
Veevum Sync Guitarscapesは、単なるギター音源ではなく、ループを活用した革新的なサウンドデザインツールです。
映画音楽、アンビエント、エレクトロニック、ポップスなど、さまざまなジャンルで活用でき、直感的な操作で独自のサウンドスケープを作成可能。
この記事では、その特長と具体的な活用方法を詳しく解説します。

CONTENTS
Veevum Sync Guitarscapesとは

Veevum Sync Guitarscapesは、Audiofier社のVEEVUMシリーズの最新作で、ギターサウンドを中心としたサウンドデザインツールです。
一般的なギター音源とは異なり、録音されたギターのループやフレーズを使用し、DAWのテンポに同期して演奏できます。
映画音楽、アンビエント、エレクトロニックミュージックだけでなく、インスピレーションを刺激する楽曲制作にも最適です。
Veevum Sync Guitarscapesの特徴

Veevum Sync Guitarscapes特徴は、以下のとおりです。
主なサウンドと機能
Veevum Sync Guitarscapesは、以下の要素を組み合わせて独自のサウンドスケープを作成できます。
- 豊富なギターサウンド
- パルス(脈動する音)
- リフ(繰り返しのギターフレーズ)
- フレーズ
- リズム
- アルペジオ
- メロディ
- エフェクト
- ループの自動同期
- DAWのテンポに自動同期
- 速度調整(2倍速、半分の速度など)
- ループをスライスして、ランダムまたはユーザー定義の順番で再生可能
- ミキサー機能
- ループとサステイン音を自由に組み合わせ
- レイヤーごとのボリュームとパン調整
- EQコントロールで音の細かい調整が可能
- 直感的なサウンド生成
- 「ハニカム(蜂の巣)」インターフェースで100種類のサウンドソースを選択
- ランダム化機能でワンクリックで新しいパッチを作成
- カテゴリー別フィルタリングでサウンド選択が可能
演奏モード
- ランダム(Random):
演奏するたびに異なるサウンドソースを選択 - ランダム+パーシステント(Random + Persistent):
一定のルールに基づいてランダム再生 - 固定ランダム(Fixed Random):
特定の範囲内でランダムにサウンドを切り替え - スタック(Stack):
複数のサウンドを同時に鳴らす - スプレッド(Spread):
サウンドをキーボード全体に分布させて演奏 - カーブ(Curves):
音を徐々に変化させながら再生 - ベロシティレイヤー(Velocity Layers):
演奏の強弱によって異なるサウンドを再生
エフェクトと音作り
- エフェクト群
- コンボリューションリバーブ(独自のインパルスレスポンス搭載)
- フィルター(ランダムエフェクト、ステップフィルター)
- ディレイ、リバーブ、フェイザー、ロータリーエフェクト
- ピッチ変調
- ボリュームAHDSR(個別または全体で調整可能)
- アルペジエーター
- ループをアルペジオパターンで演奏可能
- ランダムモードと併用して、常に変化するアルペジオを生成
- スライスシーケンサー
- ループの一部を切り取って、新しい順番で再構成
- ランダム機能やプリセットパターンで自由に配置
- オルナメント(Ornamento)
- 指定した音程差で追加のノートを生成
- アルペジオやパッドをより豊かにするための機能
- 「スケールマネージャー」で音程を自動補正し、スケールに合わせた演奏が可能
Veevum Sync Guitarscapesの使い方・活用法

Veevum Sync Guitarscapesは、単なるギター音源ではなく、ループを活用したサウンドデザインツールです。
映画音楽、アンビエント、エレクトロニックミュージック、さらにはポップスや実験音楽にも応用できます。
ここでは、具体的な活用方法を紹介します。
映画音楽・ゲーム音楽の制作に活用
- シネマティックな雰囲気を作る
- Veevum Sync Guitarscapesには、不規則なリズムや幻想的なサウンドスケープが豊富に含まれています。
- 映画やゲームの「不穏なシーン」や「広大な景色を描く場面」にぴったり。
- スライスシーケンサーを使い、ループの順番を変えることで、常に新しいサウンドを生み出せます。
- 緊張感を持たせるBGMに
- ランダム再生モードを使用すると、毎回違うサウンドが鳴るため、常に変化し続ける音楽が作れる。
- リバースエフェクトやコンボリューションリバーブを活用すれば、より不気味で異質な音を演出可能。
アンビエント・ヒーリングミュージックの制作
- エモーショナルなパッドサウンドの作成
- 「スタックモード」で複数のループを重ねると、幻想的で奥行きのあるサウンドが作れる。
- 長いリバーブとEQで音を整えることで、ヒーリング系の音楽に最適なパッドサウンドを生成可能。
- ゆったりとしたループで瞑想的な雰囲気を作る
- 「カーブモード」を使い、徐々に変化するサウンドを作成すると、リラックス効果のあるサウンドスケープが簡単に作れる。
- DAWのテンポを遅く設定し、「スプレッドモード」でループを散らばせれば、ゆったりとしたリズムを演出可能。
エレクトロニック・エクスペリメンタルミュージック
- リズム要素を加える
- 「アルペジエーター」を活用し、ランダムモードでギターのループを再生すると、ユニークなリズムパターンが作れる。
- 「ステップフィルター」を使用してリズム的なカットオフ変化を加えれば、エレクトロニックなサウンドに。
- グリッチ・IDM的な効果を作る
- 「スライスシーケンサー」を使用して、ループを断片化し、意図的にずらしたパターンを作ることで、**Glitch(グリッチ)やIDM(知的電子音楽)**向けのサウンドが作成可能。
- さらに、リバース再生やピッチ変化を組み合わせると、より実験的なトラックが作れる。
バックグラウンドミュージックの作成
- ポッドキャスト・動画のBGM
- ループを長時間にわたって使用しても単調にならないよう、「ランダムモード」や「オートメーション」を使って音色を少しずつ変化させる。
- 例えば、ポッドキャストのオープニングや、ドキュメンタリーのBGMとしても活躍。
- 広告・トレーラーミュージック
- インパクトのある「ダイナミックなリズムループ」と「シネマティックなサウンドスケープ」を組み合わせることで、短いCMやトレーラー向けの音楽が作成可能。
- ループのテンポをDAWに同期させて、映像のカットに合わせた音楽を作るのも簡単。
ポップスやバンドサウンドへの応用
- ギターのバッキングトラックとして使用
- ギタリストがいない場合でも、高品質なループを活用してリアルなバッキングトラックを作れる。
- 「スプレッドスタックモード」を使えば、単なるループではなく、コード感のある演奏が可能。
- ボーカルの下地として活用
- 「エフェクト付きのアンビエントギターサウンド」を作り、ボーカルの裏でうっすら鳴らすことで、楽曲に奥行きを加える。
- 「スタックモード」で複数のサウンドをブレンドすれば、シンプルなコード進行でもリッチな響きを作れる。
基本仕様と動作環境

- フォーマット:Kontaktライブラリ(バージョン5.8.1以上必須)
- 容量:6GB(NCW圧縮)
- サンプル数:2960個のオーディオサンプル
- 動作環境:フルバージョンのKontaktが必要(無料のKontakt Playerでは動作不可)
- インストール方法:PULSEダウンローダーを使用
まとめ:【3/20 7時まで 71%OFF】Audiofier「Veevum Sync Guitarscapes」ギター×ループ×進化するエンジンが融合!リアルなギターサウンドと自由自在なサウンドスケープの組み合わせが音楽制作の可能性を広げる アンビエント・シネマティック・エレクトロニックに最適なKontaktライブラリ|DTMプラグインセール
Veevum Sync Guitarscapesは、ギターサウンドを基にしたループベースの音源で、映画音楽やアンビエント、エレクトロニックなど幅広いジャンルで活躍します。
- 映画・ゲーム音楽:
不穏な雰囲気やシネマティックなサウンドを演出 - アンビエント・ヒーリング:
幻想的なパッドやリラックスサウンドを作成 - エレクトロニック・実験音楽:
グリッチやリズム的な変化を加えた音作り - 動画・ポッドキャストBGM:
映像やナレーションに合うサウンドを簡単に作成 - ポップス・バンドサウンド:
リアルなバッキングやエフェクトギターを作成
Veevum Sync Guitarscapesを活用すれば、誰でも簡単に個性的なサウンドデザインが可能です。
独自の音楽表現を追求したい方は、ぜひ試してみてください!
