
Airwindows「ConsoleX3」は、コンソール処理を中心に、EQやダイナミクス、オーバードライブなどをまとめて扱えるチャンネルプラグインです。
ConsoleX2に続く新バージョンで、Airwindowsらしいコンソール処理に加え、新しいアルゴリズムも組み込まれています。
GUI版も用意されているため、複数の処理をひとつの画面からコントロールしたい人にも注目のプラグインです。
ConsoleX3とは?
ConsoleX3は、AirwindowsのConsoleシリーズを発展させたチャンネルプラグインです。
ひとつのプラグイン内で複数の処理を扱えるため、トラックの音作りをまとめて進められます。
主なポイントは次のとおりです。
- コンソール系の処理を搭載
- EQを搭載
- ダイナミクス処理に対応
- オーバードライブを搭載
- GUI版を利用可能
- GUIを持たないNo-GUI版も用意
- 無料・オープンソース
- MITライセンスで公開
Airwindowsの個別プラグインをいくつも組み合わせるというより、ConsoleX3を中心にチャンネルの音を整えていけるのが特徴です。
「More」に新しいWeaveアルゴリズムを搭載
ConsoleX3で注目したいのが、オーバードライブをコントロールする「More」です。
Moreには「Weave」と呼ばれる新しいアルゴリズムが使われています。
- Moreでオーバードライブをコントロール
- Weaveアルゴリズムを採用
- ConsoleX3で先行して利用できる新しい処理
WeaveはConsoleX3に組み込まれていますが、公開時点では単体プラグインとしてリリースされていません。
新しいAirwindowsの処理をいち早く試せる部分でもあります。
GUI版とNo-GUI版を選べる
ConsoleX3には、GUIを備えたバージョンとNo-GUI版があります。
通常のDAW環境で視覚的に操作したい場合は、GitHubから入手できるGUI版が分かりやすいでしょう。
- GUI版はGitHubから入手
- No-GUI版も用意
- No-GUI版にはAU、VST2を収録
- Raspberry Piなどで使いたい場合にもNo-GUI版を利用可能
GUI版はAirwindowsGlobalsを使った外観のカスタマイズにも対応しています。
背景画像などを変更し、自分好みの見た目に調整できます。
ConsoleX3Monoはマルチチャンネルにも対応
複数チャンネルを扱いたい場合は、Audio Unitの「ConsoleX3Mono」を使用します。
ConsoleX3Monoは任意のチャンネル数で動作できる仕様になっています。
- 複数チャンネルで利用可能
- Audio UnitのConsoleX3Monoを使用
- サラウンドパン機能自体は搭載していない
サラウンド環境で使用する場合、パンニングについては別途DAWなどで設定する必要があります。
ConsoleX3を導入するときの注意点
GUI版を使う場合は、No-GUI版のAudio Unitを先にインストールしないよう注意が必要です。
同名プラグインがすでに存在すると、GUI版のインストーラーに影響する可能性があります。
また、ConsoleX3はAirwindowsの「Consolidated」には収録されません。
- GUI版を使うならGitHubから入手
- GUI版を導入する場合はNo-GUI版AUの先行インストールに注意
- ConsoleX3はConsolidatedに収録されない
- スタンドアロンのプラグインコレクションには収録
ConsoleX3はコントロール数が多いため、Consolidatedではなく独立したプラグインとして使用します。
ConsoleX3がおすすめな人
ConsoleX3は、AirwindowsのConsoleシリーズが好きな人はもちろん、チャンネル内の複数処理をひとつにまとめたい人にも使いやすい構成です。
特に次のような人はチェックしてみてください。
- AirwindowsのConsoleシリーズを使っている
- ConsoleX2からの進化を試したい
- EQやダイナミクス、ドライブをまとめて扱いたい
- 新しいWeaveアルゴリズムを試したい
- GUI付きのAirwindowsプラグインを使いたい
- 無料・オープンソースのミックスツールを探している
ConsoleX3まとめ
ConsoleX3は、Airwindowsのコンソール処理を軸に、EQやダイナミクス、オーバードライブなどをまとめて扱えるチャンネルプラグインです。
特徴をまとめると次のようになります。
- コンソール処理と複数の音作り機能をひとつに集約
- EQやダイナミクス処理に対応
- Weaveアルゴリズムを使ったMoreオーバードライブを搭載
- GUI版とNo-GUI版を用意
- ConsoleX3Monoで複数チャンネルにも対応
- 無料・オープンソースで利用可能
複数のAirwindowsプラグインを個別に使い分けるのではなく、ひとつのチャンネルプラグインから音作りを進めたい人にとって、試しやすい選択肢です。
