
「Stereo Shruti box」は、インドの伝統楽器シュルティボックスをモダンに再構築した音源パック。
自然な空気感と立体的なサウンドを兼ね備え、ミニマルで奥深いドローンを生み出します。
Kontakt対応で、独自の世界観を持つ音作りにぴったりの音源です。
CONTENTS
Stereo Shruti boxとは

インドの伝統楽器Shruti box(シュルティボックス)を、現代的かつ立体的なステレオサンプルとして再構築した音源パック。
それが「Stereo Shruti box」です。
この製品は、アコーディオンやハーモニウム、リードオルガンと同じ「持続音(ドローン)」を奏でる楽器に分類されながらも、独特の音色や収録方法によって独自の立ち位置を確立しています。
Stereo Shruti boxの特徴と仕様
以下に、このサウンドパックの特徴を詳しく解説します。
- インドの伝統的な蛇腹式楽器 Shruti box を使用
Shruti boxは、ベルows(蛇腹)を用いて持続音を出すインドの楽器です。
伝統的にはタントラやヨガの瞑想音楽などで用いられ、安定した基音を演奏に与える役割があります。 - 3オクターブの音階をフロント面に配置
本製品に使用されているShruti boxには、フロント面に異なる音程の穴が並び、合計で3オクターブ分の音が備わっています。
それぞれの音は異なる位置から鳴るため、音の広がりや立体感を体感できます。 - ステレオリボンマイクによる収録
ステレオ感を強調するために、ステレオ仕様のリボンマイクで録音。
特にオクターブを同時に鳴らしたときに、左右で異なる位置から音が飛び出すような印象的な音場が生まれます。 - ノートの鳴り始めに空気のニュアンスを収録
サンプルは、音の立ち上がりに「空気感」や「音のズレ」などリアルなニュアンスが含まれるよう編集されています。
特に高音が少し遅れて鳴るような構造になっており、自然な音の揺らぎを表現しています。 - 独自のサウンドポジション
アコーディオンやハーモニウム、リードオルガンと似た特性を持ちながらも、Stereo Shruti box は「そのどれにも似ているが、どれとも異なる」サウンドとして明確な個性を持っています。
持続音の中にささやかな動きや空間性があり、アンビエントや映画音楽、現代音楽などにも幅広く応用できます。
使用に必要な環境
- Kontakt 6.8 以降のフルバージョンが必要
この製品は、Native InstrumentsのKontakt用インストゥルメントとして提供されており、無料のKontakt Playerでは動作しません。
フルバージョン(バージョン6.8以上)が必要です。 - インストールに必要な空き容量:277.7MB
比較的軽量な音源なので、ノートパソコンなどの省容量環境でも安心して使用できます。
まとめ:Ink Audio「Stereo Shruti box」自然音に限りなく近いリアルな蛇腹の息づかいと音の遅れ!インドの伝統と現代のサウンドデザインが融合した空気感と立体的な音の広がりが魅力のドローン音源|DTMプラグインセール
「Stereo Shruti box」は、伝統楽器のもつ素朴さと、現代的な録音・編集技術を組み合わせた非常にユニークな音源です。
・本物のシュルティボックスを3オクターブ分サンプリング
・ステレオリボンマイクで収録し、立体感ある空間演出が可能
・空気感や音のズレを生かしたリアルな表現
・Kontaktフル版(6.8以上)対応/277.7MBと軽量
・アンビエント、瞑想音楽、映画音楽に最適
この音源は、他にはない”立体的なドローン”を生み出せる唯一無二のツールです。
伝統とモダンの中間にあるようなサウンドが欲しい方は、ぜひ試してみてください。