
古き良きFMシンセのエッセンスを現代の自由な音作りへ――。
「SN Zero Synthesizer」は、制作者自身が“自分のためにほしかった音源”として開発した、無料で使える高機能なFMシンセです。
ゼロから音を生み出したいクリエイターにぴったりの、柔軟性と個性を兼ね備えたソフトシンセをご紹介します。
CONTENTS
SN Zero Synthesizer:多機能FMシンセ

2026年の幕開けに登場した「SN Zero Synthesizer」は、過去の名機たちへのリスペクトを込めつつ、現代的な要素を取り入れた高機能FMシンセサイザーです。
制作者自身の言葉を借りるなら、「未来を見据えながら、ゼロ地点から再出発した」一台。
以下では、このユニークなソフトシンセの特徴を詳しくご紹介します。
特徴的なシンセ構成

SN Zeroは、従来のFMシンセとはひと味違う柔軟な設計が施されています。
以下のような構成が特徴です。
- 12種類のアルゴリズムによるオペレーター接続
→ 4つのオペレーターを多様な方法で組み合わせて音を構築 - ステレオ出力をクロスフェードするベクターミキサー
→ キャリアオペレーター同士のミックスを自在に制御可能 - 出力用のオプションフィルター
→ ローパス/ハイパスを切り替え可能 - 出力段にリミッター/クリッパーを内蔵
→ 音量調整の自由度と音圧管理に対応
各オペレーターの詳細構成
オペレーター1つ1つが高機能で、以下のような構成を持っています。
- FM/PM対応の波形オシレーター
→ 3つの外部入力と1つのフィードバック経路を持つ高自由度な構成 - 3つの専用エンベロープジェネレーター(6ステージ)
→ ピッチ/フィルター周波数/ドライブ/音量/フィードバックに個別対応 - マルチモードフィルター
→ カットオフ周波数とドライブにモジュレーション可能 - モジュレーション対応のアンプ
→ 音量だけでなく音の表情にも変化をつけられる - 多機能なLFO(1基)
→ ピッチ、フィルター、音量、パンのいずれにも同時にモジュレーション可能
音源の読み込み対応について
- ユーザー波形に対応
→ 複数サンプルの楽器(マルチサンプル)と単一サイクルのウェーブテーブルに対応
→ ※現時点ではウェーブテーブルの1フレームのみ再生可能(今後の更新に期待) - 付属波形はシンプル
→ 本体にはサイン波のみが搭載されており、プリセットは未収録
SN Zero Synthesizerの基本スペック
- タイプ:FM方式のロムプレイヤー(ROMpler)
- 同時発音数:最大32ボイスのポリフォニック
- 方式:4オペレーターのFM合成
- 構成:61鍵のマルチティンバー対応ベクターシンセ
- 対応フォーマット:Windows VST2(64bit専用)
システム要件と対応環境
導入にあたって、以下の条件を満たす必要があります:
- OS:Windows 8以降
- CPU要件:SSE4.2およびAVX2をサポートするプロセッサ(例:Intel Haswell以降)
まとめ:Sender Spike「SN Zero Synthesizer」ゼロから自分だけのサウンドを生み出せる!プリセットなしで“本物の音作り”を追求できる、ベクター合成×FM方式を融合した新感覚無料シンセ|DTMプラグインセール
SN Zero Synthesizerは、「自分のために欲しかった音源を作った」という背景から生まれた、制作者の熱意が詰まったFMシンセです。
- ベクター方式のクロスフェードミキサー搭載
- 自由度の高いモジュレーション(EG3基・LFO・フィルターなど)
- プリセットは未収録だが、開発者提供の音色パックあり
- カスタム波形やシングルサイクル波形に対応
自由に音をデザインしたい人、FMシンセの奥深さを探りたい人にこそおすすめの一本。
ゼロから始める音作りの楽しさを、ぜひ体感してみてください。
