
音に動きを与えるフィルタープラグイン「Synchronizer 0.9.0」
IIRフィルターにエンベロープやLFO、ステップシーケンサーを組み合わせ、入力信号に応じたダイナミックな表現が可能になります。
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Synchronizer 0.9.0|エンベロープ・LFO・ステップシーケンサー搭載のIIRフィルター

音作りの可能性を広げるフィルタープラグイン「Synchronizer 0.9.0」は、音声信号に反応してダイナミックに変化するIIRフィルターです。
Audio UnitsおよびVST3形式で提供されており、MacおよびWindowsの主要なDAW(Digital Audio Workstation)環境で利用できます。
以下では、その特徴や使用環境について詳しくご紹介します。
Synchronizer 0.9.0とは
- IIR(Infinite Impulse Response)フィルターをベースにしたオーディオプラグイン
- 無限インパルス応答フィルターとは、過去の出力も演算に加えることで、よりスムーズかつリアルなフィルタリングを実現するタイプのフィルターです。
- 搭載機能:エンベロープ、ステップシーケンサー、LFO
- フィルターの動作を時間的・周期的に変化させるモジュレーションソースを内蔵。
- 音の立ち上がりや周期的変化、シーケンス的な変化に対応できます。
- 対応プラグイン形式:Audio Units / VST3
- 多くのDAWに対応するフォーマットで、柔軟に活用できます。
- 対応OS:Mac / Windows
- クロスプラットフォームで使用可能。環境に縛られずに導入できます。
特徴と注目ポイント
- I/Oバッファーサイズに依存しない高いパフォーマンス
- 通常、オーディオ処理ではI/Oバッファーのサイズが動作に影響を与えますが、Synchronizerはこの制約を受けにくく、高い安定性と反応速度を保ちます。
- 入力信号をトリガーとしてモジュレーションを開始
- エンベロープやLFO、ステップシーケンサーなどの動作は、オーディオ信号そのものをトリガーにして動き始める設計。
- これにより、よりダイナミックで「音に呼応する」ような表現が可能になります。
- フィルター制御が可能な3種のモジュレーションソース
- エンベロープ:入力信号の音量変化に応じてフィルターを変化。
- ステップシーケンサー:段階的に設定した値で周期的にフィルターを制御。
- LFO(Low Frequency Oscillator):一定周期の波形でフィルターに変化を与える。
まとめ:Fabric 70「Synchronizer 0.9.0」音に反応して動くIIRフィルター!LFO・エンベロープ・シーケンサー搭載の無料プラグイン|DTMプラグインセール
Synchronizer 0.9.0は、単なるフィルターにとどまらない「音楽的な反応性」をもつプラグインです。
- IIRフィルターにエンベロープ、LFO、ステップシーケンサーを搭載
- 入力信号をトリガーとして、各モジュレーションソースが動作
- I/Oバッファーサイズに依存せず安定したパフォーマンス
- MacおよびWindows、Audio UnitsとVST3形式に対応
- 使用方法の詳細は現在準備中
このプラグインは、音に動きを与えたいサウンドデザイナーや音楽制作者にとって、非常に価値のあるツールです。
ぜひDAWに取り入れて、その表現力を体感してみてください。