
Sakdinat2548「Abalone W5」は、Avalon U5にインスパイアされた無料のDIプラグインです。
クリーンなDI信号をベースに、6種類のToneや最大+30dBのBoost、HighCut、TRIMなどを使って音を整えられます。
ベースやギターなど、録音したDI信号をシンプルな操作で調整したいときに使いやすいプラグインです。
Abalone W5とは?

Abalone W5は、Avalon U5にインスパイアされたオープンソースのDIプラグインです。
Avalon Designとは提携・関連のない製品で、JUCE 8を使用して開発されています。
主な特徴は次のとおりです。
- クリーンなDI信号処理
- 6種類のToneを搭載
- 最大+30dBのBoost
- 8kHzのHighCut
- −30〜0dBのTRIM
- Active/Thru切り替え
- Colorステージの1x/2x/4xオーバーサンプリング
- VST3形式に対応
機能を詰め込んだプラグインではなく、DI信号のゲインやトーンをシンプルに整える設計です。
6種類のToneでDI信号のキャラクターを選べる
音作りの中心となるのが、6種類用意されたToneです。
Tone 1〜6を切り替えることで、DI信号の周波数バランスを変化させられます。
- Tone 1〜6から選択
- 初期設定はTone 3
- TONEボタンでTone処理をオン/オフ
- Tone切り替え時には10msのクロスフェードを使用
Toneを選んでからBoostやTRIMを調整するだけでも、シンプルに音作りを進められます。
最大+30dBのBoostとTRIMでレベルを調整
Boostは10段階で切り替えられ、1ステップにつき3dBずつゲインを上げられます。
一方、TRIMは音量を下げるためのコントロールです。
- Boost:+3〜+30dB
- 3dBステップの10段階
- TRIM:−30〜0dB
- TRIMはカット専用
Boostで信号を持ち上げながら、必要に応じてTRIMで最終的な出力レベルを整える使い方ができます。
8kHzのHighCutで高域を調整
HighCutをオンにすると、高域をシンプルに抑えられます。
- オン/オフ切り替え
- −3dBポイントは8kHz
- 1-pole minimum-phase仕様
DI信号の高域を少し落として整えたい場合に使える機能です。
Colorステージのみオーバーサンプリングに対応
OSミニノブでは、Colorステージに適用するオーバーサンプリングを切り替えられます。
- 1x
- 2x
- 4x
- 初期設定は1x
オーバーサンプリングはプラグイン全体ではなく、Colorステージだけに適用されます。
ACTIVEボタンで処理前後を切り替えられる
ACTIVEボタンでは、Active/Thruを切り替えられます。
Thruではビットトランスペアレントなバイパスとなるため、処理前後を比較するときにも便利です。
- Active:Abalone W5の処理を有効化
- Thru:信号をそのまま通過
- 初期設定はActive
ToneやBoostによってどの程度変化したのかを確認しながら調整できます。
SIGNAL LEDで入力信号を確認できる
SIGNAL LEDも搭載されています。
信号検出位置はTRIMより前にあるため、TRIMの設定には影響されません。
- −2dBFSでSignal-present
- Boostによるゲイン変化を反映
- TRIMの設定には影響されない
Boostを調整するときの目安として利用できます。
Abalone W5のインストール方法
リリース版として配布されているのはVST3です。
基本的にはAbalone W5.vst3をVST3フォルダへ配置し、DAW側でプラグインを再スキャンして使用します。
Windowsの場合は、次のVST3フォルダへコピーします。
%COMMONPROGRAMFILES%/VST3
Standalone版については開発テスト用で、リリース版には含まれていません。
対応環境について
Abalone W5は、Windows、macOS、Linux向けのVST3として開発されています。
ただし、テスト状況には違いがあります。
- Windows:ホスト環境でテスト済み
- macOS:CIビルドでのテストのみ
- Linux:CIビルドでのテストのみ
- プラグイン形式:VST3
特にmacOS/Linuxでは、使用しているDAWや環境によって動作状況を確認してから導入するのがよいでしょう。
Abalone W5はこんな人におすすめ
Abalone W5は、複雑な操作をせずにDI信号のキャラクターやレベルを調整したい人に向いています。
- Avalon U5にインスパイアされたDIプラグインを試してみたい
- ベースやギターなどのDI信号を整えたい
- 複雑なEQではなく、Toneを選んで素早く音作りしたい
- BoostとTRIMを使ってゲインを調整したい
- 無料のVST3 DIプラグインを探している
Avalon U5そのものを再現した製品ではありませんが、6種類のToneとシンプルなゲインコントロールを組み合わせて、DI信号を手軽に整えられるプラグインです。
まとめ:Sakdinat2548「Abalone W5」Avalon U5にインスパイア!6種類のToneと最大+30dB Boostを搭載した無料DIプラグイン|DTMプラグインセール
複雑なパラメーターを使わず、Toneを選びながらDI信号のキャラクターやレベルを整えられるプラグインです。
- Avalon U5にインスパイアされたクリーンなDI信号処理
- 6種類のToneを切り替えて音色を調整
- 最大+30dBのBoostを搭載
- 8kHzのHighCutで高域を調整
- −30〜0dBのTRIMで出力レベルを調整
- Colorステージのみ1x/2x/4xオーバーサンプリングに対応
- Active/Thruで処理前後を切り替え可能
- VST3形式で利用可能
ベースやギターのDIトラックを素早く整えたい人や、Avalon U5にインスパイアされた音作りを無料で試してみたい人は、チェックしてみてください。
