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SantaCruzEQ6は、6種類のEQアーキテクチャを切り替えながら使えるパラメトリックEQです。
自然なトーン調整からピンポイントな補正まで対応し、ミックスやマスタリングで柔軟に使えます。
SantaCruzEQ6とは

SantaCruzEQ6は、MAATが開発したパラメトリックEQプラグインです。
1つのプラグイン内に6種類のEQアーキテクチャを搭載しており、用途や音源に合わせてフィルターの反応を切り替えながら音作りできます。
アナログ回路をもとにした最小位相EQの特性を取り入れながら、ハードウェア由来のノイズや不要な歪みを加えない設計になっているのも特徴です。
ミックスからマスタリングまで、幅広い場面で使えるEQに仕上がっています。
- 6種類のEQトポロジーを搭載
- 6セクション構成
- 4つのフルパラメトリックバンドを搭載
- シェルフ/カットフィルターに対応
- 80bit内部演算
- 最大384kHzのサンプルレートに対応
- 最大80kHzまでの中心周波数を設定可能
- AutoGain搭載
- バンドグループ機能搭載
- 周波数ロック機能搭載
- ワンクリックでのバンドソートに対応
- リサイズ可能な周波数レスポンス表示
- 独自オーバーサンプリング処理を採用
6種類のEQアーキテクチャを切り替えて使える

SantaCruzEQ6の大きな特徴が、6種類の異なるEQトポロジーを選べることです。
一般的なデジタルEQでは、基本的に同じフィルター特性のまま周波数やゲイン、Qを調整します。
SantaCruzEQ6では、EQカーブそのものの反応を変更できるため、同じ周波数を処理しても異なる結果を得られます。
音源や目的に合わせて、より自然な補正からピンポイントな処理まで使い分けられる設計です。
- Classic Symmetrical
- Classic Asymmetrical
- Proportional 1
- Proportional 2
- Proportional 3
- Constant-Q Asymmetrical
Classic Symmetrical
Classic Symmetricalは、ブーストとカットで対称的なフィルターカーブを持つタイプです。
ゲイン量を大きくすると帯域幅が狭くなっていく特性を持ち、クラシックなアナログコンソールEQに近い操作感で使えます。
クセの強い処理よりも、音色を自然に整えたい場面に向いています。
- ブーストとカットで対称的なEQカーブ
- ゲインを大きくすると帯域幅が狭くなる
- 一般的な音色補正に使いやすい
- トラック全体のバランス調整にも向く
Classic Asymmetrical
Classic Asymmetricalは、ブーストとカットで異なるカーブを持つタイプです。
同じゲイン量でも、カット側の帯域がブースト側より狭くなります。
不要な周波数を狙って削りながら、ブースト時は比較的広い範囲を自然に持ち上げられるのが特徴です。
- カット時の帯域幅が狭い
- ブーストは比較的なだらか
- 不要な共振を抑える処理に使いやすい
- 音色を大きく変えずに問題帯域を調整しやすい
Proportional 1
Proportional 1は、ゲイン量に応じてQが緩やかに変化するタイプです。
大きくブースト/カットするほど帯域が狭くなりますが、その変化は比較的穏やかです。
自然な音色補正をしたい場合や、広い範囲をなめらかに調整したい場面に向いています。
- 穏やかなProportional Q特性
- ゲイン量に応じてQが変化
- ボーカルやアコースティック楽器に使いやすい
- 自然なトーンシェイピングに向く
Proportional 2
Proportional 2は、Proportional 1よりもQの変化が大きいタイプです。
ゲインを上げるほど帯域幅が素早く狭くなるため、特定の周波数帯を強調したい場面で扱いやすくなっています。
密度の高いミックスの中で、狙った音域を前に出したい場合にも使いやすい特性です。
- Proportional 1よりQ変化が大きい
- ゲイン量に応じて帯域が素早く狭くなる
- 特定の音域を強調しやすい
- ロックやエレクトロニック系の密度が高いミックスにも使いやすい
Proportional 3
Proportional 3は、さらに反応の大きいProportional Qタイプです。
ゲイン変化が小さいときは比較的広い帯域を保ち、大きく調整すると急速に帯域が狭くなります。
軽いトーン調整と、狙った周波数への強い処理を1つのモード内で行いやすいのが特徴です。
- 少ないゲインでは広めの帯域
- 大きなゲインでは急速に帯域が狭くなる
- 緩やかな補正から細かな調整まで対応
- 精密なミックス処理に向く
Constant-Q Asymmetrical
Constant-Q Asymmetricalは、ブースト量やカット量にかかわらず帯域幅を一定に保つタイプです。
ゲインを変更してもQが変化しないため、設定した範囲を予測しながら処理できます。
特定周波数をピンポイントで抑えるノッチ処理や、狭い帯域のブーストに使いやすいモードです。
- ゲイン量を変更しても帯域幅を維持
- 非対称のフィルターカーブ
- ピンポイントなカットに向く
- 隣接する周波数への影響を抑えやすい
6セクションで細かく周波数を整えられる
SantaCruzEQ6は、6つのEQセクションを搭載しています。
そのうち4バンドはフルパラメトリックEQとして使用でき、周波数、ゲイン、Qを細かく調整できます。
外側のバンドではシェルフやカットフィルターを使用できるため、低域と高域を整理しながら中域を細かく追い込むといった使い方が可能です。
- 6セクション構成
- 4バンドのフルパラメトリックEQ
- ロー/ハイシェルフ対応
- ローカット/ハイカット対応
- 複数次数のカットフィルターを使用可能
ミックスで使いやすいフィルター構成
SantaCruzEQ6は、細かな問題修正だけでなく、楽器やボーカルの音色を整える用途にも使えます。
低域の不要な成分をカットしながら中域を整理し、高域に少し明るさを加えるといった基本的なEQ処理を1つのプラグイン内で完結できます。
6種類のトポロジーを切り替えられるため、同じ音源でも処理方法を変えやすいのが特徴です。
たとえば次のような使い方が考えられます。
- ボーカルのこもりを抑える
- ギターの耳につく帯域を狭くカットする
- ベースの低域バランスを整える
- キックのアタック帯域を強調する
- ミックス全体の高域に軽く明るさを加える
- マスターの不要な超低域をカットする
正規化されたベルフィルターで比較しやすい
SantaCruzEQ6では、各トポロジーのベルフィルターが正規化されています。
そのため、モードを切り替えた際に大きな音量差が発生しにくく、それぞれのEQカーブや反応の違いを比較しやすくなっています。
EQタイプを選ぶときに音量差へ引っ張られにくいため、純粋に音の変化を聴きながら判断しやすい設計です。
- 各トポロジー間でベルフィルターを正規化
- A/B比較を行いやすい
- 音量差による判断ミスを減らしやすい
- フィルター特性そのものを比較しやすい
80bit内部演算による高精度な処理
SantaCruzEQ6は、内部で80bitの高精度演算を行います。
EQ処理による不要な歪みを抑えながら、細かな周波数調整を行える設計です。
全高調波歪みは24bit量子化ノイズフロアを下回るレベルに抑えられており、クリアな処理を重視する制作環境にも対応します。
- 80bit内部演算
- 高精度なEQ処理
- 非常に低い全高調波歪み
- ミックスからマスタリングまで使用可能
- 透明感を維持した処理を行いやすい
最大384kHzの高サンプルレートに対応
SantaCruzEQ6は、最大384kHzまでのサンプルレートに対応します。
一般的な44.1kHzや48kHzの制作環境だけでなく、高サンプルレートを使用する制作にも対応できる設計です。
中心周波数は最大80kHzまで設定できるため、可聴帯域を超えた周波数領域まで処理できます。
- 最大384kHz対応
- 最大80kHzまで中心周波数を設定可能
- ハイレゾ制作に対応
- 超高域を含む処理が可能
- 放送やポストプロダクション用途にも利用可能
独自オーバーサンプリングで44.1kHz/48kHz環境にも対応
SantaCruzEQ6には、独自のオーバーサンプリング技術が採用されています。
44.1kHzや48kHzといった一般的なセッションでも、アナログEQを意識した滑らかな処理を行えるよう設計されています。
高サンプルレートのプロジェクトだけを前提としたEQではなく、一般的な音楽制作環境でも使いやすい点は大きなメリットです。
- 独自オーバーサンプリング処理
- 44.1kHz/48kHz環境でも使用可能
- 滑らかなEQレスポンスを実現
- 通常のDTM環境でも導入しやすい
周波数ロックで問題帯域を狙いやすい
SantaCruzEQ6には、周波数を固定できるFrequency Lock機能が搭載されています。
問題となる周波数を見つけたあと、その位置を固定したままゲインやQを調整できます。
周波数を動かしたくない場面で操作ミスを防ぎやすく、細かな補正作業にも便利です。
- 周波数位置を固定可能
- 共振帯域の処理に便利
- ゲインとQだけを調整しやすい
- 細かなミックス作業を行いやすい
ワンクリックでバンドを並べ替えられる
複数のEQバンドを調整していると、画面上のバンド順が周波数順ではなくなることがあります。
SantaCruzEQ6では、ワンクリックでバンドを低域から高域の順に並べ替えられます。
複雑なEQカーブを作成した場合でも、パラメーターを整理しやすい設計です。
- ワンクリックでバンドを並べ替え
- 低域から高域の順に整理可能
- 複雑なEQ設定でも把握しやすい
- 作業中の視認性を保ちやすい
リサイズ可能な周波数レスポンス表示
SantaCruzEQ6には、周波数レスポンスを確認できるグラフが用意されています。
画面サイズを変更できるため、使用環境に合わせて表示領域を調整できます。
マウス操作だけでなく数値入力にも対応しているので、大まかな調整と正確な数値指定を使い分けられます。
- リサイズ可能なインターフェース
- 周波数レスポンスを視覚的に確認可能
- 数値入力に対応
- 細かなパラメーター設定が可能
- 長時間のミックス作業でも扱いやすい構成
AutoGainで音量差を確認しやすい
SantaCruzEQ6にはAutoGain機能も搭載されています。
EQで大きくブーストすると、音が良くなったのではなく単純に音量が大きくなったことで良く聞こえる場合があります。
AutoGainを利用すれば、処理前後の音量差を抑えながらEQの変化を確認しやすくなります。
- EQ処理による音量差を補正
- 処理前後を比較しやすい
- ブースト時の音量変化に惑わされにくい
- ミックス判断を行いやすい
アナログEQの特性を取り入れながらノイズや歪みを加えない
SantaCruzEQ6は、アナログ回路のEQ特性をもとに設計されています。
一方で、ビンテージ機材そのものを完全再現するタイプのプラグインとは方向性が異なります。
ハードウェア特有のノイズや倍音歪みを加えるのではなく、EQカーブや位相特性といった部分を取り入れています。
そのため、アナログEQらしいフィルターの動きを使いながら、音をクリーンに保ちやすくなっています。
- アナログ回路由来のEQトポロジー
- 最小位相EQ
- ハードウェアノイズを加えない
- 不要な倍音歪みを加えない
- クリーンな音質を維持しやすい
SantaCruzEQ6の使い方・実際の制作でどう使うか
SantaCruzEQ6は、単純に周波数をブースト/カットするだけでなく、音源に合わせてEQの反応そのものを選べる点が特徴です。
同じ処理でもトポロジーによって音のまとまり方が変わるため、EQカーブを選ぶこと自体が音作りの一部になります。
ボーカルの不要な共振を抑える
ボーカルで特定の周波数だけが耳につく場合は、Classic AsymmetricalやConstant-Q Asymmetricalが使いやすくなります。
狭い帯域をカットしやすいため、周囲の成分を大きく変えずに問題となる周波数を狙えます。
- Frequency Lockで問題帯域を固定
- Qを狭く設定
- 必要な分だけカット
- 周囲の音色への影響を抑える
楽器の音色を自然に整える
ギター、ピアノ、ストリングスなどの音色を大きく変えずに整えたい場合は、Classic SymmetricalやProportional 1が使いやすい選択肢です。
広い帯域をなだらかに調整しながら、音源全体のバランスを整えられます。
- 低中域の濁りを軽く抑える
- 中高域を少し持ち上げる
- 広めのQで自然に処理する
- 必要に応じてトポロジーを比較する
密度の高いミックスで特定帯域を前に出す
ロックやエレクトロニック系など、複数の音が重なったミックスではProportional 2やProportional 3が使いやすくなります。
ゲインを上げるほど帯域が狭くなるため、狙った成分をピンポイントで前に出せます。
- ギターの存在感を調整
- スネアのアタックを強調
- ベースの芯を追加
- シンセの特定帯域を前に出す
マスタリングで全体のバランスを整える
SantaCruzEQ6は、高精度な内部処理と低歪み設計を採用しているため、マスタリング用途にも使えます。
マスター全体に対して大きくEQするよりも、広い帯域を少量ずつ調整する用途と相性が良い構成です。
- 超低域をローカット
- 低中域の濁りをわずかに抑える
- 高域を広くブースト
- AutoGainで処理前後を比較
- トポロジーを切り替えて最適なカーブを選ぶ
1つのEQで複数の音作りに対応できる
SantaCruzEQ6では、6種類のEQトポロジーを1つのインターフェース内で切り替えられます。
そのため、用途ごとに別々のEQプラグインを立ち上げなくても、フィルターの反応を変更しながら作業できます。
同じ音源に対して複数のEQ特性を比較したい場合にも便利です。
- 6種類のEQ特性を1つに集約
- プラグインを切り替える必要が少ない
- 同じ画面上でフィルター特性を比較可能
- ミックスの流れを止めにくい
- 音源に合わせてEQタイプを選択できる
SantaCruzEQ6がおすすめな人
SantaCruzEQ6は、一般的なデジタルEQよりもフィルター特性そのものを細かく選びたい人に向いています。
特に、複数のEQプラグインを使い分けることなく、1つの環境でさまざまなEQカーブを試したい人と相性が良い製品です。
- 複数のEQ特性を使い分けたい人
- アナログEQ由来のカーブに興味がある人
- ノイズや歪みを加えずに処理したい人
- ミックスとマスタリングの両方で使えるEQを探している人
- 問題帯域のピンポイント処理も行いたい人
- 高サンプルレート環境で制作している人
- 1つのEQで幅広い処理を完結したい人
SantaCruzEQ6が向いていない可能性がある人
SantaCruzEQ6は高機能なEQですが、用途によっては機能を持て余す場合があります。
とにかくシンプルな3バンドEQだけを使いたい人や、強いサチュレーションやアナログ機材特有の歪みまで求めている人には、別のタイプのEQが合う可能性があります。
- 最小限のEQ操作だけで済ませたい人
- EQタイプを切り替える必要がない人
- 強いアナログサチュレーションを求めている人
- 見た目が非常にシンプルなEQを好む人
- キャラクター付けを最優先したEQを探している人
動作環境とプラグイン形式
SantaCruzEQ6は、macOSとWindowsの両方に対応しています。
主要なプラグイン形式をサポートしているため、多くのDAWで使用できます。
ライセンスはクラウド方式で、iLokやUSBドングルは必要ありません。
- macOS対応
- Windows対応
- VST2
- VST3
- AU
- AAX
- クラウドライセンス方式
- iLok不要
- USBドングル不要
まとめ:MAAT「SantaCruzEQ6」6種類のアナログEQアーキテクチャを切り替え、ミックスからマスタリングまで細かく音を整えられる高精度パラメトリックEQ|DTMプラグインセール
SantaCruzEQ6は、6種類の異なるEQアーキテクチャを1つのプラグインにまとめたパラメトリックEQです。
同じ周波数を処理する場合でも、フィルター特性を変更することで音のまとまり方や効き方を細かく変えられます。
80bit内部処理、最大384kHz対応、最大80kHzまでの周波数設定、AutoGain、Frequency Lock、バンドソートなど、実際の制作で便利な機能も充実しています。
- 6種類のEQトポロジーを切り替え可能
- 4つのフルパラメトリックバンドを含む6セクション構成
- アナログEQ由来の最小位相フィルター
- ノイズや不要な歪みを加えない設計
- 80bit内部演算
- 最大384kHz対応
- 最大80kHzまでの中心周波数設定
- AutoGain搭載
- Frequency Lock搭載
- ワンクリックのバンドソートに対応
- ミックスからマスタリングまで使用可能
EQは単純に周波数を上下させるだけでも使えますが、フィルターの設計によって音の変化は大きく変わります。
SantaCruzEQ6は、その違いを1つのプラグイン内で比較しながら、音源や制作シーンに合わせて使い分けたい人にとって便利なEQです。



