
ボーカルをもっと前に
ドラムにパンチがほしい
など、言葉で伝えた意図をミックス処理につなげられる「MixBrain V3 FREE」が無料で利用できます。
QuickMixやTransform、ローカルLLMなど、MixBrain V3の主要なワークフローを最大8 Nodesまで試せる無料版です。
MixBrain V3 FREEとは

MixBrain V3 FREEは、「ボーカルを前に出したい」「ドラムにもっとパンチがほしい」といったミックスの意図を言葉で伝え、実際の処理につなげられるAIミックスシステムです。
EQやコンプレッサーの細かな数値から考えるのではなく、「どんな音にしたいか」を出発点にできるのが大きな特徴です。
無料版でもV3の主要なワークフローを利用できます。
- 最大8 Nodes
- 20秒間の解析
- QuickMix
- Transform
- トランジェント処理
- ローカルLLMを搭載
- 時間制限なし
無料版はセッション規模が小さくなりますが、MixBrain V3の基本的な流れを実際のミックスで試せます。
言葉でミックスの方向性を伝えられる

MixBrain V3では、ミックスの意図を自然な言葉で伝えられます。
たとえば、「ボーカルをもう少し近く」「ドラムにもっとパンチを」といった指示から、ミックスの方向性を決めていく使い方です。
- MixBrain Chat / LLMをミックス画面に搭載
- 音楽的な言葉で方向性を指定
- テキストによるアドバイスだけで終わらず、ミックス処理につなげる
- 英語・日本語UIに対応
EQポイントやコンプレッサーの設定値を先に考えるのではなく、自分が聴きたい音からミックスを始められます。
QuickMixでミックスを邪魔する要素を整理
QuickMixは、キャラクターを加える前にミックスを整理するための機能です。
マスキングやレゾナンスなど、複数の問題に対応します。
- マスキング
- レゾナンス
- 低域の蓄積
- ダイナミクス
- トランジェントバランス
- 補正EQ
QuickMix Amountでは、単純なドライ/ウェットではなく、処理そのものの強さを調整できます。
処理後も内容を確認でき、必要に応じて自分で編集を続けられます。
Transformで音にキャラクターを加える
QuickMixが音を整理する機能なら、Transformは音の方向性やキャラクターを作る機能です。
用意されている音楽的な方向性から、複数のプロセッサーをまとめて動かせます。
- BODY
- CLARITY
- PUNCH
- SMOOTH
- FORWARD
- WIDTH
たとえば「PUNCH」を強くするといった操作から、関連する複数の処理を連動させられます。
マクロの裏側で動いているプロセッサーも確認できるため、そこから手動でさらに追い込むことも可能です。
トラック単体ではなくミックス全体を見る
MixBrain V3では、各Nodeだけで処理を考えるのではなく、セッション全体の関係も考慮します。
キックとベースのように、単体では問題がなくても同時に鳴らすとぶつかるケースを想定した仕組みです。
- MixBrain Masterがセッション全体を確認
- 各Nodeがトラックを処理
- トラック同士の関係を考慮
- Priorityで重要なトラックとの関係を設定
「ボーカルを中心にしたい」といった場合にも、ほかのトラックとの関係からスペースを考えられます。
5ステップでミックスを進める
MixBrain V3は、AIにすべて任せて完成させるというより、AIを使って方向性を作り、最後は自分の耳で判断するワークフローです。
基本的な流れは次の5ステップ。
- ANALYZE:システムに音を解析させる
- ASK:ほしい結果を言葉で伝える
- QUICKMIX:ミックスを邪魔する要素を整理する
- TRANSFORM:音のキャラクターや方向性を作る
- FINISH BY EAR:最後は自分の耳で仕上げる
「何をしたいかは分かっているけれど、どのEQやコンプレッサーをどう動かせばよいか迷う」という場面で使いやすい流れです。
MixBrain V3 FREEが向いている人
無料版は最大8 Nodesなので、大規模なセッションよりも、まずMixBrain V3のワークフローを試したい場合に向いています。
- 自分で楽曲をミックスしている人
- ミックスの方向性は分かっていても設定値に落とし込むのが難しい人
- AIをミックス作業のスタート地点として使いたい人
- QuickMixやTransformを試してみたい人
- AIによる処理後も自分で細かく調整したい人
時間制限がないため、実際の制作環境へ組み込んで試せるのもポイントです。
対応環境
現在の対応環境は以下の通りです。
- macOS
- Apple Silicon
- AU
- VST3
- 英語/日本語UI
- AAX非対応
MixBrain V3はMixBrain v2とは別製品です。
それぞれ別のプラグインとして扱われるため、同じMacに共存できます。
なお、現在のビルドではNode Chainタブが無効になっており、外部のサードパーティ製プラグインを自動操作する機能も完成版のV3機能として提供されていません。
まとめ:Kensuke Okumura「MixBrain V3 FREE」ミックスの意図を言葉で伝えて処理に反映!QuickMix・Transform・ローカルLLMを使える無料AIミックスプラグイン|DTMプラグインセール
MixBrain V3 FREEは、細かなパラメーターから考えるのではなく、「どんな音にしたいか」を言葉で伝えるところからミックスを始められる無料AIミックスシステムです。
- 最大8 Nodesまで利用可能
- 20秒間の解析に対応
- QuickMixでマスキングやレゾナンスなどを整理
- Transformで音のキャラクターを調整
- ローカルLLMを搭載
- 処理後も手動で編集可能
- 時間制限なし
AIにミックスを丸投げするというより、AIを使って素早く方向性を作り、最後は自分の耳で仕上げる設計です。
「こういう音にしたい」というイメージはあるものの、具体的なミックス処理へ落とし込むところで迷いやすい人は、FREE版から試しやすいプラグインです。
