
逆再生のリバーブやスネア、毎回手作業でやるのが大変…
そんな悩みを抱える音楽制作者にとって、United Pluginsの「Mirror」はまさに理想のツールです。
なんとオリジナルの音より前に、逆再生エフェクトを鳴らすことができます。
しかも自動で処理されるので、これまでのように波形を反転させる必要はありません。
この記事では、Mirrorの仕組みや使い方、活用シーンをわかりやすく解説します。
面倒な作業から解放されたい
もっと印象的なサウンドを作りたい
そんなあなたに、ぴったりの内容です。
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Mirrorとは?世界初のリバース・ネガティブ・ディレイの正体を解説

Mirrorは、United Pluginsが提供するユニークなエフェクトプラグインで、リバースディレイの概念を根本から覆す「ネガティブディレイ機能」を搭載しています。
この機能により、録音されたオーディオを逆再生しながら、それをオリジナルの音よりも前に再生するという処理が可能になります。
一般的なリバースディレイでは、再生された音の後にリバース音が続くのに対し、Mirrorはその順序を反転。
逆再生された音が前もって鳴るため、楽曲に対して「先読みしたような」印象的な効果を与えることができます。
その結果、トラックの前半にリバース感を演出することができ、リバースリバーブや逆再生スネアといった、これまで手動で行っていた音作りが数秒で完成します。
こうして、Mirrorは“未来の音”を生み出す唯一無二のツールとして注目を集めています。
Mirrorは何がすごいのか?他のリバースディレイとの違い

Mirrorの最大の特徴は、「リバースされた音を、元の音よりも先に再生する」という常識外れの仕組みにあります。
一般的なリバースディレイでは、音が鳴ったあとに逆再生が続きますが、Mirrorではその逆。DAWと連携してタイミングを補正し、まるで“未来を先取りするように”音が鳴ります。
そのため、手間のかかる波形編集が不要になり、思いついたその瞬間に印象的なエフェクトを加えることができます。
制作効率の向上と、今までにない表現力の両立を実現している点が、多くのクリエイターに支持される理由です。
ネガティブディレイの実装:
逆再生音を、オリジナルよりも「前に」配置することができます。
これにより、事前にエフェクトが鳴るような独特の演出が生まれます。
DAWとのレイテンシー同期:
DAWに対して「遅延しているように見せかける」ことで、十分なバッファを確保します。
そうすることで、リバース処理の時間がしっかり稼げます。
設定した長さでブロックを区切る仕組み:
1/1〜1/8などの時間単位で音をスライスし、個別に逆再生して配置します。
短く設定すると細かい動きが出せるため、HiHatやボイスに向いています。
手動作業が不要な自動処理:
リバースリバーブや逆スネアを作る際の煩雑な波形編集は不要です。
その結果として、作業スピードが大幅に向上します。
リズムにも空間にも対応できる柔軟性:
ドラム、ボーカル、パッド、シンセなど幅広い素材に適用できます。
特にTrapやEDM、Lo-fiでは即戦力として使える場面が多くあります。
United Plugins「Mirror」の価格

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Mirrorの基本機能とツマミの役割を理解しよう

Mirrorは、直感的に操作できるインターフェースと、多彩なエフェクト処理を可能にするコントロールを備えています。
基本となる各ツマミは、音の加工度合いや質感を細かく調整できるよう設計されており、使い方次第で繊細にも大胆にも変化させることができます。
特に、リバースディレイという特殊な処理においては、エフェクトの量、タイミング、質感を的確にコントロールすることが重要です。
そのため、各パラメータの役割をしっかり把握しておくことで、Mirrorの力を最大限に引き出すことができます。
WET / DRY / TIME の使い方と音の変化
Mirrorには音の出力バランスとリバース処理のタイミングを調整するための基本的なコントロールが用意されています。
中でも「WET」「DRY」「TIME」の3つは、エフェクトの強さや印象を大きく左右する重要なパラメータです。
それぞれを理解し、楽曲に合わせて最適な設定を行うことで、より自然で効果的なサウンドデザインが可能になります。
WET(ウェット):
逆再生されたエフェクト音のボリュームを調整します。
この値を大きくするとリバースエフェクトが前に出て印象的になり、小さくすると控えめに馴染ませることができます。
DRY(ドライ):
オリジナルの音(元の信号)のボリュームを調整します。
WETとのバランスによって、エフェクトの存在感を前面に出すか、背景的に使うかをコントロールできます。
TIME(タイム):
リバース処理に使うバッファの長さを設定します。
1/1、1/2、1/4、1/8といった音符単位で区切られ、DAWのテンポに同期して動作します。長くするほどエフェクトがゆったり、短くするほど細かい表現になります。
TRIM / VERB / BLUR の実用的な使い方
Mirrorには、音の質感や余韻の印象を調整するためのツマミがいくつか用意されています。
特に「TRIM」「VERB」「BLUR」は、リバース処理された音のエッジや空気感をコントロールするのに欠かせません。
設定を少し変えるだけで、鋭い印象のエフェクトから、柔らかく馴染む音まで自在に演出できます。
場面や楽曲の雰囲気に合わせて微調整することで、より自然で聴き心地の良いサウンドになります。
TRIM(トリム):
逆再生された音の最後を何ミリ秒か削ることができます。
アタックが強すぎる場合や、余韻が不自然に聞こえるときに使用すると効果的です。
VERB(バーブ):
逆再生前の音に対して、リバーブをかけたうえで逆再生する処理を加えます。
リバースリバーブ特有の幻想的な雰囲気を、簡単に演出できます。
BLUR(ブラー):
短いリバーブを重ねることで、音の輪郭を柔らかくします。
トランジェントが強すぎて目立つときに使うと、全体のまとまりが良くなります。
HP / LP フィルターで音をコントロールする方法
Mirrorでは、逆再生された音に対してフィルター処理を行うことができます。
「HP(ハイパス)」と「LP(ローパス)」の2つのフィルターは、不要な帯域をカットして音を整理したり、特定の雰囲気を作り出すのに役立ちます。
エフェクトが派手すぎる、混ざりすぎて濁って聞こえる、というときにフィルターを活用することで、ミックス全体にメリハリを与えることができます。
とくにドラムやボーカルなど、ほかの音とぶつかりやすいパートには有効です。
HP(ハイパスフィルター):
低音をカットし、20Hz〜2kHzまでの範囲で設定できます。
逆再生された音の低域が重すぎるときや、キックと干渉する場面で活用すると効果的です。
LP(ローパスフィルター):
高音をカットし、200Hz〜20kHzまでの範囲を調整できます。
逆再生エフェクトの高域が耳につく場合に使うことで、柔らかく自然な音に仕上がります。
Mirrorの効果を引き出すおすすめの設定パターン
Mirrorは、設定次第で用途や雰囲気が大きく変わるプラグインです。
プリセットから始めるのも良いですが、自分の楽曲や目的に合わせてツマミを調整することで、より効果的に活用できます。
特に、スネアやボーカル、パッドなど音の特徴がはっきりしている素材に対しては、パラメータのバランスが仕上がりを左右します。
ここでは、よく使われる典型的なパターンから、即戦力になる設定例を紹介します。
スネアに使う場合の設定例(Ghost Snare)
リバーススネアは楽曲の展開にアクセントを与える人気エフェクトです。
Mirrorなら、1つ1つ手作業で処理しなくても、簡単に印象的なスネア前の“予兆感”を演出できます。
この設定は、TrapやEDMだけでなく、バラード系にも応用可能です。
TIME:1/4 または 1/2
1/4にするとスネアの前にしっかりと逆再生が配置され、アタックを強調できます。
1/2にするとより広がりのある効果になります。
WET:60〜80%
リバース感をしっかり出したい場合は高めに設定します。
元のスネアと自然に重ねるにはやや控えめでもOKです。
DRY:70〜100%
オリジナルのスネアを活かすため、基本的には下げすぎないのがポイントです。
バランスは楽曲全体の印象に応じて調整します。
TRIM:5〜15ms
スネアのアタック部分が強すぎるときは、少しだけ削ることで耳障りを防げます。
逆に、アタック感を活かしたい場合はゼロでも問題ありません。
VERB:20〜40%
空間感を足したいときに有効です。
高すぎると音がぼやけるので、控えめな設定が無難です。
BLUR:0〜20%
アタックが硬すぎると感じたら、ほんの少し加えるだけで自然になります。
使いすぎるとこもった印象になるので注意が必要です。
ボーカルやパッドにかける場合の設定例
Mirrorは、ドラム系だけでなく、ボーカルやパッドにも効果的に使えます。
特に静かなパートやブレイク前などにリバースエフェクトを加えると、印象的な空気感や情緒的なニュアンスを演出できます。
一気に“世界観”が広がるような効果を狙いたいときにおすすめの使い方です。
TIME:1/2 または 1/1
長めに設定することで、リバースの余韻がしっかり伸びて、幻想的な雰囲気になります。
曲のテンポが遅い場合は、さらに長くしても自然です。
WET:50〜70%
パッドやボーカルの輪郭を残しつつ、エフェクトを重ねるバランスが理想的です。
WETが強すぎると、メインの音がぼやける場合があります。
DRY:60〜90%
ボーカルの明瞭さを保つために、DRY成分はしっかり残します。
あくまでリバースエフェクトは“装飾”として使う意識が大切です。
TRIM:0〜10ms
余韻を活かしたいので基本的にはゼロでOKですが、リバースの終わりがうるさいと感じたときだけ軽くカットします。
VERB:50〜80%
パッド系には特に効果的です。深めに設定すると、音に厚みと広がりが加わります。
ボーカルにはやや抑えめでも美しく響きます。
BLUR:20〜40%
空間感を滑らかにしたいときにおすすめです。
急激な変化が気になるときは、このパラメータでなじませると自然になります。
ハイハットループやリズムに動きを加える使い方
Mirrorは、リズムパートに適用することで、単調になりがちなループや打ち込みパターンに動きや抑揚を加えることができます。
特にハイハットのような短くて細かい音に対して使うと、予測不能なリズム感や揺らぎが生まれ、曲に新鮮さをもたらします。
ループの一部だけにかけることで、単なる繰り返しをアート的な展開へと変化させることが可能です。
TIME:1/8 または 1/16
細かい音に対して自然にフィットするため、短めのTIMEが最適です。
粒立ちの良さを活かしながら、リズムに揺らぎを加えられます。
WET:40〜60%
ループ全体に溶け込ませるようにかけると、自然な変化になります。
あくまで“装飾”としての存在感がちょうどよく感じられます。
DRY:80〜100%
原音をしっかり残すことで、リズムの芯を保ちます。
逆再生音が目立ちすぎると、ビートが崩れて聞こえることがあるため注意が必要です。
TRIM:5ms 前後
高頻度で鳴る音に不要なエッジが出やすいため、軽く削ることでまとまりが良くなります。
VERB:20〜30%
軽めの空気感を加える程度に設定すると、逆再生音が滑らかにつながります。
深くかけすぎると細部が埋もれるため控えめが無難です。
BLUR:30〜50%
細かい音のトランジェントを和らげるのに効果的です。
特にリズムの密度が高い場合には、耳疲れを軽減する効果も期待できます。
DAW別に見るMirrorの使い方と注意点
Mirrorは、DAWのレイテンシー補正機能を活用してリバースエフェクトを先に鳴らすという仕組み上、すべてのDAWで同じように使えるわけではありません。
特に、Logic ProやPro Toolsなど一部のDAWでは、システム側にレイテンシーの上限があるため、長いバッファ設定(例:1小節)を使った場合に、ドライ音とウェット音のタイミングがズレる可能性があります。
このようなDAWごとの挙動の違いを理解しておくことで、意図した通りにMirrorを使いこなすことができます。
また、リアルタイムでの演奏には不向きな場合があるため、エフェクト適用後はバウンス(書き出し)して使うのが基本的な運用方法です。
ここからは、主要なDAWごとの注意点や設定のヒントを紹介していきます。
Logic Pro, Pro Tools でのレイテンシー制限について
Mirrorは、DAWがレイテンシー補正を正しく処理できることを前提に動作するため、Logic ProやPro Toolsのように内部でレイテンシーの上限が設けられている環境では注意が必要です。
特に「TIME」を長めに設定した際に、ドライ音とウェット音のタイミングがズレる、または意図した逆再生エフェクトが再生されないことがあります。
このようなDAWを使用している場合は、Mirrorの動作を理解した上で、設定や作業フローに工夫が求められます。
TIMEは短めに設定する:
1/4以下の設定にすることで、DAW側のレイテンシー上限に引っかかりにくくなります。
安定した動作を保ちたい場合には、この範囲で使うのが無難です。
リアルタイムモニター用途は避ける:
LogicやPro Toolsでは、Mirrorをかけたトラックをリアルタイムで聞きながら録音する使い方には不向きです。
モニタリングが必要な場合は、別トラックで録音後にMirrorを適用する方法がおすすめです。
書き出し(バウンス)で確実な結果を得る:
意図した通りにエフェクトがかかっているか確認したら、オーディオに書き出して確定させると、タイミングのズレを防げます。
Ableton LiveやFL Studioでの設定ポイント
Ableton LiveやFL Studioは、Mirrorとの相性が比較的良いDAWです。
これらのDAWはレイテンシー補正が柔軟に働くため、Mirrorのネガティブディレイ機能を使った際も、ドライ音とウェット音のタイミングが正しく揃いやすくなっています。
ただし、リアルタイム再生中にエフェクトを適用する際は、多少の処理待ちが発生することがあるため、安定した動作のためにはちょっとした工夫も必要です。
ネガティブディレイは問題なく動作:
Mirrorの核となる逆再生の“先出し”処理も、AbletonやFLでは正確に反映されます。
そのため、複雑な設定なしにすぐ実用できます。
エフェクト適用後はレンダリング推奨:
リアルタイムでの調整は可能ですが、最終的にはオーディオに書き出して処理を確定させると安心です。
これによりレイテンシーの影響も完全に排除できます。
オートメーションには注意:
Mirrorのパラメータをリアルタイムでオートメーションする場合、一部のDAWでは動作にズレが生じることがあります。
大きく値を変えるときは、一度バウンスしてから調整する方が安全です。
ハイテンポなトラックとの相性が良い:
短いTIME設定(1/8〜1/16)で動かすと、特にハイハットやシンセ系に対して有効です。
AbletonやFL Studioのテンポ追従性を活かすことで、非常に細かく動きのあるエフェクトが得られます。
Mirrorはライブでも使える?ネガティブディレイのON/OFFで変わる使い方
Mirrorは非常にユニークなエフェクトを生み出す一方で、「ライブ用途」での使用にはいくつか制約があります。
特にネガティブディレイ機能は、事前に音を録音・処理するためのバッファ時間が必要なため、リアルタイムでの演奏や即時の反応が求められる場面には不向きです。
そのため、ライブパフォーマンスで使用する場合は、ネガティブディレイをオフにすることで、一般的なリバースディレイとして運用する形が推奨されます。
一方で、バッファ処理が完了した状態であれば、Mirrorの効果をライブでも事前に仕込む形で活用することは十分可能です。
セッション前にエフェクトを適用・バウンスしておくことで、Mirrorの魅力を損なわずに安全に再生することができます。
ライブ演奏時の設定方法と注意点
Mirrorは本来、スタジオでの楽曲制作向けに設計されたプラグインです。
ネガティブディレイ機能を活かすには、あらかじめオーディオを録音してバッファを確保する必要があるため、リアルタイムの演奏や操作には向いていません。
それでも、Mirrorをライブで活用したい場合は、いくつかの工夫を加えることで、安定して使うことができます。
ネガティブディレイはオフにする:
ライブ中はバッファを確保する時間がないため、「Negative」機能をオフにします。
これにより通常のリバースディレイとして使用でき、即時反応が可能になります。
事前にエフェクト音をオーディオ化しておく:
Mirrorで作成したリバースエフェクトを事前に書き出し、サンプルとしてトリガーする方法が安定します。
CPU負荷やDAWの不調を避けるためにも有効です。
ライブ用プロジェクトには軽めの設定を:
WETを抑えめに、BLURやVERBも必要最低限に調整することで、音が埋もれたりボヤけたりするのを防げます。
操作レスポンスも良くなり、扱いやすくなります。
DAWのバッファサイズに注意する:
Mirrorを使うトラックでは、バッファサイズを極端に小さくしすぎないようにします。
過剰な負荷を避けることで、予期せぬ音切れやノイズを防げます。
ネガティブディレイをオフにしたときの挙動
Mirrorの最大の特徴である“ネガティブディレイ”は、リバースされた音をオリジナル音より前に再生するという特別な処理です。
この機能をオフにすると、Mirrorは通常のリバースディレイとして動作し、リバース音がオリジナルの後に鳴るようになります。
このモードでは、DAWのレイテンシー補正に依存せずリアルタイム性が向上するため、ライブや即時の確認が必要な場面で役立ちます。
一方で、「先にリバース音を鳴らす」というMirror本来の個性は無効になるため、使い方によって切り替えることが重要です。
リバースエフェクトが後から鳴る:
ネガティブディレイをオフにすると、逆再生音は原音の後に再生されます。
一般的なリバースディレイと同様の動作になります。
レイテンシーは発生しない:
DAWに対して遅延情報を報告しないため、タイムラグなしで再生が可能です。
録音やモニタリング中でも違和感なく使えます。
リアルタイム操作との相性が良くなる:
ツマミの変更やオートメーションにも即座に反応します。
ライブパフォーマンス中のエフェクト変化にも対応しやすくなります。
Mirrorらしさは薄れる:
先読み感のある独特なリバース効果は使えなくなります。
必要に応じてオン・オフを切り替える運用が理想的です。
Mirrorのプリセットとおすすめの活用ジャンル
Mirrorには、初めてのユーザーでもすぐに活用できるように、さまざまなプリセットがあらかじめ用意されています。
これらのプリセットは、スネアやパッド、ボーカル、シンセなど、用途別に最適化された設定が組まれており、ゼロから自分で調整する前に音の変化を体感する入り口として非常に便利です。
また、Mirrorの特性上、特定のジャンルに限定されずに幅広い音楽スタイルに対応できます。
TrapやEDMなどリズムが強調される音楽はもちろん、Lo-fiやアンビエントなど空間的な質感が重要なジャンルでも活躍します。
実験的な使い方をしてみたいというクリエイターにとっても、Mirrorは自由度の高いエフェクトツールです。
TrapやEDMなどリズム重視のジャンルでの活用
Mirrorは、リズムが主役となるTrapやEDMとの相性が非常に良く、スネアやキック、ハイハットなどの打楽器にエッジの効いたリバース感を簡単に加えることができます。
特にビルドアップやブレイクの直前に逆再生のエフェクトを配置することで、次に来る展開を予感させる演出が可能になります。
Mirrorの特性を活かすことで、リズムにダイナミクスとグルーヴが加わり、トラック全体にインパクトを与えることができます。
逆スネアで展開を演出:
1/4や1/2設定で、スネアの前に逆再生音を配置することで、ビートの合間に自然な期待感を生み出せます。
キックとハットの細部を強調:
1/8や1/16の短いTIME設定でキックやハットを処理すると、ループの中に“動き”が生まれ、フラットなビートに変化がつきます。
WETの強さで展開をコントロール:
ビルドアップではWETを強めに、ドロップでは下げるなど、パラメータのオートメーションと組み合わせることで曲の抑揚をコントロールしやすくなります。
リバーブとの組み合わせで空間演出:
VERBやBLURを併用することで、単なるリバース処理に留まらず、音の広がりと浮遊感を加えることができます。
Lo-fiやアンビエントで空間系として使う方法
Lo-fiやアンビエントといったジャンルでは、空間の広がりや質感の揺らぎが非常に重要です。
Mirrorは、こうしたスタイルにおいても非常に有効で、ボーカルやパッドにリバースエフェクトを加えることで、輪郭をあいまいにしながら感情的な深みを持たせることができます。
テンポが遅く構成がシンプルな楽曲においても、Mirrorの効果によって音の動きやニュアンスを自然に追加できます。
長めのTIME設定で余韻を演出:
1/1や1/2などの長いTIMEを使うことで、音の流れにゆったりとした逆再生感が生まれ、静かな中に動きが感じられます。
BLURでトランジェントをぼかす:
音のエッジを丸め、アナログ的な質感や空気感を加えるのに最適です。
Lo-fiの“くぐもった雰囲気”づくりにも役立ちます。
VERBでリバースリバーブの世界観を強調:
深めのリバーブをかけた上で逆再生することで、音が浮遊しているような印象を生み出せます。
アンビエント特有の「広がり」を自然に演出できます。
WETを強め、DRYを抑えめに:
エフェクト主体のサウンドづくりをしたい場合は、WETを中心に調整すると印象が大きく変わります。
原音を控えめにすることで、音全体に一体感が出ます。
初心者がMirrorを使いこなすためのステップバイステップガイド
Mirrorは一見シンプルなインターフェースですが、独特な“逆再生エフェクト”の仕組みを持っているため、最初は戸惑う方も多いかもしれません。
ですが、基本の流れを一度つかめば、あとは目的に合わせてツマミを調整するだけで、想像以上に自由な音作りができるようになります。
このセクションでは、Mirrorを初めて使う方でも迷わずにスタートできるように、導入から実践までの手順をわかりやすくまとめていきます。
実際の制作フローの中に無理なく組み込めるようになることを目指して、ひとつひとつ丁寧に確認していきましょう。
インストールから起動までの流れ
Mirrorは、複雑なライセンス認証や登録作業が不要で、誰でもすぐに使い始めることができます。
インストールから起動までは数分で完了し、DAW側での設定も特別な手間はありません。
初めてプラグインを導入する方でも安心して進められるよう、以下の手順で丁寧に確認してみてください。
1. インストーラーのダウンロード
United Pluginsの公式サイトにアクセスし、Mirrorの製品ページからインストーラーをダウンロードします。
WindowsとMacの両方に対応しており、VST / VST3 / AU / AAX 形式が用意されています。
2. インストールの実行
ダウンロードしたインストーラーを起動し、画面の案内に従ってインストールを進めます。
特に複雑な設定はなく、基本的には「次へ」を選んでいくだけで完了します。
3. DAWの再起動とプラグインの読み込み
インストール後はDAWを再起動し、Mirrorがプラグインリストに正しく読み込まれているか確認します。
DAWによっては初回起動時にスキャンが必要な場合があります。
4. トラックにMirrorを挿入
任意のオーディオトラックにMirrorをインサートすれば準備完了です。
起動直後は「TRIAL」モードとして全機能をそのまま使用できます。
5. 必要に応じてプリセットを読み込む
最初はプリセットから試してみると、Mirrorの音の傾向やパラメータの効果がつかみやすくなります。
最初に試すべきプリセットと微調整の方法
Mirrorには、用途に応じたプリセットがあらかじめ複数用意されており、初めて使う場合でも手軽にリバースエフェクトの効果を体感できます。
プリセットを活用しながら、少しずつ各パラメータを動かしてみることで、自分の楽曲に合ったサウンドに仕上げていくことができます。
ここでは、最初に試してほしいプリセットと、そこから微調整するためのポイントを紹介します。
Ghost Snare(スネアの逆再生プリセット)
TrapやEDMなど、スネア前の盛り上がりに最適です。
WETやTIMEを微調整するだけで、曲のテンポやノリに自然に馴染ませることができます。
Reverse Reverb Pad(パッド系に適したプリセット)
アンビエントやLo-fiで、空間を広げたいときにおすすめです。
VERBやBLURの量を調整することで、柔らかさや奥行きを細かく演出できます。
HiHat FX(リズムに変化をつけるプリセット)
ループの中に動きを加えたいときに効果的です。
TIMEを1/8〜1/16に変更して、グリッチ感を出すのも面白い使い方です。
微調整ポイント(全プリセット共通)
・DRY/WETバランスで効果の主張度をコントロール
・TIMEの設定で音の粒感やタイミングを調整
・TRIMで不要なノイズや強いアタックを整理
・VERB/BLURで質感の滑らかさや空間感を整える
システム要件
Mirrorを快適に使用するためには、対応するOSやDAW環境を確認しておくことが重要です。
動作条件を満たしていない場合、プラグインが認識されない、エラーが出る、音が再生されないといった問題が起こる可能性があります。
対応OS
- Windows 8 / 10 / 11(64bit)
- macOS 10.10 以降(Apple Silicon 対応)
対応フォーマット
- VST
- VST3
- AU(Audio Units)
- AAX(Pro Tools 用)
CPU要件
- Intel / AMD / Apple Silicon(いずれも64bit)
- マルチコアCPU推奨
RAMおよびディスク容量
- RAM:4GB以上推奨(8GB以上でより安定)
- インストール時に数百MBの空き容量が必要
DAWの互換性
- 主な対応DAW:Ableton Live, FL Studio, Logic Pro, Cubase, Studio One, Bitwig, Pro Toolsなど
- 一部DAW(特にLogic Pro / Pro Tools)ではレイテンシー上限による制限あり(TIMEの長さに注意)
その他の注意点
- オンライン認証は不要(ライセンスファイルによるアクティベーション方式)
- macOS High Sierra以降は、DAWがプラグインを検出するために再起動が必要になることがあります
まとめ:United Plugins「Mirror」世界初のリバース・ネガティブ・ディレイ!オリジナルサウンドより先に逆再生エフェクトを再生し、愛され続けるリバースリバーブとスネアエフェクトを数秒で自動創造する、未来を見通すプラグイン|DTMプラグインセール
今回の記事では、United Pluginsの「Mirror」について、その基本から応用までを丁寧に解説しました。
以下に、記事の要点を振り返ります。
- Mirrorは世界初の“ネガティブディレイ”機能を持つ逆再生プラグイン
- 通常のリバースディレイとは異なり、逆再生音をオリジナルより前に鳴らせる
- TIME、WET、DRY、TRIM、VERB、BLURなど多彩なツマミで自由に音を調整可能
- DAWとの連携には注意点があり、特にLogic ProやPro Toolsでは設定に工夫が必要
- TrapやEDMはもちろん、Lo-fiやアンビエントにも相性抜群
Mirrorは、手間のかかるリバース加工を一瞬で実現してくれる、まさに“時間を先読みする”ようなプラグインです。
クリエイティブな発想を形にするスピードを高めたい方、ひと味違う演出を加えたい方は、ぜひ一度Mirrorを試してみてください。
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