
Drift Delayは、テープ・BBD・デジタルの3種類のディレイモデルを搭載したステレオディレイプラグインです。
定番のディレイはもちろん、逆再生やピッチシフト、LFOによるモジュレーションなどにも対応しており、シンプルなエコーから個性的な空間演出まで幅広く活用できます。
この記事では、Drift Delayの特徴や主な機能、基本的な使い方を紹介します。
Drift Delayの特徴

Drift Delayは、定番のディレイサウンドから個性的な空間演出まで対応できる、多機能なディレイプラグインです。
主な特徴は次のとおりです。
- Tape・BBD・Digitalの3種類のディレイモデルを搭載
- 左右で個別にディレイタイムを設定可能
- 逆再生ディレイに対応
- フィードバックごとにピッチシフトを追加できる
- フィードバックループ内に2基のフィルターを搭載
- DriveやAgeでアナログライクな質感を付加できる
- 2基のLFOとエンベロープフォロワーを搭載
- サイドチェインによるダッキングに対応
- Freeze機能で残響を保持できる
- 76種類のプリセットを収録
3種類のディレイモデルを搭載
Drift Delayでは、3種類のサウンドキャラクターを選べます。
それぞれ音の変化が異なるため、楽曲に合わせて使い分けられます。
- Tape:リピートするたびに高域が少しずつ丸くなり、テープエコーらしい暖かい音になります。
- BBD:アナログディレイ特有の暗めで太いサウンドを再現します。ディレイタイムを長くすると、さらにローファイな質感になります。
- Digital:音質変化が少なく、クリアなディレイを作れます。
フィルターでエコーの音色を作り込める
Drift Delayには、フィードバックループ内に2基のフィルターを搭載しています。
そのため、繰り返されるたびに音色が変化し、自然な減衰や個性的な残響を作れます。
利用できるフィルターは次のとおりです。
- ローパス
- ハイパス
- バンドパス
- ノッチ
- オールパス
フィルターは直列・並列の両方で使用できます。
レゾナンスを高く設定すると、自己発振のような効果も作れます。
逆再生やピッチシフトにも対応
通常のディレイだけではなく、クリエイティブな演出も簡単に行えます。
特にアンビエントやエレクトロニカ、サウンドデザインでは活躍する機能です。
主な機能は次のとおりです。
- Reverseによる逆再生ディレイ
- ±12半音のピッチシフト
- フィードバックごとにピッチを変化
- オクターブ上昇や完全5度上昇などの効果を作れる
ピッチシフトは最初のエコーには適用されず、繰り返される音だけが変化する仕組みです。
モジュレーション機能も充実
Drift Delayは、ディレイに動きを付けるためのモジュレーション機能も充実しています。
単純なエコーだけでなく、揺れのある幻想的なサウンドも作れます。
搭載されている機能は次のとおりです。
- 2基のLFO
- エンベロープフォロワー
- モジュレーションマトリクス
- ディレイタイムやフィルター、Wetレベルへのルーティング
LFOはサイン波・矩形波・ノコギリ波・サンプル&ホールドなど複数の波形を選択できます。
サイドチェインダッキングに対応
演奏中だけディレイ音を抑え、フレーズの終わりで自然にエコーを広げるダッキング機能も搭載しています。
入力音だけでなく、外部サイドチェインも利用できます。
主な用途は次のとおりです。
- ボーカルディレイ
- シンセリード
- ギターソロ
- キックに合わせたダッキングエフェクト
FreezeやRunawayで特殊な演出も可能
残響を伸ばしたり、フィードバックを意図的に暴走させたりする機能も搭載しています。
空間系エフェクトとして使いたい場合にも便利です。
搭載されている機能は次のとおりです。
- Freezeで現在の残響を保持
- Runawayでフィードバックを100%以上まで増加
- Panicでディレイバッファをリセット
プリセットを多数収録
最初から76種類のプリセットが用意されています。
目的に合わせて選ぶだけでも、多彩なディレイサウンドを試せます。
主なカテゴリは次のとおりです。
- Slapback
- Tape
- Rhythmic
- Ambient
- Shimmer
- Modulated
- Filtered
- FX
検索機能やお気に入り登録にも対応しているため、目的のプリセットを探しやすくなっています。
Drift Delayの使い方
基本的な使い方は一般的なディレイプラグインとほぼ同じです。
まずは好みのプリセットを選び、必要に応じて各パラメータを調整すると扱いやすくなります。
最初に調整しやすい項目は次のとおりです。
- ModelでTape・BBD・Digitalを選ぶ
- Timeでディレイタイムを設定する
- Feedbackで繰り返し回数を調整する
- Mixで原音とエフェクト音のバランスを決める
- Filterで残響の音色を整える
- Driveで質感を加える
慣れてきたらLFOやReverse、Pitch Shiftなどを組み合わせると、より個性的なサウンドを作れます。
まとめ:Sliding Cheesecake Records「Drift Delay」2基のフィルターやReverse、Freeze、サイドチェインダッキングまで搭載した多機能ステレオディレイプラグイン|DTMプラグインセール
Drift Delayは、定番のディレイとして使いやすいだけでなく、音作りまで幅広く対応できる多機能なステレオディレイプラグインです。
3種類のディレイモデルや2基のフィルター、LFO、ピッチシフト、逆再生、ダッキングなど、空間系エフェクトに必要な機能を数多く搭載しています。
プリセットも充実しているため、初心者はそのまま使いやすく、細かく音を追い込みたい人にも扱いやすいプラグインです。
