
「Philly DI」は、フィラデルフィア・ソウルを支えた伝説のDIを忠実に再現したプラグイン。
Joe Tarsia氏の名機を基に、温かく芯のあるサウンドをあなたのDAWで再現できます。
CONTENTS
The Philly DI:“フィラデルフィア・サウンド”を再現する伝説のDIをプラグイン化
- Philly DIは、伝説のスタジオSigma Sound Studiosで生まれたDI(ダイレクトボックス)を忠実に再現したオーディオプラグイン。
- 1967年にJoe Tarsia氏が構築したSigma Sound Studiosの初期設備に使用されたDIが原型。
- 録音機材の黎明期において、エレキベースやギターの録音に最適化されたサウンドを追求。
- Sigma DIは、数多くの名曲で使用された。
- 使用されたアーティスト:Lou Rawls、Patti LaBelle、Grover Washington Jr.、Stylistics、Spinnersなど。
- サウンドの特徴は、ウォームでありながらパンチがある「フィラデルフィア・ソウル」を支える太い音。
- 今回のPhilly DIプラグインは、オリジナルのハードウェア50台限定品をデジタルで忠実に再現。
- オリジナルハードウェアのトランスフォーマーは既に製造終了。
- Studio Logic SoundのGeorge Hajioannou氏が所有する希少な個体を元に開発。
Philly DIの主な機能と使い方
Philly DIの機能と使い方は、以下の通りです。
サウンドチェーンの完全再現
- スタジオでの実際の信号フローをデジタルでシミュレート。
- 楽器 → DI → レベリングコンプレッサー → コンソールラインイン
- これにより、単なるDIではなく、音の太さや質感も完全再現。
シンプルなコントロール設計
- Driveコントロール
- トランスフォーマーの飽和感を引き出すための入力ゲイン調整。
- ±24dBの範囲で調整可能。デフォルトは0dB。
- 音にパンチや温かみを加えたい時に活用。
- Compコントロール
- レベリングコンプレッサーの再現。ワンノブで簡単操作。
- 0〜40までのレンジ。アタック・リリースは固定、ゲイン補正も自動。
- ボーカル、ベース、ギター、キーボードなど幅広い素材で有効。
ユーザーインターフェースと便利な機能
- Metric Haloロゴ
- 更新通知や設定、マニュアルへのリンク機能。
- 赤い点が出たらアップデートが可能。
- A/Bスナップショット切替&Blend
- 2つの設定を保存し、スムーズに切り替えたり中間調整が可能。
- MIDIコントローラーでの操作やDAWでのオートメーションにも対応。
- Undo/Redo機能
- 編集の取り消しややり直しが可能。
- ソフトバイパス
- プロセッシングを無効にしつつも遅延やメーターは維持。
- オーバーサンプリング(2x〜16x)
- より高精度な処理が必要な場面で使用可能。
- UIサイズ変更
- ユーザーの好みに応じてGUIの拡大縮小が可能。
プリセット管理の柔軟性
- プリセットステップ操作
- 左右の矢印で前後のプリセットに切り替え可能。
- ハンバーガーメニュー(≡)
- プリセット保存、リネーム、削除、新カテゴリ作成など多彩な操作が可能。
- プリセット選択画面
- 選んだプリセットを一時試聴できる「Audition on select」機能搭載。
対応環境・動作条件
- 対応OSとホスト
- macOS:OS X 10.9以降(Apple Silicon対応)
- Windows:Windows 10以降
- 対応DAW:AU、VST2、VST3、AAXをサポートする64bit DAW
まとめ:Make Believe Studios 「The Philly DI」温かくパンチのある低音を手に入れる!あらゆる楽器に温かみと存在感を与える、50台限定でしか存在しなかったSigma SoundのDIを再現|DTMプラグインセール
Philly DIは、Sigma Sound Studiosの名機DIを完全再現したプラグインです。
・Philly DIは、Sigma Sound StudiosのオリジナルDIをプラグイン化したもの
・DriveとCompの2ノブでサウンドの太さとコンプレッションをコントロール
・数多くの名曲を支えた「The Sound of Philadelphia」を簡単に再現可能
・A/Bスナップショットやプリセット機能など、操作性も高い
・Mac/Windows両対応で、多くのDAWで使用できる柔軟性あり
このプラグインは、単に音を通すだけではありません。
まさに、音に「ソウル」を吹き込む存在です。現代の制作環境でも、60〜70年代のグルーヴを呼び起こしたいあなたに最適な選択肢です。