緒に演奏しているようなサウンドを作れる機能です。
単純にギターの音を複製するのではなく、演奏タイミングやピッチ、アタックなどに変化を加えます。
そのため、同じフレーズでも完全には一致しない、2人で演奏しているようなニュアンスを表現できます。
TIME
2人目のギタリストの演奏タイミングを調整します。
FEEL
演奏の揺らぎやニュアンスを調整できます。
TUNE
2人目のギタリストのピッチに変化を加えます。
ATTACK
ピッキングのアタックに違いを持たせます。
AUTO
TIME・FEEL・TUNE・ATTACKを自動的に変化させ、演奏ごとの自然なばらつきを作ります。
LEVEL・MIX
2つ目のアンプの音量や、サウンドの混ざり具合を調整できます。
ギターを何度も録音することなく、ダブルトラッキング風の厚みや広がりを加えたい場面に便利です。
ただし、独立した演奏を新しく生成する機能ではなく、入力したギター演奏をもとに変化を加える仕組みです。
TONE3000と連携してアンプキャプチャーを検索できる
Improntaには、NAMキャプチャーやキャビネットIRを共有する「TONE3000」との連携機能が搭載されています。
プラグイン内からキャプチャーを検索し、気になるサウンドを直接読み込めます。
プラグイン内でキャプチャーを検索
TONE3000で公開されているNAMキャプチャーやIRを探せます。
キャプチャーを直接読み込み
見つけたキャプチャーをImprontaに追加し、そのまま演奏できます。
ライブラリで管理
追加したキャプチャーはライブラリに保存され、後から検索して呼び出せます。
さまざまなアンプサウンドを試しながら、自分の楽曲に合う音色を探したい人に便利な機能です。
Improntaのおすすめの使い方・活用法
Improntaは、アンプシミュレーターとしてだけでなく、ギターの厚みやステレオ感を調整する用途にも活用できます。
ロック・メタルのリズムギター制作
TWO AMPSで異なるアンプキャプチャーを組み合わせ、厚みのある歪みギターを作れます。
SPREADを調整すれば、左右に広がるサウンドも表現可能です。
ギターのダブリング風サウンド
TWO PLAYERSで演奏タイミングやピッチに変化を加え、2人のギタリストが同じフレーズを弾いているようなサウンドを作れます。
デモ音源や楽曲のアイデア制作
ギターを1回演奏するだけで、2台のアンプや2人のギタリストによるサウンドを試せます。
アレンジの方向性を確認したい場面にも便利です。
アンプキャプチャーの比較
音量を自動調整しながらキャプチャーを切り替えられるため、音量差ではなく音色の違いに注目して選べます。
Improntaは初心者でも扱いやすい?
Improntaは、キャプチャーを読み込んでギターを演奏するという、比較的シンプルな操作で使い始められます。
INPUT・OUTPUT・GATEなど、基本的な音作りに必要なコントロールも用意されています。
INPUT・OUTPUT
入力レベルと出力レベルをそれぞれ±12dBの範囲で調整できます。
GATE
Off・Soft・Tightの3段階から選択でき、演奏の強さに追従するノイズゲートを利用できます。
BYPASS
エフェクトのオン・オフを滑らかに切り替えられます。
ただし、最初からアンプキャプチャーが付属しているわけではありません。
初めて使用する場合は、TONE3000などでキャプチャーを探すところから始めるとよいでしょう。
Improntaがおすすめな人・向いていない人
Improntaは、NAMやAIDA-Xを使ったギターサウンド制作に加えて、2台のアンプやセカンドギタリスト機能を活用したい人に向いています。
おすすめな人
- NAM・AIDA-Xのキャプチャーを活用したい人
- 2種類のアンプサウンドを組み合わせたい人
- ギターのダブルトラッキング風サウンドを作りたい人
- ロックやメタルのリズムギターに厚みを加えたい人
- TONE3000のキャプチャーを手軽に試したい人
向いていない人
- Windows環境で使用したい人
- アンプやペダルのキャプチャーが最初から付属する製品を探している人
- 実際に2回演奏したダブルトラッキングと同じ結果を求める人
Improntaのシステム要件・対応環境
対応OS
macOS 10.15以降(Universal)
プラグイン形式
AU・VST3・スタンドアロン
対応ホスト
AUまたはVST3を読み込めるDAW
対応ファイル
NAM(.nam)・AIDA-X(.aidax)・WAV形式のキャビネットIR(.wav)
ライセンス
メールアドレスを登録し、ライセンスキーとダウンロードリンクを受け取る方式です。
まとめ:Caesura「Impronta」NAM・AIDA-X対応!2台のアンプを組み合わせ、セカンドギタリスト機能で厚みのあるギターサウンドを作れる無料プラグイン|DTMプラグインセール
Caesura「Impronta」は、NAM・AIDA-Xのニューラルキャプチャーを活用し、実機アンプやペダルのサウンドを再現できる無料プラグインです。
2台のアンプを組み合わせるTWO AMPSや、演奏の揺らぎを加えるTWO PLAYERSなど、ギターサウンドに厚みや広がりを持たせる機能が充実しています。
NAM・AIDA-X対応
実機アンプやペダルのニューラルキャプチャーを読み込み可能。
2台のアンプを同時使用
異なるアンプサウンドを組み合わせ、ステレオ幅も調整できます。
セカンドギタリスト機能
タイミングやピッチに変化を加え、2人で演奏しているようなサウンドを作れます。
TONE3000連携
プラグイン内からNAMキャプチャーやIRを検索して追加できます。
ギターの音作りだけでなく、ダブリング風のサウンドやステレオギターの制作にも活用できるプラグインです。
