AudioThing「Type X」静寂と爆音の差を劇的に拡大する革命的アプローチ！コンプレッサーの正反対を行く画期的音響処理で、静かな音をより静かに、大きな音をそのまま維持する画期的エクスパンションツール

ミックスにメリハリがなく、音が平坦に感じる

そんな悩みを抱えていませんか？

そんなときに注目したいのが、**AudioThing「Type X」**です。

Type Xは、1970年代の名機「dbx 1BX」を再現したダイナミックレンジ・エキスパンダー。

コンプレッサーとは逆の動きをすることで、静かな音をより静かに、大きな音を自然に保ちつつ、全体に表情と奥行きを与えてくれます。

この記事では、Type Xの仕組みや活用方法をわかりやすく解説し、音に躍動感を取り戻すためのヒントをお届けします。
「ミックスに立体感がほしい」と感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

Type Xとは何か？その正体と基本機能を解説

Type Xは、静かな音をさらに静かに、大きな音はそのまま維持するという、従来の圧縮処理とは真逆のアプローチを持つエクスパンダープラグインです。

音楽の中に眠る繊細なダイナミクスを引き出し、曲全体に生命感と立体感を与える設計となっています。

1978年製の名機「dbx 1BX」を再現した本製品は、アナログの味わいとデジタルの柔軟性を兼ね備えた、ミックスやマスタリングでも使える実用的なツールです。

Type Xはどんなプラグイン？

Type Xは、音の大小の差を広げることで、自然で力強いダイナミクスを取り戻すことに特化したエフェクトです。

圧縮で失われがちな抑揚を強調し、楽器やボーカルの表現力をより鮮明に浮かび上がらせることができます。

音圧を無理に上げるのではなく、素材本来のメリハリを活かしたい人にとって、非常に有効な選択肢となります。

• dbx 1BX由来の設計：
  1970年代の名機を元にしながらも、現代的な操作性をプラスして使いやすさを向上
• 単一バンド構成：
  周波数ごとに分割せず、全体の音量変化に一括で反応するため扱いやすい
• 静かな音にのみ作用：
  音の小さい部分をより静かに抑え、自然なコントラストを形成
• 透明感のある処理：
  過度に色づけされず、素材の持ち味をそのまま活かした変化が得られる

dbx 1BXとの関係と再現性

Type Xは、dbx社のアナログエキスパンダー「1BX」をモデルに設計されており、その挙動や音のキャラクターを非常に忠実に再現しています。

オリジナル機と同様に、RMSレベル（実効音量）を検出し、一定のしきい値を超えた信号にだけ反応します。

そこに現代の技術が加わることで、精度と自由度が高まり、より幅広い音作りが可能になっています。

• RMSベースの動作：
  短時間のピークでなく、音の“平均エネルギー”に応じて自然な変化を加える
• アナログ回路のノイズ感：
  当時のハードウェアにあった微細なノイズ成分も任意で再現可能
• 忠実なダイナミクス再現：
  元機と同様の拡張比で、当時の音楽表現をデジタルでも再現
• GUIと操作性の進化：
  視覚的にわかりやすく、今のDAW環境に馴染む設計で扱いやすい

エクスパンダーってそもそも何？

エクスパンダーは、ダイナミックレンジ（音の強弱）を“広げる”処理をするエフェクトです。

Type Xのような単一バンド型は、全体の信号に一括して処理をかけ、静かな音を下げることで結果的にダイナミックな印象を作り出します。

「音がこもっている」「平坦に聞こえる」と感じたときに、あえて圧縮ではなく拡張を選ぶことで、解像度や奥行きを持たせることができます。

• 静音部の制御：
  小さな音を下げることで、大きな音との差を際立たせる
• 不要な環境音の軽減：
  録音された部屋鳴りやマイクノイズのような小さな音を効果的にカット
• コンプレッサーとは逆の発想：
  圧縮による“潰れ感”を避け、自然な抑揚を保つ処理に向いている
• 素材の魅力を引き出す：
  音の呼吸や繊細なタッチを保ちつつ、全体の密度感を強化

AudioThing「Type X」の価格

コンプレッサーとの違いと、Type Xの独自性

Type Xは一見するとコンプレッサーに似た見た目をしていますが、音に与える影響は真逆の性質を持っています。

コンプレッサーが音の強弱の差を縮めるのに対し、Type Xはその差を広げていくアプローチ。

この違いによって、ミックスの中で素材の存在感が増し、立体的で自然な音作りが可能になります。

このことから、圧縮による平坦さに悩む音源に対して、新たな選択肢として機能します。

音の挙動は正反対？圧縮と拡張の違い

コンプレッサーとエクスパンダーの違いは、ダイナミクスに対して“どう作用するか”にあります。

Type Xは、コンプレッサーで潰された表情を解放し、素材本来の輪郭や抑揚を取り戻すためのツールとも言えます。

どちらが優れているかではなく、目的や素材によって使い分けることが重要です。

• コンプレッサー：
  大きな音を抑えて、小さな音との差を縮める処理。音圧を稼ぎやすいが、抑揚を失いやすい
• エクスパンダー（Type X）：
  小さな音をさらに小さくし、ダイナミクスの差を拡大。音に表情と空気感を与える
• 用途の違い：
  コンプレッサーはパンチを出したい時、エクスパンダーは自然さや奥行きを出したい時に有効
• 耳への印象：
  コンプレッサーは“前に出る”音、エクスパンダーは“空間がある”音になる傾向

実際の音作りにどう影響するか？

Type Xを使うことで、音源の中で埋もれていたニュアンスが浮かび上がり、より繊細なコントロールが可能になります。

特にアコースティック楽器やボーカルのような表現力が重要な素材では、圧縮では出せない魅力が引き出されます。

そのため、過度な加工を避けたい場面でも、自然な処理として重宝される傾向があります。

• ボーカルの息づかいを強調：
  抑え込まれたブレスや細かな抑揚が明瞭に表現される
• アコースティック楽器の質感を保つ：
  ピアノやギターのタッチや響きを自然なまま活かせる
• ミックスでの空間表現が豊かになる：
  ダイナミクスが強調され、前後感や奥行きが出やすくなる
• エフェクトとの相性が良くなる：
  リバーブやディレイの“鳴き”が引き立つようになる

なぜ「音に奥行きが生まれる」のか？

Type Xが音に奥行きや立体感を与える理由は、その処理の仕方にあります。

小さな音を引っ込めることで、相対的に大きな音が前に出てくるため、ミックス全体に前後感が生まれます。

このようにして、「平面的な音」から「空間を感じる音」へと変化させることができるのです。

• 相対的なコントラストの強調：
  静かな部分を抑えることで、他の音との距離感が際立つ
• ディテールが生きる：
  強い音が引き立つと同時に、繊細なニュアンスも見えやすくなる
• ミックス内の定位が明確に：
  音の前後関係が整理され、立体感が増す
• 聴き疲れしにくいサウンドに：
  自然なダイナミクスの中で、耳が情報を無理なく捉えられる

Type Xの主なパラメータとその使い方

Type Xは一見シンプルながら、音を細かくコントロールするためのパラメータがしっかりと用意されています。

それぞれの操作項目が持つ役割を理解しておくことで、意図通りの音作りが可能になります。

ここでは、基本となる主要パラメータについて解説していきます。

Transition Level、Expansionとは？

この2つはType Xの“心臓部”ともいえる基本設定です。

Transition Levelで拡張の開始位置を決め、Expansionでその強さを調整します。

音にどう影響するかを理解しておくと、より自在な音作りが可能になります。

• Transition Level：
  拡張のしきい値を決めるパラメータ。信号がこのレベルより上なら拡張がかかり、下なら抑えられる
• Expansion：
  どのくらいの強さで拡張するかを決める数値。
  数値が大きいほど静かな音はさらに静かに、コントラストが強くなる
• 低めに設定：
  演奏全体の細かなニュアンスまで反応させたいときに有効
• 高めに設定：
  一部の音だけを強調したい場合に効果的

Attack/Releaseの設定で音がどう変わるか

Type Xには、エクスパンションの反応速度を決める「Attack」と「Release」の設定があります。

この2つのパラメータで、処理の速さや滑らかさが変わるため、狙いたい音の質感に応じて調整が必要です。

• Attack：
  入力がしきい値を超えたとき、どれだけ早く拡張を開始するかを決める。
  短いほど瞬発力のある反応に
• Release：
  信号がしきい値を下回った後、どのくらいの速さで拡張を解除するかを決める。
  長いほど滑らかな戻り方になる
• 速めの設定：
  リズミカルでメリハリの強い素材に向いている
• 遅めの設定：
  バラードやアンビエントなど、緩やかな展開の曲に自然に馴染む

Mixノブ・Soft Clip・Outputの使い分け

出力まわりのパラメータも、音作りにおいては非常に重要な役割を持ちます。

Mixノブによるブレンドや、Soft Clipによるピーク制御など、微調整を活かすことで音の印象を整えることができます。

• Mix：
  処理後の音と元の音をブレンドする。並列処理として使えば、自然な変化に抑えることが可能
• Soft Clip：
  ピークが大きく跳ねたときに、なめらかに抑えてくれるソフトなリミッター的機能
• Output：
  最終的な音量バランスを取るための調整用。
  処理前後で音量が極端に変わらないようにするために使用
• Mixを少しだけ動かす：
  変化が極端になりすぎないようにしつつ、効果を保てる

Noise関連パラメータの意外な活用法

Type Xには「Noise Level」と「Noise Env」という、少し珍しいノイズ関連パラメータが搭載されています。

単なる再現用のギミックに見えますが、使い方によっては処理に深みを加える要素としても活用できます。

• Noise Level：
  アナログ機材特有のノイズ感を再現する。
  少量加えることで空気感やレトロな質感を演出できる
• Noise Env：
  音が鳴っている間だけノイズを発生させる設定。
  常時ノイズを鳴らすよりも自然に聞こえる
• 質感調整に使う：
  意図的に“機材感”を出したいミックスに効果的
• 無音部分の埋め草として：
  意図的にノイズを加えることで空白を自然にカバーできる場面もある

Sidechain活用術とフィルターの使いどころ

Type Xのサイドチェイン機能は、単なる付加要素ではなく、音作りにおける大きな武器となります。

とくに内蔵されたハイパス／ローパスフィルターを活用することで、特定の帯域にだけ反応させる精密なダイナミクス処理が可能になります。

このようにして、意図した音にだけエクスパンダーを効かせるという高度なコントロールが実現できます。

High-Pass/Low-Passで狙い撃ちする方法

フィルター付きのサイドチェインは、不要な帯域に反応させないための“フィルター的な耳”として働きます。

これにより、低域のキックや高域のシャリつきに引っ張られずに、狙った音に対して安定した処理が行えます。

• Source HP（ハイパス）：
  低音を除外することで、キックやベースなどの低域がトリガーにならないようにする
• Source LP（ローパス）：
  高音を除外して、ハイハットや歯擦音などの細かい成分に反応しすぎるのを防ぐ
• 不要な帯域の影響を抑える：
  特定の楽器だけに拡張を効かせたいときに効果的
• 中音域に集中した処理：
  ボーカルやギターなど、ミックスの中心にある音への集中処理が可能

サイドチェインで楽器を際立たせるコツ

サイドチェインは、ミックス内の別の音に反応してエフェクトを動かす仕組みです。

Type Xでは、外部または内部ソースを選べるため、目的に応じてさまざまな使い方ができます。

特に、サイドチェインを工夫すると、ある楽器を際立たせながら他の音を引っ込めるようなミックスが実現します。

• 外部ソースとの連携：
  別トラックのドラムやキックをトリガーにすることで、メイン楽器がより際立つ
• 内部入力のままでも有効：
  ミックス全体の中から特定の帯域に反応させて自然な動きを作れる
• トリガーに応じた拡張：
  ドラムのアタックに反応してベースを引っ込めるなど、メリハリのある音像に
• ルーム感のある処理：
  バッキングや環境音を微調整することで、立体的な広がりが作れる

外部信号を使ったクリエイティブな演出

Type Xのサイドチェインは、単なる補助的機能ではなく、演出のためのツールとしても活用できます。

外部の信号をトリガーにすることで、リズミカルな動きや演出的なアクセントを加えることが可能になります。

これをきっかけに、音楽に「揺らぎ」や「呼吸」を与える演出もできるようになります。

• ビートに合わせたダッキング的演出：
  トリガーにドラムを使い、他の音を動的に変化させる
• FX系トラックとの組み合わせ：
  リバーブ成分だけにエクスパンダーをかけて広がり感を制御
• ハーモニーの調整：
  コード系サウンドの中から特定のパートだけを持ち上げる用途にも応用可能
• ライブ的な揺らぎの再現：
  人間的なダイナミクスを感じさせる自然な“ノリ”を加える演出として使える

プリセットやおすすめ設定例

Type Xには初期状態から使えるプリセットがいくつか用意されていますが、最適な結果を得るには、素材やジャンルに合わせた微調整が欠かせません。

ここでは、実際の音源に応じた設定例をいくつか紹介します。

そのまま使ってもよし、応用のヒントとして活用するのもおすすめです。

ベース・ドラム向けの設定例

低音域の楽器はエネルギーが大きく、処理を誤ると音像が崩れやすいですが、Type Xを適切に使えば、よりタイトで芯のあるサウンドに仕上げることができます。

• Transition Level：中〜高め：
  一定以上の音だけを拡張させ、余計なノイズを防ぐ
• Expansion：やや高め（1.3〜1.5程度）：
  キックやベースのアタックをより強調
• Attack：短め（5〜10ms）：
  速いアタックでパンチ感を強調
• Release：中程度（100〜200ms）：
  余韻を自然に残しつつ戻す
• HPフィルター有効（40Hz以上）：
  サブベースの不要な動きを回避するための帯域カット

ボーカルやストリングスでの応用

表現力が求められるボーカルやストリングスには、Type Xの自然な拡張処理がとても有効です。

特にブレスや奏法の微細なニュアンスがきちんと伝わるようになります。

• Transition Level：やや低め：
  静かな音も反応させ、表現の幅を広げる
• Expansion：控えめ（1.1〜1.3程度）：
  過度な処理を避けて自然な質感を保つ
• Attack：中程度（10〜30ms）：
  滑らかな立ち上がりで柔らかい印象に
• Release：長め（200ms〜）：
  演奏の余韻やフレーズ感を壊さない設定
• Noise EnvをON：
  静音部にかすかなノイズを加えることで空気感が再現できる

マスタリング時に使う場合の注意点

Type Xはマスタリングにも使えますが、処理が強すぎると音が不自然になるリスクもあります。

全体を優しく整える用途に限定し、必要以上に広げすぎない設定がポイントです。

• Transition Level：やや高めに設定：
  中音以上の帯域を中心に処理をかける
• Expansion：非常に控えめ（1.05〜1.1）：
  ごくわずかな拡張で自然な仕上がりを維持
• Attack/Release：両方とも中〜長め：
  緩やかな処理で全体を包み込むような効果に
• Mixを50〜70%に調整：
  並列処理として使うことで元の音の質感を保ちやすい
• Soft Clipを有効化：
  ピーク処理をなめらかに行い、マスターファイルの安全性を確保

他のエクスパンダープラグインとの違い

Type Xは「エクスパンダー」というジャンルの中でも、独自性の高い設計とサウンドキャラクターを持っています。

市販の他製品と比べてどう優れているのか、また、AudioThing製品の中でもType AやType Bとどう異なるのかを知っておくと、目的に合わせた選び方がしやすくなります。

よく比較されるプラグインとの違い

他社のエクスパンダーは、ゲート寄りの機能やマルチバンド処理を中心とした製品が多いですが、Type Xはあくまで“音楽的な”拡張に特化しています。

操作感・処理の滑らかさ・音色への影響の少なさなど、多くの面で「耳で使える」ツールとして設計されている点が際立ちます。

• Waves C1 Gate/Expanderとの違い：
  C1は精密なゲート寄り。
  Type Xはより自然で広がりを生む処理が得意
• FabFilter Pro-Gとの違い：
  Pro-Gは高精度かつ多機能。Type Xは操作が直感的で、味のある処理が特徴
• SSL X-Gateとの違い：
  SSLは即戦力的なゲート感。
  Type Xは“潤い”を残しつつ空気感を整える印象
• 現代的 vs ヴィンテージ志向：
  Type Xはあえてアナログ感やノイズも含めて使うスタイルに向いている

Type A/Bとの違いと乗り換え判断

AudioThingのType AやType Bは、ノイズリダクションをベースとした処理が中心ですが、Type Xはそれらとは明確に用途が異なります。

既にA/Bを使っている方も、Type Xを併用することで表現の幅が大きく広がるはずです。

• Type A：
  Dolby Aのノイズリダクションを模した処理。
  高域の補正や質感の強調に適している
• Type B：
  よりナチュラルな倍音処理が特長で、シンプルなトーン補正に向いている
• Type X：
  ダイナミクスの拡張に特化しており、A/Bとは方向性が異なるダイナミクス強調向け
• 併用の可能性：
  Type AやBでトーンを整えた後にType Xで奥行きを出すなど、段階的な処理に効果的

使いどころと導入すべきユーザー像

Type Xは、単なる“ヴィンテージ再現プラグイン”にとどまらず、音楽ジャンルや制作スタイルを問わず活用できる柔軟なツールです。

特定のシチュエーションに限らず、「音を自然に際立たせたい」と考えるすべてのクリエイターにとって有効な選択肢となります。

ここでは、どんなジャンルやユーザーに特におすすめできるのかを整理します。

どんな音楽ジャンルにマッチするのか

Type Xは特定のジャンルに限定されるような処理ではなく、むしろ幅広いスタイルの中で役立ちます。

素材の表情を引き出したい場面、音の抑揚を保ちながらも明瞭にしたい場面において、その力を発揮します。

• クラシックやジャズ：
  繊細な演奏表現を活かしながら、録音全体の空気感を整える処理に向いている
• アコースティック系（弾き語り・インスト）：
  ギターやピアノの音に立体感を持たせて、自然な響きを強調できる
• Lo-Fi・ヴィンテージ系：
  ノイズ成分を活かして雰囲気ある質感を再現しやすい
• シネマティック・アンビエント：
  静かな音の動きや空間の変化を細かく表現するのに最適

プロと趣味ユーザーそれぞれのメリット

Type Xはプロ用途としての信頼性がある一方で、操作がシンプルなので趣味レベルでも使いやすい設計になっています。

目的に応じて効果的に導入することで、どんな制作環境でも音の魅力を引き出せるツールになります。

• プロユーザー：
  自然なダイナミクス調整が必要なミックスやマスタリング工程に重宝される
• 趣味ユーザー：
  わかりやすい操作性と音の変化が体感しやすく、試行錯誤しながらでも楽しめる
• 配信用・ナレーション用途：
  声の表情や空気感を自然に強調でき、耳に心地よい音作りに使える
• 他のプラグインとの組み合わせ：
  EQやリバーブとの併用で「聞かせたい音」にフォーカスした演出がしやすくなる

まとめ：Type Xで音に奥行きと命を吹き込む｜DTMプラグインセール

今回の記事では、AudioThingのプラグイン「Type X」について詳しく解説しました。

Type Xは、音の静と動の差を際立たせ、素材本来の持ち味を引き出すエクスパンダーです。

コンプレッサーでは得られない“自然なダイナミクス”を求める方には、非常に頼れるツールとなるでしょう。

• Type Xはdbx 1BXを再現したヴィンテージ系エクスパンダー
• コンプレッサーとは逆の処理で、音の立体感を強調
• サイドチェインやフィルターを活用すれば精密な処理が可能
• 音源やジャンルに応じた設定で、幅広い応用ができる
• プロにも趣味にも使いやすく、操作性も直感的

このように、Type Xは音作りの幅を一気に広げてくれる存在です。

「圧縮では物足りない」「音にもう一段階深みが欲しい」と感じている方は、ぜひ一度試してみてください。