
音を自然に保ったまま音圧を上げたい…
そんな悩みに応えてくれるのが、Xilentechの新作フリーリミッター「XMLimiter V2」
プロ仕様のクオリティと直感的な操作性を両立した注目のプラグインについて、詳しく解説していきます。
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XMLimiter V2:音を壊さず“効かせる”無料リミッター

プロの現場で求められるような「透明感」と「操作のシンプルさ」を両立したフリーのリミッター「XMLimiter V2」が、Xilentechからリリースされました。
以下で、実際の使用感や機能、音質の特性、アップデート内容などを詳しく解説していきます。
XMLimiter V2の概要と特徴
- 透明感のあるサウンド処理
- リミッターでありながら、音の輪郭やステレオ感をしっかりと保ってくれる
- トランジェント(アタック感)も失われず、自然な仕上がりが得られる
- 操作はシンプルに2ノブだけ
- 「Push」:入力ゲインを調整し、リミッティングの強さをコントロール
- 「Ceiling」:出力の最大値(天井)を設定する
- 中央にはメーターらしき縦線があるが、現状では実際の値は表示されない仕様
- 多用途に使える音質設計
- マスタリング時の透明な音量制御はもちろん、極端な設定でサチュレーション的なキャラクターも出せる
- 例えば、ドラムバスで激しめにかけて“ざらつき”を足すような使い方も可能
- 「パラレル処理」ではオリジナルと混ぜて使うと、アグレッシブさとナチュラルさを両立できる
※ミックスノブは非搭載なので、DAW側でのルーティングが必要
- 軽快な動作
- 事前解析型のアルゴリズムでCPU負荷は最小限
- 「CPU軽めでしっかり効く」系リミッターとして貴重な存在
V2での改良点・バグ修正内容
- GUIの刷新
- 背景画像やノブのデザインが一新され、より視認性がアップ
- インターフェース自体もサイズが大きくなり、操作しやすくなった
- Macでの安定性向上
- 以前不安定だったMac環境での動作が安定
- 設定が保存されるようになり、DAWを再起動してもリセットされなくなった
- 配布と導入のしやすさ
- Google Driveにて直接ダウンロード可能
- 登録不要・アクティベーション不要で、すぐに使い始められる手軽さが魅力
対応環境・フォーマット
- Windows・macOS 両対応
- プラグイン形式:VST3、AU
- 多くのDAWで問題なく動作(Studio One、Logic Proなど)
まとめ:Xilentech「XMLimiter V2」音の透明感を保ったまま音圧だけを自然に引き上げる!たった2つのノブのシンプル操作で、自然なリミッティングとサチュレーションの絶妙なバランスを実現するリミッター|DTMプラグインセール
XMLimiter V2は“自然に効かせる”フリーリミッターの新定番です。
・透明感のあるリミッティングで音を壊さず処理できる
・操作はPushとCeilingの2ノブだけで超シンプル
・極端な設定ではキャラクターを足すクリエイティブな使い方も可能
・V2ではGUIが刷新され、Macの安定性や設定保存にも対応
・CPU負荷が軽く、サクサク動作する点も魅力
このように、XMLimiter V2は「効かせたいけど音は変えたくない」というユーザーにとって理想的な一本です。
今後のアップデートでMixノブやメーターが追加されれば、常用ツールとしても十分活躍してくれそうです。