
Sunset Circuitsは、6種類のヴィンテージシンセサイザーを1つにまとめたソフトウェアシンセです。
ポリシンセやFMシンセ、アシッドベースシンセまで幅広く搭載しており、モードを切り替えるだけで異なるサウンドキャラクターを楽しめます。
音作りの幅を広げたい人にぴったりのプラグインです。
Sunset Circuits:6種類のヴィンテージシンセを1つにまとめた無料シンセサイザー

Sunset Circuitsは、Dusk Audioが提供するソフトウェアシンセサイザーです。
最大の特徴は、6種類の異なるヴィンテージシンセ回路を1つのプラグインにまとめていることです。
モードを切り替えるだけで、それぞれ異なる構造やサウンドキャラクターを楽しめます。
レイアウトは共通なので、どのモードでも同じ感覚で操作できます。
切り替え時に変わるのは、次のような部分だけです。
- シンセエンジン
- モード専用パネル
- 一部の専用コントロール
- パネルカラー
そのため、多機能でありながら扱いやすく、さまざまなサウンドを素早く作れるシンセになっています。
6種類のシンセエンジン
Sunset Circuitsには、それぞれ個性が異なる6つのシンセエンジンが搭載されています。
Cosmos
Cosmosは、1980年代初期の6ボイスDCOポリシンセをイメージしたモードです。
デジタル制御オシレーターによる安定したピッチと、暖かみのあるコーラスサウンドが特徴です。
主な特徴
- 6ボイスポリフォニック
- DCO(デジタル制御オシレーター)
- バケットブリゲードコーラス搭載
- クリーンなフィルター
- パッドやストリングスに最適
Oracle
Oracleは、1970年代後半の5ボイスアナログポリシンセを再現したモードです。
2基のアナログオシレーターと自己発振可能なフィルターを備えています。
主な特徴
- 5ボイスポリフォニック
- デュアルオシレーター
- 自己発振フィルター
- Poly Modに対応
- ベルや独特なアタックサウンドを作りやすい
Mono
Monoは、太く力強いリードやベース向けに設計されたモノフォニックシンセです。
歪みを加えたフィルターやリングモジュレーションによって、攻撃的な音作りができます。
主な特徴
- モノフォニック
- 2基のオシレーター
- サブオシレーター搭載
- リングモジュレーション
- ハードシンク
- ドライブ感のあるフィルター
Modular
Modularは、1970年代のセミモジュラーシンセをベースにしたモードです。
実験的なサウンドや長く変化し続ける音色との相性が良く、独創的な音作りを楽しめます。
主な特徴
- 3基のオシレーター
- トランジスタラダーフィルター
- リニアFM
- Sample & Hold
- スプリングリバーブ
- ドローンやシーケンス向け
Prism
Prismは、1980年代のFMシンセをモチーフにした4オペレーターFMエンジンです。
FM音源を視覚的に理解しやすい設計になっており、アルゴリズムもリアルタイムで表示されます。
主な特徴
- 4オペレーターFM
- 8種類のアルゴリズム
- オペレーターごとのエンベロープ
- フィードバック機能
- アルゴリズムを視覚表示
- FMエレピ
- ベル
- 金属的なブラス
- FMベース
Acid
Acidは、クラシックなアシッドベースマシンをイメージしたモードです。
16ステップシーケンサーを内蔵しており、アシッドベースラインをすぐに作成できます。
主な特徴
- ダイオードラダーフィルター
- Accent機能
- Slide機能
- 16ステップシーケンサー
- Gate・Pitch・Accent・Slideの4レーン編集
- 演奏したキーに合わせてパターンを自動トランスポーズ
FMシンセを分かりやすく扱える
Prismモードでは、FMシンセ特有の複雑なアルゴリズムを視覚的に表示します。
どのオペレーターがキャリアなのかを確認しながら音作りできるため、FM初心者でも構造を理解しやすくなっています。
できる音作りの例
- FMエレクトリックピアノ
- ベル
- メタリックサウンド
- ベース
- フォルマントリード
Acidシーケンサーを搭載
Acidモードには、本格的な4レーンシーケンサーが搭載されています。
各ステップごとに細かな設定を行えるため、アシッド特有のフレーズを簡単に作成できます。
設定できる項目
- Gate
- Pitch
- Accent
- Slide
さらに、鍵盤を押さえるだけでシーケンス全体がトランスポーズされるため、フレーズを維持したまま演奏できます。
モジュレーション機能
Sunset Circuitsには、8スロットのモジュレーションマトリクスが用意されています。
複数のモジュレーションソースを自由に割り当てられるため、細かな音作りにも対応します。
使用できる主なモジュレーションソース
- LFO
- エンベロープ
- Velocity
- Aftertouch
- Key Tracking
- Sample & Hold
主なモジュレーション先
- ピッチ
- フィルター
- ボリューム
- パン
- エフェクト
エフェクト
基本的なエフェクトもプラグイン内に搭載されています。
シンセ単体でサウンドを完成させやすい構成です。
搭載エフェクト
- Drive
- Chorus
- Delay
- Reverb
Modularモードでは、リバーブがスプリングリバーブへ切り替わります。
プリセット
Sunset Circuitsには、54種類のファクトリープリセットが収録されています。
さまざまなシンセサウンドをすぐに試せるほか、自分で作成した音色も保存できます。
主な内容
- ポリパッド
- FMエレクトリックピアノ
- Acidベース
- Modularドローン
- ユーザープリセット保存
- プロジェクトをまたいで利用可能
そのほかの主な機能
Sunset Circuitsには、制作をサポートする便利な機能も多数搭載されています。
主な機能
- テンポ同期アルペジエーター
- ステップシーケンサー
- ホストテンポ同期
- Swing対応
- Accentパターン
- フルオートメーション対応
- 1x・2x・4xオーバーサンプリング
- MIDI対応
- ポリフォニックアフタータッチ対応
- ピッチベンド対応
- モジュレーションホイール対応
- サステインペダル対応
- プログラムチェンジ対応
オープンソースとして公開
Sunset CircuitsはGPLライセンスのオープンソースプロジェクトです。
ソースコードが公開されており、改善提案や不具合報告、開発への参加も行えます。
対応環境
対応OSは次のとおりです。
- Windows 10以降
- macOS 10.15以降(Intel・Apple Silicon対応)
- Linux
対応プラグインフォーマット
- VST3
- AU
- CLAP
- LV2
対応サンプルレート
- 44.1kHz〜192kHz
64bit対応DAWで利用できます。
まとめ:Dusk Audio「Sunset Circuits」6種類のヴィンテージシンセを1つに搭載した多機能ソフトウェアシンセ|DTMプラグインセール
Sunset Circuitsは、6種類のヴィンテージシンセサイザーを1つにまとめたソフトウェアシンセです。
ポリシンセ、FMシンセ、アシッドベース、モジュラーシンセまで幅広くカバーしているため、ジャンルを問わず活用できます。
レイアウトが共通なので、異なるシンセエンジンへ切り替えても迷わず操作できる点も魅力です。
多彩な音色を1つのプラグインで楽しみたい人に向いているシンセサイザーです。
