
TAL-NoiseMakerは、シンプルな操作性と豊富な音作りの幅を兼ね備えた無料のバーチャル・アナログ・シンセサイザーです。
軽快に動作しつつ、多彩なオシレーターやフィルター、エフェクトを備えており、初心者から経験者まで幅広いユーザーに支持されています。
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TAL-NoiseMaker:軽快で直感的に使えるバーチャル・アナログ・シンセ

TAL-NoiseMaker は、軽快な動作と豊かな音質を兼ね備えたバーチャル・アナログ・シンセサイザーです。
シンプルながら柔軟な機能を持ち、サウンドデザインから音楽制作まで幅広く活用できます。
以下では、その主な特徴を詳しく紹介します。
基本構成
- 3つのオシレーター
- Osc1: ±24セミトーンの範囲で調整可能。ファインチューン、位相コントロール、波形(サウ、パルス、ノイズ)。
- Osc2: ±24セミトーン、ファインチューン、位相コントロール。波形(サウ、矩形、三角、サイン)。
- サブオシレーター: 矩形波。
- 追加機能:
- Osc1 → パルス幅変調
- Osc2 → FM変調(Osc1による制御)
- Osc1・Osc2をサブオシレーターへ同期可能
- マスター設定
- マスターチューン、トランスポーズ調整
- 最大6ボイスまで対応
- モノ/ポリモードでのポルタメント(オフ、自動、オン)
- リングモジュレーション
- Osc1とOsc2を掛け合わせた変調が可能
フィルターとアンプ
- フィルター
- 自己発振可能、4倍オーバーサンプリング
- 種類: 24dB LP、18dB LP、12dB LP、6dB LP、12dB HP、12dB BP、ノッチ
- フィルターADSR(正負対応)
- アンプ
- ボリュームADSR
- ルーティング可能なADSRで、フィルター・オシレーター・PW・FMを変調可能
LFOとモジュレーション
- 2つのLFO
- 動作モード: フリー、ホスト同期、ノートトリガー
- 変調先: フィルター、オシレーター、FM、PW、LFOレート、パン、ボリューム
- 波形: サイン、三角、サウ、スクエア、サンプル&ホールド、ノイズ
- 正負のモジュレーションに対応
- 位相コントロール可能
- ベロシティ & ピッチコントロール
- ベロシティに応じてボリューム、フィルター輪郭、カットオフを調整可能
- ピッチホイールでカットオフやピッチを操作可能
内蔵エフェクト
- 1ポールHPフィルター
- デチューン(ランダムに音程を揺らす機能)
- Junoスタイルのコーラス(複数モード)
- 内蔵リバーブ
- 内蔵ディレイ
- フィルタードライブ
- ビットクラッシャー(オシレーター1 & 2に作用、フィルター前段処理)
操作性と利便性
- MIDI Learn: すべてのノブに割り当て可能
- パニックボタン搭載
- 隠しパネルがなく、直感的に扱える設計
- 256種類の高品質プリセットを収録
- 提供者: Frank “Xenox” Neumann、The Unshushable Coktor、Alexandra Sendy、TAL、Patrick Kunz など
動作環境
- 対応プラグイン形式: VST、VST3、AU、AAX、CLAP
- 対応OS: macOS、Windows、Linux (x64, VST2 & VST3)
まとめ:TAL-Software「TAL-NoiseMaker」軽量で安定した動作と256種類のプリセットを搭載!3オシレーター・多彩なフィルター・内蔵エフェクトを搭載したバーチャル・アナログ・シンセ|DTMプラグインセール
今回の記事では「TAL-NoiseMaker」の特徴や機能を詳しく解説しました。
- 3つのオシレーターと柔軟なモジュレーション
- 多彩なフィルターと直感的な操作性
- 内蔵エフェクトで即戦力のサウンドが作れる
- プリセットの豊富さと直感的UI
軽量で扱いやすく、それでいて音の可能性が広がるのが大きな魅力です。
音作りの入門としても、本格的なサウンドデザインにも活用できるシンセサイザーといえるでしょう。