
Polarity-MEQは、リファレンス音源と自分の音源を学習し、その違いをもとにトーンを調整できる無料のスペクトラルマッチングEQです。
単純にEQカーブを近づけるだけではなく、Mid / Sideを個別に解析し、DynamicsやステレオWidthまで調整できます。
ミックスやマスタリングで「リファレンスとの差を確認しながら音を整えたい」という場面で活用できるプラグインです。
Polarity-MEQとは

Polarity-MEQは、リファレンス音源と現在の音源を学習し、スペクトルの違いをもとにEQ処理できる無料プラグインです。
96の対数バンドを使ってMid / Sideを個別に解析し、リファレンスの特性をどの程度反映するか調整できます。
- リファレンスと現在の音源を学習
- 96バンドでスペクトルを解析
- Mid / Sideを個別にマッチング
- Match量やスムージングを調整可能
- Dynamicsを使った周波数帯域ごとの処理
- ステレオWidthを個別に調整
- ミックス、バス、マスタリングなどで使用可能
- 無料で利用可能
リファレンスへ完全に合わせることが目的ではなく、音の違いを確認してEQ調整の方向性を決めるためにも使えます。
リファレンス音源を学習してスペクトルをマッチング
基本的な使い方は、リファレンスと自分の音源をそれぞれPolarity-MEQに学習させる流れです。
それぞれ代表的な部分を3秒以上再生してプロファイルを作成し、その違いをもとに処理します。
- 「LEARN REF」でリファレンスを学習
- 「LEARN CURRENT」で現在の音源を学習
- GLOBALやMATCHで適用量を調整
- Low / High Cutで処理する範囲を制限
- バイパスと比較しながら仕上がりを確認
リファレンスはサイドチェインから入力する方法に加え、メイン入力から順番に取り込むこともできます。
Mid / Sideを個別にマッチング
Polarity-MEQは、MidとSideを分けて学習・処理できます。
センターとステレオ成分を別々に扱えるため、単純な周波数バランスだけではなく、ステレオイメージも考えながら調整できます。
- Mid / Sideを独立して学習
- 96バンドでそれぞれの特性を解析
- トーンとSide / Midバランスを分けて調整
- Widthを独立してコントロール
- Both / Mid / Sideの表示切り替えに対応
リファレンスとの違いを確認しながら、必要な部分だけ処理量を調整できるのがポイントです。
Dynamicsで周波数帯域ごとの動きも調整
静的なEQだけでなく、リファレンスとのダイナミックレンジの違いも処理できます。
各バンドで学習したレンジを比較し、コンプレッションやエクスパンションを適用する仕組みです。
- 周波数帯域ごとのダイナミックレンジを比較
- コンプレッションに対応
- エクスパンションに対応
- 静的なEQとは独立して調整可能
EQだけでは合わせにくい音の動きまで扱えるため、マスタリングなどでリファレンスを細かく比較したい場合にも使えます。
Sidechain Carveで別トラックのスペースを作れる
Sidechain Carveは、別のトラックを学習し、そのスペクトルをもとにカット方向のEQを加える機能です。
リアルタイムでサイドチェインを追従するのではなく、キャプチャしたプロファイルを利用します。
- 競合するトラックをCarve Referenceとして学習
- 学習したスペクトルをもとに静的なカットを適用
- 通常のMatch処理と併用可能
- トラック同士のスペース作りに利用可能
複数のパートが同じ周波数帯域で重なっているときに、住み分けを作る用途で活用できます。
MASTERINGとZERO LATENCYを切り替え可能
用途に合わせて2種類のレイテンシーモードを選択できます。
MASTERINGではDynamicsを含めた処理を利用し、ZERO LATENCYでは最低位相のMid / Side EQとして動作します。
- MASTERING:4096サンプルのスペクトル処理
- MASTERING:Dynamicsを使用可能
- ZERO LATENCY:アルゴリズム上のレイテンシー0
- ZERO LATENCY:Dynamicsは無効
- 録音や演奏時はZERO LATENCYを利用可能
モードを変更するときは、再生を停止してから切り替えます。
Referenceを保存して繰り返し使える
学習したReferenceはライブラリとして保存できます。
毎回同じ曲を読み込んで解析する必要がなく、自分が基準として使いたい音源をストックしておけます。
- Referenceの保存と検索
- 2〜256個の同種プロファイルをMeanまたはMedianで統合
- Masterとバス/Stemの役割をまとめたSetを作成
- Reference Shiftで−12〜+12半音のシフトに対応
ジャンルや制作目的に合わせて、自分用のリファレンス環境を作っていけます。
対応環境
Polarity-MEQはWindows・macOS・Linuxに対応しています。
macOSではApple SiliconとIntelの両方をサポートしています。
- Windows:CLAP / VST3 / LV2 / Standalone
- macOS:CLAP / VST3 / LV2 / AUv2 / Standalone
- Linux:CLAP / VST3 / LV2 / Standalone
- macOS:Apple Silicon / Intel対応
まとめ:Polarity「Polarity-MEQ」リファレンス音源を学習してEQを自動生成!Dynamics・Widthまで調整できる無料マッチングEQ|DTMプラグインセール
Polarity-MEQは、リファレンス音源とのスペクトル差をもとに、EQだけでなくDynamicsやステレオWidthまで調整できる無料のマッチングEQです。
- リファレンスと現在の音源を学習してマッチング
- 96バンドでMid / Sideを個別に解析
- DynamicsとWidthも調整可能
- Sidechain Carveで別トラックのスペースを作れる
- Referenceを保存して繰り返し利用可能
- MASTERINGとZERO LATENCYを切り替え可能
- Windows・macOS・Linux対応
- 無料で利用可能
自動処理だけでミックスを完成させるためのツールではなく、リファレンスとの差を確認しながら、自分でトーンやダイナミクスを判断するための出発点として使えるプラグインです。
