AudioThing「Type A」1966年Dolby A301から1970年Dolby 361 CAT 22カードまで受け継がれた伝説のDolby® A Trickテクニックをプラグイン化！エンコード段階のみをエミュレートし高域を動的に増強するアーティファクト・フリー・エンハンサー

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AudioThing「Type A」1966年Dolby A301から1970年Dolby 361 CAT 22カードまで受け継がれた伝説のDolby® A Trickテクニックをプラグイン化！エンコード段階のみをエミュレートし高域を動的に増強するアーティファクト・フリー・エンハンサー｜DTMプラグインセール

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EQで高域を持ち上げると不自然になる…

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Type Aは、1966年のDolby A301に始まり、1970年のDolby 361へと受け継がれたDolby A Trickを忠実に再現したプラグイン。

エンコード段階だけを再現することで、自然な“空気感”と高域のツヤを加えることができます。

この記事では、Type Aの特徴や使い方、他のエンハンサーとの違い、ボーカルやドラムでの活用例まで、導入前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。

「音のヌケ感が足りない」と悩んでいる方は、ぜひ続きをご覧ください。

AudioThing · Type A

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CONTENTS

AudioThing「Type A」とは？その正体と魅力に迫る

AudioThing「Type A」は、1960年代のDolby A301や1970年代のDolby 361といったアナログ機材の“エンコード工程”だけを再現した、ユニークなエンハンサープラグインです。

もともとテープノイズを抑えるための技術でしたが、高域の質感が自然に引き立つことから、現在では音の明瞭度を向上させる目的で使われるようになりました。

そのため、エキサイターのように無理やり倍音を足すのではなく、元の音を壊さずに透明感を加えることができるのが最大の魅力です。

Dolby A式エンコード再現：
高域に重点を置いた圧縮処理を通じて、録音時に強調された音を再現します。

4バンドマルチコンプ構造：
帯域ごとに異なる圧縮をかけることで、静かな音だけをやさしく持ち上げる設計です。

アーティファクトなしの高域強調：
サチュレーターのような歪み成分を加えず、自然で耳あたりの良い明瞭感を作ります。

ダイレクト信号とのブレンド機能：
元の音と加工後の音を好みに合わせてミックスできるため、効果のかけすぎを防げます。

ボーカルやアコースティック楽器に最適：
高域が美しく伸びるため、歌声や繊細な楽器の質感を引き出すのにぴったりです。

Type Aはどんなプラグイン？何ができるのか

Type Aは、一般的なEQやエキサイターとは異なるアプローチで音の“空気感”と“明瞭感”を自然に引き出すためのプラグインです。

オリジナルのDolby Aシステムでは、録音時に高域を強調し、再生時に戻すことでノイズを抑えていました。

しかしType Aでは**“録音時の強調だけ”を再現**しており、この処理が結果的に音を心地よく明るくする効果を生み出します。

その結果、音楽制作において“あと少し抜けが欲しい”という場面で、他のツールにはない自然さと即効性を発揮してくれます。

マルチバンド処理による精密な補正：
音を4つの帯域に分けて、それぞれに異なる圧縮を施し、静かな部分を中心に高域を強調します。

エンコード処理の単独使用：
元々は録音・再生セットで使われた技術のうち、「録音側」のみを抽出してエンハンサー化しています。

自然で音楽的な高域ブースト：
過剰に持ち上げるのではなく、あくまで“控えめ”かつ“上品”な音の持ち上がり方が特徴です。

ジャンルや用途を選ばない万能型：
ボーカル、アコースティック、打ち込み系のパートなど、どんな音源にも馴染みやすい設計です。

古い技術の現代的再解釈：
60年代のノイズ対策技術を、2020年代のプラグイン環境でスマートに使えるように設計されています。

Dolby A Trickとは何か？オリジナル機材の歴史と逸話

Dolby A Trickとは、Dolby社が開発したノイズリダクションシステム「Dolby A」を本来の目的とは異なる“裏技”として使用した手法のことを指します。

1966年に登場したDolby A301や、1970年のDolby 361（CAT 22カード）などがその代表機種で、録音時に高域を強調し、再生時に元に戻すことでノイズを軽減していました。

しかし、エンジニアたちは「エンコードだけを使うと音が明るくなって良い」と気づき、この処理をあえて“戻さずに”使うテクニックを生み出したのです。

こうして誕生したDolby A Trickは、次第にプロの現場で重宝され、特にボーカル処理で抜群の効果を発揮しました。

エンコードのみを活用した音作り：
本来は録音→再生で完結する処理の“録音側”だけを使用し、結果的に高域が強調されたままの音を得ます。

「Vocal Trick」「Stretch Mod」などの通称：
この使い方は名前を変えながら広まり、特にボーカル用途では今も通用するプロの定番テクニックです。

ジョン・レノンも使用した逸話：
ビートルズ時代の録音でこのテクニックが使われていたという説もあり、「ジョン・レノンMod」と呼ばれることもあります。

エンジニアによる機材の改造が出発点：
当時のエンジニアたちがDolbyユニットを部分的に改造・改変したことから生まれた、現場発のクリエイティブな技術です。

Type Aはこの裏技をソフトウェア化：
AudioThingのType Aは、このDolby A Trickの本質をとらえ、現代のDAW環境で手軽に再現できるように設計されています。

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Type Aの基本構造と音の仕組みをわかりやすく解説

Type Aは、入力された音声信号を4つの帯域に分割し、それぞれに独立した圧縮処理をかけるという設計です。

この方式は、もともとDolby Aシステムに採用されていたマルチバンド・コンパンダー方式を踏襲しています。

圧縮された帯域は、必要に応じてブレンドされ、最終的にオリジナルの音と混ぜて出力されます。

このようにして、小さな音には繊細な高域ブーストを加え、大きな音はあまり変化させないという、耳に優しく自然な処理が実現されています。

4バンド構成での信号分離：
入力信号は周波数帯ごとにBand1〜Band4へと分けられます。
各バンドにはそれぞれ異なるフィルター特性が設定されています。

帯域ごとのダイナミックコンプレッション：
それぞれのバンドで圧縮処理が行われ、特に静かな部分の高域を持ち上げるように動作します。

Directボタンによる原音の取り込み：
オリジナルの信号をそのままミックスするかどうかを選べるため、加工の強さを柔軟に調整できます。

Mixノブによるウェット/ドライバランス調整：
処理前後の音のバランスを自在にコントロール可能。
自然さを保ったまま補正を加えられます。

バンドごとのON/OFFと音量操作：
各バンドの有効化とゲイン設定を自由に切り替えることができ、音作りの幅が広がります。

なぜエンコード段階のみを再現？その理由と意図

Type Aが再現しているのは、Dolby Aシステムの「エンコード工程」のみです。

これは、元々録音時に高域を強調し、再生時に抑えることでノイズを減らす仕組みでした。しかし、再生側の処理を省くと音が明るく、抜けが良くなるという副作用が生まれます。

多くのエンジニアがこの“副作用”をあえて活用し、音に自然な高域のツヤを加える手法として広まったのです。

その結果、Type Aは音を劇的に変えず、質感をほんの少し押し上げるような仕上がりを実現しています。

再生工程を省くことで得られる明瞭感：
エンコードによって高域を持ち上げたままにすることで、耳に心地よい明るさが残ります。

あえて“未完成”を採用する発想：
本来のノイズリダクション処理を途中で止めた状態を、あえて完成形としたプロの逆転の発想です。

自然で飽和感のない処理：
ディストーションやエキサイターのように歪みを加えず、滑らかで繊細な処理が可能です。

プロが裏技として愛用した背景：
特にボーカル処理において「抜け感が出る」「音が前に出る」として高く評価されてきました。

現代でも通用する“温故知新”の技術：
60年代のアナログ技術が、Type Aによって現代の音楽制作に適した形でよみがえっています。

高域が強調されるってどういうこと？仕組みと効果

Type Aでいう「高域の強調」とは、単にEQで上げるような一律なブーストではありません。

音の大きさに応じて、静かな音ほど高域が持ち上がるという動的（ダイナミック）な処理です。

このため、耳障りなシャリつきや刺さり感を抑えつつ、必要な部分だけに空気感や明瞭度を加えることができます。

こうして、全体の音像に透明感が生まれ、「なんとなく良くなった」と感じさせてくれる仕上がりになります。

静かな音だけに働く圧縮処理：
ボーカルのブレスやアコギの余韻など、細かいニュアンスを自然に際立たせます。

4バンド構成による緻密なコントロール：
特にBand3（3kHz〜）とBand4（9kHz〜）が高域を担当し、繊細な調整が可能です。

EQと違い、音の輪郭を壊さない：
周波数を固定して持ち上げるのではなく、音量に応じて動くため、自然な変化になります。

歪みやアーティファクトが発生しにくい：
倍音を無理に足さない設計のため、耳疲れしにくく、ミックスにもなじみやすい音質です。

結果的に音の“抜け”が良くなる：
他のパートに埋もれがちな音源でも、さりげなく前に出てくる効果が得られます。

MixとDirectの違いを理解する

Type Aには「Mix」と「Direct」という2つの似たような機能がありますが、それぞれの役割は明確に異なります。

Mixは一般的なプラグインと同様に処理後の音（Wet）と処理前の音（Dry）のバランスを調整する機能です。

一方で、Directはエンコード前の音を強制的にWet信号に混ぜ込むもので、Mixとは独立して動作します。

このように2系統の“原音の扱い”を使い分けることで、音の存在感や明瞭感をより細かく調整できます。

Mix（ドライ/ウェット比率）：
エフェクトがかかった音と、完全な原音のバランスを設定するためのノブです。
0％で原音のみ、100％で処理音のみになります。

Direct（処理前音の追加）：
Wet信号の中に強制的に原音を含める機能です。
Mixノブとは関係なく、オンにするとDirect音がWetに加算されます。

Direct音はInputゲインの影響を受ける：
Mixと違い、DirectはInputで調整された音量をそのまま反映します。
これにより、処理されていない部分にもキャラクターが出やすくなります。

両者を併用することで幅が広がる：
Mixで処理感を抑えつつ、Directで抜けを保つなど、目的に応じた音作りが可能になります。

迷ったらDirectはオフでOK：
扱いがやや複雑なため、初めて使うときはDirectをオフにして、Mixのみで調整するのが安心です。

導入から基本操作まで｜Type Aの使い方

Type Aは非常に軽量かつシンプルな設計のため、導入も操作も直感的に始められるのが魅力です。

対応プラットフォームはWindows、macOS、Linux、そしてiOSと幅広く、どの環境でも同様の操作感が得られます。

インストール後はDAW上に読み込むだけで使えるので、複雑な設定は不要です。

このように、初心者でも迷わずに使い始められるのがType Aの強みのひとつです。

対応OSとフォーマットの豊富さ：
Windows、macOS、Linux（Ubuntu）、iOSに対応。VST2/3、AU、AAX、CLAP、AUv3（iOS）など各種フォーマットを網羅しています。

インストール手順はシンプル：
ZIPまたはDMGファイルを解凍し、インストーラーを実行するだけ。特別な知識は不要です。

アクティベーションはオンライン・オフライン両対応：
インターネット環境がなくても、ライセンスファイルを使えば認証が可能です。

DAWに読み込めばすぐに使える：
複雑なルーティングは不要。
エフェクトとしてインサートするだけで動作します。

操作画面が直感的で分かりやすい：
メインパネルに重要な操作が集約されており、初心者でも迷わず音作りが始められます。

導入から基本操作まで｜Type Aの始め方

Type Aは非常に軽量かつシンプルな設計のため、導入も操作も直感的に始められるのが魅力です。

対応プラットフォームはWindows、macOS、Linux、そしてiOSと幅広く、どの環境でも同様の操作感が得られます。

インストール後はDAW上に読み込むだけで使えるので、複雑な設定は不要です。

このように、初心者でも迷わずに使い始められるのがType Aの強みのひとつです。

対応OSとフォーマットの豊富さ：
Windows、macOS、Linux（Ubuntu）、iOSに対応。VST2/3、AU、AAX、CLAP、AUv3（iOS）など各種フォーマットを網羅しています。

インストール手順はシンプル：
ZIPまたはDMGファイルを解凍し、インストーラーを実行するだけ。
特別な知識は不要です。

アクティベーションはオンライン・オフライン両対応：
インターネット環境がなくても、ライセンスファイルを使えば認証が可能です。

DAWに読み込めばすぐに使える：
複雑なルーティングは不要。エフェクトとしてインサートするだけで動作します。

操作画面が直感的で分かりやすい：
メインパネルに重要な操作が集約されており、初心者でも迷わず音作りが始められます。

ライセンス認証

Type Aは購入後にライセンス認証を行うことで、すべての機能が無制限で使用可能になります。

一方、未認証の状態では「デモモード」として動作し、45秒ごとに3秒の無音が挿入される仕様になっています。

プリセットの保存も制限されるため、試用には向いていますが本格的な制作にはライセンス登録が必要です。

このように、試しやすさと安心感の両方を兼ね備えたライセンス方式が採用されています。

デモ版での制限内容：

45秒に1回、3秒間の無音が発生
プリセットの保存不可
機能自体に制限はなく、全操作が可能

オンライン認証の方法：

AudioThingのアカウントを作成（購入時のメールアドレスでOK）
プラグイン内の登録画面にログイン情報を入力
「Log In」をクリックすれば即時認証される

オフライン認証の方法：

AudioThingのアカウントページからライセンスファイルをダウンロード
オフラインのPCへファイルを移動
プラグイン内でファイルを読み込むか、ドラッグ＆ドロップで登録

ライセンスの特徴：

1ライセンスで最大3台のPCにインストール可能
iLokやUSBドングルは不要
一度認証すればインターネット接続不要で使える

プラグインの配置と初期設定のポイント

Type Aは、DAWのエフェクトスロットに挿すだけで動作するインサート型プラグインです。

特に複雑なルーティングや設定は必要なく、一般的なEQやコンプレッサーと同じ感覚で扱えるのが特徴です。

最初はプリセットから試し、音の変化に耳を慣らすのがおすすめです。

こうして、初期設定を押さえるだけで、Type Aのポテンシャルをしっかり引き出せます。

インサート位置は基本的に後段が効果的：
EQやコンプで整えたあとにType Aを挿すと、より自然に高域が引き立ちます。
マスタリング時はバランスを見ながら調整します。

プリセットからスタートすると扱いやすい：
「Vocal Bright」や「Airy Synth」など、用途別のプリセットが用意されているため、初心者でも失敗しにくいです。

Mixノブは最初は50%程度から：
効果のかかり具合を確認しながら、少しずつ上げていくと自然な仕上がりになります。
最初から100%にすると違和感が出る場合があります。

VUメーターの設定を確認する：
メーターが「Input」「Output」で切り替えられるため、視覚的にも処理前後の変化を確認できます。

Directボタンは最初はオフでOK：
Mixとの違いが分かりにくい場合は、Directをオフにしておくと音の挙動がつかみやすくなります。

実際のサウンド変化｜Type Aの効果と適用例

Type Aを使うと、音が「パッと前に出る」「空気をまとったように感じる」といった自然な変化が得られます。

ただし、EQのように大きく音色が変わるわけではなく、繊細かつ上品な変化が特徴です。

変化量は控えめながらも、ミックス全体の印象に大きく影響します。

このように、Type Aは目立ちすぎず、でも確実に“音を良くする”効果をもたらします。

ボーカルに空気感と抜けを与える：
ブレスや語尾の余韻が持ち上がり、輪郭がクリアになります。
高域の刺さりも少なく、耳に優しい仕上がりです。

ドラムやパーカッションのアタックを強調：
ハイハットやスネアのシャリ感が前に出ることで、リズムの躍動感が増します。
全体のグルーヴが引き締まります。

アコースティック系楽器の繊細さを引き出す：
アコギやピアノなどのニュアンスが立ち上がり、空間に自然な広がりが生まれます。

シンセやパッドに空気を足す：
ハイエンドをなめらかに補強することで、デジタルな音に温かみが加わります。
冷たすぎる音がまろやかになります。

マスタリング段階でもナチュラルな補正に有効：
派手になりすぎず、全体の明るさと透明感を整える用途でも重宝します。

ボーカルに使うとどうなる？伸びやかな高域の秘密

Type Aは、特にボーカル処理において“あと一歩の抜け感”を自然に補うのに最適なプラグインです。

ブレスや語尾など、音量が小さい部分にだけ高域の補正がかかるため、刺さることなく滑らかに前へ出るボーカルを演出できます。

EQで無理に高域を持ち上げるよりも、耳への負担が少なく、ナチュラルな聴き心地が得られます。

このように、Type Aは「違和感なく、でも確実に変わる」ボーカルエンハンスに特化したツールとも言えるでしょう。

ボーカルの輪郭をはっきりさせる：
語頭のアタックが軽やかに際立ち、歌詞の明瞭度が上がります。

ブレスや余韻が美しく伸びる：
小さな音ほど高域が強調される仕組みにより、ブレスや息遣いが心地よく響きます。

刺さりを抑えた高域強調：
EQで出やすい耳に痛い帯域を避け、滑らかな質感の高域ブーストが可能です。

複数テイクのバランスが整いやすい：
録音環境の違いによる微妙な差を自然に補正できるため、テイク間の統一感が出ます。

ミックス内で前に出てくる声になる：
他の楽器に埋もれがちなボーカルが自然と前へ出てくるような効果を感じられます。

ドラムやシンセに使うとどうなるか？

Type Aはボーカル以外のパートにも効果的です。

特にドラムやシンセサイザーといった高域の成分が多い音源に使うと、音がパキッと立ち上がり、全体の存在感が引き締まります。

ただし、過度にかけると不自然になる場合もあるため、軽めの設定から徐々に調整していくのがポイントです。

このように、ミックスの中で埋もれがちな音を、自然に浮かび上がらせる用途として活用できます。

ハイハットの粒立ちが明確になる：
繊細なシャッフルや16ビートがよりハッキリと聴こえ、リズムのキレが増します。

スネアのアタックが前に出る：
ミッド〜ハイの抜けが良くなり、スネアが埋もれずに存在感を保てます。

シンセリードの輪郭が強調される：
高域の明るさが加わることで、リードメロディが印象的に響きます。

パッド系シンセに広がりと空気感を追加：
高域がうっすら持ち上がることで、パッドに“空気を含んだ”ような立体感が出ます。

複雑なアレンジでも音が埋もれにくくなる：
高域の補強が効いてくることで、密度の高いミックスでも音の分離が良くなります。

音が細くなったりしない？失敗例と対策

Type Aは非常に繊細な処理を行うプラグインですが、使い方を誤ると音が薄く感じられたり、必要な低域が減ってしまうこともあります。

特に全バンドをオンにしたまま強くかけすぎると、音が引っ込み、存在感が失われるケースがあります。

これは“高域だけが強調されすぎてしまう”ことが原因です。

このようなトラブルを避けるために、以下のような設定ポイントを意識して使うのがおすすめです。

Band 1と2は無理に使わない：
低域に影響を与えるBand 1（〜80Hz）とBand 2（80Hz〜3kHz）は、音が細く感じる原因になりやすいので、まずはオフにしてみましょう。

Mixノブを控えめに設定する：
いきなり100％にせず、30〜50％程度から始めて、効果を耳で確認しながら調整しましょう。

Directは基本的にオフにする：
Directボタンをオンにすると、Inputゲインの影響を受けた信号が加わるため、意図しない音の変化が起きやすくなります。

プリセットで音の変化を比較する：
プリセットを切り替えながら、処理前後の音を比べることで、自分の音源に合う設定を探りやすくなります。

バイパスして比較するクセをつける：
「かけたつもりで逆に音が引っ込んでいた」というミスを防ぐため、定期的にバイパスして耳をリセットしましょう。

Type Aをさらに使いこなすテクニック集

Type Aは基本操作でも十分な効果を得られますが、ちょっとした工夫や設定変更によって、さらに奥深い音作りが可能になります。

とくにバンドのオン・オフやアタック／リリース設定、プリセットのカスタマイズなどを活用すれば、曲調や音源に合わせて狙った質感を的確に出せるようになります。

このように、Type Aは「使い方次第で化ける」タイプのツールです。

慣れてきたら、以下のようなテクニックを試してみてください。

低域の処理を意図的にカットする：
Band 1とBand 2をオフにすると、高域のみが強調され、ボーカルやシンセがより抜けやすくなります。
通称「Stretch Mod」とも呼ばれています。

アタック／リリースを調整して動きをつける：
各バンドの圧縮反応速度を調整することで、「速い」「柔らかい」「重い」など質感の違いを演出できます。

用途別にバンドバランスを変更する：
例えば、アコギにはBand 3を強めに、シンセにはBand 4だけを使うなど、素材に応じて最適な帯域を選ぶと効果が高まります。

プリセットを土台に自分好みにカスタム：
既存プリセットは出発点として優秀ですが、微調整することでより“自分の音”に近づけられます。

ランダマイズ機能で偶発的な発見を楽しむ：
画面右上の「Random」ボタンを使えば、偶然生まれる設定から新たなアイデアが生まれることもあります。

Vocal TrickやStretch Modを再現する方法

「Vocal Trick」や「Stretch Mod」と呼ばれる使い方は、Type Aの醍醐味とも言えるテクニックです。

これは、高域だけをエンコードして補正し、低域や中域はあえて触らないことで、ボーカルやハイレンジの楽器に“空気感”と“ツヤ”を自然に加える方法です。

このような使い方をすれば、音の土台はそのままに、高域だけがふわっと持ち上がるような効果が得られます。

Type Aでは、この手法を簡単に再現できます。

Band 1とBand 2をオフにする：
この操作だけで、低域・中域への処理をカットできます。
残るBand 3とBand 4が高域処理を担う形です。

Inputは上げすぎない：
音を強く突っ込むと、処理が過剰になりやすいため、Inputはやや控えめに設定すると自然な仕上がりになります。

AttackとReleaseは中程度に：
極端に速くするとアタックが不自然になり、遅すぎると効果が曖昧になります。
最初はデフォルトで十分です。

Mixは50%前後で調整する：
処理音と原音を半々に混ぜることで、Type Aらしい「じんわり効く」質感を実感できます。

ボーカルプリセットから調整するのもアリ：
「Vocal Bright」などのプリセットをベースに、Band 1/2をオフにするだけでも簡単に再現できます。

バンド設定の変更で音の表情をコントロールする

Type Aの音作りは、4つのバンドをどのように使い分けるかで大きく変わります。

それぞれのバンドは特定の周波数帯を担当しており、オン／オフの切り替えとゲイン調整により、音の明るさ・奥行き・立体感を自在にコントロールできます。

このように、バンド設定は「どの音域に、どのくらい空気を入れるか？」という感覚で調整するのがコツです。

Band 1（〜約80Hz）：
主に低域の成分を処理します。
過度に使うと音が細くなるため、基本的にはオフ推奨。ベースやキックなど低域楽器に限定して使用するのが安全です。

Band 2（約80Hz〜3kHz）：
中低域〜中域を担当。ボーカルの芯やギターの胴鳴りなどに関与します。
使いすぎるとモワッとするので注意が必要です。

Band 3（約3kHz〜9kHz）：
中高域の輪郭を持ち上げます。
ボーカルのアタック感や子音、アコースティック楽器の粒立ちなどが明瞭になります。

Band 4（約9kHz〜）：
最も高域の空気感を加えるバンドです。
パッドやシンセ、アンビエント素材に対して空間的な広がりを与えるのに適しています。

バンドごとの音量調整で微調整可能：
各バンドのゲインは個別に設定できるため、オンにするだけでなく「どれくらい効かせるか」も柔軟にコントロールできます。

プリセットとランダマイザーの活用法

Type Aには、音作りの出発点として便利な多数のプリセットが用意されています。

また、アイデアに詰まったときにはランダマイザー機能を活用することで、偶発的な発見が得られることもあります。

これらの機能をうまく使うことで、初心者でも迷わずに使い始められ、上級者も新しい発見に繋げられる柔軟さを持っています。

このように、プリセットとランダム機能は“音作りのヒント”として非常に有効です。

ジャンル別・用途別のプリセットが豊富：
「Vocal Bright」「Synth Air」「Acoustic Shine」など、目的に応じたプリセットがあらかじめ用意されています。
選ぶだけで即戦力の音が得られます。

プリセットはカスタム保存可能：
自分好みに微調整した設定は、名前をつけて保存できるので、後から再利用が簡単です。

コピー＆ペースト機能で共有も簡単：
設定内容をクリップボード経由でやり取りできるため、他のユーザーとプリセットを簡単に共有できます。

ランダムボタンで新しい音を発見：
画面上部の「Random」ボタンを押すと、パラメータが自動的に変更されます。
偶然の設定から思いがけない効果が得られることもあります。

ランダム対象をロック可能：
右クリックで「Lock」を選べば、そのパラメータだけは固定されるため、特定の設定を保ちつつ他を変化させることができます。

Type Aと他のエンハンサーの違いは何か？

Type Aは一般的なエキサイターやEQとは根本的にアプローチが異なります。

多くのエンハンサーは倍音を生成して音を明るくしますが、Type Aはあくまでも元の音を加工せずに高域を補強する設計です。

そのため、音が“前に出る”にもかかわらず、耳に刺さらず、質感が壊れないという点で、プロから高く評価されています。

このように、Type Aは「自然さ」を最優先した設計が特徴で、使いどころや効果の出方も他のツールと大きく異なります。

Type Aは倍音を加えない処理：
歪みやサチュレーションではなく、元音のダイナミクスを使って高域を引き出します。

動的（ダイナミック）な補正：
音量の小さい部分だけを持ち上げる処理により、不自然さがありません。

EQとは違って周波数の輪郭を崩さない：
帯域をただブーストするのではなく、時間軸で変化する処理が加わるため、滑らかさが保たれます。

サウンドキャラクターは“無色透明”：
他のプラグインと違い、Type A自体の音色が少ないため、ミックス全体に影響を与えすぎません。

アナログ機材由来の質感が加わる：
元ネタであるDolby Aのキャラクターにより、どこか“音楽的な高域”が得られる点も魅力です。

Type Aと一般的なエキサイターとの違い

Type Aは「エキサイター」と呼ばれることもありますが、実際の仕組みは従来のエキサイターとはまったく異なります。

エキサイターは一般的に倍音を生成し、音に“鮮やかさ”を加える処理です。

一方、Type Aは既存の音を圧縮処理で引き出すため、“元の音を活かしたまま質感を整える”アプローチと言えます。

その結果、Type Aは音に色付けをほとんど加えず、自然なまま明瞭感と空気感を足すことができます。

スクロールできます

比較項目	一般的なエキサイター	Type A
主な処理内容	倍音の追加（高調波の生成）	高域のダイナミック圧縮処理
音の変化のタイプ	音が派手に、鮮やかに変化	自然に抜けがよくなる
サウンドキャラクター	カラーが強く、プラグインごとの個性が強い	非常にナチュラルで、色付けが少ない
副作用（アーティファクト）	歪み、耳に刺さる高域が出やすい	歪みなし、滑らかで耳あたりが良い
適した用途	EDM、ロックなど派手なサウンド	ボーカル、アコースティック、マスタリング

他社製品（Waves, FabFilterなど）との比較

Type Aは、WavesやFabFilterなどの定番プラグインと比べても、用途や処理のアプローチがまったく異なるユニークな存在です。

他の製品が持つ“積極的に音を変えるツール”とは違い、Type Aは「変わったと気づかれないほど自然な変化」を与えることを目的としています。

このように、Type Aは代替品というよりも“補完的な存在”として導入されるケースが多いです。

スクロールできます

比較項目	Type A	Waves Aphex Vintage Exciter	FabFilter Pro-Q3
目的	高域の自然な補正・空気感の付加	倍音による高域の鮮やかさ強調	帯域のブースト・カット（正確なEQ処理）
アプローチ	ダイナミックなマルチバンド圧縮	サチュレーター寄りの倍音追加処理	静的で精密な周波数制御
音のキャラクター	ナチュラルで透明感があり、色付けが少ない	やや派手な音質でロックやEDM向き	非常にクリアでフラットな処理
処理の聞こえ方	控えめで自然。気づかれないレベルの変化	劇的な変化が出やすく、存在感が強い	精密だが、ダイナミックさには欠けることも
向いているシーン	ボーカル、マスタリング、アコースティック系	エレクトロニック、ロック、派手な楽曲全般	どんな用途にも対応できる万能型

Type Aを使うべき人・使うべき場面とは

Type Aは「派手な変化よりも、自然な音質向上を求める人」に最適なプラグインです。

EQやサチュレーションでは調整が難しい部分に、さりげなく明瞭感や空気感を加えることができます。

そのため、ミックスやマスタリングで“あと少し物足りない”と感じたときにこそ、本領を発揮します。

このように、Type Aは目立たないけれど効いている、まさに“縁の下の力持ち”的な存在です。

ミックスで抜け感が足りないと感じている人：
特にボーカルやメイン楽器が他のパートに埋もれがちな場合、Type Aの自然な高域補正が有効です。

アコースティック系や生楽器を多用する人：
ピアノやアコギ、弦楽器など、繊細な音色の“表情”を引き出すのに適しています。

サウンドの透明感・広がりを求めている人：
EQで持ち上げると不自然になりやすい高域を、滑らかに持ち上げることで音に空気感をプラスできます。

ミックスに余計な色を付けたくない人：
音源そのものの質感を保ちつつ、軽く補正したい場面ではType Aの“無色透明なキャラ”が役立ちます。

マスタリング段階で全体の明るさを整えたい人：
全体に薄くかけることで、音源のバランスを壊さずに明瞭度と高域の輝きを加えることができます。

どんなジャンルに向いているか？

Type Aはジャンルを選ばず使える汎用性がありますが、特にその“自然さ”が求められるジャンルに強みを発揮します。

過度なエフェクトを避けたい場合や、繊細な表現を大切にする楽曲にこそ、Type Aの価値が際立ちます。

逆に、強い倍音や派手な音作りを求めるジャンルでは、補助的な使い方が向いています。

このように、Type Aは“目立たない補正”が必要な場面で非常に頼りになるプラグインです。

アコースティック系・シンガーソングライター：
ボーカルやギターのナチュラルな響きを壊さずに、明瞭度や広がりをプラスできます。

ポップス・バラード系：
歌の表情や空気感を丁寧に引き出せるため、楽曲全体の完成度が上がります。

Lo-fi・アンビエント・チル系：
さりげない質感の調整で、温かみや奥行きを演出するのにぴったりです。

シネマティック・劇伴系：
繊細な表現が求められるBGMや劇伴で、音の輪郭を整え、聴きやすさを向上させられます。

クラシック・ジャズ録音など高解像度が必要な場面：
過剰な加工を避けながら、音の立体感や存在感を補う用途にも向いています。

初心者でも安心して使える理由

Type Aは、機能が多く見えても操作は非常にシンプルで、「まず挿してプリセットを選ぶ」だけでも十分に効果を感じられるように設計されています。

複雑な音響理論を知らなくても、耳で聴きながら感覚的に扱えるため、DTM初心者にとっても扱いやすいプラグインです。

このように、初めてプラグインを触る方でも、安心して“プロっぽい音”に近づけることができます。

視認性が高く、直感的なUI：
操作パネルはシンプルにまとまっており、主要なパラメータが一目でわかるレイアウトです。

プリセットから始めるだけでOK：
用途別に用意されたプリセットを読み込むだけで、音の変化をすぐに体感できます。

必要最小限の操作で効果が出る：
難しい調整をしなくても、デフォルト設定で十分に高域が補正されるため、迷いが少ないです。

派手すぎず、失敗しにくい：
処理が自然なので、過剰にかけても破綻しにくく、初心者でもバランスを崩しづらい設計です。

学びながら成長できるプラグイン：
慣れてくると、バンドごとの調整やランダマイザーなども活用でき、長く付き合えるツールになります。

iOS版Type Aの特徴と注意点

Type Aはデスクトップ版だけでなく、iPhoneやiPadでも使用できるiOS版が用意されています。

これはモバイル音楽制作の需要が高まる中で、外出先や移動中でも本格的な音作りを可能にする強力な選択肢です。

ただし、モバイルならではの制限もあるため、デスクトップ版との違いを把握しておくことが大切です。

このように、iOS版は便利さと手軽さを兼ね備えていますが、使い方次第で性能を引き出せるかが変わります。

iOS（iPhone/iPad）専用アプリとして提供：
App Storeからダウンロード可能で、AUv3プラグインまたはスタンドアロンアプリとして利用できます。

使い勝手はデスクトップ版とほぼ同じ：
基本的な機能・パラメータはそのまま移植されているため、操作に戸惑うことはありません。

モバイルDAW（Cubasis、GarageBandなど）と連携可能：
AUv3対応のため、対応DAW上でのリアルタイム使用やミックスが可能です。

画面サイズに応じてレイアウトが最適化される：
iPhoneではコンパクトな表示、iPadでは広い操作画面が使えるように調整されています。

注意点：一部の機能が制限される可能性あり：
一部の高負荷処理やウィンドウサイズ調整など、環境によってはパフォーマンスに差が出ることがあります。

iPhone/iPadでも使える？iOS版の使い心地

iOS版のType Aは、驚くほどスムーズに動作し、デスクトップ版に近い使い勝手が実現されています。

特にiPadでは画面が広く、操作感も非常に快適です。

iPhoneではやや操作領域が限られますが、それでもプリセットの呼び出しやMix調整など、基本操作は問題なく行えます。

このように、モバイル環境でも本格的な音作りが可能で、外出先やスケッチ的な制作にも非常に便利です。

iOSでもAUv3として動作：
対応するモバイルDAW（GarageBand、Cubasisなど）でプラグインとして利用できます。
スタンドアロンでも起動可能です。

操作レスポンスが良好でストレスが少ない：
パラメータ操作もスムーズで、レイテンシーやフリーズも起こりにくく、実用性は高めです。

マルチタッチで直感的な調整が可能：
タブレットならではの操作感により、複数パラメータを同時に調整することもできます。

音質面でもデスクトップ版と大差なし：
基本的な処理アルゴリズムは同じため、iOS版でも十分なクオリティが得られます。

機材なしで持ち歩ける“高域補正ツール”になる：
iPhone一台でも手軽にボーカルや楽器の音質を整えられるので、外録素材の補正にも活躍します。

モバイルとPCでの違いを知っておこう

Type AはiOS版とデスクトップ版で基本的な機能はほぼ同じですが、使い勝手やシステム面での違いがいくつか存在します。

目的や制作環境に応じて、どちらを使うか、あるいは両方を使い分けるかを判断することが大切です。

特にパフォーマンスや画面操作性、ファイル管理面では違いが出やすくなっています。

このように、モバイルとPCでそれぞれの特性を理解することで、Type Aをより効果的に使いこなせます。

画面の広さによる操作性の違い：
PCでは複数パラメータを一目で確認できますが、iPhoneでは切り替えやスクロールが必要です。
iPadは中間的な操作性です。

ウィンドウサイズ変更ができない：
デスクトップ版では自由にウィンドウサイズを変更できますが、iOS版では固定または制限付き表示になります。

ファイルやプリセットの管理方法が異なる：
PC版ではローカルやクラウドへの保存・読み込みが容易ですが、iOS版ではファイルAppやDAW内での管理が中心です。

CPU負荷と安定性の違い：
iOS端末は処理能力に限界があるため、古いモデルでは処理落ちする可能性があります。
PCの方が安定して動作します。

オフライン利用や環境連携のしやすさ：
PCは大規模な制作環境と連携しやすく、外部機器との統合も柔軟です。
iOSは機動力重視で単体完結型に向いています。

購入前に確認すべきポイントと後悔しない選び方

Type Aは非常に完成度の高いプラグインですが、「自分の制作スタイルに合っているか？」を事前に見極めることが大切です。

目的や期待している効果をしっかり確認しておけば、購入後に「思っていたのと違った」と感じるリスクを減らせます。

このように、使用シーンや他の手持ちプラグインとの相性を踏まえた上で選ぶのが、満足度の高い導入につながります。

“派手さ”ではなく“自然さ”を求めているか：
Type Aは劇的に音を変えるタイプではありません。
細かいニュアンスを補正したい方向けです。

EQやサチュレーターと併用できる余地があるか：
すでにEQやエンハンサーを使っている場合でも、Type Aは“補佐役”として活躍できるかを見極めましょう。

対応OS・DAWとの互換性を確認：
最新のmacOS/Windowsや、お使いのDAW（Ableton、Logic、Cubaseなど）で問題なく動作するかを事前に確認してください。

Type Aの動作環境（システム要件）

Type Aは、主要なOSすべてに対応しており、比較的軽量な設計となっています。

古めのPCやノート環境でも動作可能なので、導入のハードルは低めです。

Windows

対応OS：Windows 7〜11（64bit）
CPU：2GHz 以上
RAM：4GB 以上
プラグイン形式：VST2、VST3、AAX、CLAP（すべて64bit対応）

macOS

対応OS：macOS 10.13 ～ macOS 15
対応CPU：Intel / Apple Silicon（Mシリーズ）にネイティブ対応
※Universal 2 Binary 形式で提供
CPU：2GHz 以上
RAM：4GB 以上
プラグイン形式：VST2、VST3、AU、AAX、CLAP（すべて64bit対応）

Linux

対応ディストリビューション：Ubuntu 20.04 LTS
CPU：2GHz 以上
RAM：4GB 以上
プラグイン形式：VST2、VST3、CLAP（すべて64bit対応）

まとめ：AudioThing「Type A」1966年Dolby A301から1970年Dolby 361 CAT 22カードまで受け継がれた伝説のDolby® A Trickテクニックをプラグイン化！エンコード段階のみをエミュレートし高域を動的に増強するアーティファクト・フリー・エンハンサー｜DTMプラグインセール

今回の記事では、AudioThingのプラグイン「Type A」について詳しく解説しました。

以下に、この記事の要点を整理します。

Type AはDolby Aの高域処理だけを再現した、自然なエンハンサー
音に明瞭感・空気感を加えつつ、歪みやアーティファクトはゼロ
4バンド構成で柔軟な音作りが可能、各帯域の微調整も簡単
プリセット・ランダマイザー・ロック機能など、初心者でも扱いやすい設計
EQや他のエキサイターとは異なる、“無色透明”な音の補正が得意

このように、Type Aは「音の自然さを保ったまま、存在感を引き出したい」と感じている方にとって、非常に頼れるプラグインです。

とくにボーカルやアコースティック系の音源を扱う方には、ぜひ一度体験してほしい逸品です。

ぜひ試してみて、「あれ、なんかいい感じになるな」と耳で感じてもらえると嬉しいです。
Type Aで、あなたの音楽がさらにクリアに輝きますように。

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