
他にはない音がほしい
アンビエントや映像向けの音源を探している
そんな方にぜひチェックしてほしいのが、AudiofierによるKontakt音源「Venkatt」です。
この記事では、その特徴や活用法、どんな人におすすめかをわかりやすく解説します。
Venkatt by Audiofier:Kontakt向けのアンビエントサウンドマシン

Venkattは、Audiofierによって開発されたKontakt用のアンビエント系音源ライブラリです。
映画音楽やアンビエントミュージックを制作するクリエイターにとって、非常にユニークで創造性をかき立てるツールとなっています。
Venkattの特徴的な設計:直感的なGUIと多層構造
- シンプルなインターフェース
- すべてのパラメータが1ページに集約されており、複雑なメニューや階層的な操作は不要。
- 直感的に操作可能なため、初心者でもすぐに音作りに集中できます。
- 4つのサウンドレイヤー
- Attack Layer:瞬間的なアタック成分のみを含む素材(例:打撃音など)
- Sustain Layer:アタックを含まない持続音のみの素材(例:声やパッド系音)
- Reverse Layer:20種類のリバースサウンドを搭載。幻想的で不規則な動きを演出。
- Rhythmic Layer:20種類のリズミック・サンプル。動きのある音作りに最適。
- 最大20サウンドを各レイヤーで同時再生可能
- 各レイヤーに20個のサウンドスロットが用意され、すべてを同時に鳴らすことが可能。
- 複雑で豊かなサウンドスケープの構築がこれ1つで完結します。
プリセットとサウンド生成機能
- 200種類以上のプリセット
- Venkattのポテンシャルを存分に体験できるプリセット群。
- 編集可能なので、自分のスタイルに合わせたカスタマイズも容易。
- “Create”ボタンによるランダム生成
- ワンクリックで新しいサウンドを自動生成。
- パラメータを限定して生成することも可能で、思いがけないインスピレーションが得られます。
- 直前の生成結果に「Undo」で戻れるため、安心して試行錯誤できます。
進化系シーケンサーとエフェクト群
- Vari Convolution Sequencer(第4レイヤー)
- ドライ音とウェット音(コンボリューションリバーブ)をリズミカルに切り替える仕組み。
- ループモードと単発モードを切り替えることで、繊細からダイナミックまで幅広い表現が可能。
- 内蔵エフェクト
- 以下のような豊富なエフェクトを搭載し、音作りの自由度を高めます。
- 4つの独立したコンボリューションユニット(200種類以上のIR搭載)
- EQ、コーラス、ディストーション、ワイドナー、ロータリー、ディレイ
- マスターディレイ、マスターレベルのリバーブ処理
- 以下のような豊富なエフェクトを搭載し、音作りの自由度を高めます。
Venkatt by Audiofierの使い方・活用法

Venkatt by Audiofierは、シネマティックな音作りやアンビエント系サウンドに特化した強力な音源ライブラリです。
複雑な操作を必要とせず、直感的なUIで誰でもユニークな音色を簡単に生成できるのが特徴です。
ここでは、Venkattの具体的な活用方法を用途別にわかりやすくご紹介します。
- 映画・ゲーム音楽の背景音作成に
- 各レイヤーを組み合わせて、空間的で広がりのあるパッドサウンドを作成可能。
- 逆再生音(Reverse Layer)やリズムレイヤーを使えば、緊張感や浮遊感を演出できる。
- アンビエント・ドローン系の楽曲制作に
- アタックとサステインのレイヤーを分けて制御できるため、滑らかで持続感のある音作りがしやすい。
- 長く伸ばした持続音にリズムレイヤーを加えると、動きのあるドローンサウンドになる。
- 実験的・前衛的なサウンドデザインに
- ランダム生成機能(Create)を使えば、予測不能な音色を即座に作り出せる。
- Undo機能もあるため、「偶然の産物」を安心して試せる。
- 他の楽器とのレイヤー重ねに
- 既存のストリングスやピアノ音源の下に重ねて使うと、深みと奥行きが加わる。
- 特にSustain Layerの滑らかな質感は、他の音を邪魔せず補完できる。
- ライブパフォーマンス用の音作りに
- 1ページ完結のGUIで、ステージでも即座に音色を調整できる。
- 多数のプリセットがあるため、事前に音色を用意しておけば本番中の切り替えもスムーズ。
Venkatt by Audiofierがおすすめな人
Venkatt by Audiofierは、独自性のあるアンビエント音源として非常に優れたツールですが、すべての人に向いているわけではありません。
ここでは、特にどんな人におすすめなのかを、目的やスタイル別にわかりやすく整理しました。
- アンビエントや映画音楽を制作している人
- 背景音や空間演出に欠かせないパッドやドローンサウンドが豊富。
- リバース音やリズミカルなテクスチャが、シネマティックな雰囲気を簡単に作れる。
- シンセやサンプラーの操作が苦手な人
- 複雑なパラメータ設定が不要な1ページ完結のGUI。
- 音のレイヤー構成が視覚的にわかりやすく、初心者でも迷わず操作できる。
- サウンドデザインにこだわりたい人
- 各レイヤーごとにサンプル選択が可能で、最大80種の音を重ねて独自のサウンドを構築できる。
- Create機能で予測不能な音の組み合わせを楽しめる。
- 作業効率を上げたい作曲家・プロデューサー
- プリセットが200種以上用意されており、即戦力になる。
- ランダマイズとUndo機能により、試行錯誤をスピーディーに行える。
- 既存の楽器に“何か足りない”と感じている人
- 他の音源と組み合わせることで、サウンドに奥行きや質感をプラスできる。
- 既存のトラックに自然に馴染むアンビエント素材が揃っている。
- 音楽制作に刺激や偶然性を取り入れたい人
- 毎回違うサウンドが生まれるため、ルーティン化した制作に新しい風を吹き込める。
- 自分でも思いつかなかった音に出会える可能性がある。
技術仕様と使用条件
- Kontaktのフルバージョンが必要
- バージョン5.8.1以降のKontaktフル版が必要です。
- 無料のKontakt Playerでは動作しませんので注意が必要です。
- 容量・サンプル数
- 圧縮後の容量:約2.5GB
- サンプル数:1954点(Ncw形式で収録)
まとめ:Audiofier「Venkatt」音の攻撃と余韻を4レイヤーで緻密に構築、200超の幻想プリセットとワンクリック生成で無限のアンビエント世界を描き出すKontakt音源|DTMプラグインセール
Venkattは、アンビエントや映画音楽に特化した音源として、極めてユニークな設計と豊富なサウンドバリエーションを兼ね備えたKontakt音源です。
・Venkattは4レイヤー構成のアンビエント特化型Kontakt音源
・200種類以上のプリセットと無限のランダム生成で音作りが楽しい
・1ページ完結の直感的GUIで初心者にも扱いやすい
・映画音楽、アンビエント、ゲームサウンドに最適
・Create機能で偶然性と創造性を両立
・Kontaktフル版が必要(Player版では動作不可)
このように、Venkattは「操作性」「音質」「創造性」のすべてを兼ね備えた非常に優秀な音源です。
特に、音作りに新しい刺激を求めている方には強くおすすめします。