
discoDSP「Roboto」は、ピアノロールにメロディを作り、ノートごとに単語を入力して歌わせられる歌声合成シンセサイザーです。
録音された歌声サンプルを使うのではなく、声そのものをシンセサイズするのが大きな特徴。
RobotやSoprano、Whisper、Choirなど10種類のボイスを選べるほか、ビブラートやブレス、フォルマントなども調整できます。
無料で使える、個性的な歌声シンセを探している人はチェックしてみてください。
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Robotoとは

Robotoは、メロディと歌詞を組み合わせて歌声を作れるシンセサイザーです。
ピアノロール上にノートを配置し、それぞれに単語を設定することで歌わせられます。
主な特徴は次のとおりです。
- ピアノロールを使った歌声制作
- ノートごとに単語を入力可能
- サンプルを使用しない歌声合成方式
- 10種類のボイスプリセットを収録
- 歌声を細かく変化させるオートメーションに対応
- WAV・MIDI書き出しに対応
- プラグインとスタンドアロンの両方で使用可能
一般的なシンセでメロディを打ち込むような感覚で、歌詞を持ったボーカルパートを作れるのがポイントです。
サンプルを使わず声そのものを合成
Robotoの大きな特徴が、録音済みの歌声サンプルを使用しないことです。
声帯の振動に相当するグロッタルパルスを音源として、5つのフォルマントレゾネーターと子音用のノイズを組み合わせて声を合成します。
- グロッタルパルスを音源として使用
- 5つのフォルマントレゾネーターを搭載
- 子音にはシェイプされたノイズを使用
- 英単語を内蔵ルールと単語リストから音素へ変換
- 「S-T-R-IY-T」のように音素を直接入力することも可能
人間の歌声をそのまま再現するサンプルベースの音源とは異なり、シンセサイザーとして声を作るアプローチになっています。
ピアノロールに歌詞を入力して歌わせる

歌声制作には、専用のSong editorを使用します。
ピアノロールにノートを配置し、それぞれのノートに歌わせたい単語を設定していくシンプルな仕組みです。
- 各ノートに単語を設定
- 「+」を設定すると前の単語の次の音節を歌唱
- 曲全体をテキストとして入力できるTextタブを搭載
- 12種類の内蔵ソングを収録
Textタブでは「word:note:beats」という形式で曲を扱えるため、歌詞やノート情報をテキストとして入力・貼り付けることもできます。
RobotからOperaまで10種類のボイスを収録
Robotoには、キャラクターの異なる10種類のボイスプリセットが用意されています。
- Default
- Robot
- Soprano
- Bass
- Child
- Whisper
- Choir
- Opera
- Giant
- Alien
ロボット的な声だけではなく、ソプラノや低音、ささやき声、合唱などへ切り替えられます。
さらにフォルマントやブレスなどを調整すれば、プリセットを起点に歌声のキャラクターを変化させることも可能です。
ビブラートやブレスなど歌声を細かく調整できる
声を選ぶだけではなく、歌唱表現に関係するパラメーターも用意されています。
- Transpose
- Tempo
- Vibrato Depth / Rate
- Jitter
- Breath
- Consonant Level / Length
- Formant Shift
- Formant Bandwidth
- Reverb
- Double Track
さらに曲に沿って、音量・ピッチベンド・ビブラート・ブレス・フォルマントシフト・コーラスのオートメーションカーブを描けます。
単に歌詞を読み上げさせるだけではなく、曲の展開に合わせて歌声を変化させられる設計です。
WAVとMIDIで書き出し可能
完成した歌唱データは、WAVとMIDIで書き出せます。
- WAVとしてオーディオを書き出し
- MIDIとしてノートを書き出し
- 歌詞情報をMIDIへ含められる
- テンポ情報に対応
- オートメーションカーブをコントローラー情報として出力
制作したフレーズをオーディオとして使うだけでなく、MIDIデータとして別の制作環境へ持ち出せるのも便利です。
Robotoはこんな人に向いている
Robotoは、リアルな人間の歌声だけを求めるというより、歌声をシンセサイザーの音色として扱ってみたい人がチェックしておきたいツールです。
- 歌詞を歌えるシンセサイザーを使ってみたい
- ロボット的なボーカルを楽曲へ加えたい
- WhisperやAlienなど個性的な声を使いたい
- フォルマントやブレスを動かして声を加工したい
- 歌声合成を無料で試してみたい
メロディを打ち込んで歌詞を設定するという分かりやすい仕組みなので、通常のシンセとは違ったボーカル表現を取り入れたいときの選択肢になります。
対応環境
RobotoはmacOS、Windows、Linuxに加えて、iPhoneとiPadにも対応しています。
- macOS 12以降:VST3 / AU / Standalone
- Windows 64-bit:VST3 / Standalone
- Linux 64-bit:VST3 / Standalone
- iOS 15以降:AUv3 / Standalone
- Apple Silicon / Intel Mac対応
DAWのプラグインとして使えるほか、スタンドアロンでも起動できます。
まとめ:discoDSP「Roboto」歌詞とメロディを入力して歌わせる!サンプルを使わず声を合成する無料歌声シンセサイザー|DTMプラグインセール
歌詞とメロディから歌声を作り、声のキャラクターまで細かく調整できる無料の歌声シンセサイザーです。
- ノートごとに歌詞を入力
ピアノロールへメロディを作り、それぞれのノートに単語を設定して歌わせられます。 - サンプルを使わず歌声を合成
グロッタルパルスやフォルマントレゾネーターなどを使って声そのものを作り出します。 - 10種類のボイスを収録
Robot、Soprano、Bass、Whisper、Choir、Opera、Alienなどから選択できます。 - 歌声を細かくコントロール
ビブラート、ブレス、フォルマント、子音などを調整できます。 - WAV・MIDI書き出しに対応
完成した歌声をオーディオとして書き出すだけでなく、歌詞やテンポなどを含むMIDIにも出力できます。
リアルなボーカル音源とは違った、シンセサイザーならではの歌声を楽曲へ取り入れてみたい人に適したツールです。
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