
TubeOhm Instrumentsは、30年以上にわたりシンセサイザーやエフェクト機器を開発してきたメーカーです。
現在は過去に開発した32bit版ソフトウェア音源を無料公開しているほか、高機能なDIYシンセサイザー「JEANNIE」の開発も続けています。
個性的なサウンドを求めるシンセサイザーファンから注目されているブランドです。
TubeOhm Instruments:30年以上の歴史を持つDIYシンセサイザー&ソフトウェア開発メーカー

TubeOhm Instrumentsは、30年以上にわたりシンセサイザーやエフェクト機器を開発しているメーカーです。
DIYハードウェアシンセサイザーとソフトウェアシンセサイザーの両方を手掛けており、個性的な音作りを楽しみたいユーザーから注目されています。
2026年5月31日時点では、過去に開発された32bit版ソフトウェア音源を無料公開しています。
また、DIYシンセサイザーキット「JEANNIE」の開発・サポートも継続中です。
TubeOhm Instrumentsの最新状況
現在のTubeOhm Instrumentsは、従来の販売中心の運営から情報公開と無料配布を中心とした形へ移行しています。
主な状況は以下のとおりです。
- 2026年5月31日にサイトを更新
- 過去に開発した32bitプラグインを無料公開
- 商用音楽制作でも利用可能
- ソフトウェア販売は終了
- Webサイトは継続公開中
- 回路図や技術資料も閲覧可能
- DIYシンセサイザー関連情報を引き続き公開
- 新しいVST3プラグインを開発中
長年蓄積された開発成果が現在も公開されており、シンセサイザー愛好家にとって貴重なアーカイブとなっています。
15年以上の開発成果を無料公開
TubeOhm Instrumentsでは、約15年にわたり開発してきたソフトウェア音源をまとめて配布しています。
公開されている内容は以下のとおりです。
- シンセサイザー
- ボコーダー
- 音楽制作ツール
- サウンドライブラリ
すべてWindows向けの32bit VST2プラグインです。
各プラグインには最低128種類のプリセットサウンドが収録されています。
現在でもレトロなVST環境や32bit環境を利用しているユーザーにとっては魅力的なコレクションです。
商用利用も可能
無料公開されているソフトウェアは、個人利用だけでなく商用音楽制作にも利用できます。
利用条件として以下の点が定められています。
- 楽曲制作での商用利用が可能
- ソフトウェア自体の販売は禁止
- CDや雑誌付録などへの収録は許可が必要
- 利用は自己責任
無料で利用できるものの、著作権はTubeOhm Instrumentsに帰属しています。
利用前に確認しておきたい注意点
公開中のソフトウェアは開発終了済みの32bitプラグインです。
そのため、利用前に以下の点を理解しておきましょう。
- バグ修正は行われない
- サポートは提供されない
- インストールは自己責任
- 64bit環境では動作しない場合がある
- 最新OSとの互換性は保証されない
古いプラグインならではの制約はありますが、独自のサウンドを楽しめる点は大きな魅力です。
公開されている主なソフトウェア
TubeOhm Instrumentsでは複数のソフトウェアシンセサイザーを公開しています。
VA-SYNTH
アナログシンセサイザーをイメージしたバーチャルアナログ音源です。
太く存在感のあるサウンド作りに向いています。
Simple-Sampler
シンプルな構成で扱いやすいサンプラーです。
サンプル素材を活用した音作りを手軽に行えます。
VOC2
ボコーダープラグインです。
ロボットボイスや電子的なボーカル加工に活用できます。
BRUNO
TubeOhm Instrumentsを代表するソフトウェアシンセサイザーのひとつです。
独自のサウンドキャラクターを備えています。
106 EMU
クラシックなアナログシンセサイザーを意識した音源です。
ビンテージ系サウンドを求めるユーザーに適しています。
Vintage
往年のシンセサウンドを再現することを目的としたプラグインです。
レトロな音楽制作との相性が良好です。
新しいVST3 64bitプラグインを開発中
TubeOhm Instrumentsでは、新しいVST3 64bitプラグインの開発も進めています。
サイト上では開発中であることが案内されており、詳細情報の公開が予定されています。
近年のDAW環境では64bit対応が標準となっているため、今後の新作プラグインにも期待が集まります。
DIYシンセサイザー「JEANNIE」
TubeOhm Instrumentsの代表的なハードウェアプロジェクトがJEANNIEです。
JEANNIEは8ボイス・ポリフォニック仕様のDIYシンセサイザーキットです。
自作キットでありながら、本格的なサウンドデザイン機能を搭載しています。
主な特徴は以下のとおりです。
- 8ボイスポリフォニック
- ウェーブテーブル音源搭載
- エフェクトボード搭載
- モジュレーションマトリクス搭載
- 継続的なファームウェア更新
- 高度なサウンドデザインに対応
DIYシンセサイザーとしては非常に高機能な部類に入ります。
JEANNIE最新ファームウェアの進化
2024年10月にはFirmware V3.20.046が公開されています。
追加された主な機能は以下のとおりです。
- 第3のリニアADSRエンベロープ
- Wavetable OSC P22追加
- 100種類のウェーブテーブルを収録
- アフタータッチによるウェーブテーブル変調
- モジュレーションホイール対応
- ADSRによる変調制御
- モジュレーションマトリクス拡張
- Analogue Driftパラメーター追加
- 新しい変調ソースと変調先を追加
継続的なアップデートにより、サウンドメイクの自由度がさらに高まっています。
まとめ:TubeOhm Instruments「VA-SYNTH、BRUNO、VOC2、JEANNIEなど」30年以上の開発実績を持つメーカーが手掛ける無料音源とDIYシンセサイザー|DTMプラグインセール
TubeOhm Instrumentsは、大量生産の製品とは異なる独創的なシンセサイザー開発を続けてきたメーカーです。
現在は過去のソフトウェア資産を無料公開しながら、新しい開発も継続しています。
魅力をまとめると以下のようになります。
- 30年以上の開発実績
- DIYシンセサイザー文化への貢献
- 個性的なソフトウェア音源
- 豊富な無料プラグイン
- 商用利用可能な32bit音源群
- 継続中のJEANNIEプロジェクト
- 新しいVST3プラグイン開発への期待
最新の商用ソフトウェアメーカーとは異なる魅力を持つ存在です。
シンセサイザーの歴史やDIY文化に興味がある方は、一度チェックしてみる価値があります。
